2018年10月31日公開
2024年08月15日更新
赤羽のせんべろおすすめ旨い店9選!女性にも人気の居酒屋紹介!
赤羽は東京の北端、川を渡れば埼玉県です。この赤羽は近年1000円あればべろべろに酔っ払える「せんべろ」の聖地として注目を浴びています。赤羽は元々、リーズナブルな飲み屋が駅周辺の場所にはかなりありました。それらのお店は立ち飲みだったり、カウンター席のみだったりしますが、庶民的な雰囲気がたまりません。それらの店は昼飲みもできるようです。また、安いだけでなく美味しいと評判で、ハマってしまうお客さんが続出しています。そんな赤羽のせんべろできるおすすめの店を9選にして紹介します。
赤羽はせんべろのおすすめの場所!
赤羽は東京23区の玄関のような場所
赤羽は東京都北区にあり、埼玉県川口市と荒川を挟んで隣り合っています。赤羽にはJR赤羽駅と東京メトロ赤羽岩淵駅があり、比較的交通の便が良く、北区の交通・商業の中心地であると言われています。埼玉県から東京への通勤のために赤羽を通過する人が大多数で、赤羽の街には埼玉在住の人が多いと言われています。赤羽へせんべろしに来るお客さんも、埼玉の人が多いのかもしれません。
赤羽駅周辺はせんべろの聖地!
赤羽は下町ムード漂う商店街があったり、アーケード街があったりと庶民的な住宅街として住みやすい場所ですが、駅前には飲み屋さんがたくさんあり、中には昼飲みできるお店もあります。それらは大概格安で、人情味があり、美味しい店がいっぱいです。庶民的な砕けた雰囲気が人と人を仲良くさせるようで、知らない人とも打ち解けて世間話しながら飲めそうです。
そんな赤羽は1000円でべろべろに酔える「せんべろの聖地」と言われています。ディープなお店からおしゃれでデートにも使えそうな店まで、いろいろなタイプのお店があります。中には昼飲みや朝から飲みもできるようです。いろいろな店に行きたい人には昼飲みから開始できて嬉しいです。今回はそんな赤羽にある、せんべろできるおすすめの旨い店9選をご紹介します。
赤羽のせんべろ居酒屋のおすすめ紹介!
立ち飲みでさくさく!「立飲みいこい」
まずは赤羽のせんべろと言えばここというお店の「いこい」です。せんべろのはしりとも言われている赤羽の名店です。ディープな赤羽を体感したいなら、ぜひ行っておきたいお店です。土日は朝から行列ができるほど人気店なので、できれば平日の早めの時間に行くのをおすすめします。店内は、中央にコの字のカウンターがあり、その中には大きな鍋があったり、ビアサーバーがあったりして、注文したものがどんどん出て来ます。
脇にはテーブル席が並んでいます。一人の場合はカウンター、グループの場合はテーブルといった感じですが、いずれも立ち飲み方式です。店内は一人客が圧倒的に多いです。立ち飲み方式のため、サクッと飲んで帰る人ばかりなので、混んでいたとしても回転が早いです。そして、こちらの大きな特徴はおつまみ類がすごく安くておいしいということです。ほとんどがなんと100円代です。そのおかげでせんべろが可能です。
お酒は、焼酎ハイボール190円、生ビール中が360円、日本酒が200円といった感じです。例えば生ビール2杯ともつ煮込み、ハムカツを注文して990円とせんべろできます。「いこい」の場所は赤羽駅東口徒歩3分の所で、営業時間は月曜〜土曜は11:00~22:00、日曜は11:00~23:00で、昼飲みも可能です。休みは基本的になく、年中無休で営業しています。
新鮮なお肉がおすすめ!「やきとん あさちゃん赤羽本店」
こちらは赤羽1番街のメインの通りにある焼きとんのお店です。ここも赤羽でせんべろできると評判です。店内はカウンター席とテーブル席があり、着席して飲み食いできるので、グループで行くのに向いています。雰囲気は昭和レトロな大衆居酒屋という感じです。高品質・低価格をモットーにしており、店で出すお肉は、芝浦市場から毎日直送された新鮮なものを使っています。こちらの1番人気のメニューは「もつ煮」372円です。
出典: https://aumo.jp
こちらの看板メニューの「焼きとん」は1本77円〜134円です。おすすめは「純レバ」467円は甘辛いタレが鶏レバーに絡んで美味しいです。〆にはご飯ものもあります。一押しは「タレかけたまごめし」305円です。お酒は生ビール中ジョッキーが449円、ホッピー(セット)が381円です。「ありがトンハイボール」362円は、お店のイチオシです。これは甘い「下町の味」入りの焼酎をやかんでなみなみと注いでくれるハイボールです。
味はそれほど甘くなくさっぱりしています。こちらのお店はお通し代として200円かかりますので、注意してください。例えば生ビール中とありがトンハイボール、焼きとんのチレとテッポウを注文してそれにお通しで1241円、せんべろからは少し足が出てしまいました。「やきとん あさちゃん赤羽本店」の場所はJR赤羽から徒歩1分、地下鉄赤羽岩淵駅から徒歩6分の所で、営業時間は12:00~23:30、年中無休で営業しています。
自分で焼く浜焼きを肴にお酒がすすむ!「赤羽 トロ函」
赤羽のせんべろといえばはずせないお店がここ、「赤羽 トロ函」です。こちらは赤羽1番街に入ってすぐの場所にあり、新鮮な海鮮の浜焼きが味わえます。赤羽でせんべろはしごしたい方には1軒目のお店としておすすめします。店内は市場にある食堂のようで、テーブルはトロ箱、椅子はビールケースになっています。外では海鮮類を焼いていていい香りも漂っています。この雰囲気が楽しそうでワクワクします。
「トロ函」では浜焼きを注文するとテーブルに七輪がやって来て、自分で焼くようになっています。人気のおすすめメニューは活貝浜焼き盛り合わせ1186円です。これには、ホタテ、サザエ、ハマグリが1つづつセットになっています。この他にもイカの浜焼き430円、ししゃも2尾322円、トロマグロの炙り754円など魅力的なものがいっぱいです。浜焼き以外にもお刺身やカキフライなどの揚げ物もあります。
お酒はエビスの生ビールが514円、熱燗(2合)616円、ホッピーセット410円です。例えば生ビールとカニ味噌の甲羅焼き、マグロのブツを頼んで1482円とせんべろからはかなり出てしまいましたが、この料理のクオリティーであれば大満足できます。せんべろにこだわらずに通いたいお店です。場所はJR赤羽駅東口から徒歩2分ほどの所にあります。営業時間は平日17:00~23:00、土日祝14:30~23:00で年中無休で営業しています。
がっつりお肉が食べられるお店「ちょうちん屋」
こちらは赤羽でボリュームのあるお肉が食べられ、せんべろできる飲み屋さんです。赤羽1番街を少し横にそれたシルクロード商店街にあるお店です。店内はこじんまりしていますが、テーブル席で着席して飲み食いすることができます。大衆居酒屋といった雰囲気で、提灯やトリスのポスターが昭和レトロな雰囲気を醸し出しています。こちらの特徴は美味しいお肉とお酒が味わえるということです。
おすすめは「スジ焼」410円で、牛すじが甘めの味噌で煮込まれ、とてもビールに合う味です。焼き豚、焼き鳥も美味しいと評判で、「本日の盛り合わせ」950円は3種の肉がセットになっていてお得です。この他にも「肉屋特製ハンバーグ」626円もおすすめです。ポテサラ410円、豚キムチ炒め518円も惹かれます。ふんわり卵クッパ626円は〆におすすめです。お酒は、生ビール中ジョッキーが436円、ホッピーセット380円などです。
日本酒も品数豊富で、獺祭780円もあります。その他、サワー、梅酒、カクテル、ワイン、ウイスキーなどがあります。例えば生ビールと豚トロ、骨つきフランク、梅きゅうを食べると1476円になり、せんべろからは出てしまいました。こちらはがっつりお肉が食べられるメニューなので、せんべろではしごではなく、1店で満足できそうです。場所は赤羽駅東口から徒歩2分で、営業時間は17:00~翌1:00で、年中無休で営業しています。
沖縄食材がたくさん「りっかさい 沖縄赤羽店」
「りっかさい 沖縄 赤羽店」は、赤羽1番街のすぐ近くのシルクロード商店街のちょうど真ん中あたりにあるお店です。こちらは赤羽で沖縄料理のお店です。店内はおしゃれなカフェ風でこぢんまりしていますが、2階建になっています。テーブル席やカウンター席、半個室席もあり、いろんなシーンに使えそうです。かなり居心地がいいので、しっぽりとせんべろしたいときにもぴったりです。デートにもおすすめです。
お料理はチャンプルが数種類、もずくや紅芋の天ぷら各700円、海ぶどうのサラダ750円など沖縄食材を使ったものがいっぱいです。中でもおすすめは沖縄煮込み王様ラフティ900円で、じっくり煮込まれていてとっても柔らかく絶品です。〆にはタコライス850円や沖縄そば750円もあります。デザートにはおなじみ、ブルーシールアイスクリーム500円もあり沖縄らしさ満載です。お酒は泡盛がたくさんあります
これらはきれいな琉球ガラスのグラスで出て来ます。生ビールは600円、サワー450円〜です。例えば生ビールとタコの唐揚げ、ジーマーミ豆腐を頼んで1650円とせんべろからは大きく足が出てしまいましたが、ここもはしごせず、ゆったり沖縄の雰囲気を楽しめばいいのではないでしょうか。場所はJR赤羽駅から徒歩5分ほどの所で、営業時間は月~土は17:00~翌2:00、日は15:00~24:00です。不定休日があるようです。
赤羽のせんべろ居酒屋で昼飲みできる店をピックアップ!
有名な昼飲み屋!「立ち飲み喜多屋」
赤羽駅降りてすぐの場所にある、朝からやっているおすすめのせんべろできるお店が「喜多屋」です。こちらは赤羽の超有名店で、平日は9時から、土日は7時からやっているので、昼飲みというより朝飲みすることができます。店内は中央に調理場があり、その周りを囲むようにカウンターがあって、そこで注文するようになっています。壁側にもカウンターがあって、注文した人は飲み物と料理を持って壁に向かって飲み食いしています。
1階は全て立ち飲み、2階にはテーブル席があり着席できます。イメージはテーブルと椅子がない庶民的な食堂という感じです。メニューはお惣菜類が豊富でかなり安いです。八宝菜150円、白身魚のフライタルタルソース150円、里芋煮180円などです。炭火串焼は全て120円です。この他かなりメニューは豊富で、食堂にあるようなものはだいたいあります。お酒は生ビール中ジョッキーが380円、ハイボールはなんと190円です。
例えばホッピーと日本酒、カレイの煮付け、スパサラ、コロッケを頼んで980円とせんべろすることができました。さすが赤羽の有名店です。場所はJR赤羽駅徒歩1分の所にあります。営業時間は平日9:00~23:00、土曜日7:00~23:00、日曜日7:00~22:00で、年中無休で営業しています。
おでんの立ち飲みせんべろといったらここ「丸健水産」
赤羽シルクロード商店街にあるせんべろできるおでんの立ち飲み屋「丸健水産」です。昭和33年の創業で、赤羽のおでんの立ち飲み屋といったらもうここしかないという有名店です。ここも昼飲みできますが、自家製のおでん種も売っているので、昼間はよく主婦たちが夕食用に買いに来るようです。アーケード街にあるお店で、カウンターでおでんとお酒を注文し、それを店横のテーブル席で食べるといった感じです。
カウンターの中には大きなおでん鍋でたくさんの具がコトコト煮られており、そのいい香りが漂い、素通りできないです。おでん種には、だしがたっぷり染みて、新鮮な魚を原料にした練り物を始めどれも絶品です。おすすめはおまかせのおでん4~5種にドリンクが付いた「おでんセット」800円です。この日は卵、大根、生姜天、ちくわぶ、昆布が入っていました。飲み物はカップ酒、ビール、チューハイ各300円から選べます。
ここの名物のはんぺん120円は注文してから調理になるので、席に運んで来てくれるようです。ほとんどの人が注文しているカップ酒におでんだしを入れるだし割50円はお酒を50ml残し、そこに注いでもらいます。例えば、おでんセットにはんぺん、だし割で970円、せんべろすることができました。場所はJR赤羽駅から徒歩3分の所で、営業時間は平日10:30~21:00、土日祝10:30~20:30で第1、第3水曜日が定休です。
大阪のローカルフードがいっぱい!「串かつ でんがな」
串カツの聖地といえば大阪通天閣周辺ですが、こちらは大阪の本場の味が赤羽で食べられます。こちらのお店の看板メニューは外はサクサク、中はふわふわの衣をまとった串カツととろとろに煮込んだ大阪名物のどて焼きです。ここも昼飲みすることができます。店内は昭和レトロな大衆居酒屋といった雰囲気で、テーブル席とカウンター席があるので、1人で行っても、グループで行っても少し腰を落ち着けて飲み食いしても良さそうです。
こちらで注文したいメニューは何と言ってもまずは串カツですが、1本90円〜191円です。おすすめは平日12時~19時まで限定の「おつかれさまセット」780円には串カツ5本セットに生ビールが付くセットです。串カツは基本的な具材の牛肉、チキン、ウインナー、なす、たまねぎの5種になります。これは二度付け禁止のソースと一緒に運ばれて来ます。それに、どて焼き1本144円は甘めで濃い味噌が美味しいです。
〆にもおすすめの肉吸いうどん553円も大阪のローカルフードになります。お酒は生ビール中ジョッキーが429円、ホッピーセット381円、ハイボール、サワー類は343円です。例えばおつかれさまセットにどて焼きを頼むと924円とせんべろすることができました。「串かつ でんがな」の場所はJR赤羽駅東口から徒歩2分の所で、営業時間は平日12:00〜23:30、土日祝12:00〜23:30で、年中無休で営業しています。
幅広い食べ物メニューが安い!「まるよし」
赤羽のせんべろといえば「まるよし」と名前が出てくる大人気のお店です。14時開店ですので昼飲みすることもできます。人気店なので、毎日夕方にはほぼ満席になります。お店は大衆酒場ののれんの横には赤提灯がぶら下がり、中に入ると小ぎれいな食堂風で、中央に大きな長いカウンターがあり、そこから注文したものが出て来ます。そのカウンターに椅子が並び、壁際には4人座れるテーブル席がいくつかあります。
食べ物のメニューは居酒屋的なものばかりですが、幅広い内容で、焼き鳥や揚げ物、お漬物、塩辛、お刺身、チーズなどがあります。値段は100円〜200円代がほとんどです。こちらの人気メニューは「煮込み」350円と「キャベ玉」350円です。「煮込み」はもつが味噌味の出汁で煮込まれており、コクがあります。「キャベ玉」とはキャベツの炒めた物に卵でとじてあるものです。シンプルな味でほとんどの人が頼むメニューです。
お酒は生ビール中ジョッキーは550円、ホッピーは540円、その他ワイン、酎ハイ、サワー、カクテル、マッコリまであります。例えばビールとキャベ玉、メンチカツを頼むと1110円になり、せんべろから少し足が出る程度に収まります。場所はJR赤羽駅東口から徒歩1分ほどの所で、営業時間は14:00~22:00で定休日は日曜日です。
赤羽のせんべろ横丁をマップ付きで紹介!
せんべろ横丁の名で親しまれる赤羽一番街
赤羽一番街はJR赤羽駅東口から北へ約400mのメインストリートを中心に広がる商店街です。東口に出るとロータリーが広がっていますが、そこから一番街の看板が見えます。中に入ると狭い通りに店がぎっしり集まっています。ここには約100の店舗があります。一軒一軒の間合いが狭い店が多く、ディープな飲み屋さんも多いです。せんべろの有名店も何店舗もこの一番街にあります。
中には昼飲みしているところもちらほらあります。赤羽でせんべろするなら外せない場所と言えます。
気になった居酒屋にふらっと立ち寄れるスポット
赤羽一番街のメインストリートの脇道を入ったところにはOK横丁があります。ここはさらに細い道の商店街で、バラエティ豊かな小さなお店が並んでいます。赤提灯の居酒屋から、焼き鳥屋、ホルモン焼きにお洒落なイタリア風のバルまでいろいろな飲み屋さんが並んでいます。せんべろや昼飲みできるところもあるので、ぷらぷら歩きながら、その時の気分で立ち寄って見ましょう。
はしご酒デートにもおすすめ
一番街シルクロードも赤羽一番街の脇道を入ったところにある商店街です。ここはアーケードのある商店街です。OK横丁より少し広い通りなので、軒先に椅子が出している飲み屋さんが多いです。せんべろではしご酒をするならまずは赤羽一番街から入り、どんどん進んで行きましょう。有名店をまわりつつ、気になったお店に入る方法をおすすめします。たくさんのお店に行くなら、やはり昼飲みからスタートしましょう。
一人で行くのもいいですが、はしご酒デートもおすすめです。2人なので、比較的入りやすいですし、狭いお店が多いと相手との距離も近くなるので、きっと心の距離も近くなると期待できます。
赤羽でせんべろを楽しもう!
今回は赤羽でせんべろできる旨い店を9つ紹介しました。赤羽は戦後闇市だったところが商店街に生まれ変わった場所なので、現在もその面影が残っています。奥に行けば行くほどディープな飲み屋街になっています。また、赤羽は大きな繁華街というわけではないけれど、中小工場が多く、その人たちの住むエリアだったことから、下町風で庶民的な居酒屋が多い街になりました。
工場は夜勤もあるので、その仕事明けの人が飲めるようにと昼飲みできるお店も多いです。近年、赤羽はせんべろの聖地と呼ばれるようになりましたが、1000円あればべろべろになれるということですが、今回調べたところ、食べ物の多い店が多いように感じました。そのため、確かに1000円で収まる店が多数ありましたが、お酒はさほど安くないため、1.2杯が限界で、せんべろと言ってもべろべろにまではなれないです。
また、せんべろではしご酒となると、店を変えることになるので、1000円×店舗分なので、数千円にはなってしまいます。とは言うものの、赤羽の飲み屋は確かに安いです。せんべろにこだわらずぜひ行ってみてください。たくさんのお店をまわるなら、思い切って昼飲みからスタートしてみてください。小さくて庶民的で大衆的なお店が多いので、都会で忘れられている人情に触れられるかもしれません。