2018年11月21日公開
2024年08月18日更新
らぁ麺やまぐちの旨味が凝縮された一杯とは?西早稲田の大人気を調査!
ミシュラン掲載店のステッカーがラーメン屋に貼ってあったら、気になりませんか?高田馬場駅から早稲田通を歩いていくとある、「らぁ麺やまぐち」は、ミシュランの審査員も認めたラーメン屋さんです。高級食材を使った、セレブが食べるラーメン?と思うかもしれませんが、値段は他のラーメン屋さんとたいして変わらないです。元々、行列覚悟のお店でしたが、移転後は旨味が更にパワーアップしたそうです。あなたの五感で審査すると「らぁ麺やまぐち」は星いくつになりますか?
目次
らぁ麺やまぐちは行列必至の人気店!
「らぁ麺やまぐち」は2013年、早稲田通に当初オープンしています。駅から10分程で着くお店までの道のりは、歩けばすぐにりラーメン屋が見つかるくらいの激戦区です。そんな中でも、「らぁ麺やまぐち」では行列が出来ています。近隣の多くの店が提供している「こってり」したラーメンではなく、鶏から出る出汁を使った濃厚だけど「あっさり」したラーメンを提供しています。
店主がこのラーメンを出そうと思ったのは、カッコ悪い二番煎じは嫌で、真似ではなく、かっこいいラーメンを作り、それでお客様に喜んでほしい。という思いからだそうです。ラーメンのスープといえば、鶏がらや豚骨に、香味野菜や魚介系の出汁で作っていそうですが、「らぁ麺やまぐち」では鶏1本勝負だそうです。あっさりしすぎているので、出来たスープに追い鰹ならぬ追い手羽先をして、忘れられないラーメンにしているそうです。
らぁ麺やまぐちについて紹介
らぁ麺やまぐちはミシュランビブグルマンに掲載の人気店
ミシュランガイドは、観光用や外国人観光客用など、何種類か出ているガイドブックです。その中でもメジャーなのが、料理やホテルを星マークで評価しているものです。
出典: http://yykk26.me
紹介されているお店は高級店と言われるようなところが多いですが、その中でも、庶民が頑張らなくても行けるお店が「ビブグルマン」です。値段設定は5000円以下で、あとは、美味しく食べる事ができ審査員オススメの店というのが条件です。「らぁ麺やまぐち」は、そのビブグルマンに3年も連続で紹介されています。
食べログラーメン百名店にも連続入賞の実力店
ミシュランのビブグルマンに選ばれただけでも凄い事なのですが、「らぁ麺やまぐち」はそれだけではないのです。誰もが使ったことのあるグルメサイト「食べログ」の、ラーメン百名店にも選ばれています。
百名店はユーザーの評価を基に選出された100店舗です。ただ、単純平均で出された点数ではなく、ある程度の評価が集まらないと点数は大きく変化しないです。その「食べログ」で高得点を連続でとり続けられるという事は、行列があっても多くの人が食べに来て高得点の評価を付けている。という事になります。
らぁ麺やまぐちは2018年9月に移転してオープン
「らぁ麺やまぐち」の移転先は、移転前と同じく高田馬場です。しかも、元の店から見えるレベルの近い場所です。距離にして100メートルです。移転前の店は、木のカウンターテーブルに白い壁と、どちらかといえばナチュラルな感じの店でしたが、移転後の店は白と黒を基調にした、ラーメン屋には見えないモダンな感じの店になっています。店の場所や雰囲気が変わっていますが、行列は変わらず出来ているそうです。
らぁ麺やまぐちの場所と営業時間
3路線を利用して行く事が出来る立地に、「らぁ麺やまぐち」はあります。都電荒川線、東京メトロ副都心線、JR山手線になります。お店に近いのは都電荒川線の面影橋駅で、500メートルも歩かずに行く事が出来ます。次に近い駅は、東京メトロ副都心線の西早稲田駅で徒歩5分位になります。少し遠くなりますが、JR山手線の高田馬場駅からと都電荒川線の早稲田駅からは、徒歩10分位で行ける場所です。
営業時間は、火曜日から金曜日は2部制で、11時30分から15時までと、17時30分から21時までです。土日祝日は11時30分から21時まで営業しています。飲んだ後に1杯食べよう。と思っている人が気をつけなければいけないのは閉店時間だけではないです。売り切れてしまい、更に早めに店を閉める事がありますので、その点も考えて食べに行く事をオススメします。定休日は月曜日ですが、祝日の場合は営業し翌日がお休みになります。
系列店らぁ麺やまぐち辣式も大人気!
2号店としてオープンした「らぁ麺やまぐち辣式」も、ミシュランビブグルマンに選ばれた、行列の出来るお店です。ラーメン激戦区の高田馬場とは違い、オフィスと住宅街が混合する町、東陽町の駅からすぐの所にあります。オフィスが多いからか日曜日の営業時間は昼のみで、11時30から15時までとなっています。こちらのウリは、「麻婆まぜそば」で、中太麺に山椒のしびれと、唐辛子の辛さが絡み爽快感のある味だそうです。
らぁ麺やまぐちの人気メニュー鶏つけそばの味とは?
鶏つけそばの値段は?
最初に悩む問題は、「鶏そば」か「つけそば」かどちらにするかです。どちらが看板メニューでも「らぁ麺やまぐち」ではおかしくはないです。「鶏そば」は880円で「つけそば」は950円です。
「つけそば」の麺はヌルッとした昆布水に浸かった状態で出てきます。スープは見た感じでは濃いめの醤油味で、油も結構浮いていますが、麺に絡まった昆布水との相乗効果なのか、見た目とは違い醤油すぎず、鶏すぎず、アッサリしているそうです。
そのまま食べても美味しい麺はオリジナル
麺にも、「らぁ麺やまぐち」の店主のこだわりがギュッと詰まっています。こちらの麺は京都のベテラン製麺所「麺屋棣鄂」で作られています。店主のこだわりを細かく聞いてくれ再現してくれる、クオリティの高い麺を作ってくれるそうです。
お蕎麦のように、最初に麺だけで食べも美味しいと感じるそうで、麺も自己主張してくるけれど、スープの味を壊さない自己主張だそうです。モチッとしているけどすすり心地がよくなめらかで、スープとの馴染みがいいけどその分伸びやすく、とてもデリケートで、鶏と醤油のスープと昆布の風味にマッチする麺だそうです。
濃厚ではないがしっかりとした旨味を感じるスープ
見た目は醤油スープですが、食べると鶏が一気に攻めてくる味だそうです。会津地鶏や山水地鶏丸鶏、吉備鶏のガラなどの鶏100%で作ったスープに比内地鶏と吉備黄金鶏をブレンドした鶏油が効いていて、濃厚な鶏の味も香りも迫ってくるけれど、そこにいい具合に醤油がブレンドされていて、全てが引き立つスッキリした上品な味になっているそうです。
スープの基本となる鶏は鶏舎を何か所も回って決め、醤油も何百種類と味見をして決めたそうです。また、鶏の味をきちんと伝えられるよう、移転後の「らぁ麺やまぐち」には鶏専用のチルド庫が置かれています。
薬味のかんずりを加えて食べるのもおすすめ!
つけ麺は味変する事が出来るので、2度楽しむ事が出来ます。唐辛子を1度塩漬けし、取り出して洗って、再度、柚子や麹と塩で発酵させた調味料の「かんずり」で味変します。唐辛子なので辛いのですが、その中にも甘みがあります。麺に少し乗せて食べるか、スープに溶いて食べるか、量はどれくらいがいいのか。色々試して自分にちょうどいい味を見つけてみるのもいいと思います。
らぁ麺やまぐちのその他の人気メニューを紹介
らぁ麺やまぐちの「鶏そば」は洗練されたクリアなスープ
「らぁ麺やまぐち」の黄金のスープは、理系出身の店主が実験と分析を繰り返して生み出した、緻密なスープです。少しでも量が違うと全然違う味になるので、量をキッカリすりきり1杯測って作っているそうです。そんなスープを飲めるのが「鶏そば」です。値段は一番安い880円です。豚チャーシュー2枚に歯ごたえのあるメンマ、カイワレが乗っているシンプルなラーメンです。
「鶏そば」のスープは全部飲み干してもしつこくなく、麺もスルッと口に入ってくるので、みるみるうちにスープも麺も無くなってしまうそうです。スープも油も、麺もトッピングさえも、しっかりと主張しているのに喧嘩せず上手く組み合わさっています。
鶏尽くしの特製鶏そば
黄金の鶏スープに鶏油、その上に更に鶏チャーシューと鶏ワンタンが乗っている、鶏尽くしなラーメンが「特製鶏そば」です。値段は先ほど紹介した「鶏そば」とは真逆の、一番高い1200円です。ラーメンで1200円は高い感じがしますが、時間を費やして選んだ材料や手間を惜しまない調理方法、こだわりや思いを知ると高く思えない値段です。
鶏そばだけでなく豚丼もおいしい
ここまで鶏推しでも、丼ぶりは「ロースト豚丼」を提供しています。ただ豚でも妥協しないのが「らぁ麺やまぐち」です。移転後は国産の豚肩ロースに変更しています。麹に付け込んだ後にローストするので柔らかく仕上がり、ラーメンと同じくハイレベルな味です。脂身が多い肩ロースですが、コクがある濃厚な味が鶏のコクと合います。
らぁ麺やまぐちはトッピングにも妥協なし
「らぁ麺やまぐち」はトッピングにもこだわりがあります。トッピングとしてではなく、おつまみとして出して欲しい。という人がいるほど美味しいそうです。味玉は120円です。割ると中から濃いめに味付けされた黄身がトロっと出てきます。チャーシューは200円で、豚肩ロースが1枚と鶏が2枚になります。真空低温で長時間調理するという手間暇かかったものです。あと、鶏ワンタンも200円でトッピング出来ます。
らぁ麺やまぐちの人気のメニューの味を楽しんでみよう!
鶏の旨味も店主のこだわりも凝縮された「らぁ麺やまぐち」を紹介しました。高田馬場に開店後すぐに行列が出来る店になり、ミシュランにも掲載されましたが、店主が思い描いているラーメンにはまだたどり着いていないようです。
素材から見直すなど、移転後は更に美味しくなった。との口コミが多いようですが、現在進行形の状態で、この先も更に美味しいラーメンが食べられるかもしれません。もしかしたら、近い将来ミシュランの星が付くかもしれませんね。行列が出来ていない事を祈り、高田馬場に行った際には「らぁ麺やまぐち」にも足を運んでみて下さい。