冷凍コロッケ揚げ方のコツは?破裂しないで上手に揚げる裏技を紹介!
みなさんは冷凍コロッケは使いますか?冷凍コロッケは日持ちもしますし好きなときに揚げるだけで晩ごはんのおかずにもなります。冷凍コロッケをつくるときに破裂してしまったという経験をおもちの方も多いかと思います。冷凍コロッケには破裂してしまうというイメージがあります。冷凍コロッケはなぜ破裂してしまうのでしょうか?今回は冷凍コロッケがなぜ破裂してしまうのか、冷凍コロッケの上手な揚げ方を紹介します。冷凍コロッケの揚げ方をマスターしましょう。
冷凍コロッケの揚げ方にコツがある?
みなさんは日頃冷凍コロッケは活用しているでしょうか?冷凍コロッケは保存も冷凍なので長持ちですし、晩ごはんのおかずとして揚げるだけで一品つくることができますので重宝している方も多いのではないかと思います。そんな冷凍コロッケですがつくるときに破裂してしまったという経験をおもちの方も多いでしょう。冷凍コロッケは破裂してしまうという印象があります。なぜ冷凍コロッケは破裂してしまうのでしょうか?
今回は冷凍コロッケがなぜ破裂してしまうのか、冷凍コロッケを上手に揚げるためのコツを紹介していきます。冷凍コロッケの上手な揚げ方やなぜ破裂してしまうのかを知ってきれいな冷凍コロッケを作ってみましょう。
冷凍コロッケが破裂する原因は?
冷凍コロッケはなぜ破裂してしまうのでしょうか?冷凍コロッケの破裂の原因がわかっていれば対処ができますので、まずは冷凍コロッケの破裂する原因はどのようなことにあるのかを知りましょう。
中と外の温度差による破裂
冷凍コロッケが破裂する原因、まずは冷凍コロッケの中と外の温度差です。冷凍コロッケを揚げているときに冷凍コロッケが破裂してしまうのは冷凍コロッケの内側と外側の温度差が原因にもなっています。冷凍コロッケにかぎらず冷凍のものを揚げているときにはよくある状況ではありますが、冷凍コロッケの外側の衣よりも、冷凍コロッケの中身の方が先に加熱され熱が通ってしまいます。
冷凍コロッケの加熱され温められた中身からは水蒸気が発生します。この水蒸気や水分の逃げ場がなくコロッケの外側の衣を破って外にでてきます。冷凍コロッケの状態で揚げてしまうと中身と外側に温度差がでやすくなってしまいます。反対に考えれば、冷凍コロッケの外側と中身に温度差がなければ上手に揚げられるということになります。冷凍コロッケを上手に揚げるには冷凍コロッケの外と中の温度差が大切です。
油の温度が適温ではない
冷凍コロッケが破裂してしまう原因、続いて考えられるのは油の温度が適温ではないということです。冷凍コロッケだけでなく冷凍食品を揚げるためにちょうどいい温度はどのくらいか知っていますか?よく一般的に適していると言われている温度は、180℃~190℃と言われています。180℃~190℃より油の温度が低すぎても高すぎても上手にできない可能性があります。
温度計がある場合にはしっかりと温度を見てから冷凍コロッケを揚げると失敗が少ないでしょう。温度計などがないという方は、だいたいこのくらいかな?と揚げていたりしませんか?そのようなもう大丈夫だろうとだいたいで揚げているという方は注意が必要です。油の温度は揚げ物をするためにはとても大切なポイントになります。温度計がなくても油の温度を調べる方法はあり、その点も紹介していきますのでしっかり確認してみてください。
コロッケの状態
冷凍コロッケが破裂してしまう原因、最後に考えられる原因は冷凍コロッケの状態にあります。冷凍コロッケの状態もいろいろとありますが、まずは冷凍コロッケの表面がやぶれやすくなっていることが考えられます。冷凍コロッケは冷凍されているままだと中身と外側に温度差が発生しやすいのでやぶれやすいと紹介しました。そのため冷凍コロッケの状態だと破裂しやすいと考えて解凍しているという方もいることでしょう。
しかし、良かれと思って冷凍コロッケを解凍したことが、冷凍コロッケの破裂する原因になっている場合もあるのです。冷凍コロッケの解凍時間のおきすぎていることが冷凍コロッケの破裂の原因につながっている場合もあるのですが、解凍時間のおきすぎだけでなく晩ごはんを作る何時間か前から長時間冷凍コロッケを解凍させている場合も同じことになる場合があります。
冷凍コロッケの解凍時間をおきすぎていると、冷凍コロッケの外側の衣も中身もやわらかくなっています。やわらかくなりすぎていますので、そのまま油で揚げているときにやわらかくなっていることで形が崩れやすくなります。冷凍コロッケを冷凍状態のままで揚げることも破裂につながりますが、解凍時間のおきすぎもいけません。ほどよい解凍時間が上手に冷凍コロッケを揚げるためのポイントになります。
また、冷凍コロッケは冷凍コロッケの表面に氷や霜がついているものもあります。さらに冷凍コロッケの含まれる空気や具材、すべてが高温状態の油との相性がよくありません。よって破裂の原因につながっています。冷凍コロッケには高温の油を相性のよくないものが多くあるので、破裂しやすいというわけです。冷凍コロッケの揚げ方のポイントを押さえることで上手に冷凍コロッケを揚げることができますので、揚げ方のコツを覚えていきましょう。
冷凍コロッケの揚げ方のコツ
冷凍庫から出したら時間を置かずに揚げる
冷凍コロッケの揚げ方のコツ、まずは冷凍庫から取り出した冷凍コロッケは時間をおかずに揚げるということです。冷凍コロッケは冷凍の状態だと中身と外側で温度差があるので破裂する原因になると紹介しましたが、どういうことなのでしょうか?
冷凍コロッケの温度差をなくそうと解凍時間をおきすぎてしまうと、冷凍コロッケ自体の水分の量が多くなります。水分が多くなってしまった状態で油に入れて揚げてしまうと失敗したり水分が爆発するという場合もあります。
もちろん、冷凍コロッケを解凍してはいけないということではありません。あくまでも冷凍コロッケを長時間解凍させずぎるくらいならすぐに揚げた方がいいということですので、解凍させて安心して揚げたいという方は冷凍コロッケを解凍させすぎないように注意すれば大丈夫です。冷凍コロッケを常温の油にいれて、火をつけて揚げていくという方法もあります。
霜がついている場合は取り除く
冷凍コロッケの揚げ方のコツ、続いては冷凍コロッケに霜がついているときにはしっかり取り除くということです。冷凍コロッケの霜と高温の油は相性がよくありません。冷凍コロッケに霜がついている場合には、しっかりと霜を落としておくことが大切です。長期間冷凍庫で保存していた冷凍コロッケには特に余分な霜がびっしりとついていたりします。
冷凍コロッケの霜をそのままにして油で揚げてしまうと、冷凍コロッケの破裂の原因になってしまうばかりか、水がはいったことで飛び跳ねた油で火傷してしまったりすることもあります。また、まわりに油が飛び散るので掃除も面倒です。では冷凍コロッケについた霜はどうすればいいのでしょうか?
冷凍コロッケに霜がついているときには、一度水にくぐらせてその後しっかりと水気を拭き取ってから揚げましょう。水気を拭き取らないのは危険すぎますのでしっかりと水気は切ってから揚げるようにしてください。冷凍コロッケを水にくぐらせるという少しの手間で美味しく冷凍コロッケを揚げることができると思うと楽な作業です。
少ない量を揚げる
冷凍コロッケを揚げるコツ、続いては冷凍コロッケは少ない量を揚げることです。冷凍コロッケをいっきに揚げようとたくさんのコロッケを鍋に入れていませんか?冷凍コロッケ同士の隙間やあいているスペースになるべく多く入れようとしていたりしている方は多いかと思います。冷凍コロッケをたくさん入れてしまうことも失敗につながってしまいます。
冷凍コロッケを揚げるのに適している温度は説明しましたが、せっかくちょうどいい温度にしても冷凍コロッケをたくさんいれてしまうと油の温度が下がってしまいます。そのため一度にいれる冷凍コロッケの個数は2~3個にするといいです。一度に入れたい気持ちはわかりますが、上手に揚げるためにはときに時間よりも焦らずに料理することも大切です。
焦らずにひとつずつ丁寧に揚げることで最終的にはきれいなコロッケをつくることができたのなら少しずつ揚げることにも価値があります。揚げるときには油にそっといれるようにしましょう。
揚げている間はなるべく触らない
冷凍コロッケの揚げ方のコツ、最後は冷凍コロッケを揚げている間はなるべく触らないことです。揚げ物をしているときに無意識によく触ってしまったりひっくり返したりしてしまうという方もいるでしょう。冷凍コロッケを上手に揚げたいのなら、ぐっと我慢して冷凍コロッケを何度もひっくり返したりつついたりするのはやめましょう。
冷凍コロッケが固まっていない状態で、ひっくり返したりつついたりしてしまうと衣が破れて中身が飛び出してしまうことにもつながります。冷凍コロッケをひっくり返すのは、しっかりと揚がった状態のときのみです。衣が固まっていればひっくり返しても大丈夫です。冷凍コロッケを上手に揚げるコツはなるべく触らないということです。そして油の温度は適切な温度で揚げるのもコツですのでそのようにしましょう。
レンジを使って揚げる裏技も
冷凍コロッケを上手に揚げるコツとして、電子レンジを使って揚げる揚げ方もあります。冷凍コロッケは先程から紹介しているとおり温度差をなくすことが上手に揚げるコツでもあります。
電子レンジを使って冷凍コロッケを常温の状態にすることで、きれいに冷凍コロッケを揚げることができます。電子レンジで冷凍コロッケを常温に温めたあとは、油の温度を適温の温度にしてからきつね色になったら完成です。
冷凍コロッケ1つで1分を目安に電子レンジで温めていきましょう。油の温度は170℃~180℃くらいがいいでしょう。温度がわからなければパン粉を入れてみて、パン粉が沈まずに油の表面で揚がっている状態ならいいでしょう。コロッケをいれたあとはきつね色に色がついてくるまではひっくり返したりつついたりはしないようにしましょう。
冷凍コロッケをフライパンなどで揚げる方法
少ない油で揚げ焼きにする
冷凍コロッケをフライパンなどで揚げる方法として、少ない油を使って揚げ焼きにする方法があります。鍋などを使って揚げ物をするとどうしても少ない油では足りません。フライパンを使って揚げ焼きにするのなら、少ない油で足りますので、少ない油を用意するだけで冷凍コロッケを揚げることができます。少ない油しかないときの緊急の揚げ物にも少ない油で揚げ焼きにする方法が使えるかもしれません。
フライパンで揚げ焼きにするときには焼料理より少し多めの少ない油で焼く感じです。少ない油ですが美味しく仕上がります。フライパンを使って揚げ焼きをするときには冷凍コロッケは片面ずつ揚げ焼きにしていきます。フライパンで揚げ焼きをおこなうときには少ない油ですみますので少ない油の片付けは比較的ラクにすることができます。油も鍋などでおこなうよりも少ないので油のコスパもいいでしょう。
フライパンを使った揚げ焼きは冷凍コロッケに限らずに少しだけ揚げ物をしたいというときにも少ない油での揚げ焼きは使えます。
トースターを使って焼く
冷凍コロッケは意外ですが、トースターでも焼くことができます。冷凍コロッケは油で揚げないといけないと思われがちかもしれません。トースターで冷凍コロッケをつくるのは盲点だったかもしれません。トースターで冷凍コロッケを揚げるとなるとなにか専用のトースターや作れないトースターがあるのではないかと思われますが、自宅にあるトースターで作ることができます。
トースターを使って冷凍コロッケをつくる方法は簡単です、アルミホイルを用意してアルミホイルの上に冷凍コロッケをおきます。そしてアルミホイルの上においた冷凍コロッケに油を少しかけてから焼きましょう。冷凍コロッケはきつね色になるまでじっくりと焼いていきます。油を冷凍コロッケにかけるときにかけすぎてしまう場合はヘルシーに冷凍コロッケを食べたいというときにはオイルスプレーがおすすめです。
オイルスプレーなら自分で油を冷凍コロッケにかけるよりもかなり少ない油でつくることができます。カロリーは気にしているけど揚げ物は食べたいというときにおすすめです。やはり油で揚げる揚げ方でつくったものと比べると仕上がりはあっさりとなります。揚げ物をした鍋やフライパンを洗う手間もなくなるのでヘルシーにラクに冷凍コロッケを食べたいならトースターを活用してみましょう。
冷凍コロッケの揚げ方をマスターしよう!
いかがだったでしょうか?今回は冷凍コロッケについて紹介していきました。冷凍コロッケがなぜ破裂してしまうのか、冷凍コロッケを破裂させないためにはどのようにしたらいいのか、冷凍コロッケの上手な揚げ方を紹介していきました。冷凍コロッケの揚げ方をマスターして破裂しらずの冷凍コロッケを作りましょう。