静岡のおでん横丁とは？美味しい名店が並ぶ青葉おでん街を徹底紹介！

味よし安さよしのコスパに優れた静岡おでん今全国に人気拡大中ですが、静岡には昔からのおでん屋が軒を連ねているおでん屋横丁が2か所あります。それぞれの横丁がそれぞれに特徴的な店舗を展開しており、おでんだけではない静岡の観光の目玉として近年注目を集まています。そんなおでん横丁に今回はスポットライトを当ててご紹介します。静岡で愛される静岡おでん横丁の真髄に今回はせまっていきたいと思います。

静岡おでんの特徴は、まずは見た目で分かるその黒いスープです。この黒いスープには具材から出た味が出ていて特徴的なのですが、ほかの地方のおでんとは違いこのスープはお皿に取りません。代わりにかつお節や青のりなどを混ぜた出汁粉をかけて食べるのも特徴的です。また具材の中で眼を引くのがこれまた黒いはんぺんです。焼津港が近い事から取れたての青魚で作られたこの黒はんぺんが使われていることが多いのです。

おでんは駄菓子屋などで売られていたこともあり、静岡おでんはお小遣いで買ったり、お使いで買ったりと、地元の人の生活に密着して売られています。また年間を通じて食べられているもので、夏にオデンとビールなどで食べる人も少なくないのだとか。この黒い色のおでんと黒はんぺんなのですが静岡県の一部地方でのみ取り扱われているものなのでコンビニチェーンなどでは普通のおでんと白いはんぺんが売られているそうです。

静岡おでんには5か条があるそうです。その①黒はんぺんが入っている事、その➁出汁が黒い事、その③串にさしてある事、その④青のり、出汁粉をかける事、その⑤駄菓子屋にもある事、だそうです。子供のころから仲間と食べたおでんが大人になって今度は酒の肴になる。長い年月愛され続ける静岡のおでんの秘密を今回探ってきました。

出汁のメインは牛スジ、そこに醤油を多めに使って出汁に味付けをします。多いところでは2割ほど醤油を使うそうです。後はみりん、酒で味を調えれば出来上がり。普通に東京で食べられているおでんよりは味付けは筑前煮などに近い感じがして味の濃いのが好きな人にはお勧めです。出汁は皿にとって味わったりせずに魚粉などから作られ出汁粉をかけて食べるのが一般的でおすすめとなっています。

元々は屋台から始まった店もあり、静岡おでんの中心街と言える場所です。小さいお店が並び静岡おでんの憩いの場所と呼べるところです。女性一人で来客する方も多く静岡で本格的な静岡おでんが食べたいならここでなら、間違いないでしょう。

静岡おでんの店が軒を連ねるのがこの「青葉おでん街」と「青葉横丁」です。どちらも静岡駅の近くにあり昭和のノスタルジックなイメージのお店が多い通りです。またおでん以外にも様々なメニューを取り揃えている店が多く静岡のサラリーマンの憩いの場所としておすすめで人気です。また近年はテレビで取り上げられたりと観光の目玉としてもおでん横丁が多くの観光客を集めています。

昭和通りを挟んで市役所側にあるのがこの青葉横丁です。TVCMでも使われたことのあるお店があり、一躍静岡おでんを全国に広めた縁の下の力持ちです。この横丁には古くからの常連さんが多く集まる店が多くあります。また近年は静岡の観光の目玉の一つとしておでんが取り上げられていることもありますので希望したお店に行ってもお客さんで一杯なんてことも無いよう、事前時電話で予約してから行く方がいいかもしれません。

静岡と言えば先日亡くなられたさくらももこさん著のちびまる子ちゃんが有名ですよね。その佐倉桃子さんも行きつけだったというのがこの三河屋です。TVCMで全国的に静岡おでんを拡げた功績もありますが、元は屋台から始まったこのお店、最初は何と昭和23年からあるそうです。おでんももちろん人気なのですが一緒にカキやレンコンなどを炭火焼orフライでレモンをかけて食べるといった居酒屋さんらしいメニューもあります。

人気の静岡おでんメニューは、牛スジ、しのだまき、こんにゃくです。キッチンはオープンスタイルで屋台の時代から駆らわずお客さん目線での調理、接客を心がけているお店です。濃いめの出汁を吸ったおでんが魅惑のおいしさを口の中で展開してくれます。一度行けば病みつくになるという方も続出。ただ人気店ですので、咳がいているという事は少ないかもしれません。一度店にお電話で予約をしてから行くことが確実です。

人気のお酒は静岡割です。簡単に言えば焼酎を静岡茶で割ったものです。静岡茶の香りが焼酎の香りとベストマッチ、飲みやすいと評判のお酒です。また緑茶には二日酔い予防の効果もあり、おでんとの取り合わせも味わいが良いのでおススメです。静岡という場所の生んだチューハイで普通の緑茶割より効果が高いようでおすすめです。

イメージは駄菓子屋さんで売っていた、おばちゃんのおでん屋さんと言うコンセプトのお店です。女性が一人で来店されることもあるアットホームな雰囲気のお店です。おでん横丁の中ほどの場所いあるお店です。人気名は少し甘いがあっさりとした味わいのおでんで何本でも食べてしまえそうな味付けです。出張で静岡に来たお客さんも多く訪れるために、都道府県ノートとしてお客様のコミュニケーションノートを作っています。

このノート元は県外からの人向けでしたが、静岡おでんの人気が高まり、現在では海外から来た観光客の方が書いていたりします。海外では日本の観光に福岡から入国してJP線を通って羽田から出国するルートが人気ですが、その際に静岡によっておでんを食べるのも人気のコースです。またこのお店も人気店なので電話等で確実に予約を取ってから訪れるほうがお席の確保は確実でおすすめです。

2014年に23年切り盛りしていた先代から店を受け継いだ店主がやっているお店です。珍しくておいしい人気メニューに鳥皮があります。ぷりぷりの歯触りのゼラチン質が美味しいと人気です。またおでんをフライにするメニューも人気で厚揚げが特に人気です。フライにした厚揚げにこしょうを振ったものが美味しくビールとの相性も抜群です。また日本酒や焼酎でもおでんの懐が深く受け止めてくれる味わいになっています。

おでんの練り物も、もとは油で揚げているものが多く、油とは相性がいいです。また人気なのは黒はんぺんのフライ。味わいとしてはふわふわのアジフライを想像してもらえばイメージとしてはいいのかもしれません。ソースや醤油はお好みで別れる所です。元気で明るい雰囲気の店内には比較的若い方が多く集まっています。こちらも人気店なのでご来店の際には電話等で予約することをオススメします。

比較的おでん横丁の中ほどの場所に店があり、少し混雑していますが、そこが人気店の証、場所の関係上広くはないので、早めに行かれてオデンを楽しまれるのが良いでしょう。

元バスガイドの女将さんが切り盛りするアットホームな雰囲気がうりの「ききょう」。この場所で30年以上の歴史がある店舗ですが2013年に店をリニューアルしているので、新しくもどこか懐かしい昭和ノスタルジックなお店です。大和芋と長芋を合わせたものにシラスを混ぜて焼いてあるフワフワのききょう焼きが人気メニューです。おでんの具も夏場は20種類、冬場は25種類程のおすすめメニューを取り揃えています。

黒というよりは琥珀色に近いおでんの汁をまずは一口味わってください。女将さんの気の利いた接客についつい長居しがちになってしまいます。女性らしい細かな気配りの届いたお店で女性一人でも気軽に立ち寄れるアットホームなお店です。

人気漫画「孤独のグルメ」で取り上げられたこともある人気店です。店の名前は心機一転から取って一心と名付けました。その名の通り気持ちを常に新たにしているそうです。静岡おでんには珍しく出汁粉でなくスープをかけて食べるおでんスタイル。スープは鳥皮などから出汁を取って、柚子胡椒をくわえて少しふうみの効いた味付けとなっていますので違った味わいが出来ておススメです。ただ例にもれず少し店内は狭いのでご注意を。

店内には所せましとメニューが張ってある昭和ノスタルジックなスタイルのおでん屋さんです。また焼酎も込め焼酎を樽に入れて熟成させた樽焼酎「朝立誉」が人気メニューです。またおでん以外にも牛のレバーを使った「下町のフォアグラ」や「焼きのり黒はんぺん」などのおつまみメニューも30品以上取り揃えてあります。人気店ですので行かれる際は電話等でご予約をした方が確実です。

昔からの馴染みのある店をイメージして付けられたのが店名のぶらく。昭和52年から青葉横丁のこの場所でおでん屋を営んでいます。牛すじの出汁に昆布とかつお節の出汁を合わせた昔からの静岡おでんの王道の味を追求しています。おでんを出してくれる際は、一度に出してしまうと後が冷えてしまうので2度に分けて提供してくれるという売れいい心遣いもありますのでおすすめです。

大きめに串に刺されたおでんが滑って落ちないように小さく切ったこんにゃくをストッパーとして使っていて細かい気配りが嬉しいお店です。また人気メニューには桜えびを使ったかき揚げなどもあります。また材料さえあれば、お客さんのお好みのメニューを通ってくれるという事も人気を集めている秘訣です。常連客も多く混雑しているので、人気店で場所的にも広さもさほど大きくないので、電話で予約をしてからいかれた方が確実です。

特徴は鶏がらと蒸した手羽先で取っただしにあります。あっさりとした味わいの静岡おでんとは少し違った味わいのあるお店です。おでん以外にも蒸した手羽先を焼いたものや手羽で包んで餃子などのおすすめおつまみメニューが豊富なのも嬉しいところです。また各種フライやお刺身など居酒屋に近いメニューも取り揃えています。なのでフラっと一人で入っても満足できるメニューになっています。場所が少し狭いので気を付けてください。

女性が一人でも入れる雰囲気のお店です。ただ店舗は少し小さめなので、行かれる際は電話でご予約を。L字型の店舗でおでんの鍋に近い方はほぼセルフサービスでおでんを取るのが暗黙の了解となっているのだとか。静岡の地酒なども置いており、酒と料理で静岡を楽しむならこのお店がおすすめです。場所の関係上多少狭いので予約して行かれた方が確実に座れるのでおすすめです。

2018年1月にオープンした静岡おでんの新星がこの「いしの屋」です。ただこのいしの屋青葉横丁の最古参のおでんやタコ八のおかみさんの遺志を継いで同じ場所で営業をしています。おでんのベースは牛すじと鶏がら出汁のダブルスープに白出汁を混ぜたスープで作られています。おでんの出汁は昔駄菓子屋でおでんを打っていた方のアドバイスをいただいているので、昔懐かしい味わいと評判です。場所は出口に近い辺りにあります。

一つ一つの具が大きいのも特徴です。一番人気のおでんの大根はその大きさに驚く方もいるようです。フライは揚げ置きでなく、注文後に一つづつあげるので多少時間がかかりますが上げた手でジューシーな味わいが人気です。また禁煙なので、一人でも若い世代や女性が入りやすいお店になっています。カウンターのみの営業ですので訪れる際には電話で確認をして予約を取るのが確実です。

おでん以外のメニューも充実しているのがこの「よしく」です。串焼きの他お刺身も取り揃えてあり、冬場はあん肝、夏場は天然の牡蠣と取り揃えてあり、中でも人気なのは手作りのたたみ干です。これを軽く炙って日本酒や焼酎と一緒に一杯飲むという方も多く、またビールにも合わせやすいのでおすすめです。又は署は比較的入り口に近い側にあり、ぶらっと気軽によれるところも人気の秘密です。

季節に合わせたおつまみを用意しているので、いつ行っても新鮮な味わいのおつまみが場を楽しませてくれます。またたたみ干でも珍しい桜えびのたたみ干しもありこちらも併せておすすめ人気メニューとなっています。またこちらも場所的にも店内は狭いので。電話で予約を取られてから向かわれてください。

今度はもう一つの静岡おでん屋さんが軒を連ねる青葉おでん街を見ていきましょう。また小さな店舗が多いですが、その分行き届いたサービスや店主との掛け合いが楽しい店が多く人気店も多数あります。ですがやはり店舗の関係上いかれる際は電話などで予約を取られてから出かけられるのが確実です。また店舗によって味わいのそれぞれ違うおでんを食べ歩くのもなかなかに楽しいです。

おでんのスープは1986年から継ぎ足しで使っているスープです。スープの素材は牛すじとカツオと昆布のみからだしを取っています。今のご主人で4代目となる老舗で15，6種類のおでんの具をご用意しています。手羽明太や黒毛和牛のステーキなどほかの店にはあまりないおつまみが充実しているのも特徴です。また竹でのむ「竹酔い」も人気メニューで爽やかな竹の香りと地酒の香りがベストマッチしたメニューです。

具が大きい事が特徴的な、みよしのですが、このほかにも特徴として出汁このほかに白味噌をつけて食べる事にもあります。この甘めの味がオデンとベストマッチして香りと味わいが強調された味になります。またこのほかにも水たこを炭火で炙った「北海水たこの炙り」もおすすめ人気メニューです。たんぱくな味わいに炙った香ばしさが混ざって非常においしく仕上がっています。

2018年4月にオープンしたお店です。わさびやシラスを使った手作りつみれや、桜えびのお揚げを使った創作おでんなどが特徴です。女性店主の行き届いた心遣いとサービスがうりおすすめです。その女将さんと会話を楽しむお客さんも多いお店です。食材は静岡の地元で取れた素材などをふんだんに使っており、魚介類や、お茶、わさびなどを楽しむことが出来ます。

シラスつみれと、わさびシラスつみれは白出汁で煮てあり他のおでんとは少し違った味わいで人気を集めています。またわさびの香りと日本酒が相性がよくついついお酒が進んでしまいます。こちらでも人気の静岡割りがあり、このお茶の香りとわさびの香りは新鮮で鮮烈な香りを楽しむことが出来おすすめです。

特徴は出汁粉ではなく、信州みそベースで作られた特製のたれでおでんを食べる所にあります。目指しやねぎまなど一品料理も多数ご用意しており、おふくろの味が人気のお店です。現在の店舗はこの場所で1998年からの営業ですが、以前から営業している老舗のお店で今の当主で4代目だとか。カラオケも用意してあり、食べながら、飲みながら歌う事ができる所も人気の秘訣です。

昭和30年に屋台からスタートした由緒あるお店です。青葉おでん街にはその2年後に店舗を移し今の場所で回転、今では青葉おでん街一の古株店舗となりました。出汁は継ぎ足しで使っており、年月をかけて作られたその味わいは絶品です。おでんの具は丁寧にした処理をされて鍋に入れられており、さすが老舗の風格を持った御殿ばかりとなっています。

肉などは丁寧に油抜きをして鍋に入れるなど下ごしらえをしっかりとした静岡おでんが特徴です。出汁粉でなく特製のみそだれで食べるのが津久志の特徴です。手作り餃子屋山芋焼きなど人気のサイドメニューも豊富で女性が一人でも安心しては入れる店舗です。また合わせて湯豆腐も用意しており、お酒の締めに頼まれる方も多いメニューです。

静岡のおでんは煮込みおでん。というぐらい煮込んだだしを使っています。黒い出汁は醤油を使ったものでなく、様々な具材と黒はんぺんなどから出た出汁で自然と黒くなったものだそうです。なので見た目は濃そうな味を想像しますが実はあっさりとした味わいで、とくに静岡おでんの大根がその味わいを吸って特徴的な仕上がりになっています。オリジナルおでんの「袋」も人気メニューです。中身は秘密です。

出汁実の2割を醤油が占める濃いめの味付けが特徴な静岡おでん屋が「愛ちゃん」です。ほぼ毎日手をかけて継ぎ足してだしを作っている当店その歴史は何と60年以上と年季の入ったもの。情報つはこの名前先代の愛娘から取ったもの。先代より伊勢を譲り受けたのが2007年、そこからも青葉おでん街の癒しの場として活動を続けてきました。よりも良い美味しさを求めて進化し続けるお店です。白焼きはロマンスと言います詳細はお店で。

牛すじから出汁を取る事が多い静岡おでんでもこの店は鶏がらで味を取ります。基本の鶏がらスープに牛すじのスープやしょゆみりんなどで味をつけているため、鶏の甘みと香りのよい脂が出汁のうまみとなり、おでんの具材を色とりどりに引き立ててくれます。とくに味わい深いのが静岡おでんの具材としては珍しい鶏の手羽先です。しっとりとした手羽先のみにうまさに出汁がしっかりと浸みこんであじわいぶかいひとしなです。・

すぐ近くにありながら。全く違う世界観を持ったこの2つのおでん横丁。おでんの味わいを極限まで高めてしっとりのんびり店主と会話を楽しみながらおいしいおでんに舌鼓を打ちましょう。またおでんを味わうだけでなく、その昭和ノスタルジックな二つのおでん書庫長の雰囲気も食の一つの醍醐味だとして味わっちゃいましょう。

藤の屋や愛ちゃんなど古くからある店と浪漫や新婚など比較的あた雅しい店が混在しているのが特徴的なのがこちらの青葉おでん街です。またおでんだけでなくフライや一品料理など色んな味を取り揃えた店も多々あります。とくに黒はんぺんのフライは人気で、ふわふわの食感に青魚の磯の香りが混ざって、言葉で氷河円するのが難しいので食べて判断していただけるとか助かります。

静岡のおでん街の筆頭と言えば青葉おでん横丁です。おでん屋以外にも多数の店が軒を連ねており、居酒屋横丁といった雰囲気も醸し出しています。こちらの横丁も戦後屋台からスタートした店も多くありそれらが協力共存共栄する形でこの横丁を形成しています。静岡のサラリーマンの憩いの横丁として今までもこれからも青葉横丁は静岡おでんの中心横丁として続いていくでしょう。

静岡を訪れたら食べたいものベスト3に必ず入るのがこの静岡横丁のおでんです。味わい深い静岡おでんの魅力を存分に味わうためにも静岡を訪れたらこの静岡の2つのおでん横丁を歩いてみていかがでしょうか。昭和のノスタルジックな気分に浸りながら、美味しいお酒とこれまたおいしい静岡おでんに舌鼓を打つ。おでん横丁を満喫したら、それを土産話にしてまた静岡のおでん横丁に訪れて違うおでん横著を味わってもいいでしょう。