2018年11月13日公開
2024年08月18日更新
アクアパッツァのレシピで人気の7選!簡単・定番など紹介!
みなさんはアクアパッツァは好きですか?アクアパッツァは魚料理の中でも定番でおしゃれで豪華に見えるので人気のレシピでもあります。今回は簡単につくれるアクアパッツァのレシピから、少し本格的なアクアパッツァのレシピにいたるまで7つのレシピを紹介していきます。見た目にも豪華なアクアパッツァのレシピはおもてなしレシピとしてもおすすめですので、定番人気のアクアパッツァのレシピを覚えて役立ててください。
目次
アクアパッツァの作り方が知りたい!
アクアパッツァは魚レシピでも定番の人気レシピでもあります。今回はアクアパッツァの美味しいレシピを7つ紹介していきます。基本的なアクアパッツァのレシピから、少し本格的なアクアパッツァのレシピまで紹介していきますので参考にしてみてください。
アクアパッツァの基本の作り方を押さえよう
アクアパッツァの材料は何?
アクアパッツァにはこれ、という食材が決まっていません。基本的には水・トマト・魚介をメインとした料理になります。本格的なアクアパッツァを作ろうと思ったら日本では手に入れることのできないハーブや調味料が必要になる場合もありますが、基本的には必要なレシピはすべて日本で手に入れることができます。切り身を使えば簡単になりますが、皮や骨の多いもので作ったほうが美味しいです。
まるごと1匹を使ったアクアパッツァのほうがさらに旨味があるため美味しくなります。まるごと1匹、皮や骨がついている切り身の順番に美味しく仕上がることを覚えておきましょう。反対に皮や骨がないものだと充分な旨味がでてこないので、その他の魚介などで補う必要があります。基本的なアクアパッツァの材料を挙げてみますが、お好きな食材で楽しめるのもアクアパッツァの魅力です。
- 好きな種類の白身魚1尾
- あさり1パック
- ニンニク2片~3片
- プチトマト適量
- オリーブオイル大さじ5~6
- バジル適量
アクアパッツァの下準備をしよう
アクアパッツァの下ごしらえは、魚のウロコや内蔵を取り除きます。もしスーパーで買う場合にはお店の方にさばいてもらうといいです。下処理後にも魚のヒレやウロコがあるときにはしっかりと取り除いて、お腹の中の薄い膜を取りキッチンペーパーでふきます。生臭さを軽減するために大切なことになりますのでしっかりとおこないましょう。
アサリは塩抜きをし、殻をこすり合わせるように洗いましょう。アクアパッツァの味付けは濃い味ではないため魚自体の生臭さやクセを隠すことが得意ではありません。アクアパッツァを作るときには魚の生臭さの処理が大切になります。美味しいスープのアクアパッツァが完成しても魚の生臭で台無しにならないために、下ごしらえは丁寧にしましょう。
アクアパッツァの基本の作り方
- 魚のウロコと内臓を取り除き、塩コショウで下味を付けます。
- ニンニクは半分にカットし包丁で潰します。その後フライパンにオリーブオイルをしき、炒めてニンニクの香りを出しましょう。
- ニンニクの香りがしてきたら魚の頭を右にしてフライパンに乗せましょう。
- 魚の表面に焼き色を付け、焼き色が付いたらひっくり返してもう片面も焼いていきます。
- 魚の身が半分浸るくらいの水を入れて沸騰させ、お玉を使いスープを魚にかけながらゆっくりと火を通していきます。
- オイルと水が混ざると金色になるので、プチトマトを入れます。プチトマトの皮にシワがみえてきたらアサリを入れてフタをして弱火5分程度蒸していきましょう。
- 入れたアサリの口が開いたらバジルを入れ、塩こしょうで味を整えたら完成です。
魚を何度もひっくり返すと身がボロボロになって仕上がりがきれいではなくなりますので、ひっくり返すのは1回にしましょう。
アクアパッツァの人気な定番レシピが知りたい
白身魚をアルミホイルで簡単アクアパッツァ
アルミホイルに具材を包んでオーブンで作るという簡単なレシピでアクアパッツァを楽しむことができる、簡単お手軽レシピです。紹介する材料は2人分です。
- 白身魚の切り身2切れ
- アサリ10個
- ミニトマト6個~
- ニンニク2片
- アスパラガス2本
- スナップエンドウ2本
- スライスレモン2枚
- Aオリーブオイル
- A白ワイン
- 塩コショウ少し
- アルミホイルは2枚重ねにします。白身魚は食べやすいサイズにカットして塩コショウをふりましょう。スナップエンドウはスジをとっておきます。アサリは塩抜きをして、ニンニクはスライス、ミニトマトは半分にカットします。
- すべての材料をのせていき、Aの調味料をかけたらアルミホイルで包みます。アルミホイルの真ん中の上部は少しだけ隙間をあけておきましょう。
- 200℃に予熱したオーブンで焼いていきましょう。
- 途中でアルミホイルの上の部分をあけてから20分くらい焼いていきます。
- 白身魚に火が通っていれば完成です。お好みでレモンやパセリなど飾り付けをおこなってください。
鯛の切り身で簡単アクアパッツァ
魚の切り身を使うと簡単にアクアパッツァが作れます。魚の切り身はしっかりと洗ってぬめりをとります。しっかりとキッチンペーパーで水気をとり、全体に塩をふります。余分な水分が出てきて切り身の表面に水滴がでますので拭き取って生臭さが残らないようにしましょう。アクアパッツァのスープに入れる前には切り身はムラがないように焼くことが大切です。
しっかりと焼けていない切り身を入れて煮込んでしまったら、魚の生臭さがアクアパッツァに溶け出しますので、生焼けで入れないことが美味しく作るために重要です。
魚の切り身には皮がついているものを使いましょう。さらに骨が残っているとダシが多く取れるのでそちらを選ぶと美味しく作れます。皮がない魚だと味がアクアパッツァのスープに出てこないため本来の魚の美味しさが存分に味わえません。切り身を使う場合には、魚1匹をまるごと使うよりも取れるダシが少なくなり、味が薄くなることも覚えておいてください。
薄くなるダシの分は、アサリやイカ・タコ・エビなどの魚介を入れて補います。アサリなどの貝は濃厚な美味しさを味わうことができるのでおすすめです。アサリだけでなく、イカやタコをいれるとさらにアクアパッツァが美味しくなります。切り身を使う場合には、魚介類を入れて魚介のダシを多く取れるように工夫しましょう。
- 真鯛の切り身2切れ
- プチトマト7個
- アサリ200g
- ニンニク1片
- 白ワイン大さじ2
- イタリアンパセリ適量
- 塩コショウ適量
- オリーブオイル大さじ1
- 切り身には塩をふり5分ほど置きます。水分がでてきたら丁寧にキッチンペーパーでふきます。
- ニンニクはみじん切りにし、プチトマトは半分にカットします。
- オリーブオイルをフライパンにひいて、魚の皮の面をを下にして中火で焼きます。
- 焼き目がついたらひっくり返してもう片方の面を焼いていきましょう。
- 火を弱火にしてニンニクをいれ、プチトマト・アサリ、白ワインを入れ水100㏄を加えます。
- フライパンの水分がふつふつとしてきたらフタをして弱火で5分ほど蒸します。
- 塩こしょうで味をととのえて、飾り付けにイタリアンパセリを散らして完成です。
アクアパッツァの本格的なレシピにもチャレンジしてみたい
ムール貝を使った本格地中海アクアパッツァ
人気定番のアクアパッツァ、ムール貝を使って本格的な地中海アクアパッツァに挑戦してみるのもいいかもしれません。必要な材料は多いですが、作り方は簡単です。一つ一つ丁寧におこなっていきましょう。アンチョビフィレや貝類が塩気を含んでいるので、味を整えるために塩を入れる必要はありません。定番のアクアパッツァの本格的なレシピです。
- 白身魚(カサゴ、真鯛、スズキなど)
- あさり20個
- ムール貝8個
- ニンニク1片
- ドライトマトかミニトマト12個
- アンチョビフィレ2枚
- ケーパー大さじ2
- ブラックオリーブ12個
- 白ワイン200CC
- 水400CC
- エクストラヴァージンオイル50ml
- タイム1枝
- イタリアンパセリ適量
- 塩コショウ少し
- 魚はうろこやエラ、内蔵、血合いを覗いておきます。その後、塩とコショウで下味をつけておきます。
- 貝類は殻をこすり合わせて洗い、ニンニクは芯を除いてみじん切りにしましょう。イタリアンパセリも粗くみじん切りにしてください。
- 大きめのフライパンにオリーブオイルをいれてから中火にし、魚の頭は右側になるようにして表面に焼き色をつけます。
- 焼き色がついたらひっくり返してもう片面も焼き色をつけていきます。フライパンあいている端でアンチョビフィレを潰しつつニンニクを炒めましょう。
- オリーブ・トマト・ケーパーをいれ、アサリとムール貝を加えたら強火にします。
- 白ワインを振り入れてアルコールをとばし、貝類の口があくのを待ちましょう。
- タイムをいれてからアルコールの匂いがなくなったなと思ったら水をいれます。
- 15分程度煮込んでいき、スープの味がしっかりとして、魚に火が通ったらお皿に盛り付けてエクストラヴァージンオイルとイタリアンパセリを飾って完成です。
煮込んでいる間には、魚が焦げ付かないように時々フライパンを動かしたりしましょう。そしてアサリやムール貝からでた旨味を吸収させるようにお玉を使って魚に回しかけをおこなってください。
リーズナブルなたらの切り身で本格アクアパッツァ
リーズナブルなタラの切り身を使ったレシピだと手軽に簡単に作ることができるので嬉しいです。レシピの材料も簡単に手に入るものですので、作るのも楽でしょう。定番人気のアクアパッツァをリーズナブルに作ってみましょう。今回紹介するレシピの材料は2人分です。
- タラの切り身2切れ
- アサリ150g程度
- ミニトマト4個~
- ニンニク1片
- オリーブオイル大さじ1
- 塩コショウ少し
- 粗挽き黒こしょう適量
- 飾りつけ用ドライパセリ適量
- A白ワイン(なければ料理酒でも可)4分の1カップ程度
- A水 4分の1カップ程度
- アサリは塩抜きをおこなってから殻をこすり合わせて洗います。魚には塩コショウで軽く下味をつけます。
- トマトは半分にカットし、ニンニクはみじん切りにしましょう。
- オリーブオイルをフライパンに入れて弱火、香りがしてきたら切り身を皮の面を下にしていれます。
- 焼き色がついたらひっくり返しましょう。
- トマト・アサリ・Aの材料を入れたらフタをして5分程度煮ていきます。
- 味を確認し塩コショウが必要なら足しましょう。問題なければお皿に盛り付けパセリとコショウをふりかけて完成です。
アクアパッツァのアレンジレシピでまだまだ楽しめる!
あさりの代わりにアンチョビを使ったアクアパッツァ
アサリの塩抜きが面倒、アサリは好きではないという方でも定番のアクアパッツァは作ることができます。アサリの代わりにアンチョビを使うことで美味しい人気のアクアパッツァは可能です。アサリがなくても定番のアクアパッツァのレシピを美味しく作ってみましょう。レシピの材料と作り方です。
- 白身魚 半身3切れ
- ミニトマト1パック
- ニンニク2片
- ブロッコリー2分の1株
- アンチョビ2切れ
- オリーブオイル大さじ1
- 白身魚には塩をして30分程度おきます。その間にニンニクは半分にカットして潰しましょう。ミニトマトも半分んにカットです。ブロッコリーは小さく分けてレンジで火を通します。
- フライパンにオリーブオイル・ニンニク・アンチョビを入れて潰しつつ炒めます。火加減は弱火です。
- 香りがしてきたなと思ったら、魚を皮の面を下にして焼き色をつけていきます。火加減は弱めの中火でおこないましょう。
- 焼き色がついたらひっくり返し反対の面を焼きます。ミニトマトとブロッコリーも一緒に入れてお酒と一緒にフタをして蒸していきます。
- 魚に火が通ったらオリーブオイルを回しかけて完成です。
アサリが嫌いな方や使いたくない方でも楽しめるアクアパッツァのレシピです。アンチョビははねやすいので作るときには注意してください。アンチョビに塩気がありますが、それでも足りないと感じる場合には仕上げでお塩を少し足しましょう。アサリがなくても簡単に定番のアクアパッツァのレシピが完成です。
みんな大好きサケでも!サケのアクアパッツァ
サケはあまり嫌いな方はいないでしょう。簡単に豪華な仕上がりになりますので、パーティなどおもてなしのレシピとしてもおすすめなレシピです。
- サケの切り身2切れ
- アサリ100g
- ミニトマト4個~
- ブロッコリー4分の1株
- ニンニク1片
- 白ワイン大さじ2
- 水大さじ2
- オリーブオイル大さじ1
- 塩少し
- 粗挽き黒こしょう少し
- パセリ少し
- サケは塩を振って5分程度おいて水分を拭き取ります。臭みを抜くため丁寧に行いましょう。アサリは殻をこすり合わせて洗います。
- ブロッコリーは小分けにしてミニトマトはヘタをとって洗います。ニンニクは粗くみじん切りにしましょう。
- フライパンは弱火でオリーブオイルとニンニクをいれます。香りがでてきたらサケを入れて両面に焼き色をつけていきましょう。
- アサリ・ミニトマト・ブロッコリー・水・白ワインをいれてフタをして煮立たせます。アサリの口が開いたらアクをとりつつ5分程度また煮込んでいきます。
- 仕上げに塩と粗挽き黒こしょうで味をととのえたら完成です。
- お皿に持ちつけてみじん切りにしたパセリを飾り付けましょう。
簡単で美味しい定番アクアパッツァを自慢の一品に!
今回はアクアパッツァの基本レシピから少し本格的なレシピまで紹介していきました。アクアパッツァには決まった材料はありませんので、お好きな具材でオリジナルのアクアパッツァ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?