オムライスの作り方を解説!初心者でも簡単にふわふわにするには?
誰もが一度は目にしたことがあるであろうオムライスですが、そのオムライスの作り方はあっていますか?恐らく、多くの人はオムライスを作れるけど綺麗にできないという人が多いと思います。なので、今回はそんなオムライスの作り方について紹介していきたいと思います。初心者でも誰でも簡単にふわふわのオムライスを作れるようになるので、良かったら参考にして実際に作ってみてください。
目次
オムライスの作り方を詳しく知りたい!
子供から大人まで老若男女関係なく好まれる料理の1つであるのがオムライスです。一口にオムライスと言っても、住んでいる地域や家庭によって様々な表情を見せる料理でもあります。恐らく、多くのお母さんはオムライスを作ったことがあると思います。料理初心者でも、コンビニエンスストアやファミリーレストランなどで食べたことがあると思います。今回はそんなオムライスの作り方について紹介していきたいと思います。
オムライスの種類
先ほど少しだけ触れたように、オムライスと一口に言っても地域や家庭によってオムライスの種類が変わってくる料理です。そこで、今回はそんなオムライスの種類について紹介していきたいと思います。見たことがあるオムライスから、初めて見るタイプのオムライスまであると思います。また、今回紹介するオムライスは代表的な3つのタイプのオムライスですが、それ以外にもありますので気になったら詳しく調べてみてください。
ちなみに、多くの人が間違いがちなことですが、オムライスは外国の料理ではありません。正確には、オムライスではなくオムレツ(omelette)が外国の料理になっています。しかし、日本ではオムレツではなく、オムライスの方が名前が広がってしまったのです。なので、もし海外の人にオムライスを紹介する場合は、オムレツと言わずに堂々とオムライスと言っても問題ありません。
一番人気のとろとろ卵のオムライス
話を戻しまして、まず初めに紹介するタイプのオムライスは、一番人気であるとろとろ卵のオムライスです。こちらは、言うまでもなく多くのファミリーレストランやコンビニエンスストアで見るタイプのオムライスになっています。ケチャップで味付けされたチキンライスの上にとろとろでふわふわな卵焼きが乗っかっているあのオムライスです。恐らく、料理初心者でも見たことがあるオムライスの1つであると思います。
こちらのタイプのオムライスが、先ほど説明した日本で生まれたオムライスになります。基本的に、卵の上にはケチャップをかけている家庭や店舗が多いです。しかし、場所によってはデミグラスソースをかけているところや、家庭や店舗のオリジナルソースをかけているお店も多数あります。上にかけるソースが卵焼きとチキンライスとの味の絡みを良くしてくれます。なおかつ、一番オーソドックスなので、誰でも作ることができます。
喫茶店風オムレツオムライス
次に紹介するのが、喫茶店でよく出てくるようなオムライスです。通称「喫茶店風オムレツオムライス」です。オムレツなのかオムライスなのかよくわからないと思った人や、名前が少しくどいと思った人など多種多様な感想を抱いた人が多いと思います。とても簡単に説明しますと、喫茶店風オムレツオムライスとはオムレツとオムライスが合体したようなオムライスということです。これでもよくわからないという人がいると思います。
上にある写真のようなオムライスです。つまり、ケチャップで味付けされたチキンライスの上にオムレツを置き、食べる直前に包丁で上の部分切ってチキンライスを卵焼きで覆うというスタイリッシュなやり方です。食べる直前の見た目は多くの人が見たことあるようなオムライスそのものですが、このような過程があるオムライスを指しています。こちらは作るのに高度なテクニックが必要なので、初心者向けのオムライスではないです。
初心者におすすめのスクランブルエッグオムライス
先ほど紹介した喫茶店風オムレツオムライスは玄人向けのオムライスですが、次に紹介するのは初心者でも簡単に作ることができる通称「スクランブルエッグオムライス」になります。こちらは名前の通り薄いシートのような状態になっている卵焼きではなく、スクランブルエッグ状にされた卵焼きをチキンライスの上に乗っけるオムライスになっています。スクランブルエッグを作れる人なら初心者でもできる手軽さが魅力です。
スクランブルエッグオムライスは初心者でも簡単に作れるにも関わらず、卵焼きはふわふわに出来上がるので料理初心者が作るオーソドックスなオムライスより見た目が綺麗に、かつ美味しくできるのが良いポイントになっています。最近では、その手軽に挑戦できることから家庭での普及率が年々高まっており、お店によってはスクランブルエッグオムライスを提供しているところもあるそうです。簡単にできるのでぜひやってみてください。
オムライスの基本の作り方
オムライスの代表的な3種類について紹介してきました。これらのオムライスは材料に多少の差はあるものの、手間がかかるかどうかの違いなので、基本的には誰でも挑戦をすることができます。しかし、センスとその場のフィーリングだけでこれらのオムライスを作ろうとして成功する初心者は極一部の人だと思います。そんなごく一部に入らない人に向けて、オムライスの基本的な作り方を紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
オムライス作りのコツ
まず初めに初心者のためにオムライス作りを行う上でのコツをいくつか紹介していきたいと思います。まず最初に紹介するコツは、チキンライスです。チキンライスを作っているとき恐らくほとんどの人はケチャップを混ぜると思います。理想のタイミングは、具材を炒めている時です。このタイミングでケチャップを入れることで、具材にケチャップの味がしっかりと付きます。
また、このタイミングでケチャップを入れる大きな理由があります。それは、ライスの食感を左右するからです。仮にライスを入れた後にケチャップを入れて炒めると、チキンライスがべちょべちょした食感になり、舌ざわりが悪くなってしまいます。しかし、ライスを入れる前にオムライスを入れることで、ケチャップの水分が飛ぶので、ライスがケチャップの水分を吸収することがなく、べちゃくちゃしていないライスが完成します。
チキンライスを美味しく作るコツを把握できたら、次はオムライスの顔になる卵焼きです。どんなに完璧で美味しいチキンライスができても、卵焼きで失敗してしまうとオムライスが台無しになってしまいます。おそらく、このような経験がある人は多いと思います。そうならないためにも、卵焼きを上手に作るコツを紹介していきたいと思います。初心者の人はよかったらぜひ参考にして、実践してみてください。
オムライスの為の卵焼きを作るときにおいて、大事になってくるのは「火力」です。作るオムライスの種類によって火力を調節していくことが美味しい卵焼きを作るコツになります。オーソドックスなオムライスのような薄皮状の卵焼きを作りたい場合は、火加減を弱火~中火にしてじっくり卵焼きを作ってください。そうすることで、卵焼きの表面までしっかりと火が通り、美味しい卵焼きが簡単に完成します。
そして、ふわふわでとろとろの卵焼きを作りたい場合は、火加減を強火にして一気に加熱をすることです。そして、この時にただ単純に強火にするのではなく、軽く混ぜるようにして、スクランブルエッグのような感じに仕上げるのがポイントになってきます。どうしても最初のうちはふわふわした卵焼きを作るのは難しいと思うので、そのような場合は卵液の時にに生クリームかマヨネーズを一緒に混ぜることをおすすめします。
そして、最後に紹介するコツがフライパンについてです。こちらはコツというほどのことではありませんが一応紹介しておきます。初心者はフライパンはテフロン加工がされたものを使ってみて下さい。テフロン加工がされたフライパンは卵がくっつきにくいので、初心者でも手こずらずにオムライスを作ることができます。以上がオムライスを作るうえでの基本的なコツになります。良かったらぜひ参考にしてみてください。
卵で包むオムライスの基本の作り方
オムライスを作るうえでのコツについて紹介してきました。それらのコツを抑えつつ、次は卵で包むタイプのオムライスの基本の作り方を紹介していきたいと思います。こちらのタイプは上手にできる人と初心者との見た目の差が激しいシビアなオムライスになっています。しかし、今から紹介する作り方を参考にして、美しいオムライスを作ってみてください。
まず初めに用意する材料を紹介します。材料は、1cm幅切りされた鶏肉(モモ)60g、みじん切りされた玉ねぎ1/4個、塩少々、胡椒少々、ご飯300g、トマトケチャップ大さじ4、油適量です。これらがチキンライスの材料になります。そして卵焼きの為の材料は、卵4個、牛乳大さじ2、油適量、バター5gです。玉ねぎと鶏もも肉は下準備としてあらかじめ切る作業がありますので、忘れないようにしてください。
作り方を紹介します。まず初めに、フライパンの上に油を敷いて、鶏肉に火が通るまで中火でしっかり炒めてください。鶏肉をしっかり火を通さないと食中毒の原因になるので、十分に火を通してください。鶏肉に火が通ったら、フライパンに玉ねぎを加え、玉ねぎが透き通るまで炒めて塩・胡椒で味付けをしてください。先ほど説明したように、このタイミングでケチャップを加えて全体をしっかり混ぜてください。
全体的に混ぜることができたら、フライパンにライスを加えて木ベラなどで炒めながら全体に混ぜてください。混ぜているときに、木ベラで切るようにして混ぜるのがコツです。混ぜ終わったら、別の器にチキンライスを取り出してフライパンをキレイにしてください。フライパンを綺麗にできたら、次は卵と牛乳を混ぜ合せてください。牛乳を加えることで、生クリームやマヨネーズ同様にふわふわでとろとろな卵焼きができます。
卵と牛乳を混ぜ合わせたら、もう一度フライパンに少し多めの油とバターを入れ、弱火もしくは中火でフライパンを加熱して油とバターを馴染ませてください。その後、バターが完全に溶け切って、なおかつ十分にフライパンが温まったら1人分の卵を流し入れてください。フライパンに卵を流したら、先ほど説明したコツとして、手早く卵をかき混ぜてください。そして、半熟状になったら火から下ろしてください。
この時にある程度冷ましておくことで、フライパンに卵焼きがくっつきにくくなるのでやってみてください。フライパンを冷ましながら、卵の中央に楕円形になるよう先ほど作ったチキンライス1人分を置いてください。チキンライスが置けたら、手前側の卵をチキンライスの上に被せてください。そして、フライパンの対岸側にオムライス全体をを寄せてください。お皿とフライパンをV字に当て、ひっくり返すようにお皿に乗せてください。
ここの作業で失敗する人が多いです。なのでできるだけ形を崩さないように慎重にやってみてください。無事にお皿に乗せることができたら、仕上げとしてオーブンシートやラップなどをオムライスの上から被せて素手で形を整えてください。お好みでトマトケチャップやでデミグラスソースなどをオムライスにかけて、卵で包むタイプのオムライスの完成です。少し難しい作業がありますが、良かったらぜひ挑戦してみてください。
喫茶店風のオムレツの基本の作り方
卵で包むタイプのオムライスの作り方を紹介しました。こちらの方法はオムライスを作るうえでの基本的な方法になります。そして、次に紹介するのが喫茶店風オムレツオムライスの基本的な作り方です。こちらのオムレツオムライスは料理になれている玄人向けのオムライスの作り方になっています。なので、先ほど紹介したオムライスの作り方をマスターした人はこちらのオムレツオムライスに挑戦してみてください。
材料ですが、チキンライスに関しては先ほど紹介した分量でも問題ありません。お好みでそれぞれの調味料や材料を減らしたり加えてみてください。オムレツを作るための材料が少し違うのでこれから紹介する材料を用意してください。材料は、卵2個、塩ひとつまみ、生クリーム50ml、マーガリン15gです。生クリームがない場合は牛乳でも問題ありません。生クリームの方がふわふわになるのでできれば生クリームを使ってください。
チキンライス自体、作り方は先ほど紹介した方法と大して変化はありません。強いて言うなら、具材を炒めているときにお好みでコンソメをいれることです。コンソメを入れることで、チキンライスに香ばしさが加わります。そして、喫茶店で出てくるようなオムレツオムライスに一気に近づきます。より喫茶店のオムレツオムライスに近づけたい人はチキンライスにコンソメを混ぜてみてください。そして、オムレツの作り方を紹介します。
まず初めに、ボウルの中に卵を割って溶きほぐしてください。溶きほぐし終わったら、塩と生クリームを加えてさらに混ぜてください。そして、ボウルの中身を混ぜている間に、フライパンにバターを入れて弱めの中火ほどの火加減で加熱してください。そして、バターが溶け切ったら先ほどボウルの中で溶きほぐしていた卵をフライパンに一気に流し入れてください。
フライパンに卵を入れたら、すぐにゴムベラを使ってで全体を混ぜ続けてください。卵がゆるく固まってきたら、火から降ろしてください。ゆるく固まっている合図としては底に液体が残らなくなってきているかどうかを確認してみてください。残らなかった場合はゆるく固まっているということになります。ゆるく固まったら、フライパンのカーブに卵を寄せて、弱火にかけてください。
この時に、表面が固まってきたら少しずつ返しながら逆側のカーブに卵をよせてください。そのまま、形をつくっていってください。その後、表面が固まって形ができでいたら、オムレツをチキンライスの上に乗せてください。コツとしては、オムレツを乗せるときに低い位置から乗せると形が崩れにくくなります。最後にお好みでケチャップもしくはデミグラスソース(どちらも分量外)をかけて喫茶店風オムレツオムライスの完成です。
スクランブルエッグオムライスの基本の作り方
先ほど玄人向けの喫茶店風オムレツオムライスの基本的な作り方を紹介してきました。こちらのオムレツオムライスを作れる人なら、スクランブルエッグオムライスを作ることは簡単です。仮に喫茶店風オムレツオムライスを作れない人でもスクランブルエッグが作れる人であればスクランブルエッグオムライスを作ることは可能です。スクランブルエッグオムライスの基本的な作り方を紹介するので、良かったら参考にしてみてください。
先ほどと同じように、チキンライスの材料と作り方は一緒になるので、今回は省略させてもらいます。オムライスに使うスクランブルエッグオムライスの基本的な作り方は、普段作っているスクランブルエッグと大して変わりはありません。材料も先ほど喫茶店風オムレツオムライスで紹介した材料と分量で問題ありません。そして、材料をボウルの中で混ぜてフライパンにバターを敷いて、卵を流し込んでぐちゃぐちゃにして完成です。
スクランブルエッグオムライス自体難しいものではありません。しいて集中しておくべきところといえば、加熱しすぎないようにすることだと思います。先ほど紹介したコツでも説明しましたが、スクランブルエッグのような卵焼きを作るときは火加減を強火にして一気に焼き上げます。なので、ずっと加熱をしていると焦げてしまう可能性もあります。なので、そこだけ気を付けて作ってみてください。
初心者でも簡単にふわふわにする方法は?
3つのタイプのオムライスにおける基本的な作り方を紹介してきました。難しさでいうと、スクランブルエッグオムライス<ふわふわオムライス<喫茶店風オムレツオムライスの順番になります。しかし、どのタイプのオムライスも慣れれば誰でも簡単にできるのでぜひやってみてください。そのために、今回は初心者でも簡単に卵をふわふわみ焼き上げる方法について紹介していきます。良かったら参考にして、実践してみてください。
これでもう失敗なし「ラップを使ってふわふわオムライス」
まず初めに紹介する方法はラップを使うことで簡単にふわふわのオムライスを作ることができるという方法です。やり方は簡単です。焼きあがった卵をラップの上に乗せて、そのままラップをつまんで、まとめ上げるだけです。そして、フライパンに戻して、そのままチキンライスの上にのせるだけで、完成です。この方法だと用意するものがラップだけになるので、誰でも簡単にふわふわオムライスを作ることができます。
成功のカギはフライパン「小さいフライパンで作るふわとろオムレツ」
もしかしたら、ふわふわのオムレツを作れないのは料理人の技量ではなくフライパンのせいかもしれません。そう思っている人はできるだけ小さなフライパンを使ってオムレツを作ってみてください。小さなフライパンだと、卵が広がりにくく小さくまとまりやすいので、やり方は同じでも簡単にふわふわのオムレツができてしまうのです。ふわふわのオムレツが作れない人や簡単にふわふわのオムレツを作りたい人はぜひやってみてください。
オムライスの人気アレンジレシピ
オムライスやオムレツを簡単にふわふわに仕上げるコツを理解してもらったら、次はオムライスの人気アレンジレシピについて紹介していきたいと思います。こちらでは、先ほど紹介した基本的なレシピのうちのどれかができた人に向けて紹介していきたいと思います。また、オリジナルのオムライスを作ってみたい人もぜひ参考にしてみてください。
見た目も豪華で定番の「デミソースでチーズオムライス」
まず初めに紹介するのは、見た目が豪華で定番の「デミソースでチーズオムライス」です。こちらは、先ほど紹介したオムライスの作り方では使わなかったチーズを使ったオムライスになります。チーズの濃厚な味とオムライスのふわふわな感じがとても美味しいです。見た目も豪華なので、自宅で手料理を振る舞うときにぜひ作ってみてください。
定番に飽きてきたら試したい「桜エビのあんかけオムライス」
次に紹介するアレンジレシピは「桜エビのあんかけオムライス」です。こちらは、通常のオムライスではまず使わない魚介を使います。しかも魚介は魚介でも桜えびを使うという大胆さがあります。そして、オムライスにかけるソースの役割をしているのがあんかけです。あんかけによってオムライスに新たな食感が生まれてくるので、定番に飽きてしまった人はぜひやってみてください。
オムライスの上手な作り方をマスターしよう!
いかがでしたか。今回はオムライスの種類、ふわふわオムライス、喫茶店風オムレツオムライス、スクランブルエッグオムライスの基本的な作り方、オムライスを作るコツ、オムライスを簡単にふわふわにする裏技、オムライスのアレンジレシピについて紹介してきました。オムライスは晩御飯の定番メニューの1つなので、オムライスをマスターして女子力に磨きをかけましょう。