プーティンとは?カナダの絶品ポテトの作り方と日本で食べられる店も紹介

カナダの大人気ファーストフード、プーティンを知っていますか?カナダのファーストフードチェーンには大抵メニューとして置いてある定番メニューです。今回は、そんなプーティンの作り方と日本で食べられるお店を紹介します。その濃厚な味わいの虜になること間違いなしです。

プーティンとは?カナダの絶品ポテトの作り方と日本で食べられる店も紹介のイメージ

目次

  1. 1カナダの国民的ファーストフード、プーティンとは?
  2. 2プーティンはカナダのファーストフード店では定番メニュー
  3. 3気になるプーティンのカロリーは?
  4. 4絶品ファーストフード、プーティンの作り方
  5. 5アレンジプーティンの作り方
  6. 6日本でプーティンが食べられるファーストフード店
  7. 7プーティンは味も見た目もインパクト大のおすすめファーストフード

カナダの国民的ファーストフード、プーティンとは?

プーティンとは、細長くカットしたフライドポテトにチーズカードとグレービーソースをかけたカナダ料理です。1950年代にカナダ東部のケベック州で誕生したとされ、今ではカナダ全土で親しまれる国民的ファーストフードになっています。カナダの学生食堂でもメニューにあるくらい身近な食べ物です。ソースがたっぷりかかっているため、フォークで食べます。

グレービーソースとは?

グレービーソースとは、肉類を焼いたときに出る肉汁をワインなどでのばして作るコクのあるソースです。イギリスの食卓には欠かせない定番ソースですが、カナダ人もこのソースが大好きです。それもそのはず、カナダはイギリスの植民地であった歴史から、イギリスの文化が色濃く残っているのです。レシピによっては自分でも手軽に作れますし、粉末タイプのインスタントも売られています。

チーズカードとは?

チーズカードとは、牛乳のタンパク質を凝固させたものです。一般的に販売されているチーズの熟成前の段階にあたり、このときに凝固しなかった液体がホエー(乳清)になります。日本ではこの状態で売られることはありませんが、カナダを含む五大湖周辺では、そのままの状態でスーパーに並んでいたり、チーズカードを揚げたスナック菓子があったりと馴染みのある食品です。

プーティンはカナダのファーストフード店では定番メニュー

プーティンはカナダではとてもポピュラーな食べ物です。マクドナルドやバーガーキング、A&W、ケンタッキーなどの大手チェーン店をはじめ、カナダのファーストフード店では必ずと言っていいほどプーティンが販売されていますし、スーパーやデパートなどのフードコートでも定番メニューとして売られています。また、プーティン専門店もいくつかあります。

プーティンが食べられるカナダのファーストフード店①POUTINI'S

「POUTINI'S」はカナダの東側にある主要都市トロントにあるプーティンの専門店です。トロントに2店舗展開しています。シンプルなフライドポテトもありますが、メインとなるメニューは店名の通りプーティン。トッピングやソースが異なる様々なアレンジのプーティンを楽しむことができます。週末は深夜まで営業しており、お酒を飲んだ後の締めとしてプーティンを食べにくる現地の人で賑わいます。

プーティンが食べられるカナダのファーストフード店②Fritz

こちらは1店舗のみですが、バンクーバーでは屈指の人気を誇るプーティン専門店です。地元のカナダ人はもちろん、ワーキングホリデーで滞在している日本人にも多くのファンがいます。こちらはスモールサイズから特大のジャンボサイズまであるフライドポテトのサイズを選んで、豊富な種類の中からトッピングとソースを自由にカスタマイズすることができます。インパクトある見た目でインスタでも人気です。

プーティンが食べられるカナダのファーストフード店③Resto La Banquise

プーティン発祥の地とされるケベック州はモントリオールにある老舗のプーティン専門店です。プーティンが食べられるお店が数多くあるモントリオールにあって、雪の降りしきる中でも行列のできる超人気店です。プーティンの種類は30種類以上あり、溢れんばかりのグレービーソースがかかった容器からはみ出すほどのフライドポテトはまさに本場カナダのプーティンと言えるボリュームです。

気になるプーティンのカロリーは?

揚げ物であるフライドポテトに肉汁たっぷりの濃厚なグレービーソースとチーズが組み合わさっていますので、プーティンはリッチな味の通りカロリーも非常に高いです。例えば、カナダのバーガーキングのプーティンは、なんと1人前740キロカロリーもあります。もちろん作り方によっても変わりますので、気になる人は、ポテトの量やソース、トッピングの種類などを工夫して楽しんで下さい。

絶品ファーストフード、プーティンの作り方

プーティンの作り方①フライドポテトを作る

まずは、フライドポテトを用意します。じゃがいもは細長くカットするのが一般的ですが、くし切りなどお好みの切り方でもいいでしょう。切ったじゃがいもの水気をよく切り、160℃前後の油で3分~4分揚げます。揚げる前にじゃがいもを1時間ほど水にさらしたり、190℃ほどの油で二度揚げしたりすると、よりカリッとした仕上がりになるのでおすすめです。

プーティンの作り方②グレービーソースを作る

ハンバーグやローストビーフなどの場合は、肉を焼いた後の肉汁をのばして作るのが一般的ですが、今回のように肉料理ではない場合は、ブイヨンを使って作るのがおすすめです。こちらの動画のように、小麦粉とバターやオリーブオイルなどの油をペースト状にし、チキンやビーフなどお好みのスープストックを加えてとろみがつけば完成です。

プーティンの作り方③フライドポテトにグレービーソースとチーズをかける

本場カナダのプーティンに使われるチーズカードは日本では中々手に入りませんが、他のお好みのチーズを使っても美味しくできます。簡単でおすすめなのがピザ用チーズ。用意したフライドポテトにチーズをかけて、チーズがとろけるまでレンジで数分温めます。そこにグレービーソースをかければ完成です。

アレンジプーティンの作り方

プーティンは、材料やトッピングを変えてさまざまな味が楽しめます。ベーコンや豚肉、マッシュルームなどをトッピングしたり、チーズをチェダーチーズやモッツァレラチーズ、パルメザンチーズなどに変えてみたりと、そのアレンジは無限大です。フライドポテトは冷凍のものを使ったり、ソースも市販のものを使ったりすると更にお手軽にできるのでおすすめです。

フライドポテトをじゃがいもではなく、さつまいもで作ったプーティンも定番で人気があります。チーズとソースの塩気にさつまいもの程よい甘みがマッチしておすすめです。チーズとグレービーソースの濃厚な味わいが特徴のプーティンですが、サワークリームやマヨネーズを使ってさっぱりとした味に仕上げるのもアリです。

日本でプーティンが食べられるファーストフード店

日本でプーティンが食べられるファーストフード店①ロブソンフライズ

ロブソンフライズとは、下北沢に本店があるフライドポテトの専門店です。よみうりランド内にも店舗があります。看板メニューは本場カナダ仕込みのプーティン。トランスファットを含む材料を一切使用せず、注文を受けてから100%コメ油で一つ一つ丁寧に揚げるという徹底したこだわりで作っています。

提供しているプーティンは太めにカットした揚げたてフライドポテトにグレービーソースとチーズをかけたオーソドックスなスタイルです。カスタマイズの選択肢は多くはないですが、ローストビーフやポップコーンチキンなどインパクトあるトッピングを乗せたメニューがあります。

日本でプーティンが食べられるファーストフード店②ベッカーズ

ベッカーズとは、関東のJR駅の駅ナカではおなじみ、ジェイアール東日本フードビジネスが経営するファーストフードチェーン店です。低価格を打ち出している他の大手チェーンとは違い、クオリティを重視したサンドイッチやハンバーガーで根強いファンを持つお店です。こちらでもプーティンを楽しむことができます。

ベッカーズのプーティンはソースやチーズの量が控えめで、日本人向けに食べやすくアレンジされています。オーソドックスなグレービーソースをかけたメニューの他に、ボロネーゼソースや明太ソースなど一味違うプーティンを楽しむことができます。いつものフライドポテトに物足りなさを感じたら、是非試してみてください。

日本でプーティンが食べられるファーストフード店③A&W

A&Wとは、沖縄県民からは「エンダー」の名で親しまれる、アメリカはカリフォルニア州発祥のファーストフード店です。日本では沖縄にのみ店舗を展開しているため、観光客の人気スポットにもなっています。ハンバーガーやホットドッグなどのアメリカンフードを中心に提供しており、日本にいながら本場アメリカの雰囲気を味わうことができます。

プーティンはそんなA&Wの人気メニューの一つです。他店のフライドポテトとは一味違う、定番の「スーパーフライ」に濃厚なグレービーソースとチェダーチーズ・ゴーダチーズをダブルでトッピングしたまさにアメリカンなパンチのある味わいです。その名も「スーパープーティン」は、A&Wの名物ルートビアとの相性も抜群です。沖縄旅行に行った際は、アメリカンな雰囲気を味わいながら是非食べてみてください。

プーティンは味も見た目もインパクト大のおすすめファーストフード

プーティンは日本ではまだまだ知られていませんが、カナダを中心に北米ではとても人気のある定番ファーストフードです。最近は専門店もできているなど、日本でもプーティンを食べられるお店が増えてきています。フライドポテトにたっぷりのグレービーソースとチーズがかかった濃厚な味わいはお酒にもピッタリです。いろいろアレンジもできて、自宅でも簡単に作ることができますので、是非食べてみてください。

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