味坊のランチメニュー特集！新店・味坊鉄鍋荘の人気メニューも！

皆さんは中華料理のジャンルについてどのくらい知っていますか？中華料理のジャンルには、唐辛子や山椒などの香辛料を効かせている四川料理や山東料理、広東料理などがあります。今回の記事では、たくさんの種類がある中華料理の中でも、旧満州地区の遼寧省、吉林省、黒竜江省の郷土料理にあたる東北料理について紹介していきます。

中国東北料理の味付けのベースは塩味やしょうゆ味が多く、西のモンゴル、東の北朝鮮、北のロシアも融合した日本人の口にも合う味付けの料理になっています。ビールにもぴったりの羊肉串や豚背骨のしょうゆ煮込み、炭火で焚く銅鍋料理など、見た目は素朴ですが、なかなか味わえない豪快な中国料理になります。

今回はそんな東北料理を思う存分味わうことができるお店、味坊について詳しく紹介していきます。味坊の場所や営業時間などの基本的な情報や、おすすめの東北料理メニューなども紹介しているので、日本で東北料理を味わいたい方は参考にしてください。

最初にまず、味坊の基本情報について詳しく紹介していきます。味坊のお店がある場所や、味坊で味わうことができる料理や特徴、そして味坊の営業時間などをまとめています。まずは、東北料理を味わうことができる味坊について覚えておきましょう。

最初に味坊のお店がある場所について覚えておきましょう。本場中国東北料理が楽しめる、味坊はJR神田駅から徒歩3分の場所にお店を構えています。味坊は神田東口のガード下にある異国情緒たっぷりのお店となっており、神田駅から歩いてすぐの所にお店を構えていることもあり仕事終わりのサラリーマンや、友達との飲み会にも利用されているお店になります。

黒竜江省出身のオーナーが、地元の郷土料理でもある東北料理を紹介したいということでお店を開き、今では、本場の中国東北料理を神田で味わうことができるお店へとなっています。

中華の1ジャンルの東北料理は上記でも既述したように、中国に隣接する朝鮮半島や寒い国のロシアなどから文化的な影響を受けて生まれた料理です。中国の東北料理は最近東京でも目新しい、楽しいなどと話題になってきている料理の一つです。その人気の中国東北料理が神田で食べることもあり、味坊の人気がどんどん上がっている理由の1つといえるでしょう。

そもそも神田で食べることができる、中国東北料理の特徴は一体どのような料理なのかを見ていきましょう。東北地方の料理は食材を長持ちさせるために、発酵させたり香辛料を多く使います。また、モンゴルが近いため羊肉を多く使用し、こってりとした味付けが特長の料理です。中国東北地方の冬はマイナス20度まで気温が下がることもあるほどとても寒さが厳しい地域なので、育つ食材や食べるものの種類も多くありません。

そこで、東北地方で住んでいる人々が知恵とアイディアを絞り出して作り上げた料理が東北料理といわれています。東北料理の特徴は上記で紹介したほかにもエスニックな料理も多いため、今注目を集めています。東京で中国東北料理が味わえるお店が味坊になります。

中国黒龍江省出身のオーナーが地元の料理と飲み物を提供したいというこだわりから地元の紹興酒をはじめ、ワインや焼酎も提供しています。その中でも密かに人気を集めているお酒がワインです。味坊の自然派ワイン（1本2500円）は神田の味坊で提供している東北料理の羊肉を使った料理との相性が非常によく、味坊の料理と一緒に頼むことも多い、人気のお酒メニューとなります。

また、神田の味坊にはコースメニューも存在しており、人気の「味坊満腹セット3000円」や「贅沢火鍋セット3000円」が用意されています。全13品で構成されている味坊満腹セットはラム肉串焼きをはじめ、和え物や炒め物など、ワインなどのお酒と相性抜群の料理が用意されています。火鍋セットはラム肉を使った火鍋が堪能できる、身体が温まるコースメニューとなっています。

もちろんコースメニューの他にも、一品料理や火鍋の追加メニューなども多くのメニューが存在しています。お酒もワインの他に定番のビールや中国のお酒もあるので、飲み会にもおすすめのお店になっています。そんな神田にある味坊の営業時間ですが、11:00～14:30、17:00～23:00（月～土）、15:00～21:00（日・祝）となっており、定休日はありません。

続いては、神田の味坊のランチについて詳しく紹介していきます。夜に仕事終わりの飲み会や、友達、仲間たちとの飲み会に利用するのはもちろん、味坊にはランチメニューもあるため、仕事の休憩時間やショッピングの休憩に立ち寄ることもできます。

上記でも記述していますが、神田の味坊の営業時間は、11:00～14:30、17:00～23:00（月～土）、15:00～21:00（日・祝）となっています。その中で、味坊のランチタイムは11:00～14:30（月～土）となっています。定休日はないが、日・祝日はランチタイムがないので、注意しましょう。

味坊のランチのメニューは非常に多く様々な東北料理を楽しむことができます。定番のニラ玉定食や豚肉ときのこ炒め定食の定食メニューや、味坊特製そば、ラーメンや山椒激辛ラーメンなどの麺メニューが存在しています。ランチメニューの一部の麺類には、半チャーハンか、マーボー丼を追加で注文することができます。

値段も700～1000円程度と非常にリーズナブルな値段になっているので、ランチタイムに気軽に立ち寄ることができるのも、神田の味坊が人気店の理由の1つといえるでしょう。

味坊のランチメニューの中でも、一押しのメニューは「ラム肉のクミン風炒め定食1100円」になります。クミンとは、エジプトなどを原産とするセリ科の一年草になっています。種子に強い芳香とほろ苦み、辛みがあり、香辛料としても用いられています。こちらのメニューはこのクミンとお店自慢のラム肉を炒めたランチメニューです。

定食ということもあり、スープと器いっぱいに盛られたご飯も付いています。さらに、小皿には麻婆豆腐が付いており、味を変えたい時にご飯に乗せて食べるのがおすすめです。非常にボリュームのあるランチメニューになっているため、ランチタイムにがっつりと食べたいという人におすすめの定食メニューとなっています。

続いては、味坊の姉妹店にあたる味坊鉄鍋荘について紹介していきます。味坊鉄鍋荘も味坊同様、中国の東北料理を提供しているお店となっています。味坊鉄鍋荘は、東京メトロ千代田線湯島駅から徒歩3分の場所にお店を構えており、営業時間は17:00～23:30（全日）となっており、不定休のお店になっています。

神田の味坊に行くのが遠いという方には、ぜひ御徒町の味坊の姉妹店である、味坊鉄鍋荘に行って本場中国東北料理を味わってみてはどうでしょうか？

御徒町にある味坊鉄鍋荘で提供している料理は、大きな鉄鍋を使った煮込み料理となっています。ラム肉や豚のスペアリブ、尾頭付きの季節の白身魚などを、干したり乾燥させたりした野菜類や、発酵させた白菜や高菜などと一緒に煮込む料理とお店自慢のワインと一緒に楽しむメニューが用意されています。

さらに、味坊鉄鍋荘には、コースメニューも用意されており、3500円のコースと5000円のコースがあります。3500円のコースでは、前菜5品、煮込み料理1品、饅頭、水餃子・蒸餃子、デザートが用意されています。5000円コースでは、前菜7品、煮込み料理2品に饅頭、水餃子・蒸餃子、デザートといったコース内容になっています。コースの前菜ははその日に用意されたメニューから選ぶ形となります。

味坊鉄鍋荘はコース料理の他にも、上記でも既述したように鉄鍋を使った煮込み料理がたくさん用意されています。また、味坊鉄鍋荘自慢のワインの他にも、ビールや紹興酒などのお酒も用意されているので、鉄鍋メニューと一緒に一杯飲んでみてはどうでしょうか？

では最後に、味坊鉄鍋荘の人気メニューについて紹介していきます。もちろん、鉄鍋メニューはどれも美味しく全部おすすめですが、中でも味坊鉄鍋荘自慢のラム肉を使った「ホンムンヤンロウ/ラム肉と大根の醤油炒め煮1680円」や「チントゥンヤンロウ/ラム肉と野菜の塩煮込み1680円」がおすすめです。

ラム肉と大根の醤油炒め煮は、ラム肉の肩ロースを大根と共に炒めたうえに、鶏の出汁でじっくりと煮込んだ、味坊鉄鍋荘のオーナーの出身地でもある、黒竜江省の名物料理になります。コクはあるけれど、輪郭のはっきりした醤油ベースの味付けになっているので、ロゼのワインとも相性抜群の鉄鍋煮込み料理になっています。

ラム肉と野菜の塩煮込みは、ラム肉のスペアリブをトマト、玉ねぎ、セロリ、長いも、にんじんなどの野菜類と一緒に鉄鍋で煮込んだ料理になっています。ラム肉のコクと香りを、トマトと鶏の出汁のうま味が支え、香味野菜がアクセントになって非常に美味しい一品となっています。赤・白・ロゼなど、どんなワインにも合う万能の煮込み料理です。

味坊鉄鍋荘にはラム肉を使った鉄鍋料理の他にも白身魚のとうがらし煮込みや親鶏とナラ茸の煮込みなどの、料理も用意されているので、ぜひ中国の本場東北料理を堪能したい場合は、味坊鉄鍋荘に行ってみてはどうでしょうか？

最後に紹介するのは、御徒町駅から徒歩4分の場所にお店を構えている、中国東北料理を堪能できるお店「羊香味坊」になります。こちらのお店も神田にある味坊同様に、ラム肉などを使った中国の東北料理を楽しむことができる、御徒町の味坊になります。

御徒町駅からも非常に近いため、仕事帰りなどにふと立ち寄ることができるお店になっています。営業時間は11:30～22:30（月～金）、13:00～22:30（土・日・祝）となっており、定休日はなく年中無休のお店になっています。お店の開店時間も早いため、御徒町で早い時間から飲みたい人や、ランチを食べたい人にもおすすめのお店になっています。

御徒町にある羊香味坊にはカウンター席も用意されており、一人でも気軽に入れるのが特徴のお店になっています。立ち飲みスタイルでお酒を楽しむのもいいですが、もちろん椅子も用意されているので、座ってゆっくりと一人で東北料理を堪能しながら、お酒を楽しむことも可能です。

御徒町の羊香味坊のメニューには、前菜・小皿メニューや点心、ご飯ものや羊串焼きメニューなど、お酒にぴったりのメニューが多く用意されています。ボリュームもあるため、がっつり食べたい人でも満足できるメニューになっています。

それでは、御徒町の羊香味坊の人気メニューについて紹介していきます。こちらのお店でのおすすめは上記で紹介した2つのお店同様、ラム肉を使った料理メニューになります。中でもお酒との相性抜群の肴メニューは「よだれラム800円」になります。冷菜メニューのため、時間もかからず、すぐに運ばれるためお酒と一緒に最初に注文するのにおすすめのメニューになります。

よだれラムは柔らかく、厚みもしっかりとあるラム肉と山椒がしっかり効いたタレの組み合わせがクセになる味わいになっています。さらに、ピリッとした辛さがお酒を進ませてくれるので、ぜひお酒と一緒に堪能したい一品となっています。

次におすすめのメニューは「ラムフレンチチョップ2本1200円」になります。絶妙な火入れでこんがりと焼き上げられたラムチョップは、独特のスパイシーな風味が後を引く味わいとなっています。肉厚なのに、柔らかな食べ応えと溢れ出るたっぷりの肉汁が堪らない一品です。ぜひ豪快にかぶりついて、ラム肉のコクのある味と肉の柔らかさを思う存分楽しんでみましょう。

神田にある味坊について紹介してきましたが、どうだったでしょうか？味坊は、本場の中国東北料理を楽しむことができるお店として非常に有名ですが、姉妹店の味坊鉄鍋荘や、御徒町の羊串焼きなどとお酒が楽しめる羊香味坊が存在しています。東北料理の味付けは塩や醤油ベースと、日本人好みの味付けになっているので、ぜひ東北料理を食べたことがない人も、神田や御徒町に行った際は、味坊に立ち寄ってみてはどうでしょうか？