風邪に効果的な食事は?引き始め・発熱時・回復時おすすめメニュー!
風邪を引いた時には食事のメニューに頭を悩ませる事も多いものですが、風邪にも引き始めや発熱時など、症状の進行度合いに応じて適切な食事内容が異なるものです。今回は症状や進行度合い別の、風邪の際に覚えておきたいおすすめメニューをご紹介します。
目次
- 1風邪の状態にあったおすすめの食事が知りたい!
- 2風邪の度合いによっては食事が摂りづらい事も
- 3風邪を引いてしまうのは免疫力の低下が原因
- 4吐き気がある時には食事より水分補給を優先に
- 5咳や喉の痛みには刺激になる食事はNG
- 6お腹が不調の風邪なら食事にはりんごがおすすめ
- 7風邪を引いた時にNGなのはこんな食事
- 8風邪を予防する為の食事も大切
- 9免疫力を高めてくれるおすすめレシピ
- 10風邪の引き始めには栄養素の補給が不可欠
- 11引き始めに使いたいおすすめ食材
- 12栄養たっぷりな食事のおすすめレシピ
- 13発熱時には消化に優しい食事がベスト
- 14風邪の最中に口にしたいのはこんな食材
- 15胃腸に優しい食事の美味しいレシピ
- 16回復時はビタミンやタンパク質がおすすめ
- 17風邪の回復にもってこいな食材はコレ
- 18回復力アップの栄養補給レシピ
- 19風邪の際は食事以外に水分補給も大切
- 20風邪の引き始めや回復時に応じて上手な食事を
風邪の状態にあったおすすめの食事が知りたい!
風邪を引いた時にはとりあえず栄養の補給をしなければと考える人は多いかもしれませんが、具体的にはどの様な食事をすれば良いものなのか、きちんとした知識を持って食事を摂る事はあるでしょうか?風邪の際には動くのが億劫な場合も少なくありません。
看病をしてくれる人が身近にいれば良いですが、一人暮らしであったりする場合にはなかなかそうもいかず、回らない頭を必死に回転させながら献立を考えなければならない場合もあるものです。そんな時に食事の栄養の事にまで頭は回らないかもしれません。
今回は風邪の時に摂りたい食事についてをご紹介していきます。風邪の引き始めから発熱時、回復時など症状に応じた最適な献立を頭に入れておけば、必要以上に風邪を長引かせる事も無く早い段階で回復をさせる事も可能になるかもしれませんよ。
風邪っぽいの時の食事って何がいいんだろうと思って調べたらどれもすぐに食べれないものだった
— かわせ (@Kawase_sp) February 28, 2018
風邪の度合いによっては食事が摂りづらい事も
風邪を引いた際にはきちんと食事から栄養を摂らなければならない、と頭ではわかっていても、実際には具合が悪すぎて薬を飲むのが精一杯という事もあるかもしれません。食べる体力はあっても、栄養を考慮しながら献立を考えるのは難しい場合もあるものです。
風邪の時にはとにかく栄養があって消化の良いもの、と思い込みがちですが、実は風邪の引き始めや発熱時などにはそれぞれ最適な食事があるものなのだという事をご損じでしょうか?食べられない時に無理に食べようとするのはかえって逆効果かもしれません。
風邪を引いてしまうのは免疫力の低下が原因
そもそも何故風邪をひいてしまうのか、様々な要因はありますが基本的には免疫力が低下してしまい、風邪のウイルスに対抗する事ができなくなってしまう事が原因となる様です。免疫力が低下してしまうのにも、様々な要因があるものです。
ストレス社会と呼ばれる現代では、多忙さ故に必要なだけの睡眠時間を確保する事ができていなかったり、ストレスを溜め込んだまま生活を続けているという人も少なくないものです。そこに過労も加われば、風邪でなくとも体調を崩してしまうのは必然です。
食事の優先順位が低くなってしまう
疲労が蓄積すれば貴重な時間を睡眠に充てるという人も多いものですが、それによって食事が疎かになれば栄養不足となってしまい、体はますます弱っていってしまいます。しっかりとした食事を心がける事こそが、健康への第一歩と言えるのではないでしょうか?
風邪には食事以外に栄養ドリンクも効果的
併用する薬などには注意が必要ですが、風邪を引いた際の栄養補給には栄養ドリンクを使うというのもおすすめです。ただし栄養ドリンクを飲んだからといって水分補給になるわけではないので、あくまでも栄養補助として役立てておきましょう。
吐き気がある時には食事より水分補給を優先に
しかし一言で風邪と言っても、全ての人が同じ症状を訴えるとは限りません。風邪の症状によっても食事の仕方は異なってくるもので、たとえば吐き気を催している際には無理に食事を摂ろうと思っても、吐き気を悪化させてしまう原因にもなりかねないものです。
食欲がわかない時には無理に食べ物を口に入れようとする必要はありません。しかし吐き気だけではなく実際に嘔吐まで伴ってしまう様な状態の風邪の場合には、脱水症状を引き起こしてしまう可能性を考慮して水分補給だけはしっかりしておく必要があります。
ただしカフェインを含む様な飲み物は、かえって吐き気を増幅させてしまう恐れもある為避けた方が無難です。風邪の際の飲み物はカフェインを含まない物を選ぶ様にして、その他の飲み物は風邪をしっかりと治してから楽しむ様にする事をおすすめします。
咳や喉の痛みには刺激になる食事はNG
風邪を引いた際の症状の一つとして、頻繁に咳が出たり喉に痛みが生じる場合も多いものです。こちらも風邪の症状としてはかなり辛いものになりますが、食事を摂る際には喉の炎症などを鎮めてくれる様な内容のメニューを選ぶ事がおすすめされています。
喉の痛みなどにも効果的な食べ物といえば、生姜やはちみつが最適です。生姜の味はちょっと苦手だという人も、お湯を注いだおろし生姜にはちみつを垂らしてあげたドリンクであれば甘くて飲みやすいかもしれません。レモン汁を垂らしてあげるのもおすすめです。
喉に違和感がある場合には、刺激物を食べる事は避けるのが無難です。辛い物だけではなく、固さのある食べ物も実は刺激となってしまう場合がある為、咳や痛みがある場合には刺激が少なく柔らかい食事を選んであげると良いかもしれません。
お腹が不調の風邪なら食事にはりんごがおすすめ
風邪といえばお腹に来る厄介な症状もあるものです。お腹を下したくないから食事を摂りたくないと考える事もあるかもしれませんが、りんごには整腸作用がある為そういった症状の風邪を引いた際にもおすすめのフルーツと言えそうです。
胃に優しいからとフルーツなら何でも良いだろうと考える人もいるかもしれませんが、実はフルーツの中でも柑橘系の物に関してはあまり消化が良いとは言えず、特にお腹の調子が悪い時には避けた方が良いフルーツでもあるのだそうです。
みかんなどは食べやすく水分補給にもなりそうだとつい口にしてしまう人もいるかもしれませんが、多少面倒でもりんごに切り替えてあげた方が、お腹の調子も早く元通りになってくれるかもしれません。摩り下ろしてもそのまま食べても良い様です。
風邪を引いた時にNGなのはこんな食事
風邪を引いた時におすすめされる献立があるのと同様に、風邪の際には食べない方が良い食事というものももちろん存在しています。栄養ばかりに気を取られて食事作りをしてしまわない為にも、NG項目も風邪の際の献立作りに役立ててみてはいかがでしょうか?
風邪に刺激物はNG
先程もご紹介した様に、刺激物は風邪を引いた際には基本的に摂らない方が無難です。喉への刺激となるだけではなく、胃腸などにも刺激を与える事となってしまう為、場合によっては風邪を長引かせてしまう結果にも繋がりかねない食事になるのです。
カフェインや冷たい物も献立から外す
風邪の際の水分補給はとても大切ですが、利尿作用のある飲食物は水分を外へ出してしまう為良いとは言えません。更に風邪の際には体温を上げてウイルスと戦う働きがあります。その為冷たい食事も体を冷やしてしまう為、風邪の際には逆効果と言えそうです。
消化に悪い食事も不適切
食欲があるからとついガッツリ食事を摂りたくなる人もいるかもしれませんが、消化しづらい食べ物というのは風邪で弱った胃腸には大きな負担を強いる事となる様です。その為揚げ物や乳製品、更には甘いお菓子なども献立には含めない方が良さそうです。
風邪を予防する為の食事も大切
風邪を引いてしまった際の食事というのはもちろん大切ですが、そもそも風邪を引かない体作りをする為の食事というのも大切なものなのではないでしょうか?風邪を引かない為には、ウイルスへの抵抗力や免疫力を強くしてあげる事が大切なのです。
多忙な日々を送る社会人にとってはなかなか難しい事かもしれませんが、疲れているなぁと感じたらしっかりと睡眠時間を確保し、バランスの取れた食事を摂るという事を心がけてあげるだけでも、風邪を引きにくい体を作り上げていく事はできるかもしれません。
温かい食事が風邪の予防に
更に血液循環が良くなる事で免疫機能は上昇するそうなので、日常的に温かい物をメインにした献立作りをしてあげるというのも、風邪に強い体作りには役立ってくれるポイントです。食べる物に迷った際には、温かい物を選ぶ様にしてあげましょう。
風邪治らないしんよ〜。。。
— koichiro_pochi (@i_pochi1225) February 27, 2018
ヘルシーな食事を心がけているしんよ〜!!なのに。
免疫力を高めてくれるおすすめレシピ
体を温めてくれるだけではなく、消化にも良く殺菌効果も持つ食材と言えば、生姜やニラ、にんにくといったものが挙げられます。まずは風邪を引かない体作りの為に、そういった食材を使用した献立にぴったりのおすすめレシピをご紹介していきます。
風邪予防うどん
用意するのはうどん、豆腐、ニラ、生姜、ネギなどのお好みの具材です。野菜類にうどんのつゆで火を通したら、そこに崩した豆腐を投入して軽く煮込み、茹でたうどんに具材入りのつゆをかければ完成となります。体も温まりタンパク質も摂れるレシピです。
柚子茶
用意するのは柚子とはちみつで、お好みの量の柚子の果汁、果肉、皮をそれぞれ投入しはちみつ入りのお湯を混ぜ合わせれば完成となるレシピです。柚子の下準備が面倒だという場合には、柚子ジャムを使用するというのもお手軽でおすすめのレシピです。
風邪の引き始めには栄養素の補給が不可欠
しかしどれだけ気を付けていたとしても、人からうつされてしまう場合もありますし、不可抗力で風邪を引く時は引いてしまうものです。そういった時にも、風邪の段階に応じた献立作りが頭に入っていれば風邪の早期回復も可能となるかもしれません。
まずは風邪の引き始めの際にはどういった食事をすれば良いものかを頭に入れておく必要があります。風邪の引き始めというのはやはり免疫力が低下してしまっている為、それを回復させる為にしっかりとした栄養が必要なタイミングでもある様です。
風邪を引きやすい人というのはビタミン不足である場合も多い様ですが、風邪の引き始めには意識的にビタミンが豊富な食べ物をメニューに加えてあげると良いかもしれません。更に亜鉛を含む食べ物も免疫力アップには効果的なのだそうです。
引き始めに使いたいおすすめ食材
風邪の引き始めの際の献立のメニュー作りをするのであれば、ビタミンや亜鉛が豊富な食材を選んでおきたい所です。食材が決まればメニューも考えやすいものですが、どういった食材にこれらの栄養素が含まれているかすぐに思い浮かべる事はできるでしょうか?
まずビタミンAを含む食材と言えば、卵やレバー、サーモンといった食材です。次にビタミンCを含む食材は、パプリカやピーマンにゴーヤ、明太子といった食材が挙げられます。日常的にも比較的メニューに取り入れやすい食材ばかりと言えそうです。
更に亜鉛を含む食材と言えば、牡蠣や牛肉といった食材が挙げられますが、ビタミンを含む食材にも挙がった卵やレバーといった食材にはどちらの栄養素も含まれています。これらの食材を積極的に献立に取り入れてみてはいかがでしょうか?
栄養たっぷりな食事のおすすめレシピ
そんな栄養豊富な食材を使用したおすすめのレシピもご紹介していきます。風邪の引き始めであれば食事をしっかりと摂れる場合も多いものですし、この段階で栄養バランスを考えたメニューをしっかり口にしておけば回復も早いかもしれません。
風邪の引き始めレシピ「鶏レバーのソテー」
用意するのは鶏レバー200g、ニンニク1片、醤油と酒を大さじ1、塩を少々、レモン汁を大さじ3です。適当なサイズに切ったレバーをしっかりと洗い、油で炒めたみじん切りのニンニクと共にレバーを炒めてから醤油、酒、塩を加えて更に炒めていきます。
汁気が無くなった頃にレモン汁を加えて混ぜればあっという間に完成となります。手軽で美味しいレシピですが、風邪の引き始め以外にメニューに加える場合には、お好みで味付けに七味唐辛子などを振りかけて食べるのもおすすめとなっています。
発熱時には消化に優しい食事がベスト
風邪の引き始めにはしっかりと食事をする事ができても、発熱時にはそうもいかない場合も多いものです。特に熱が高い状態ではトイレに立つ事すら億劫な場合もあり、とても食事をする様な状態ではないといった事も無いとは言い切れません。
発熱をするというのは病原菌と体が戦っている証拠でもある為、そちらに多くのエネルギーが消費される事となるのです。その為少しでもそちらにエネルギーを使わせる為に、食べ物の消化にエネルギーを回しすぎない様にしてあげる事も大切です。
特に発熱時で食欲が無いという場合には、無理に食事を摂ろうとするよりもこまめな水分補給をして、熱で汗をかいた体が脱水症状を起こしてしまわないよう気を付けておく必要があります。余程の事が無い限り、食欲は後からついてきてくれるものです。
風邪の最中に口にしたいのはこんな食材
そんな発熱時に摂取しておきたい栄養素といえば、主にミネラルであると言われています。水分不足で脱水症状を引き起こしてしまうのはもちろんですが、補給をしてあげなければ汗をかく事で体からミネラルも失われていってしまう事となるのです。
風邪の際にはスポーツドリンクを選びがちだという人も多いかもしれませんが、実は糖質よりも塩分を摂る方が良い様です。その為スポーツドリンクを飲む場合には薄めてあげたり、海塩をほんの少量加えて飲むといった工夫をするのが良いのだそうです。
発熱時でも吐き気が無く食欲もあるという場合には、消化に良い大根や生姜といった食材がおすすめされています。胃腸に負担がかかりにくい食材を選ぶという事が大切なので、食欲はあっても風邪ではない時の様な食事の仕方はしない方が無難です。
昨日からお腹の風邪な息子、看病が私1人だと買い物も行けないし、朝ネットスーパーで注文したのに何故か野菜とうどんの麺とパンくらいしか頼まなかったから、息子が寝てる隙にサッと食べれるご飯がない😭😭
— みそシム (@miiiisosilu1029) February 27, 2018
完全に息子の食事しか考えてなかった。私のごはん、降ってこい!
胃腸に優しい食事の美味しいレシピ
そんな発熱時にもおすすめしたい、胃に優しいメニューのレシピもご紹介していきます。発熱時以外にも、胃の調子が悪い時などにもおすすめのレシピとなっているので、あまり風邪は引かないという人でも覚えておいて損は無いかもしれません。
発熱時のレシピ①「大根湯」
準備するのは大根と白湯に醤油の3つのみです。大根おろしに白湯と醤油を加えるだけの簡単レシピですが、コップ1杯分程度を作り飲むのが良い様です。喉の炎症を和らげてくれるだけではなく、胃痛といった症状にも効果が期待できるメニューとなっています。
発熱時のレシピ②「カブと生姜のスープ」
準備するのは葉も含めたカブ1個、生姜2片、鰹節と昆布を使っただし汁800ml、酒を大さじ3、みりん大さじ1、醤油大さじ1、塩小さじ1です。片栗粉大さじ1と1/2、水大さじ3で水溶き片栗粉も準備しておきます。生姜は1片を摩り下ろし、1片は汁を絞ります。
まずはカブの葉を1cm幅に切り、カブは皮ごと一口大に切り分けていきます。だし汁と調味料を加えた鍋でカブを煮込み、柔らかくなった所に下ごしらえした2片分の生姜とカブの葉を加え、煮立たせた所に水溶き片栗粉を加えてとろみがついたら完成となります。
回復時はビタミンやタンパク質がおすすめ
風邪の回復時には動き回る事ができる様になっている人も多いかもしれませんが、食欲が戻っていてもまだまだ体の中は弱った状態が続いていたりするものです。風邪の引き始めや発熱時と同様に、回復時にも献立には気遣ってあげる必要があるのです。
風邪の回復時には消化に良い物を選ぶのと同時に、不足してしまったビタミンやミネラルをしっかりと補給してあげる必要があります。更にタンパク質なども摂取する事で代謝も上がり、風邪で弱ってしまった体を回復させてくれる手伝いをしてくれるのです。
体に良いものといえば食物繊維も積極的に摂取する人は多いですが、実は食物繊維というのは消化にパワーが必要となってしまう為、風邪の回復時などにメニューに取り入れる際にはしっかりと火を通してあげる調理法を選択する事をおすすめします。
風邪の回復にもってこいな食材はコレ
そんな風邪の回復時におすすめしたい食材といえば、タンパク質が豊富に含まれている卵や豆腐、更に鶏胸肉といった脂質が低い肉類です。赤身のお肉などは消化にパワーが必要となってしまう為、どうしてもお肉をメニューに加えたい場合には鶏肉がおすすめです。
野菜などからも必要な栄養を補給する必要もある為、にんじんやほうれん草、大根の葉といった物をスープなどにして柔らかく温かな食事を作ってあげるというのもおすすめです。脂っこい食事などはしっかりと回復するまでは避けておくのが良さそうです。
回復力アップの栄養補給レシピ
そんな風邪の回復時にもおすすめしたいレシピをご紹介していきます。せっかく風邪が治りかけていても栄養不足で風邪をぶり返してしまわないとも限りませんし、きちんと風邪を治しきってしまう為にも一番重要な献立となるかもしれません。
回復時のレシピ①「レンコンスープ」
準備するのはレンコン4cm程度、カニカマ6本、だし汁400ml、卵白2個、みりんと薄口醤油を小さじ2、塩を小さじ1/2、酒を大さじ1と1/2です。カニカマは予め小さめに切り分けておき、レンコンは皮を剥いたものを摩り下ろした状態にしておきます。
だし汁とレンコンを投入した鍋を強火にかけて煮立たせ、火を弱めてから更に2分ほど煮込んでおきます。そこに調味料とカニカマを加えて煮立たせ、最後に卵白を加えて軽く掻き混ぜてあげれば風邪の回復スープの完成となります。日常の献立にもおすすめです。
回復時のレシピ②「鶏雑炊」
準備するのは米1合、鶏もも肉1/2枚、しめじとネギを適量、卵1個、500ccの水に和風だしのもと、鶏がらスープのもと、醤油、塩をそれぞれ小さじ1/2となります。材料を一口大に切り分け、調味料を入れた鍋を沸騰させてから材料を投入し火を通します。
卵を溶き入れた鍋にご飯を投入して数分煮込んだら雑炊の完成となります。消化にも良くタンパク質の補給もできるおすすめレシピなので、風邪の引き始めなどにもおすすめですし是非献立のレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか?
風邪の際は食事以外に水分補給も大切
風邪の引き始めや発熱時といった、風邪の状態に合わせた食事の内容についてをご紹介してきましたが、もちろん風邪の時に口にするのは食べ物ばかりではありません。汗などで体から出てしまう水分は、意識的に補給してあげなければならないものです。
水分補給だけではなく風邪の際に不足してしまうビタミンなども補給できる飲み物としては、生姜湯や柚子茶などがおすすめです。更に卵酒や甘酒といった物も風邪には効果があるそうなので、お好みでこれらも併用して水分と栄養補給をしておくと良さそうです。
風邪の引き始めや回復時に応じて上手な食事を
風邪の際の食事に関する様々な情報をまとめてお届けしてきましたが、これまで薬を飲む為に何か食べておけば良いだろうと適当な食事ばかりをしていたという人は、それこそが風邪を長引かせてしまう原因となっている場合もあったかもしれません。
健康な時でさえ献立を考えるのは面倒になる事もありますが、普段とは違い弱っている風邪の時だからこそ、栄養や体の状態に気を使いつつ食事メニューを考えてあげる事が大切です。食事のメニューを覚えれば、風邪自体を引かなくなるかもしれません。