【せんべろ】ができる東京の居酒屋は？人気の立ち飲み・角打ちも紹介！

せんべろは東京都内でも十分に楽しむことができます。東京都内で楽しめるせんべろ店の中でも、せんべろ初心者や女性でも気軽に入れて楽しむことができるお店を中心に紹介します。

せんべろという言葉を初めて聞くという人のために、せんべろの言葉の意味を説明します。せんべろとは「千円でべろべろに酔うまでお酒が飲めて楽しめる店」のことを指す造語です。言葉の発祥は中島らもさん著で2003年10月に文藝春秋社から出版された「せんべろ探偵が行く」という本です。

内容としては、大阪を中心として千円札一枚あればべろべろになるまでお酒が飲める店を著者自身の体験として紹介している、というもので、せんべろの店をこよなく愛する中年男性たちの座談会の様子なども就労されている、というものになります。

千円でべろべろになるまで飲める店なので、当然のことながら安い店、ということになり、高級なイメージのお店ではなく、立ち飲みや角打ちといった安く飲めてつまみも安い店が中心となっています。

せんべろのお店といえば、イメージ的には大阪の新地に多いように感じますが、なんと、意外なことに東京にもせんべろができるお店がたくさんあるのです。それも、東京駅周辺や女性でも気軽に入れるような立ち飲み屋、おしゃれなビストロ風なせんべろ店など、今やせんべろ店は多種多様になっているのです。

東京都内でせんべろできるのは立ち飲み屋角打ちばかりではなく、なんと居酒屋でもせんべろできるお店がありますので、座ってゆっくり話をしながらせんべろができます。せんべろでありながらゆっくりとできる東京駅周辺や都内の居酒屋を紹介します。

東京でせんべろのエリアとして名前が挙がるのは上野のアメ横です。アメ横は山手線の上野駅から御徒町駅にかけての商店街の名前です。正式にはアメヤ横丁といい、第二次世界大戦後の物がない時代に、この界隈で飴屋のお店が多かったこととアメリカ進駐軍の横流し品や放出品を扱う店が多かったことによりその名前が付いたのです。

上野のアメ横でせんべろの代名詞として有名なのが大統領です。せんべろといえば大統領というくらいの老舗のお店です。もつ焼き1串90円、日本酒1杯240円と格安の値段です。現在は高架下の本店がJRの耐震工事のために長期休業をしており、近くに支店として営業をしています。

店内はL字型のカウンター席で大衆居酒屋といった雰囲気です。奥にはテーブル席や二階席もあり、店頭にはオープンテラス席もあり、130席もあるお店ですが、人気店の為、すぐにいっぱいになってしまうほどです。アクセスはJR山手線上野駅正面出口、東京メトロ上野駅4番出口から徒歩5分です。

東京駅八重洲口から徒歩3分の場所にあるのが居酒屋ひょっとこです。この店の名物はふわふわな食感が人気のひょっとこ焼きです。たこ焼きと明石焼きの中間くらいのふわふわな食感でここで仕方寝ることができない一品です。自分で焼く体験コースもあり、人気急上昇中です。

東京駅周辺といえば高いビルが立ち並ぶオフィス街です。スーツをパリッと着こなすできるビジネスマンやキャリアウーマンが颯爽と歩いているイメージですが、東京駅近くで働くサラリーマンに人気のせんべろのお店もたくさんあります。

その名も「呑うてんき」というお店です。東京駅八重洲口から歩いて5分ほどのところにあります。裏通りにあるため、知る人ぞ知る、という雰囲気漂う東京の隠れ家的お店です。

店内はカウンター席、テーブル席があります。立ち飲みのため、椅子がスペースを取らないので、40名くらいは入れそうな広さです。

飲み物は日本酒350円が最安値でそこまで安いとはいいがたいかもしれませんが、このお店の名物となっているつまみが激安なので、東京のせんべろ店として有名になっています。

名物となったつまみはハムカツです。ハムカツ2切れにキャベツ付きで150円です。この量でこの値段ならつまみとしては最高です。TV番組のタモリ倶楽部で紹介されたことにより有名になりました。日本酒2杯にハムカツで850円です。1000円でおつりがくるといううれしいお店です。東京駅から310mの場所です。

東京駅から徒歩5分のところにある〇金は飲み放題30分313円という東京の中でも激安なせんべろ店です。70種類もあるドリンクが飲み放題になります。焼き鳥も1串63円からとまさに東京でのせんべろ店として利用したくなるお店です。予約ができるので、行く前に予約することをおすすめします。

東京駅の次の駅、有楽町駅のガード下には昔ながらの角打ちの店、食安商店があります。おしゃれな雰囲気とは程遠い昔ながらの角打ちのお店です。東京のビジネス街のど真ん中にあるとは思えない少し寂れた雰囲気漂う一角でお酒を飲む人、タバコを吸う人などでにぎわっています。

店先にずらりと並ぶ自販機で飲み物を購入し、店先や店内で立ち飲みをするというスタイルです。まさに、昔ながらの角打ちスタイルなので、女性には近寄りがたいかもしれませんが、ビジネスマンやサラリーマンの男性の方々には一人でボーっと飲みたいときにおすすめしたいお店です。

東京駅から歩いて4分のところに英国スタイルのパブ風のせんべろ店があります。イギリススタイルなので、せんべろとはとても思えない雰囲気です。東京ではなくイギリスにいるかのような雰囲気を味わえます。シングルモルトウィスキーが1杯390円と格安なのに、17時から19時のハッピーアワーに行けばカクテルが30％から50％引きとさらに激安になります。パーティなどにも利用できるので、忘年会等にも活用できそうです。

東京駅八重洲口から徒歩5分というアクセスの良さが自慢の焼き鳥屋鶏吉は80種類もある串メニューは90円からと格安の焼き鳥屋さんです。飲み物はお酒や焼酎以外にワインもあります。

鶏吉は串の安さも人気の秘密ですが、一品料理で霧島鶏チキン南蛮が最も人気のメニューです。タルタルソースは具材が大きめで霧島鶏のジューシーさとよく合うと人気なのです。

東京でせんべろのお店が多い街として外せないのが、東京都北区赤羽です。東京でのせんべろ初心者でも入りやすく、本当に安く飲んで食べることができるお店が数多く存在しています。その中でも特にお勧めのお店を紹介します。

赤羽にある数多くの飲み屋さん、とくに東京のせんべろのお店の中では一押しのお店です。酎ハイは200円から、つまみも100円代からというお得さが人気のお店です。 お店の場所はJR京浜東北線赤羽駅東口から徒歩1分くらいのところです。

東京で飲み屋さんが多い池袋にもせんべろのお店は存在します。池袋のランドマークといってもいいくらいの老舗「ふくろ」です。メディアに紹介されることも多いため、時には座れないくらいいっぱいになることも多いとほどです。

人気の秘密はやはり料金の安さにあります。通常でも安いうえに、毎月8日は料理が全品半額になるという大盤振る舞いです。刺し盛り7点で850円と通常でもかなりお得なのに、半額の日には425円になるのですから安さ抜群です

池袋駅をはさんで、東西にわかれてお店があります。本店と支店、となっており、どちらもメニューやシステムに変わりはありません。

赤い提灯が目印の三吉やは、東京メトロ銀座線・半蔵門線の三越前駅から徒歩1分というアクセスの良さで満席になることもしばしばです。シシャモ180円、トリスハイボールが180円で飲めるというせんべろ店です。定休日が土日なので、仕事帰りにちょっと1杯という感じで利用する人が多いお店です。

カウンターにずらりと並んだ料理を自分でチョイスしてつまめるタイプの東京のせんべろ店、立ち飲み倶楽部樽小屋です。カウンターに並んだ料理を自分で選んで取っていくので、目で見てどんな料理か確かめられるのも魅力的なせんべろ店です。どの料理も量がたっぷりが嬉しいところです。営業時間が17時からなので昼飲みができないのがちょっと残念なところです。

お店の前に入り口をはさむようにして並ぶ二つの樽が目印です。場所は東京メトロ銀座線か半蔵門線の三越前駅から歩いて１分くらいのところです。

東京でせんべろできる店といえば、中年のおじさんが多いイメージが強いので、女性は敬遠しがちだったり、入りにくいイメージですが、東京にも女性向けのせんべろのお店もあります。女性向けのせんべろができる居酒屋、女性でも一人で気軽の入れる立ち飲み処などをピックアップしました。

新橋の飲み屋街の中でも比較的隣の人との距離感が取れているということで、東京でせんべろ初心者や女性も入りやすいのが炭火串焼き青樹です。こてこてのもつ焼き屋さんの雰囲気の店内にはJAZZが流れているというアンバランスが人気のひとつです。もつ焼き1串100円、飲み物も300円前後というお手軽さです。場所はJR新橋駅烏森口徒歩3分です。

本当にここでせんべろができるの？と疑いたくなるようなおしゃれな雰囲気のお店Bistro Ryu'sです。ビストロ風のお店の外観なので、東京でせんべろ初心者や女性だけのグループでも入りやすいお店です。

ワインが600円から、料理も300円からとおしゃれな雰囲気の割にリーズナブルなお値段が魅力的です。店内はカウンター席と半個室型の席、ロフト席とあり、おしゃれな雰囲気を味わえます。せんべろといえばもつ焼き中心という固定概念を覆すビストロなのでデートにも使えます。

特盛！前菜盛り合わせは1,200円ですが、複数人数でシェアすれば一人あたりはほんのわずかになります。おつまみをシェアしあえるのもせんべろ居酒屋の楽しみ方のひとつです。場所は有楽町駅から169mで東京国際フォーラム横のJRガード下にあります。東京駅からも近いのに、こんなおしゃれなお店がガード下にあるなんて信じられない感じがします。行ってみる価値ありです。
 

大塚にある立ち飲みコーナーおおつか閉店の後にオープンしたゆる酒場は東京で立ち飲みながら女性も入りやすいと評判のお店です。おつまみは100円から、ドリンクは200円からと値段の安さが嬉しいところです。

女性でも入りやすい理由の一つは店内を白く塗り替え、小ざっぱりとした雰囲気になったからです。カウンターだけではありますが、入りやすいお店の雰囲気が女性に人気の理由です。

メニューもピザトースト200円、ハムエッグ200円と女性でも、抵抗なく頼みやすいものがそろっています。お店の場所はJR大塚駅北口から歩いて３分くらいのところです。

東京でのせんべろ店で立ち飲みといえば中年の男性のたまり場、というイメージを覆すおしゃれな立ち飲みダイニングバーです。外観もおしゃれなので、女性でも入りやすいです。サラリーマンの聖地新橋にありながら、おしゃれな雰囲気でリーズナブルにイタリアンが楽しめます。

ハイボール290円とお財布にも優しく、女性も入りやすいせんべろ店として二重丸なお店です。ランチタイムもあり、料金も800円とかなりお安いお値段が魅力的です。場所は新橋駅から徒歩5分です。

女性が一人でふらっと立ち寄りやすいお店として人気な立飲処くらを紹介します。おしゃれなところよりも一人で落ち着きたいときにお勧めなお店です。

マグロの刺身300円で楽しめます。マグロが自慢でマグロあご焼き、マグロの皮焼きも楽しめます。おつまみは高くても350円と大変リーズナブルです。飲み物は生ビール300円、チューハイ200円とこれまたお安いです。

店内は木目調の落ち着いた雰囲気なので、大人の女性にはぴったりの雰囲気で女性が一人で立ち寄っても違和感がありません。JR中央・総武線亀戸駅から歩いて3分のところです。

立ち飲み晩杯屋銀座店は、女性でも入りやすいせんべろの店です。一階は立ち飲みになっていますが、2階は座敷で座って飲めるので、ゆっくり話しながら飲みたい人にはおすすめのお店です。

料理は最安値が130円、高くても350円という驚きの安さで胃袋をわしづかみにされます。ドリンクも200円から300円台がほとんどを占めています。JR山手線新橋駅出入口3から徒歩3分のところです。

せんべろ店は夜営業だけとは限りません。昼飲みができるせんべろ店もあります。朝から営業していた李、お昼時のランチタイムがあったりと、様々な営業時間帯があるので、お休みの日や仕事が早く終わった時の強い味方となってくれることでしょう。

ラーメンがメインでありながら、飲むだけでもOKなところが嬉しい居酒屋です。餃子190円、サワーが280円と東京のせんべろ店の中でもとにかく安く飲めるところです。24時間営業なので昼のみ、朝飲み、深夜のみと各種時間帯が楽しめます。

壁に貼られた段ボールに書かれたメニューには飲み物のメニューがずらりと並びます。サワーだけではなく、ハイボールやワインといったものもあります。

つまみのメニューも餃子190円から始まり、200円から400円台が中心となっていて、かなりリーズナブルな料金です。西武新宿駅が最寄り駅となっています。定休日がないため、日曜日も営業しているところがさらに嬉しいお店です。

つまみが100円から、ドリンク200円からというコスパが素晴らしい立ち飲みのお店番外地です。厚焼き卵100円、白菜の漬物100円というちょっとしたおつまみから海鮮丼300円、おまかせラーメン200円、チャーハン200円としっかりご飯を食べたい人にもお腹に貯まるメニューがそろっています。

ドリンクも生ビールでさえ200円という驚きの安さです。東京都内でこのせんべろの値段、本当に驚きます。都営新宿線大島駅徒歩3分という駅チカもうれしいお店です。営業時間も昼12時からなので昼飲みにももってこいです。

朝10時から営業していてランチが400円からというコスパ最高のお店立ち飲みカドクラです。上野にあって、昼飲みができるお店で名物はハムカツです。JR山手線上野駅出入口5bから徒歩2分です。

普通でも生ビールセットが餃子と生ビールで500円とせんべろ店なのに、昼飲みならず朝飲みだと8時から10時の時間限定で生ビールが210円という驚きの安さです。朝から飲みたい人にとってはもってこいのお店です。さらに、期限付きではありますが、レシートには次回使える割引クーポンが付いているので、レシートも捨てずにとっておくことをおすすめします。京成上野駅からすぐです。
 

東京でせんべろエリアで有名な赤羽で昼飲みができる立ち飲み喜多屋です。料理のほとんどが100円台という安さに土日は朝7時から営業しているというから昼飲みだけでなく朝飲みもできるうれしいお店です。

味がよくしみ込んだカレイの煮つけ150円、焼き鳥もぼんじり120円と驚きの安さです。例えば、レモンハイ、カレイの煮つけ、ぼんじり×2、マグロの刺身をオーダーしても、合計770円なので、220円のレモンハイがもう一杯飲めてしまうという安さには驚きです。

学生が多くては入れない時もあるくらい大盛況の立呑処やまとやです。肉豆腐が名物となっており、その美味しさは折り紙付きです。15時から営業しているので待ち合わせに利用する人も多いようです。

支払いはザルに千円札を入れるキャッシュオンでの形式です。仲間とワイワイ楽しみながら飲むお酒はまた格別です。「立呑処やまとや」は都営浅草線三田駅A4出口から徒歩1分です。

せんべろ店では珍しく、羊の肉がいただけるお店です。ハイボール199円、羊串99円からと珍しいつまみを安く頂くことができます。平日は15時からの営業、土日祝日は13時から営業しているので昼飲みにもってこいです。最寄り駅は蒲田駅になります。

ラムチョップ、骨付きロース50ｇで280円とかなりお得なお値段が嬉しいせんべろ店です。羊の肉というと敬遠してしまう人もいるかもしれませんが、物は試しで、行ってみる価値は十分にあります。

鶯谷にあるささのやはせんべろ店のなかのせんべろ店といっていいくらいに串メニューが安い店です。1串70円、日本酒220円という安さです。営業時間も10時半からなので昼飲みには最適です。JR山手線鶯谷駅南口からが近いです

フグひれ酒が310円で飲めて、さらに昼飲みもできるのがえびすや食堂です。あんこう唐揚げ300円といったメニューもあるので、昼飲みで高級感を味わいたい人にはお勧めです。京成押上線京成立石駅南口から歩いてすぐです。

日本橋駅近くの立ち飲み1・2・3はお刺身1点300円だが、2点頼むと500円、3点頼むと600円とまとめて頼めば安くなるという、うれしいお店です。季節により旬な魚が安く食べることができると評判のお店です。

お弁当と書かれているのでお弁当屋さんと間違えそうですが、立ち飲みできるせんべろ店です。土日祝日が定休日となっています。お店の場所は三越前駅から歩いてすぐです。

せんべろのお店は東京都内にもたくさんあります。上野、浅草、赤羽などが主なところと思っている人も多いかもしれませんが、東京駅や銀座にもせんべろの店が結構たくさんあります。女性でも気軽に入れるところやおしゃれなせんべろ店、昼飲みできる店も増えているので、せんべろ店の梯子酒もなかなか楽しめます。今までせんべろ店に行ったことがない初心者でも入りやすいお店があるので一度挑戦してみませんか？