鳥取はカレー消費量全国一位！人気のカレー屋をランキングで紹介！

鳥取県は隠れたカレー屋の激戦区となっており、様々な種類や味のカレーが日夜考案されています。特に見た目も味も衝撃的なのが、大榎庵のカレーはなんとピンク色をしています。その他にもカレーちゃんぽんや鳥取砂丘を模したカレーなど人気のカレー屋さんが多く集まった県です。そんなカレーの聖地とべき鳥取県で特に人気のカレー屋を紹介します。またカレーちゃんぽんの食べられる店についても紹介します。

鳥取県はカレーの2014年の年間消費量と2016年の年間消費量で2度も全国一位になった県です。なぜ鳥取県ではこれほどまでにカレーの消費量が多いのでしょうか。一説によると鳥取砂丘で栽培されているカレーの薬味のらっきょうが影響しているとされています。カレーの薬味としてらっきょうは人気なので、そのためカレーの消費量が増えたとされています。

総務省の調査によれば、鳥取県は平成7年から平成22年までで、カレールーの支出総額で4回と購入数量（消費量）で8回と他の県を圧倒し1位を獲得するなど鳥取県民のカレーにかける情熱は他の件に負けていないようです。鳥取県民は共働き世帯が多いのも特徴で、カレーは作り置きにはちょうどよい食品なので、カレーの消費量が増えたと考えている人も多いようです。

カレー王国と呼ばれる鳥取県でおすすめのカレー屋をランキング形式で紹介します。ランキング10位からランキング1位まで紹介されたカレー屋はいずれも人気店で、鳥取県のカレー人気を牽引しているお店です。そのお店の中から特におすすめのメニューや値段、お店の場所、営業時間についても紹介します。

鳥取人気カレーランキング第10位はレストラン仏区里屋です。鳥取大学前駅より徒歩10分ほどに店を構えているフレンチのお店です。おしゃれで落ち着いた空間なので女性客の比率がやや多いです。フレンチのお店なのでカレー以外にも様々な種類のメニューが用意されています。営業時間は9:00~21時まででモーニングも行っています。

レストラン仏区里屋のおすすめのカレーはエビフライカレーカントリー風800円です。エビフライがついてこの値段はかなりお安いです。ルーはカレー屋のカレーというより、洋食屋のカレーというように上品で味に深みがあります。エビフライもプリプリと揚げたてで、口に含むとエビの甘みが広がります。カレーのルーとエビフライが絶妙にマッチします。

カレー消費量日本一の鳥取を支える人気店ランキング9位の当たり前田カレーです。CMでもおなじみの有名なギャグを店名にしたお店です。米子駅から徒歩1分と好立地に店を構えています。正式な店名は「コートドール」とのことですが、誰もその名前では呼んでいないようです。営業時間は年中無休で11時から23時まで営業しています。

当たり前田カレーで特に特徴的なカレーは、「ココナッツカレー」650円です。一見するとシチューと間違えてしまいそうな真っ白なルーにトッピングがお好みでつけれます。ココナッツベースのルーにしっかりとスパイスが調合されており、辛味の中に甘みや酸味など複雑な味となっています。カシューナッツの風味も漂い南国を連想させる一品です。

鳥取人気カレー店の第8位はたくみ割烹店です。和食中心の割烹のお店ですが、そこはカレー消費量全国一の鳥取県で美味しい鳥取カレーを提供してくれるお店です。JR鳥取駅北口から徒歩5分ほどにあります。純和風の落ち着いた雰囲気で食べるカレーはとても贅沢な感じがします。営業時間は、昼11:30~14:30、夜17:00~22:00までとなっています。

たくみ割烹店のおすすめのカレーは味噌煮込みカレー1,080円です。ランチタイムにはカレーだけでなく、サラダ、コーヒー、フルーツ、みそ汁などもセットになっています。味噌煮込みカレーは益子焼きの器で出され、高級感を感じます。さらっとしたルーですが、深みがあり、お味噌のアクセントが効いています。鳥取産の和牛は口の中で溶けてしまうほど柔らかく煮込まれています。

鳥取人気カレーランキング第7位はとんきんです。とんきんは地元の人は知らない人はいないくらい有名な鳥取カレー屋で優しいオーソドックスな味わいが特徴です。とんきんはJR米子駅から徒歩すぐのところに店を構えています。営業時間はランチタイムのみの営業で11時から16時までとなっています。

とんきんのおすすめメニューは定番のチキンカレー550円です。とんきんの特徴は作り置きせず注文を受けてからトッピングを作り始めるため、少しお時間がかかります。チキンカレーは通常のチキンカレーとは違い、チキンカツを3ピーストッピングされます。揚げたてで熱々のカツとサラサラのカレールーとよく馴染みます。辛さはほどよい辛さで、食欲を誘います。

鳥取人気カレーランキング第6位のやまびこは昔より地元の人の支持されてきたお店です。JR倉吉駅から車で約30分と少しアクセスには不便なところに店を構えていますが、地元の人だけでなく、県外からも名物のカレーを食べに足を運んできます。営業時間は月から土曜日の11時から15時とランチのみの営業となっています。

やまびこのおすすめメニューは、カツカレー750円です。揚げたてのジューシーなトンカツの上に店の看板メニューである真黒なカレールーがかかっています。深いコクと絶妙の辛味、ほのかな甘みも合わさって一度食べるとやみつきになること間違いなしです。カレーを注文すると一緒に味噌汁もついてくることも特徴です。

鳥取人気カレーランキング第5位のてけてけは倉吉駅から車で15分ほどのところに店を構えています。ランチの時間になると地元の人で混雑しており、人気のメニューは売り切れてしまいやすいので早めの来店をおすすめします。営業時間は10時から20時までで、月曜日が定休日となっています。

てけてけの一番人気のハンバーグカレー900円は、びっくりするぐらい大きなハンバーグの上に深みがあり、香り高いカレールーがたっぷりとかかっています。ハンバーグカレーは売り切れ必至の人気メニューで、幅広い年齢層の人に愛されています。その他甲いかげそカレーなどの独自のメニューも人気です。

鳥取人気カレーランキング第4位のデリー・ダラバーは本格的なインドカレーを食べられる店としても鳥取カレーを食べられる店としても有名なお店です。湖山駅より車で10分ほどに店を構えています。営業時間は昼11時位~15時、夜が17時~22時で年中無休で営業しています。落ち着いた内装でゆっくり落ち着いて料理を味わうことが出来ます。

デリー・ダラバーのおすすめメニューはインド伝統のカレーを始め、さまざまな種類のカレーが食べられます。特にランチのキーマカレーのセット750円は人気で辛さも5段階選ぶことができます。キーマカレーと一緒に提供されるナンも大きくて食べ応えが十分です。深いコクと爽やかな辛さが特徴のキーマカレーとナンは非常によく合います。

鳥取人気カレーランキング第3位のカフェ・ダールミュゼは、鳥取県立博物館内にあるレストランです。コンクリート造りの外観はふと立ち止まってしまうほどおしゃれな造りになっています。本格的な鳥取カレーを提供するお店としても有名で、遠方から食べに来る人も多いそうです。営業時間は9:30~18:00までですが、予約をした場合は22:00まで営業をしています。

カフェ・ダールミュゼのおすすめメニューは、地元の食材をふんだんに使った「薬膳鳥取牛すじカレー」です。ご飯が五穀米か白米かを選べます。大きくカットされた野菜に鳥取牛の牛すじがのっています。しっかりと煮込まれた牛すじは柔らかくて口の中で簡単に噛み切ることができます。沢山のスパイスが入っており、複雑なコクと辛味と酸味、甘みが加わっています。見た目にも美しいおすすめのカレーです。

鳥取人気カレーランキング第2位の五島は、昔からあるレトロな外観でカフェというよりは喫茶店と言うべきノスタルジックな外観をしています。五島はその雰囲気とは裏腹に、非常に豊富な種類のカレーを提供しているので毎日通っても飽きが来ないです。五島はJR青谷駅から徒歩5分の好立地にあり、営業時間は、8:10~18:00までとなっています。

五島のおすすめメニューは女性に優しいベジタブルカレー840円です。ベジタブルカレーは丸く盛ったご飯を覆い隠すように野菜がしっかりと添えられています。季節や仕入れ状況によって野菜は変わります。軽く素揚げされた野菜はゴロゴロと大きく、十分に野菜を摂ることができます。カレーは少し辛めですが、野菜の甘みで辛さが中和されています。

鳥取人気カレーランキング第1位はベニ屋です。ベニ屋は鳥取県で最も人気のあるお店で大勢のカレー愛好家が連日訪れています。ベニ屋はカレー専門店でなく、喫茶店ですが鳥取カレーにはこだわっており、鳥取カレーの元祖というべきお店です。鳥取駅から徒歩5分と好立地にあり、営業時間は8:00~19:00までとなっています。定休日は水曜日となっています。

べに屋のおすすめメニューは、「チキンカツカレー」です。お皿が見えなくなるくらいご飯の上に盛られた揚げたてサクサクのチキンカツの上に、べニ屋特製のカレールーがかかっています。ベニ屋のカレーはスパイシーで辛味と酸味があり、お互いケンカせずに丁度良いバランスで提供されます。チキンカツもジューシーで口の中に入れると大量の肉汁が出てきます。

カレー消費量の全国一の鳥取県ですが、カレーライスに変わる新たな名物としてカレーちゃんぽんが誕生しました。2013年7月に誕生し、2014年1月には「鳥取カレーちゃんぽん連盟」が結成されました。現在では加盟店も増え、多くの店で様々な試行錯誤を繰り返しています。

カレーちゃんぽんは鳥取で新たに完成されたご当地グルメです。以前から山陰地方で人気のあったあんかけちゃんんぽんに全国一の消費量を誇るカレールーを融合させた料理がカレーちゃんぽんです。お店によって多少味噌を隠し味にしたり、チーズが入ったりとアレンジはされていますが、カレールーの使ったあんかけちゃんぽんというベースは変わりません。

鳥取県の新ご当地グルメであるカレーちゃんぽんが食べられるお店について紹介します。以前は2店舗しかなかったのですが、最近は提供しているお店が増えています。特におすすめのカレーちゃんぽんが楽しめるお店を紹介します。

大連は米子駅から徒歩3分ほどに店を構えている庶民的な中華料理のお店です。カウンター席やテーブル席、円卓や座敷まであり席数は全部で98席もあります。ラーメンメニューはもちろん、一品料理、丼メニュー、セットメニュー、コース料理もあり、鳥取県民の胃袋を長年満足させています。営業時間は昼11:00~14:00、夜は18:00~21:00まで行っています。日曜日が定休日となっています。

大連はもともとあんかけちゃんぽんでも有名なお店で、ちゃんぽん目当てにお店に訪れる人も多いそうです。しっかり味付けされ具たくさんのちゃんぽんの野菜を中心とした具材に鳥取県大好きなカレールーが入って、普通のちゃんぽんに比べより複雑で香ばしい味付けになっています。しっかりと熟成させたカレールーは辛味の中にほのかな酸味と甘みがミックスされています。

拉麺本家夢屋扇町店は鳥取駅から徒歩5分ほどにある鳥取でも人気のラーメン店です。鳥取名産の白髪ねぎを香ばしく焼いた「元祖焼きネギラーメン」は看板メニューとなっています。セットメニューも充実しており、ランチの時間になると大勢のお客さんで混雑しています。営業時間は昼11:00~15:00、夜は15:00~24:00までやっているので利用しやすいお店です。

拉麺本家夢屋扇町店のカレーラーメンは山陰ちゃんぽんと呼ばれるあんかけちゃんぽんのスープにカレー粉で溶いて麺の上にかけその上からちゃんぽんの具材の野菜等を添えたというシンプルな料理です。野菜にも下味がついているのでそのままでも美味しいですが、カレールーに絡めて食べると味わいが増します。麺は中太のストレート麺でよくスープに絡みます。

カレーライスは日本の国民食と言ってもいいくらい浸透しましたが、鳥取県民のカレー好きはさらにそれを凌駕しています。全国一位のカレー消費量は伊達ではなく、鳥取県のあらゆる場所にカレーを提供している店があります。鳥取県のご当地グルメであるカレーちゃんぽんも開発され、ますますカレー人気に拍車がかかりそうです。