2018年11月18日公開
2024年08月18日更新
一蘭の値段とメニューを一覧で紹介!値上げで一杯890円は高い?
一蘭と言う名前のラーメンを知っていますか?とんこつラーメンの中でも、一蘭は、こだわりの材料と、海外進出やそのクオリティの高さ、さらに通販でも納得のおいしさを誇る代表的なラーメン店です。日本のお客様以外にも根強いファンが多いうえに、値段はなんと今のご時世に逆行し、値上がりしました。ラーメン一杯890円は高い値段と考えますか?賛否両論ありそうですが、メニュー一覧もシンプルに、とんこつラーメンと、いくつかのサイドメニューのみと、こだわりにこだわりぬいたラーメンの魅力を探ってみたいと思います。
目次
一蘭のメニューの値段を詳しく知りたい!
2017年6月、一蘭は材料の値段や人件費の高騰を理由に一杯790円だったラーメンを890円に値上げする事にしました。特に2017年からは飲食店の値上げは珍しくもないのですが、替え玉をいれると1000円を超えてしまうというラーメンの概念を根底から覆す値段設定です。一体どんなメニューなのでしょうか?
福岡→名古屋移動します。
— 西平正子 (@nissy0222) December 19, 2019
〆に一蘭🍜
本場で食べると更に美味しい気がする。#一蘭 pic.twitter.com/FVEoLZjenC
ICHIRAN5選(ラーメン・卵・チャーシュー・きくらげ・のりがセット)1490円、ラーメン890円、抹茶杏仁豆腐390円、替玉(1玉)190円、替玉(半玉)130円、追加チャーシュー250円、追加ねぎ120円、ごはん250円という内容になっています。王道のセットでも1500円もします。
一蘭について知ろう!
一蘭とは?
いったい一蘭とは、どうしてこう高くても人気があるのでしょうか。発祥は博多ラーメンの本場、福岡市。ここで創業者の吉冨学(よしとみまなぶ)さんは、アルバイトでラーメン店で働きます。学生時代、お父様が癌を患っていたため、学業もそこそこに働く事を決意し、親方にラーメンの作り方を教わりながら、ゆくゆくはご自身でラーメンを作れるようになっていきました。
1993年9月に一蘭の第一号店がでるやいなや、1年に1店舗以上のペースで拡大していきます。現在は日本全国に78店舗、2017年の年商は220憶円ですから、いかに普通のラーメン店でないかがわかります。メニューはこだわりのとんこつラーメンと、そのとんこつラーメンに沿ったサイドメニューのみです。
一蘭は日本だけでなく海外にも店舗あり!
一蘭のラーメンは海外にも進出しています。NYに2店舗、香港に2店舗、台湾に2店舗あります。それ以外にもこのロゴをみかけたとの情報があるようですが、非常に類似品が出回っているようで、正規店かどうかは一蘭の自社サイトで確かめてみることをお勧めします。
海外進出で一蘭らしいのは、ラーメン店を香港、台湾、そしてNYに出しているところです。日本でも強気の高級志向で博多ラーメンを高級食品として紹介しており、なんとNYでは一蘭のラーメンは一杯1890円(18ドル)するそうです。
NYのトッピング一覧です。おすすめセットが39.88ドルということは、約4000円です。NYでも高いと評判のようですが、自家製麺工場をもちNYには店舗を増やすと公言しているようで、実際にはNYの物価高もあるためそこまで影響はなさそうです。
抹茶プリンはNYにしかないメニューです。9.9ドルですので約1100円です。実際のNY市民には根強い一蘭ファンも存在し、又海外在住日本人にとってラーメンを食べれるという事はお金には代えられない贅沢です。高級すし店にでもはいったと思えば同じぐらい、またはそれ以上でしょう。
近くの店舗は公式サイトで確認できる
最寄りの一蘭の店舗はどこか、わからない人は同じく自社のウェブサイトで確認できます。店舗一覧は地域別になっていますので、全店舗制もいいですね。あの店舗の独特の間仕切りと、券売機、替え玉システムを体験するために店舗へ出向くのも一つの楽しみです。
さらに、メニュー一覧にない地域限定品もあるようです。近くにない場合は。11月から数量限定の冬ギフトセットも通販で販売しています。メニューは地域限定メニューで店舗一覧ではみかけないものが手に入ります。通販サイト以外にも一部店舗でも購入できるとのことですので、お歳暮として送ると喜ばれるかもしれません。
一蘭のメニューと値段を一覧で紹介
一蘭のメニュー一覧をみてみましょう。ここで笑った方は一蘭へ行ってつぶやいてみてください。本社総本店といくつかの店舗にしかない限定メニューもあります。ラーメンはとんこつラーメン1種類のみです。メニューをみても一番最初に何を頼んだらいいかわからないという人は、ぜひセットメニューを選ぶことをおすすめします。
メニュー一覧をみるとわかりますが、こだわっているとはいえ値段が高いのが気になります。デートで食べようと思ったらランチとは言え軽く3000円は超えるかもしれません。世の中激安店も存在する中、時代とは逆らった値段設定だという人もいます。
一覧にある「オスカランの酸味」とは一蘭独自の黒酢ベースのお酢の事で、オスカランは植物の名前で果実が酸味を出すのだそうです。メニュー一覧には数年前からでているようで、きくらげやにんにくと同様、味の変化を楽しめる譲れないサイドメニューです。
高い、高いといわれつつ売れているのは、数字が物語っています。一蘭の自社サイトを見ると東京へ進出し始めた2011年を境に年商はうなぎのぼり、ついに2017年には220憶を売上げました。
値段の上昇の理由はどうやら原材料の高騰のようです。関西、関東の店舗は外国人の方も多く訪れているようで、英語の表記などにも気を使っています。海外でラーメンを食べるとなると、日本の有名店のものなら日本円で1800円ほどします。それを考えると外国人の方は安いと感じるかもしれません。
日本国内の飲食店は2017、2018年と徐々に値上がりしているようです。一蘭のラーメンのレビューも高いけどおいしい、とのコメントが多く寄せられています。こだわり抜いたからこそこの値段一覧でもお客様が多くくるのでしょう。
博多ラーメン専門店なのでとんこつのみ!
一蘭のメニューは、とんこつラーメン一種類のみで、しょうゆラーメンや味噌ラーメンがありません。これは博多ラーメン専門店というこだわりで、サイドメニューやトッピングでお客様の好みの食べ方を選んでもらうようにしています。
たとえば、麺の固さ、こってり度、にんにくの量、チャーシューの有無、秘伝の赤いたれの量など、メニュー一覧の中から事細かに選ぶ事ができます。ラーメン店でここまで細かくお客様の要望に応えられるお店はなかなかありません。それだけ徹底した商品開発としっかりとした社員教育がなされています。
食品会社が手掛ける九州のラーメン店「はかたや」のサイトですが、実際ラーメンといえばこのような値段設定が普通だと考える人が多いはずです。又、博多ラーメンをうりにしている店舗でもからあげやしょうゆラーメン、魚介とんこつなどいろいろなバリエーションがあるのが一般的です。
一蘭にはそういった別の味メニューがありません。ここも高いといわれながら、最も研究を重ねた会社が得た結果です。温度管理から製麺、スープや秘伝のたれはもちろんどの店舗でも同じおいしさが食べられる徹底ぶりはお客様を増やすのです。
一蘭のラーメンと替え玉の値段
一蘭のラーメン1杯の値段は890円、替え玉は190円です。半玉は130円ですので、少しの量でも190円の替え玉を選ぶと値段以上に食べる事ができます。替え玉とは博多ラーメンの文化で麺の固さを変えることで、再び違ったおいしさを味わえるといわれています。一蘭の替え玉は、声をださなくても注文できるシステムです。
券売機からも、トッピング一覧からも選ぶ事ができ、最初のラーメンを半分ぐらいを食べた頃にこの替え玉のプレートを暖簾の下にあるプレートにのせるだけで2分ほどで麺がきます。替え玉の値段もほかの替え玉と比べる倍ぐらい高いです。
替え玉って、お寿司やさんのお替りもそうですが、みんなが見ている前で店員さんに頼みづらい時ってありませんか?一蘭は、そんなお客様のためにと一人一人個室を設けるかのように仕切りをつくって替え玉を誰が頼んだかわからないようになってます。
これも時代だと思いますが、働く女性が増え、外食する機会が増え、安くておいしいラーメンを食べたいけど一人は恥ずかしい、と思う女性が増えたからこそ、このスタイルは受け入れられるのだと思います。また、このシステムは外国人にとても人気です。
トッピングの種類と値段
トッピング一覧の表です。席についたら記入します。お好みでトッピングを自由に変えられるのも博多ラーメンならではです。トッピング一覧には、選ぶ際のポイントを、丁寧に注文票に記載しています。また、迷う方には、基本という選択肢もありますので、困りません。
トッピングですが、一つ一つは高いと思わないので不思議です。セットで頼むと卵・チャーシュー・きくらげ・のりがついてきますが、1490円と聞くと高いと思ってしまいます。ですが同じ内容を注文してもあまり値段は変わらないです。
トッピングは、セットメニューにすると全部のせになります。にんにくやネギは追加もできますのでお好きな方は増量しましょう。オスカランの酸味は初心者より、いつも食べている味に変化を楽しみたい時にいいかもしれません。
ゆで卵はラーメンにはいってきません。(食べた方が乗せたと思われます)一蘭は温度管理をかなり徹底しており、ネギ、麺、器にいたるまで、いかに適温でお客様にお届けできるかを研究しており、ゆで卵は別の小鉢にはいってきます。いかにおいしくとんこつラーメンを食べられるか、それだけを追求しているのです。
サイドメニューとドリンクの種類と値段
サイドメニューは、店舗限定のものと、全店舗共通のものがあるようです。一蘭はいろいろなブランドをもっていてそのブランドにあったメニュー一覧になっています。大阪道頓堀の「一蘭屋台館」はビルの1階から5階まですべて一蘭というもはやエンタメです。
メニュー一覧も、通常の一蘭の店舗にないサイドメニューがあるので、一度足を運ぶといいです。釜だれとんこつ焼き豚皿はまさに九州地方でしか食べられない「釜だれとんこつラーメン」で作られる焼き豚をつまみにした肉好きにはたまらない一品です。
サイドメニュー一覧の中にある半熟塩ゆでたまご130円です。このおしぼりが一枚さりげなくついているのがうれしいですね。サイドメニューはこのゆでたまごとごはん、そして煮こみ焼豚皿と抹茶杏仁豆腐のみです。一覧の中には地域限定品もあるので来店前に要確認です。
ラーメン以外にあまり主力になるものがありません。ごはん、生ビール、ゆで卵ぐらいで、ほかのラーメン店のようにセットメニューなどもありません。あくまで主役はラーメン、ドリンクも生ビールが580円であるだけです。お水はセルフサービスで飲めます。
煮こみ焼豚皿(にこみやきぶたざら)490円です。これは2017年より48店舗で発売されていました。すき屋の定食と比べると高いかもしれません。ほかにも替玉(1玉)190円、替玉(半玉)130円、追加チャーシュー250円、追加ねぎ120円、ごはん250円、小ごはん200円などがあります。
煮込み焼き豚皿も含め、とんこつラーメンを世界一研究する会社として誇りとプライドを感じます。高い値段設定なのもうなずけます。ここまで食べ方や細部にまでこだわったラーメン店はあまりありません。
一蘭のメニューは高いのかを解説
一蘭のラーメンは値上がりして890円になりました。この値段は高いのでしょうか?ほかの有名ラーメン店の値段と比べてみましょう。天下一品並みこってり648円、博多一双ラーメン650円、一風堂白丸元味ラーメン750円、長浜ナンバーワン長浜ラーメン650円となっています。
これは、こだわりにこだわりぬいた素材への投資と、お一人様専用のラーメン特別席を設けるなど、お客様の環境にこだわった結果、値段に反映されているのかもしれません。普通のラーメン店の値段と比べると高いのですが、そこまで出しても食べたいラーメンでもあるのです。
確かに一蘭のラーメンの値段は、値段だけをみると高いと感じます。ラーメンとはもともと庶民の食べ物というイメージも強いですし、何より気軽に食べられる、お酒のシメに食べる代名詞ですが、一蘭はそんな今までの概念を覆しています。
吉冨社長の講演は、一件のラーメン店を年商220憶円にまで育てた経営術とその裏側に込められた人情味あふれる教育論でもあります。値段が高いと一言で片づけるのは簡単ですが、そうした決断をなぜできたのか、一蘭のラーメン美学を知るとますます食べたくなります。
値上げで一杯890円に!
一蘭は、もともと790円とそれでも他のラーメンより100円以上高い「高級ラーメン」に位置付けられていましたが、人件費や材料費の高騰を理由に100円値上げし890円になりました。巷では高いとの意見もありますが、1年続いた事で、定着したと思われます。
その一方で安い値段のまま提供し続けている店舗もあるため、高いというイメージ戦略ともとれますし、特に一蘭はNYマンハッタンに店舗をだすなど「庶民の食べ物=ラーメン」のイメージを覆しています。NYの値段は49ドルですから、高いのは日本だけではないようです。
博多でも東京でも値段は統一されているようですが、替え玉が210円(税込)に驚く消費者もいます。たしかにラーメンという概念からはもう離れていますね。
一蘭の麺のこだわりは、独自で配合した小麦粉と麺のための湧き水といわれる軟水を使ったもので、湯切りの回数に至るまですべて決められています。もちろん気候、湿度、室温によってゆで上げる時間も変わるのですが、徹底した温度管理によって味を統一しています。
専用職員が研究を重ねたこだわりのラーメン
赤い秘伝のたれ、というものが一蘭のラーメンにはあります。これはラーメンの中心に少量はいっているものですが、これがあるとないのとでは大違いです。とんこつスープがベースのラーメンはいろいろありますが、この赤い秘伝のたれはなんと4人のみレシピをしっているというのです。
又、すべてのラーメンの材料は福岡県西部にある糸島半島の自社工場(東京ドーム2個分)と、関東工場の2か所で作られており、国内、国外に発送されているとのことです。この味の品質管理が徹底しているからこそ一蘭のラーメンはどの店舗でも同じ味を提供できるのです。
一蘭の出汁厳重な体勢で作られる門外不出の味
関東工場で製造された麺や出汁は週に一度、「一蘭の森」と呼ばれる糸島工場で品質チェックされたものが各店舗へ運ばれるという徹底ぶりです。また麺、出汁、スープ、たれなど、部門毎に専門職の職員が存在し、製造場所は職員でも行き来を禁じており、すべてを知る事ができません。
また店舗では、そのように管理された材料をいかに衛星的に、時間をかけず、お客様に負担なく食べていただけるかを徹底しています。19年間一度も食中毒などの衛生面での事故がないのもこうした努力の結果です。
こだわりの製法によりコラーゲンがたっぷり含まれる
コラーゲンとは、主に動物の骨や肉からとれる繊維状のたんぱく質です。軟骨や骨髄を何時間も煮込んだとんこつスープには、たっぷりのコラーゲンが含まれているのです。骨や血液を作り出す働きももっているため人間にはかかせない栄養素です。
とんこつラーメンは骨髄や、骨のエキスがたっぷり含まれています。カップラーメンとは異なり一蘭レベルの有名店では100%豚の骨からスープを作っているので、最後のスープ一滴まで飲んでも体に悪い何てことはなさそうです。又、丼ぶりの底にちょっとした工夫がされているためスープも飲み干したくなります。
こだわりのラーメンは890円でも納得の味!
麺、スープ、たれ、どれをとっても徹底した品質管理とこだわりが消費者にも伝わってくるのか、なぜかまた食べたくなる、そんな常習性が一蘭にはあります。メニューも決して豊富ではないのですが、一蘭のメニュー一つ一つがすべてラーメンを引き立たせるものばかりです。
当初は、ネットでも「890円は高いのではないか」という声もありましたが、1年経過して値段を変えない状況を考えると納得の値段だという事がわかります。メニュー一覧には地域限定のサイドメニューもありますので、一蘭ファンにとってはそれを目指してお店にいくのもいいですね。
一蘭のラーメンの口コミを紹介
では、実際に一蘭のレビューをtwitterやSNS上でみてみることにします。レビューはネット上では賛否両論のようですが、実際に食べている方を見ている限りでは好みでトッピングを変えたり、芸能人の方が食べているサイドメニューやトッピングを真似してみたり、芸能人からも人気が高いようです。
出汁ととんこつスープの割合を変えられるのですが、豚骨くさいのが苦手な方は出汁多めにするといいそうです。又秘伝の赤いタレは辛味なので、辛いのが苦手な方は1/2にすると風味がましておいしく食べられます。
特に都内の評判は他の県に比べても、非常に好印象なレビューが多かったです。東京の土地柄として、「高級志向」「こだわり」「女性が好む店舗設計」などが好まれている理由です。
釜だれとんこつラーメンは地域限定メニューの一つで、とんこつを作った際にうまみエキスをたっぷり吸ったとんこつのゆで汁をたれに加えた濃厚な一品です。お重の’ような高級感溢れる器が、食欲をそそります。
一蘭のラーメンは値段は高いがこだわりの味は最高に美味しい!
広島で見つけてしまいました‼️
— 天山 広吉 (@TENZAN323) December 7, 2019
また一蘭に来ちゃいました😁
軽く一杯だけ食べよっと~~🍜🍥 #一蘭#この後はどうしよう? pic.twitter.com/s9slAmhBAc
読んでいる途中で思わず一蘭の店舗は近くにないか、探している方もいるかもしれません。濃厚なんですがさっぱりとして思わず最後のスープまで飲み干してしまう、女性が一人でも食べにいけるラーメン店です。値段は高いですが、この値段で買える幸せはお値段以上です。