タピオカドリンクを味わえる東京のお店11選！話題の専門店も！

タピオカドリンクは1980年に台湾で生まれた飲み物です。大粒のタピオカパールが冷たいドリンクに入ったもので、太いストリーで飲みます。もちもちとした食感で、女性に大人気。ここでは、タピオカドリンクをまだ飲んだことがない人でも飲みたくなるようなタピオカドリンクの魅了と、東京の人気店を紹介しましょう。

タピオカドリンクは1980年代に台湾で誕生しました。最初にタピオカミルクティーを作ったのは「春水堂」と言われています。日本で最初にタピオカドリンクが流行したのは1992年のことです。今また台湾の人気チェーン店が次々と日本に進出し、再ブームとなっています。

タピオカドリンクが台湾で誕生した当初は、甘いミルクティーに大粒のタピオカパールを入れるのが一般的でした。今では、緑茶、紅茶、ミルク、ハーブティーなどいろいろな飲み物に加えられていて、さまざまなバリエーションが生れています。

タピオカは、キャッサバという芋から作るでんぶんです。それを球状にまるめたものをタピオカパールと呼び、ゆでたものはもちもちとした食感となります。低カロリーのイメージがありますが、芋から作られているため意外とカロリーがあります。ゆでたタピオカパールは、100gあたり62キロカロリーあります。ドリンクには糖分が含まれているので、一般的にタピオカミルクティー1杯分のカロリーは116キロカロリーにもなります。

タピオカはほとんどが糖質でできています。高カロリー・高糖質なので、タピオカはダイエット中の人には気になる食べ物です。しかし、繊維質が多く含まれていて腹持ちもいいため、食べるタイミングを考えればダイエットにも効果的な面があります。タピオカはたくさん噛んで食べるので、少ない量で満腹感を得ることができるので、工夫をすればダイエットにもおすすめの食べ物となります。

タピオカドリンクは今やスーパーやコンビニでも手軽に買えるようになりました。本格的なタピオカドリンクがたくさん販売されているので、ぜひいろいろ試してみてください。中には甘さ控えめのものがあり、男性にもおすすめです。

ここからはタピオカドリンクが人気の東京のおすすめ店を紹介しましょう。暑い夏はもちろんのこと、1年を通じてタピオカドリンクを楽しめます。いろいろなお店でタピオカドリンクを楽しんでください。

台湾のタピオカドリンクの先駆け「春水堂」。日本に進出したのは2013年で、現在東京にはお台場のヴィーナスフォート、ルミネエスト新宿、代官山、六本木、飯田橋サクラテラス、表参道に店舗を構えています。こちらのタピオカドリンクはできたての新鮮なものしか使わないというこだわりがあります。

春水堂のタピオカミルクティーは濃厚な紅茶の味が特徴です。茶葉も鉄観音、抹茶、ジャスミンな種類が多く、ミルクの他に豆乳を使ったり、チャイやラテなどバラエティに富んだタピオカドリンクが楽しめます。タピオカドリンクは500円前後で、その他に麺類などの食事メニューも豊富です。ランチタイムは混み合うので、時間をずらして来店するのがおすすめです。

「MING TEA」は東京・表参道の青山学院大学に近いところにある台湾茶葉の専門店です。本格台湾茶葉を使ったドリンクが楽しめるお店として、ヘルシー志向の人にもおすすめです。落ち着いた店内は、一人でも気軽に利用することができ、無料WiFiやコンセントもあるのでゆっくりとくつろげます。ドリンク類は全てテイクアウト可能です。

こちらのお店では、茶葉、トッピング、甘さの中から自分の好みのものを選び、オリジナルのドリンクを作ることがでできます。トッピングにはタピオカの他、濃厚チーズやルクのリッチなクリーム、ココナッツ 、ローズ、金箔、ナッツなどいろいろなものが用意されています。トッピングにもよりますが、500円前後で楽しめます。営業時間は平日11:00～21:00、土日祝12:00～20:00です。

「sisters池袋」は池袋東口にあるタピオカドリンクのテイクアウト専門店です。メニューは100種類以上も揃っていて、値段も300円からとリーズナブルな値段で楽しめるおすすめのお店です。トッピングも豊富で、自分の好みに合わせて選んでオリジナルのドリンクを作ることができます。タピオカドリンクのほか、濃厚なプレミアム生ソフトもおすすめです。

数多いメニューの中でおすすめは、タピオカミルクティーです。濃厚な茶葉の香りが楽しめるよう、お茶は作り置きをせず、毎日仕込んでいるそうです。またタピオカは冷凍のものを使わず、乾燥タピオカをお店で戻した「生タピオカ」と使っているため、もちもち感が味わえます。期間限定やコラボのタピオカドリンクも多く、ポップな店内は若い人で賑わっています。営業時間は11:00～21:00です。

ロールアイスクリーム専門店「ロールアイスクリームファクトリー」は、東京・青山一丁目駅から徒歩1分のところにあります。ニューヨーク生まれのクルクルと巻いたアイスクリームが人気のショップですが、2018年に新しくタピオカドリンクが発売されました。ショップの営業時間は10:00～21:00です。

こちらのタピオカドリンクは、ロールアイスクリームと同じように赤や紫、黄色などポップな色合いで、飲むのが楽しくなります。タピオカのもちもちの食感と、ドリンクのフルーティーな味わいが楽しめます。フレーバーはストロベリー・マンゴー・チョコレート・グレープ・抹茶の5種類があります。ミルクを加えて、かわいいカラーのタピオカミルクドリンクになります。トッピングも自由に組み合わせることができます。

台湾の台湾茶専門店「貢茶（ゴンチャ）」。2006年に台湾の高雄で誕生し、今ではアジアやオセアニア、北米エリアなどで1000店舗以上を展開するチェーン店となりました。台湾の高級茶葉を贅沢に使い、茶葉ごとに最適な発酵・抽出プロセスを変えるなど、茶葉専門店ならではのこだわりを見せます。タピオカパールは台湾から直輸入されたものを使い、台湾直伝のレシピで店舗で丁寧に仕込んでいます。

ゴンチャでは、豊富なメニューからベーシックのティーを選び、甘さ、氷の量、トッピングを自由に選びオリジナルのタピオカドリンクを作ることができます。東京都内には原宿表参道店とビーンズ阿佐ヶ谷店があり、営業時間は原宿表参道店が11:00～21:30、阿佐ヶ谷店が10:00～22:00です。タピオカドリンクは500円前後で楽しめ、パイナップルケーキなど台湾スイーツも楽しめます。テイクアウトもおすすめです。

「CoCo都可(ココトカ)」は1997年に台湾で創業された、テイクアウト型のタピオカドリンク専門店です。現在はアジアを中心にニューヨーク、ロンドン、シドニーなど世界中に2000店舗以上を展開しています。都内には、新宿アルタ・渋谷・原宿・下北沢・町田に店舗を構えています。

ドリンクメニューは90種類以上が揃っています。トッピングにタピオカを加えて、タピオカドリンクにして楽しむことができます。本場台湾と同じように、自分好みの甘さや冷たさに調整することができ、オリジナルの味が楽しめます。タピオカは台湾から直輸入され、台湾と同じ味のタピオカドリンクが楽しめます。値段は500円前後です。

タピオカドリンク専門店は台湾発のものが多い中、「パールレディ」は日本発のタピオカドリンク専門店です。2003年に第1号店がオープンし、東京を中心に全国に20店舗以上を展開しています。東京都内には新宿東口、池袋、原宿、町田など14店舗があります。

「パールレディ」のタピオカドリンクは全9ベースから選ぶことができ、タピオカはブラック・カラー・チョコたぴの3種類から選ぶことができます。パールミルクティーは290円からと、安い値段で楽しむことができるのでおすすめです。タピオカ粉を使ったクレープもあり、さまざまなスタイルで楽しむことができます。

「THE ALLEY(ジ・アレイ)」は台湾発のティースタンドで、タピオカドリンク専門店ではなく、茶葉に重点を置いています。台湾全土で20店舗以上を展開し、アジア・北アメリカなど世界中に店舗を展開しています。東京都内には表参道、渋谷、新宿、中目黒など10店舗を構えています。

こちらのお店のタピオカドリンクの特徴は、自家製シロップで丁寧に仕込んだタピオカです。毎日作られるタピオカは他では味わえないおいしさで、ミルクティーやストレートティーとの相性も抜群です。名物ミルクティーはMサイズで600円で、タピオカ・ナタデココ・3色ゼリーの3つの食感が楽しめます。

「Chatime」2005年に台湾で誕生したタピオカミルクティーの専門店です。現在、世界中に店舗を持ち、東京銀座店は世界で598番めの店舗になります。都内には自由が丘、池袋、ららぽーと立川、新大久保に店舗があります。銀座店は有名な絵画をモチーフにした3Dアートが飾られていて、おしゃれでポップなお店です。

全てのドリンクに氷の量と甘さを選ぶことができるのが特徴です。人気のチャタイムパームミルクティは520円で、その他にもマンゴーやグレープフルーツ、パッションフルーツなどフルーツを使ったタピオカドリンクもおすすめです。タピオカの他、仙草ゼリー、ココナッツゼリー、あずきなどもプラスできます。銀座店の営業時間は11;00～21:00です。

「MeetFresh 鮮芋仙」は台湾発の台湾スイーツ専門店です。アジアを中心に世界で600店舗を構えるチェーン店で、日本では東京の赤羽に2店舗と吉祥寺にあります。オリジナルのプリンミルクティーや仙草ゼリークリームティーの他、日本限定の抹茶タピオカミルク・杏仁タピオカミルクなどもあり、30種類以上のドリンクが楽のしめます。

台湾の伝統的スイーツ、芋園にもタピオカパールがプラスされていて、ほっこりとした甘さが楽しめます。その他にも豆花や台湾風かき氷などもあり、台湾スイーツが好きな方におすすめのお店です。赤羽本店の営業時間は11:00 ～ 21:00です。

台湾茶カフェ「彩茶房」は、世界中に800店舗を展開しています。東京では2015年にオープンし話題を呼んでいます。タピオカミルクティーだけではなく、わたあめ・タピオカ・台湾茶を組み合わせたユニークなメニュー「もこもこミルクティー」が人気です

「もこもこミルクティー」は、フワフワしたわたあめの中にアイスクリーム、マンゴー、タピオカが包まれていて、台湾茶を注いでわたあめを溶かしながら食べるというもので、今までにない新しいスイーツとして注目を浴びています。その他にも「岩塩チーズティー」という濃厚なチーズクリームとお茶を組み合わせたドリンクも人気です。原宿店の営業時間は11:00～21:00(土日は10:00～）です。

タピオカドリンクは美味しいのですが、甘いものも多くダイエット中の方はカロリーも気になります。そこで家庭でアレンジをしてみましょう。乾燥したタピオカを買って、家庭でタピオカドリンクを造ってみましょう。ポイントは、タピオカを上手にゆでることです。種類にもよりますが、タピオカはたっぷりの湯で約1時間ゆでるとやわらかくなります。

ミルクで割ったカルピスを使ったデザートです。レシピは、まず袋に書いてある通りにタピオカをゆでます。果物は食べやすい大きさに切ります。いちごやキウイなどお好みのものを使いましょう。器にタピオカとナタデココを盛り、牛乳で割ったカルピスを注ぎます。そしてフルーツとミントを飾ってできあがりです。

甘酒の自然な甘さを使った「甘酒タピオカミルク」です。夏にぴったりのさわやかなドリンクです。レシピは、タピオカをゆでて冷水でしっかりと冷しておきます。グラスに甘麹を入れ、牛乳を注いで混ぜます。タピオカを適量加えてできあがりです。

ヘルシーな黒糖ときなこを使ったタピオカドリンクのレシピを紹介しましょう。最初にタピオカを袋に書いてある通りに戻し、冷水で冷やしておきます。次に鍋で水を温め、ココナッツミルクパウダーを入れてよく溶かします。そこへきなこと黒蜜を加えてよく溶かします。粗熱が取れたらグラスに注ぎ冷やし、タピオカを加えてできあがりです。

東京のタピオカドリンクの人気店を紹介しました。もちもちのタピオカは腹持ちもよく、おやつにもぴったりです。ダイエット中の方はタイミングを考えて食べるといいでしょう。タピオカはゆでるのが少し面倒ですが、家庭でも作ることができます。いろいろ工夫しておいしいタピオカドリンクを作ってください。