節約レシピの一週間分の献立メニュー！作り置き料理も紹介！

忙しい主婦にとって、毎日のメニューを考えて、買い出し、調理をするのは本当に大変なことです。これが毎日続くわけですから、少しでも楽で節約できる簡単なレシピを知りたいところです。もし一週間分の節約レシピの献立メニューがあったら、大変助かる事かと思います。今回はそんな主婦の方達のために一週間分の献立メニューと節約できる作り置きレシピも紹介していきます。

節約レシピで一週間分の献立メニューを作るにはちょっとしたコツがあります。それは、まず最初に考えるべきことは、五日分のメニューになります。どうしても一週間分のメニューをしっかりと考えてしまいがちですが、実は五日分だけで良いのです。なぜなら月曜日〜金曜日までのメニューの中で必ずと言っていいほど、食材は残ります。この残り物メニューで在庫を使い切ることがとても重要になってくるのです。

まずは月曜日〜金曜日までのレシピを考え、五日分のメニューを作ることが大切になります。なぜ土日のレシピを考えないかと言うと、ちゃんとした理由があります。それは先にも述べましたが、必ずと言っていいほど、金曜日の段階で食材が少しずつ残ってしまうのです。ですから、あえて節約レシピは考えず、土曜日は残った食材を使って在庫整理メニューを作り、日曜日は家族の食べたいメニューを作ったり、外食をオススメします。

週末の一日は残り物メニューで在庫を使い切ることを紹介してきましたが、では具体的にはどのような節約レシピで使い切るのでしょうか？例えば、冷蔵庫の中にキャベツの芯に近い部分が少しと人参半分、豚こま肉100g、卵が2個残っていたとします。そんな時は、キャベツが多めのお好み焼きがおすすめです。キャベツの芯に近い部分は、細かくミジン切りにします。

豚肉も食べやすい大きさに切り、人参は千切りにします。ストックしてある小麦粉と卵を混ぜ合わせ、そこにキャベツ、豚肉、人参を入れてさらに混ぜます。フライパンでじっくりと両面を焼いていけば完成になります。このように余った食材で簡単、かつ美味しい料理があっという間に出来上がりますので、週末は節約在庫整理レシピを活用して食材を使い切ってください。

一週間分の節約レシピを考える際に大切なことは、先ずはメインの料理を考えることです。更に曜日ごとにメインの食材をパターン化することによって、更に一週間分の節約レシピを考えるのが簡単になります。メイン以外の副菜に関しては、作り置きメニューにしてまとめて週の始めに作ってしまうのも良いかもしれません。

では、パターン化について具体的に説明していきましょう。先ずは月曜日、この日は鶏肉をメイン食材としてレシピを考えていきます。鶏肉と言えば、真っ先に思い浮かぶメイン料理は唐揚げでしょうか。それ以外だと親子丼、テリヤキチキン、チキン南蛮などがあります。

火曜日は魚をメイン食材として節約レシピを考えていきます。魚料理と言えば、鯖の味噌煮やぶり大根、鮭のムニエル、あさりのボンゴレパスタなどが思い浮かぶかと思います。また魚料理にはお刺身や貝類、海藻類も含まれますので、意外にバリエーションが多い曜日になります。

水曜日は豚肉をメイン食材としてレシピを考えていきます。豚肉料理と言えば、トンカツや豚肉の生姜焼きが真っ先に頭に浮かぶと思います。それ以外だと角煮、スペアリブ、豚肉のアスパラ巻き、トンテキなどご飯が進むレシピばかりです。

木曜日のメイン食材は挽肉、金曜日のメイン食材は野菜にすれば一週間の栄養バランスがよくなるかもしれません。このように家族が好きな食材をメイン食材として考えていけば、一週間もメニューも簡単に作ることができます。

いくら節約、簡単メニューとは言え、栄養のバランスが良くないと家族の健康を維持することができなくなってしまいます。昔から「旬の食材、医者いらず！」と言われるように旬の食材は栄養価が高く、その時期に身体に必要な栄養が詰まっているのです、ですからメニューを考える際には旬の食材をなるべく取り入れるようにしてください。

具体的に旬の食材を見ていきます。春に旬の野菜で代表的な物は、タケノコ、キャベツ、アスパラ、ソラマメ、さやえんどうになります。春が旬の魚は、アマダイ、サヨリ、ヤリイカ、ホタルイカ、メバルなどになります。

夏が旬の野菜は、ナス、トマト、きゅうり、オクラ、レタス、ゴーヤになります。夏が週の魚はアナゴ、スズキ、たこ、アワビ、ハモ、キス、鮎、養殖のうなぎになります。

秋が旬の野菜は、しいたけ、ジャガイモ、カボチャ、人参、里芋、ニンニクになります。秋が旬の魚は、秋刀魚、鯖、鯵、イクラ、秋鮭、カマスになります。

最後に冬が旬の食材は、白菜、大根、玉ねぎ、ほうれん草、小松菜、かぶになります。冬が旬の魚は、マグロ、トラフグ、アンコウ、タラ、カキ、天然物の鰻になります。

ここではおすすめの節約レシピの一週間分の献立メニューを紹介していきます。メインの料理と簡単に作り置きできる副菜の献立も紹介していきますので、是非参考にしてください。

月曜日のおすすめレシピのメイン食材は鶏肉になりますので、「鶏肉のピカタ」と「もやしとわかめの和え物」のレシピを紹介していきます。まずは鶏肉のピカタの材料は、鶏胸肉220g、トマト2個、パセリのミジン切り少々、レモンのくし切り2切れ、塩、コショウ少々、小麦粉少々、サラダ油、バター適量、ころも：卵2個、粉チーズ大さじ3、パン粉大さじ1、パセリのミジン切り大さじ1、塩少々、コショウ少々になります。

作り置き献立レシピは、わかめともやしの和え物のレシピの材料は、わかめ20g、もやし1袋、ドレッシング：ごま油大さじ1、しょうゆ大さじ1、酢大さじ1、砂糖小さじ1、生姜のミジン切り1/2、いりごま小さじ1になります。

鶏肉のピカタのレシピは、鶏肉は皮を除き、6等分にします。ラップをかけて上からすりこ木などで叩き、肉の厚さを均等にします。両面に軽く塩、コショウを少々ふって小麦粉を軽くまぶします。ボールに卵を割ほぐし、残りのころもの材料を全部入れてよく混ぜます。鶏肉を加えてころもを絡めます。

フライパンを中火にかけて、サラダ油、バター各大さじ1を溶かします。鶏肉を入れてこんがりと焼き上げていきます。トマトはザク切りにします。フライパンを洗ってサラダ油小さじ2を中火で熱します。トマト入れて炒め、塩コショウ、パセリを加えて混ぜます。トマトを皿に盛り付け、ピカタとレモンを添えれば完成です。

わかめともやしの和え物レシピの作り方は、わかめは流水で洗って塩を落とし、水に戻してからザク切りにします。わかめともやしをザルに入れて、熱湯をたっぷり回しかけて少ししんなりとさせそのまま冷まします。ドレッシングの材料をボウルに入れて混ぜ合わせ、わかめともやしを和えれば完成です。

火曜日のおすすめレシピのメイン食材は魚になりますので、「サバのマヨ焼き」の献立メニューを紹介していきます。先ずは材料は、サバ（3枚おろし）1尾、塩コショウ適宜、マヨ＆マスタードソース：マヨネーズ大さじ2、粒マスタード大さじ1、砂糖、しょうゆ各小さじ1/3、小ねぎもしくはパセリ少々になります。

作り置きメニューとしてもおすすめのサバのマヨ焼きのレシピは、半身を3等分にして6枚にします。塩コショウをまぶし皮目から焼いていきます。酒大さじ1/2ほどふり、蒸し焼きにします。マヨ＆マスタードソースを混ぜ合わせます。オーブンシートにサバをのせ、上からソースをかけて230度のオーブンで5分焼けば完成です。

水曜日のおすすめレシピのメイン食材は豚肉になりますので、「豚肉と玉ねぎのポン酢炒め」と作り置きもできる副菜「小松菜と油揚げのおひたし」の献立メニューを紹介していきます。

水曜日のメイン食材は豚肉になりますので、「豚肉と玉ねぎのポン酢炒め」を紹介していきます。材料は、豚こま肉300g、玉ねぎ1/2個、酒小さじ3、砂糖小さじ1、塩少々、片栗粉30g、サラダ油適量、ポン酢50cc、生姜のすりおろし10g、ニンニクのすりおろし10gになります。

作り方は、まずは味付け用のタレを作ります。ポン酢と生姜のすりおろし、ニンニクのすりおろしを合わせます。豚こま肉を食べやすい大きさに切り、ボウルに入れます。ボウルに酒、砂糖、塩、片栗粉を振り入れて揉み込みます。玉ねぎを薄切りにします。フライパンにサラダ油を熱して、玉ねぎと豚こま肉を入れて炒めます。全体に火が通ったら最初に作ったタレを入れて絡ませます。トロミが出たら完成です。

作り置きもできる副菜「小松菜と油揚げのおひたし」の材料は、ほうれん草2束、油揚げ1枚、出汁大さじ2、しょうゆ大さじ1、みりん小さじ1、塩少々、かつおぶし適量になります。

作り置きもできる副菜「小松菜と油揚げのおひたし」の作り方は、ほうれん草を固めに茹でて絞り、3cmくらいに切っておきます。熱湯に油揚げを入れて、湯通しして油を抜き、絞って細く短冊きりにします。調味料を混ぜて火を通してから少し冷まし、小松菜と油揚げと和えます。器に盛り付け鰹節をかければ完成になります。

木曜日はのおすすめレシピの挽肉がメイン食材になりますので、ご飯がすすむ！「ピーマンの肉詰め」レシピを紹介していきます。このレシピの材料は、ピーマン6個、小麦粉適量、サラダ油小さじ1/2、合挽き肉300g、玉ねぎ1/2個、パン粉大さじ4、牛乳大さじ3、ニンニクのすりおろし1/2かけ、塩小さじ1/2、コショウ少々、ソース：ケチャップ大さじ2、濃い口しょうゆ大さじ1、みりん大さじ1になります。

ピーマンの肉詰めの作り方は、ピーマンは縦半分に切り、内側の種とワタを取り除きます。バットに並べ、茶こしで小麦粉を全体にふります。玉ねぎをミジン切りにしてフライパンでゆっくり飴色になるまで炒めます。ボウルに挽肉、塩、コショウ、その他の材料を入れてよく混ぜ合わせます。肉タネができたらピーマンに詰めます。詰める時のポイントは少しこんもりとするくらいに詰めることです。

フライパンを中火で熱します。先ずは肉ダネを下にして焼き色が付くまで1分ほどそのまま焼きます。焼き色がついたら30秒ほどピーマンを下にして焼いたら蓋をして弱火にして5分ほど蒸し焼きにします。肉ダネに火が通れば、肉詰めだけをお皿に盛ります。フライパンに残った肉汁をそのまま使い、ソースの材料を全て投入しソースを作ります。ソースにトロミが軽くついたら先に盛り付けたピーマンの肉詰めにかけて完成です。

金曜日のおすすめレシピは、野菜だけなのに大満足な作り置きメニュー「ピーマンとナスの炒め物」を紹介していきます。先ず材料は、ナス（輪切り）2本、ピーマン（乱切り）3本、鷹の爪1本、ごま油多め、調味料：味噌小さじ2、砂糖小さじ2、みりん大さじ1を用意します。

作り置きもできる「ピーマンとナスの炒め物」の作り方は、ピーマンのヘタ、種をとり乱切りにします。ナスは輪切りにして水にさらしザルにあげます。フライパンにごま油を熱し、ナス、ピーマン唐辛子の順に炒めます。調味料を混ぜ合わせフライパンに入れて絡めれば完成です。

土曜日のおすすめレシピは豚肉がメインの食材になります。材料は豚バラ肉200g、キャベツ4枚、しめじ1パック、黄色パプリカ1/2、生姜の千切り大さじ1、黒酢生姜ダレ：玉ねぎのすりおろし大さじ1、おろし生姜小さじ1、おろしニンニク小さじ1、しょうゆ、黒酢大さじ1、砂糖大さじ1、塩、酒適量になります。

キャベツを一口大に切ります。しめじは小房に分けてパプリカを縦半分に切り、斜め薄切りにします。それらをボウルに入れて混ぜます。豚肉は5cm幅に切り、塩をふります。フライパンにキャベツ、豚肉の順番にのせ、生姜を散らして酒をふります。

蓋をして強火に、ふつふつしたら弱火にして10分蒸し焼きにします。黒酢生姜ダレをかければ完成です。

木曜日の残りの挽肉、玉ねぎと、金曜日の残りの茄子と鷹の爪を使って「ピリ辛麻婆茄子」を作ります。材料は、茄子1本、挽肉150g、玉ねぎ半分、鷹の爪半分、ニンニクチューブ小さじ1/2、調味料：豆板醤小さじ1、酒、みりん、味噌、しょうゆ小さじ1になります。作り方は、ナスは輪切りにして水にさらします。玉ねぎはみじん切りにします。フライパンで油を熱し、鷹の爪、ニンニク、玉ねぎを炒め、挽肉を入れさらに炒めます。

全てを絡め合わせ、熱々のご飯にかけたら完成になります。ご飯にかけずに麻婆茄子として食べればビールのお供のおつまみにもなります。以上が一週間のおすすめレシピになります。

メインのレシピをいくつか紹介してきましたが、ここでは忙しい毎日に便利な作り置きのレシピを紹介していきます。

おすすめの作り置きレシピは、ヘルシーな豆腐ハンバーグになります。材料は合挽き肉300g、絹ごし豆腐300g、パン粉1カップ、玉ねぎ半分、卵1個、コンソメ1/2個、塩少々、コショウ、ナツメグ少々、ソース：ケチャップ大さじ4、中濃ソース大さじ2、酒大さじ3、みりん大さじ2、バター大さじ1になります。

作り方は、絹ごし豆腐を潰します。少し置いておくと水分が出るので、捨てます。そこに挽肉、炒めた玉ねぎ、パン粉、卵、コンソメ、塩コショウを入れ混ぜ合わせます。ソースはフライパンに入れ、ゆっくり温めます。混ぜ合わせた種を小判形に丸め、焼きます。焼きあがったらお皿に盛り付け、ソースをかければ完成です。

おすすめ作り置きレシピは、鶏肉のトマト煮込みになります。作り方は鶏もも肉200gを一口大に切ります。玉ねぎ1/4k個を薄切りにしめじを小房に分けます。フライパンに鶏肉を皮目を下のして塩コショウして焼きます。玉ねぎ、しめじを加え、コンソメとトマトジュースを加え蓋をして6分煮込みます。仕上げに生クリームを加え、1分煮込み塩コショウで味を整えたらできあがりです。

おすすめ作り置きレシピは、やみつきピーマンになります。作り方は、ツナ1缶を軽く油を切り、耐熱容器に入れます。マヨネーズ大さじ1/2、ごま油大さじ1/2、中華スープの素小さじ1/2をツナとよく混ぜ合わせます。ピーマン5個は輪切りにし、耐熱器に入れ、マヨツナと合わせます。600Wの電子レンジで2分30秒加熱して混ぜ合わせれば完成です。

ここでは節約に役に立つストック食材を何品か紹介していきます。特売日にまとめて購入して、冷凍保存をしておけば家計も助かりますし、買い出しの手間も省けます。

卵は安くて長持ちする食材ですので、節約に役立つストック食材になります。茹で卵を作り、めんつゆに漬け込んで置けば副菜として立派な一品にもなります。また卵を冷凍すれば保存期限は1ヶ月ほど可能ですので、安い時にまとめ買いをすることもできます。

豆腐はヘルシーですし、3パック100円くらいで購入できますので、かなり節約ストック食材として役に立ちます。手の込んだ調理をしなくても、冷奴のようにシンプルに食べることもできますし、離乳食として温めた豆腐を潰して食べたりと、使い方は様々になります。

納豆はシンプルにご飯にかけて食べることもできますし、カレーにのせたり、食パンにのせて焼いたりとアレンジ料理のレシピは沢山あります。また冷凍もできるので、冷凍庫にストックしておく食材としておすすめです。

忙しい朝や夜食で大活躍するのが冷凍うどんになります。生うどんを袋のまま冷凍し、食べる直前に電子レンジで温めても良いですし、凍った状態で鍋に入れても大丈夫です。キムチ鍋などのしめに入れても良いですし、解凍して焼うどんなどにするのもおすすめです。

どんなに節約していても、どうしても給料日の2日くらい前になるとお財布がピンチになる方が多いと思います。そんな時、節約レシピを知っているだけで、かなり役に立つことと思います。また特売日に節約ストック食材を多めに購入して冷凍をしておけば、給料日前に解凍して使えば乗り切ることができますので、是非参考にしてください。