ホワイトソースグラタンは火加減が決め手!簡単で人気のレシピ紹介!
どこの家庭でも定番の献立として人気になっているのがグラタンです。グラタンの主役はホワイトソースです。クリーミーな味わいはホワイトソース次第といっても過言ではありません。時間や手間をかけずに、簡単に洋食屋のようなグラタンを作るレシピを紹介します。
目次
決して難しくはない!簡単グラタンレシピを紹介
子供から大人まで人気の献立の一つにグラタンがあります。冬の寒い日に食べたいメニューや献立として、家庭で作ることも少なくはないと思います。定番はホワイトソースを使ったマカロニグラタンやポテトグラタンですが、食材を活用することでいろいろなグラタンメニューを作ることが可能なのです。オリジナルの献立レシピをアレンジ次第でひと工夫できるのがグラタンの特徴なのです。
しかし、ホワイトソースを一から作るのは結構手間暇がかかったり、火加減が難しく失敗しやすいなどの難しさもあります。そのためグラタン作りは簡単ではないと感じる人も多いのではないでしょうか?そこで誰でも簡単に家庭でホワイトソースグラタンを作るレシピを2つ紹介します。
人気の献立グラタンの主役のホワイトソースとは?
グラタンは、ホワイトソースが決め手です。主役は具材に目が行きがちですが、本当の主役はホワイトソースなのです。味と口当たりを左右する大事な要素なのです。ダマになってしまったり、焦げ付きがあったのではせっかくのグラタンが台無しです。最近は、市販のグラタンソースも種類豊富に販売されていますので、市販品を使うことが人気になっています。市販品はホワイトソースを作る手間を省くこともできます。
料理の本などで紹介されているレシピでは、ホワイトソースも一緒に材料と混ぜて作る方法の場合もありますが、都度ホワイトソース作りに奮闘しなければなりません。グラタンベースとして別にホワイトソースのみを作っておくと、グラタン作りを簡単にすることができます。
夕食のおかずに手軽に追加することもできるのです。また、ホワイトソースはグラタンだけでなくドリアなどにも活用することができます。グラタンの工程の第一歩ですので面倒だと思わず、ぜひチャレンジしてみてください。
ホワイトソースを家庭で作る
ホワイトソースの材料
ベシャメルソースとも呼ばれるホワイトソースの作り方ですが、まず材料を揃えます。5人分の材料は次のとおりです。バター50g(可能であれば無塩バター)、薄力粉50g、牛乳500cc、塩2g(無塩バターでない場合には減らします)この材料はあくまでも基本材料です。調味料やスパイスなどお好みで加えることでオリジナルのソースを作ることもできます。
ホワイトソースの作り方
まず、加熱した鍋にバターを溶かして薄力粉を入れて混ぜます。最初は中火で加熱しますが、混ぜ切ったあとは弱火で約30秒混ぜましょう。焦がさないように注意することがポイントです。その後、牛乳を50cc程度ずつ入れますが、一気に入れないように気を付けましょう。
そのまま中火で加熱していきます。半分ほど牛乳を入れたところで泡だて器に変えます。ここで一番ダマができやすいところなので注意しましょう。しっかりと混ぜてダマをできないように注意することがポイントです。牛乳を入れ終わったら塩を入れ、硬くも柔らかくもない程度に仕上げると完成です。
ポイントは火加減です。焦げ付きもダマも火加減が重要なのです。強すぎても弱すぎても発生しやすくなります。ちょうどよい火加減を微調整しながら調理することが大事なのです。最初は失敗するかもしれませんが、自分なりの火加減調整をやりながら覚えていきましょう。全行程10分程度でできます。生クリームを使用するとなめらかさがアップします。
便利に活用!ホワイトソースの保存方法
ホワイトソースを作るのに慣れれば約10分なのですが、焦げ付きやダマを作らないようにずっと鍋のそばにいなければならない欠点もあります。時間のある時にホワイトソースを作っておき保存しておけば、使いたいときにすぐに利用することができます。保存は冷蔵と冷凍の両方で可能です。
冷蔵の場合には、密閉容器を利用します。約4日間保存が可能です。もう少し長く保存したい場合には、冷凍を利用します。冷凍保存袋にホワイトソースを入れて空気を入れないように注意します。そのまま冷凍庫で保存すれば、2~3週間保存することができます。
もちろん熱いままの保管はNGです。しっかりと常温に戻した状態で冷凍することが大事なポイントです。冷凍を戻す場合にもポイントがあります。常温で解凍してから温めると味を損なわずに済みます。
【レシピ紹介①】洋食屋顔負けのマカロニグラタン
どの家庭でも人気の献立になっているのがマカロニグラタンです。マカロニの歯ごたえとホワイトソースの絡みが絶妙な一品です。材料とソースがパッケージになっている商品も店頭で簡単に手に入れることができますが、洋食屋で食べるグラタンとは一味違います。
ここでは、洋食屋に引けを取らないマカロニグラタンのレシピを紹介します。
マカロニグラタンの材料を準備
マカロニグラタンの基本的な材料は次の物を準備します。もちろんアレンジを加えてもかまいません。2人前の材料は、ホワイトソース適量、マカロニ60g、玉ねぎ1/4個、ベーコン2~3枚(約40g)、マッシュルーム4個、えび10尾(約150g)、白ワイン大さじ1/2、粉チーズ大さじ1、こしょう適量、塩適量です。
ホワイトソースを使ったマカロニグラタンの作り方
マカロニは塩茹でします。茹で時間は基本時間でかまいませんが、お好みの硬さにしても大丈夫です。玉ねぎはみじん切りにし、ベーコンは2センチ四方、マッシュルームは4等分に切っておきます。えびは背わたと頭を取り、皮をむいておきます。鍋にバターを溶かし、ベーコンとマッシュルームを最初に炒めます。この時の火加減は中火がベストです。
えびを加えて、塩、コショウで簡単に味付けします。えびの色が変わったあたりで白ワインを加えてさっと炒めてバットにあけておきます。鍋にバターを溶かし、玉ねぎを炒めます。玉ねぎの色が透明になったら、あらかじめ作っておいたホワイトソースを入れ、馴染んだ頃に、バットにあけた具材を混ぜ合わせます。
グラタンさらにバターを塗り、グラタンを盛りつけます。粉チーズをふりかけ、250度に温めておいたオーブンで5分焼きあげます。オーブンの火加減も大事です。焼きあげる前にはしっかりとオーブンを温めておくことがポイントです。クリーミーな味わいを楽しむことができるスタンダードなマカロニグラタンの完成です。
【レシピ紹介②】栄養満点!牡蠣とほうれん草のグラタン
子供に特に人気のグラタンですが、大人の味をグラタンで作ることもできます。難しそうに見えますが、簡単に作ることができます。牡蠣やほうれん草は栄養満点の食材です。濃厚な牡蠣の味わいが魅力の一品です。ほうれん草が苦手な子供にもおすすめの為、子供がいる家庭の献立に加えてみてはいかがでしょうか?
牡蠣とほうれん草のグラタンの材料を準備
材料を準備します。2人前の材料は、牡蠣(むき身・加熱用)10~12個、ほうれん草1/2束、じゃがいも1個、玉ねぎ1/2個、ピザ用チーズ40g、洋風スープの素(固形)1/2個、片栗粉、こしょう、塩、サラダ油、小麦粉、バター、パン粉です。
ホワイトソースを使った牡蠣とほうれん草のグラタンの作り方
下ごしらえをします。ほうれん草は根元を切って幅4cmに切ります。塩茹でして冷水に浸します。じゃがいもは皮をむいて5㎜の棒状に切ります。そして水に3分ほどさらして水分をきっておきます。玉ねぎは縦に薄切りにスライスしておきます。牡蠣は片栗粉を薄くまぶしたのち、水の中で振り洗いをします。2~3回洗ったのち水分を除きこしょうを少々をふります。
材料を調理します。中火の鍋に牡蠣に小麦粉を軽く振って焼きます。こんがり色づいたら取り出しておきます。鍋にバターを溶かし、じゃがいもと玉ねぎを入れます。透明になるまで炒めます。透明になったら、小麦粉をまぶし洋風スープの素を入れます。煮立ったら、弱火に変えてホワイトソースを入れます。さらに、ほうれん草と牡蠣を入れて塩コショウで味を整えます。
焼き上げます。粉チーズとパン粉をふりかけ、6分から7分程度こんがりと色づくまでオーブンで焼きます。下ごしらえが少し面倒に感じますが、満足のできる一品が出来上がります。
ホワイトソースがあれば、グラタンレシピが拡がる!
ホワイトソースを活用すれば、人気の定番献立であるグラタンのレパートリーを広げることができます。ここでご紹介しているレシピは2つですが、工夫次第で新しい献立を作ることも可能です。冷蔵庫に余っている食材を活用したり、子供に食べさせたい野菜などを入れたり、家族の好きな食材を入れたり、自身のアレンジを効かせたグラタンをぜひ作ってみてください。
ホワイトソースはどんな食材とも相性が良いため、失敗することは少ないのです。また、ホワイトソースはどんな料理にも使用ができるので作り置きをするのをおすすめします。