2018年10月25日公開
2024年08月13日更新
ローストビーフに合う付け合わせは?スープなど料理のレシピも紹介!
ローストビーフは、年間通してお祝い事や特別な記念日などに食卓にあがる料理の一つですがメインのローストビーフは決まってもそれに合う付け合わせや、それに合う献立ではどんなものがあるのかわからないとどうしていいのかわからなくなりますので、今回は付け合わせにスポットを当ててみました。あと、ローストビーフをそのまま食べるのではなくそれを使用した料理のレシピなども合わせて紹介していきます。パーティメニューなどに役立つものばかりなのでぜひ参考にしてみてください。
目次
ローストビーフの付け合わせは何を使っている?
ローストビーフは、記念日などに食卓をワンランク豪華にしてくれるメイン料理の一つですがまさかローストビーフだけを出すわけにはいきません。ローストビーフをメインとして付け合わせ料理や付け合わせ野菜も同時に考えなくてならないので、実際にローストビーフにはどんな付け合わせがいいのかどんどん紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
ローストビーフの付け合わせにおすすめの野菜や葉っぱ
基本的にローストビーフには、ベビーリーフやレタス、クレソンなどほとんどの葉っぱ類が非常によく合いますが、それ以外の野菜も合わないということはなくどの野菜もローストビーフの付け合わせ野菜として最高なので次からいくつか紹介していきます。
カイワレ大根とオニオンスライスのさっぱり付け合わせ
やはり、肉料理にはさっぱりとした付け合わせ野菜が合うということでカイワレ大根とオニオンスライスを混ぜたサラダがローストビーフに非常によく合います。ローストビーフの下にオニオンスライスやカイワレ大根を敷くとローストビーフの肉汁が染み込んで美味しいですし、ローストビーフで巻いてしまうという方法もあり、それだとローストビーフのソースがかかっているお肉と同時に野菜を食べられてこれもまた美味しくなります。
また、普通のオニオンスライスに紫玉ねぎのスライスも少しミックスすることで彩りが豊かになり、綺麗に見せることもできますし、カイワレ大根以外にも水菜との組み合わせも非常によく合います。付け合わせ野菜としては、このオニオンスライスサラダは鉄板の付け合わせと言えます。
人参の千切りイタリアン風味で彩り良い付け合わせ
付け合わせ野菜として、とても彩り豊かになるもので人参を添えるという方法もあります。人参を千切りにして軽く塩もみして余分な水分を落とし少しくたっとなったところに、イタリアンドレッシングで和えてその上からパセリのみじん切りを散らすと、色合いが綺麗でローストビーフにもとてもよく合う付け合わせ野菜になります。色合いがオレンジと緑なのでクリスマスの時などにもってこいの最強な付け合わせです。
食べ応えバッチリ!茹でブロッコリーとカリフラワーの温サラダ
皿に盛り付けたローストビーフの周りに、茹でたブロッコリーとカリフラワーをランダムにちりばめて盛ると、彩りが凄くよくなりローストビーフの見栄えが非常に良くなる付け合わせ野菜となります。更にそこにミニトマトをランダムにポンポン置いても見栄えがより一層よくなりますし、ヤングコーンなどもこの温サラダにはよく合いますし、付け合わせ野菜としてちゃんといい役割を果たしてくれます。
お店で出てくるような一品に!焼き野菜の付け合わせ
ローストビーフの付け合わせ野菜として、焼き野菜もよく合います。アスパラや小さめの玉ねぎ、エリンギやしめじなどのキノコ類と、蓮根や人参などの根菜類を焼いて、ローストビーフの少量ずつ添えると、まるでお店で出てくる盛り付けのようになりオシャレですし、焼くだけなので手間もほとんどかかりません。キノコ類を入れているので、秋にこういった付け合わせ野菜での盛り付けにすると季節感も出て非常にいいです。
彩りが綺麗な付け合わせ!赤と黄色のパプリカサラダ
赤や黄色のはっきりした色合いのパプリカをサラダにして、ローストビーフに一緒に盛り付けても非常に華やかでローストビーフ自体の見栄えが一段と良くなる付け合わせ野菜となります。皿の下には緑のレタスやその他の葉っぱを敷いて、パプリカを細切りにしたものを散りばめてもいいですし、星型やハートなどにくり抜いたパプリカをのせてもパーティなどにはもってこいの付け合わせ野菜になります。
色とりどりの野菜で栄養満点!ミックスベジタブル
ミックスベジタブルはコーンの黄色やグリーンピースの緑、人参の赤と色とりどりでローストビーフの付け合わせ野菜として見栄えがよくなることはもちろんのこと、人参も入っているので栄養も満点です。しかも冷凍食品にあるので、手間もかからずに非常に便利な付け合わせ野菜となり、ガラスの容器に入れるとより一層オシャレになります。
手間もかからず相性抜群の付け合わせ野菜のベイクドポテト
ローストビーフにはよくマッシュポテトを付け合わせ野菜としているのが主流ですが、ベイクドポテトも同じように付け合わせ野菜としてよく合いますし、食べ応えも抜群です。皮付きのジャガイモに切り込みを入れてオーブンで焼き、切り込みにバターを挟めば完成してしまうので手間いらずですしそこにクレソンなどを添えるとより一層、お店の付け合わせ野菜のようになり見栄えもオシャレに大変身間違いなしです。
ローストビーフ丼におすすめの付け合わせ
ご飯の上にローストビーフをたくさんのせたローストビーフ丼をメインメニューにした場合は、どんな付け合わせ料理がいいのかわからなくなることがあります。いっそローストビーフ丼だけでもありといえばありかもしれませんが、それだとやはり少し寂しいので、付け合わせ料理や汁物などの組み合わせでおすすめのものを紹介していきます。
ローストビーフ丼に意外と合うのがミルク系スープ
ローストビーフの付け合わせ料理として、スープなんかがあると最高ですがどんなスープが一番合うかと言えばそれは意外にもミルク系のスープなのです。代表的なのがポタージュですが、このポタージュは実は手間がかかるように見えてとても簡単なのです。コーンポタージュが一番オーソドックスですが、他にもかぼちゃやほうれん草のポタージュなどいろんな野菜でできてしまうのでその時の気分に合わせて付け合わせることができます。
ポタージュ以外のスープが全く合わないかと言えばそうでもなく、クラムチャウダーやミネストローネなどもローストビーフ丼の付け合わせとしてよく合いますし、ミックスベジタブルを入れたコンソメスープなども色とりどりの野菜を食べることができてこれもまた、付け合わせとしてよく合うスープの一つと言えます。
ローストビーフ丼に合わせる王道マッシュポテト
ローストビーフの付け合わせ料理として、誰もが知っている鉄板のマッシュポテトですが、当然ローストビーフ丼の時の付け合わせとしても最高に合う付け合わせ料理の一つです。このマッシュポテトは作るのもとても簡単です。潰したジャガイモにニンニクを炒めたオリーブオイルごと入れて更にバターと塩コショウで味付けするだけです。
しかも、このマッシュポテトのいいところはリメイクがしやすいという所にあります。あくまでもローストビーフの付け合わせとしてなので、大量にはいりませんが作るとなるとどうしても多めになってしまいます。そんなときは残ったマッシュポテトに刻んだキュウリやハム、オニオンスライスなどを入れてマヨネーズで和えればポテトサラダに大変身させることもできますので、非常に使い勝手が良い付け合わせ料理です。
ローストビーフ丼で和のテイストも!
どうしてもローストビーフと言えば洋風に偏りがちですが、付け合わせ料理として和食の副菜も意外とマッチするのです。ローストビーフ丼は、丼物ですので和食ととらえることもできることから汁物は味噌汁にして、付け合わせ料理としては、お浸しや和え物などでも少し豪華な和膳に大変身させることができます。
例えば、お浸しはトマトのお浸しが良く合います。レシピは鰹だし200ccに薄口しょう油を小さじ2を入れたものにトマトを湯剥きしたものを浸すだけです。他にもほうれん草のごま和えや、蓮根のきんぴらなどもローストビーフ丼の付け合わせ料理としてよく合います。味噌汁は、オーソドックスな豆腐とわかめの味噌汁や、ジャガイモの味噌汁などが良いです。
ローストビーフで作りたいメニューの献立とレシピを紹介
ローストビーフは、基本的にそのまま薄く切って食べたり、ご飯の上にのせてローストビーフ丼にするのが一般的でそれだけでも非常に食卓が豪華になりますが、余ったローストビーフを何か他の料理にリメイクしたりローストビーフをメインにせずに、あえて脇役に添えて献立を考えてみるとさらに食卓が華やぐこと間違いなしですので、ローストビーフにプラスした色々な献立のレシピを紹介していきます。
ローストビーフを洋風に!「ローストビーフとなすのボロネーゼパスタ」
ここでは、ローストビーフを使って洋風の献立にしてみました。ローストビーフはサラダに使います。レシピは、玉ねぎ1/2個とクレソン1束とローストビーフ適量で、作り方は適当にちぎったクレソンと薄くスライスした玉ねぎをを皿に盛りつけ、薄く切ったローストビーフをのせます。ドレッシングは、玉ねぎのすりおろし1/2としょう油30cc、酢40cc、オリーブオイル大さじ1、コンソメ小さじ1を混ぜ合わせ完成となります。
次に、メインとなるなすのボロネーゼパスタのレシピを紹介します。材料は1人前でパスタ80g、豚ひき肉50g、なす1本、にんにく1片、ケチャップ大さじ2、ウスターソース大さじ1、コンソメ顆粒小さじ1/2、塩コショウ適量、パルメザンチーズ適量となります。
作り方は、まずパスタを茹でている間ににんにくをみじん切り、なすはへたを取って洗って小さめの一口大に切っておきます。次にフライパンを熱したら、ひき肉を炒めていきます。肉に火が通ったら、にんにくを入れて香りが立つまで炒め、その後なすも入れてしっかりと火を通していきます。なすがしんなりしたら、塩コショウ、ケチャップ、ウスターソース、コンソメの順に混ぜ、茹で上がったパスタに絡め混ぜたら完成です。
今回はあえてローストビーフを脇役にしている献立なので、ワンランク豪華にするためにパスタをもう一品、絶品たらこパスタを作りハーフ&ハーフにします。それではたらこパスタのレシピを紹介していきます。材料は1人前で、たらこ1腹、バター15g、牛乳大さじ2、しょう油大さじ1/2、パスタ80gとなります。作り方は、ボウルにほぐしたたらこ、バター、牛乳、しょう油を入れて茹で上がったパスタを混ぜ合わせて完成です。
あとは、更に豪華にするためにグラタンなどを作るのもいいですが、やはりここではスープが欲しいところです。ローストビーフがメインの献立になっているときの付け合わせ料理としてのスープならばミルク系のポタージュなどが一番合いますが、今回は主食はパスタでローストビーフはサラダに登場しているのでスープはあっさり系のコンソメスープなどが合います。
簡単にすぐできるコンソメスープのレシピも紹介します。材料は4人前で小玉ねぎ1個、ベーコンスライス3枚、水600cc、コンソメキューブ2個、塩コショウ適量、オリーブオイル小さじ1となります。作り方は、まず玉ねぎを薄切り、ベーコンを細切りにしておきます。次に鍋に水を入れて沸騰したら玉ねぎとベーコンを入れます。灰汁を取ったらコンソメを入れて最後は塩コショウで味を調え、仕上げにオリーブオイルを入れて完成です。
おもてなしやパーティメニューに「ローストビーフパエリヤ」
このローストビーフパエリヤは、まさにパーティなどにうってつけの豪華レシピとなります。余ってしまったローストビーフのリメイク料理としてぜひ参考にしてみてください。さっそくレシピを紹介します。材料は1人前で米0.5合、ローストビーフ適量、にんにく1/2片、玉ねぎ1/4、ミニトマト4個、セリ2本、サフラン1つまみ、水150cc、塩適量となります。
作り方は、まず下準備としてにんにくと玉ねぎはみじん切りにしておき、サフランはお湯に浸して色をつけておき、ローストビーフも食べやすい大きさに切っておきます。次に冷たい状態のフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火できつね色になるまで炒めます。次に玉ねぎも入れて、中火で玉ねぎがきつね色になるまで炒めていきます。
次にお米を入れて油によく馴染ませてから、サフランスープを加えてひと煮たちさせます。その後、ローストビーフとミニトマトを入れて蓋をして20分弱火で煮ます。その後、蓋を取り中火で1分ほど火を通しておこげを作ったら完成です。仕上げにお好みでセリをのせます。ちなみにローストビーフを入れるタイミングですが、好みにもよりますけども最初から入れると肉が固くなるので、仕上げ寸前に入れる方が肉が柔らかいです。
ランチタイムのおもてなしにぴったりなローストビーフサンド
余ったローストビーフで、ちょっと贅沢なブランチやお昼のちょっとした集まりなどのおもてなし料理としてぴったりなのがこのローストビーフサンドです。さっそくレシピを紹介していきます。材料は2人前で、食パン4枚、バター20g、ローストビーフ100g程度、アボカド1個、プレーンヨーグルト大さじ1.5、マヨネーズ大さじ1.5、にんにく1/2片、レモン汁小さじ1/2、塩コショウ適量となります。
作り方は、まず下準備としてアボカドの種を取り除き、実を薄くスライスしておきます。次にボウルにヨーグルト、マヨネーズ、にんにくをすりおろしたもの、レモン汁を入れてよく混ぜ塩コショウで味を調えてソースを作ります。次に食パンを軽くトーストしてから片面にバターを塗り、アボカドのスライス、ソース、ローストビーフの順に挟んでいき、最後にトースターで2分ほど焼いた後縦半分に切って盛り付けたら完成となります。
ローストビーフサンドに更にボリュームが欲しいと思ったら、オニオンスライスやサニーレタスなどを挟んでも非常に美味しくなります。そこにトマトも一緒に挟んで食べると美味しいのですが、パンがトマトの水分でべちゃべちゃになったりしますので、おもてなしとして出す場合は無難にトマトは控えた方がいいです。
付け合わせ料理としては、スープ類やピクルスなどがよく合いますが今回は特にこのローストビーフサンドによく合うスープの中からビシソワーズのレシピを紹介します。材料は4人前でジャガイモ中3個、玉ねぎ中1個、水200cc、牛乳400cc、コンソメ顆粒大さじ1、塩小さじ1、バター10gとなります。
作り方は、鍋にバターを入れて薄くスライスした玉ねぎを炒めていきます。次に皮をむいて薄くスライスしたジャガイモも入れて一緒に炒め、火が半分くらい通ったら水を入れて中火で煮ます。ジャガイモを触って崩れるくらいまで柔らかく煮たらフードプロセッサーに入れてそこに牛乳も合わせて攪拌し、最後にコンソメと塩も入れて更に攪拌し、塩コショウで味を調えて完成となります。
ビシソワーズは、基本冷製スープですが温かくても十分美味しいので夏のイメージでも季節問わず食べることができるのがいいところです。付け合わせ料理としても付け合わせ野菜としてもジャガイモはローストビーフに凄く合うものですのでスープ以外にも、付け合わせ料理としてフライドポテトをちょっと、ローストビーフサンドに添えてもよく合います。
パーティ料理に欲しい一品!クリスマスツリーのピンチョス
みんなが気軽に手に取って食べることのできるピンチョスですが、今回はそこにローストビーフも一緒に竹串にさして更に豪華なピンチョスにしていきます。ぜひ、クリスマスの時などのパーティ料理に作ってみてください。さっそくレシピを紹介していきます。
材料は6個分で、食パン2枚、モッツァレラチーズ40g、塩麴小さじ1、生ハム2枚、ミニトマト6個、アボカド1/16個、うずらの卵の水煮2個、スライスチーズ1枚、キュウリ2cm程度、ローストビーフ2枚、紫玉ねぎのみじん切り1/4個、ゆで卵1個、マヨネーズ、大さじ2、粒マスタード小さじ1、レモン汁小さじ1、塩コショウ適量となります。
作り方ですが、まず下準備として食パン、スライスチーズ、モッツァレラチーズを直径2cm程度の星型や花型などの型抜きでそれぞれ12個、2個、2個になるようにくり抜いておきます。くり抜いたモッツァレラチーズは前日に塩麴につけておきます。アボカドは横半分に切り、キュウリはピーラーで縞模様になるように皮をむいてから輪切りにします。
次に、ゆで卵をみじん切りにして水にさらして水気を絞った玉ねぎのみじん切りと合わせて、マヨネーズと粒マスタード、レモン汁、塩コショウを入れて混ぜ合わせてタルタルソースを作ります。次にフライパンにオリーブオイルを熱し、好みの型にくり抜いておいた食パンを弱めの中火できつね色になるまで焼いていきます。ここまで終われば、あとは竹串に好みの材料を好きな順番で刺していけば完成となります。
竹串を刺す土台ですが、大根や人参が安定感があるのでいいですがその他にも例えば、リンゴをアルミホイルで包んだものに竹串を刺していくという方法もあります。
ローストビーフを献立の一品として食卓に並べよう!
ローストビーフはそれだけ食べても美味しいのに、実にいろいろな使い方ができることがわかりました。ローストビーフを作る時は大きな牛モモ肉の塊で作るので一度作るとどうしても余りがちになってしまいますが、余ったローストビーフを使って他の料理にしたり、あえてローストビーフを脇役にしサラダに入れたりすることでおもてなしやパーティ料理もまた一段と豪華で素晴らしいものになります。
また、ローストビーフは決して洋風に偏る必要もなく和食の献立に入れても非常によく合うこともわかりました。付け合わせ料理としてきんぴらやおひたし、和え物などと合わせてもいいですし、スープを付け合わせ料理として出す際にもポタージュ以外に味噌汁などでも大変よく合いますので、若い人から年配の方までローストビーフを入れた献立で楽しむことができます。
そう考えると、ローストビーフは意外と幅広い付け合わせレシピで対応ができるということになります。洋風はもちろんのこと和風にしても合いますし、野菜もマッシュポテトなどのジャガイモだけではなくほとんどの葉っぱ類が合いますし実はそんなに困ることはないことがわかりました。もう付け合わせ料理のレシピにはどんなものがあるのだろうと悩む必要もありません。
ホームパーティやおもてなし料理として最高の料理のローストビーフは、メイン料理でも副菜として登場しても食卓が豪華になることは間違いなしです。付け合わせも比較的手間のかからない割に豪華に見えるものを紹介してきましたので、ぜひ参考にして楽しいひと時を過ごしてみてください。