白菜を使ったシチューのレシピ！シチューの素やルーを使って簡単に！

白菜のシチューは寒い日にはほっこり温まる絶品料理です。冬野菜の代表白菜は、一般的に和食に使われることの多い食材ですが、実はアレンジ自在の野菜であり、洋食に使っても美味しい食材です。風が冷たい冬の寒い日に食べたくなるシチューの材料に白菜を使うのはいかがですか？煮込んだ白菜は甘みが増し、トロトロの食感がなんとも言えない美味しさになります。

本記事では白菜を使ったシチューのレシピを多数紹介しています。基本の白菜クリームシチューのレシピから、シチューの素やルーを使って簡単に作れる白菜シチュー、意外なおいしさの白菜入りビーフシチューのレシピまでアレンジ豊富に集めました。また、白菜をシチューの材料に使う際に気をつけておきたいこと、レシピのコツについてもまとめています。人気レシピを参考に、絶品の白菜シチューを試してみましょう！

白菜は煮込めば煮込むほどに甘くとろけるような食感になります。加熱すると柔らかくなり、野菜が苦手なお子さんでもおいしく食べられます。また、比較的淡泊な白菜の味わいは、濃厚なうまみが特徴のホワイソースと好相性です。たっぷりの白菜を使ったおいしいクリームシチューを食べませんか？ここからは白菜をたっぷりつかった美味しいクリームシチューの人気レシピを厳選して紹介していきます。

お肉を使わない、クリームスープのような白菜シチューのレシピがこちら「肉なし白菜とほうれん草のクリームシチュー」です。炒める工程もないのでヘルシーにしあがります。余ったらグラタンへのアレンジも可能です。では、作り方を説明しましょう。まず、鍋に昆布を浸けた水を入れ、火にかけます。玉ねぎと白菜を加えて煮込みます。玉ねぎと白菜が煮えたらじゃがいもも入れましょう。

野菜に火が通りかけたら、野菜が煮えた時の水分量の倍程度、牛乳または豆乳を加えます。煮立てないように弱火で煮込み、味噌、オレガノをいれて味をととのえます。味が決まれば牛乳で溶いた片栗粉を入れ、トロミをつけます。最後に刻んだほうれん草を加え軽く火を通したらできあがりです。

秋においしい食材を使ってほくほくおいしいクリームシチューを作るのはいかがですか？「さつまいもときのこのクリームシチュー」の作り方を紹介します。まず、鶏モモ肉はひと口大に切り、塩コショウをしておきます。さつまいもは半月切りにし、水にさらしておきましょう。玉ねぎはくし切りに、エリンギは薄切りにして、しめじは小房に分けておきます。白菜はざく切りにします。鍋にオリーブオイルを熱し鶏肉を炒めます。

鶏肉に焼き色が付いたら、玉ねぎを透き通るまで炒め、残りの野菜も加えてさっと炒めます。そこに小麦粉を入れ粉っぽさがなくなるまで炒めます。だし汁を加えて煮立ったら弱火にして10分ほど煮て、豆乳、白みそ、塩を合わせたものを加えて1分ほど煮たらできあがりです。だし汁と白みそで作ることで優しいあじわいのクリームシチューになります。

秋冬の食材で言えば、白菜とさつまいも、きのこはもちろん、お肉の代わりに秋鮭をいれるのもおすすめです。ほんのり甘いさつまいもに、秋鮭のうまみがよくあうクリームシチューになります。鮭を入れる場合は、白ワインを振りかけて蒸し煮しておくと臭みが気にならずにいただくことができるでしょう。

豚肉のうまみを味わえる「ブロッコリーと白菜のクリームシチュー」レシピを紹介します。ブロッコリーの鮮やかな緑色と、にんじんのオレンジ色がホワイトソースに鮮やかに映えるので、冬のホームパーティーでも活躍しそうなレシピです。作り方は次の通りです。まず、ブロッコリーは小房にわけて茹でておきます。厚手の鍋に油を熱し、ひと口大に切った豚肉と、玉ねぎ、にんじんを炒めます。

次に水を加え、ひと口大に切った白菜も加え沸騰したらアクを取ります。そのまま弱火から中火で材料が柔らかくなるまで15分くらい煮込みます。一旦火をとめて、シチューのルーを割り入れて溶かします。再び弱火でとろみがつくまで煮込んだら、仕上げに牛乳とブロッコリーを加えてひと煮たちし、できあがりです。白菜から水分がたくさんでるので、水は分量よりも少なめに入れましょう。

白菜とブロッコリーを入れたクリームシチューは、にんじんも加えると色合いがクリスマスシーズンにもぴったりです。ブロッコリーを先に下茹でしておき、シチューに加えるのは退色を避けるため最後のタイミングにしましょう。にんじんを星型に型抜きすれば、クリスマスの食卓にも映えるすてきなクリームシチューディナーになるでしょう。気負わず簡単に作れるのもシチューのよいところです。

白菜のクリームシチューに、ベーコンを材料に加えるのもおすすめです。特にブロックベーコンを使うと味わい深いうまみがたっぷりシチューにしみ出て、とてもおいしくなります。作り方を説明しましょう。まず、白菜、にんじん、しめじ、ベーコンはそれぞれお好みの大きさで切っておきます。次に、鍋に油とにんにくを入れ、弱火で香りが出るまで炒めます。にんにくの香りが出て来たらベーコンを加え炒めましょう。

白菜の芯、にんじん、しめじも順に入れて炒めます。全体に油がまわり、白菜がしんなりしたら一旦火を止め、小麦粉とバターを加えます。小麦粉が全体に行き渡ったら、コンソメキューブ、白菜の葉、牛乳を加えて弱めの中火で煮込んでいきます。焦げないよう混ぜながら煮込みます。トロミがついたら、お好みでチーズを加え、塩コショウで味をととのえれば完成です。牛乳のかわりに生クリームを少し入れるのもおすすめです。

牛乳の代わりに生クリームを使う場合は、牛乳の分量500ミリリットル中の50ミリだけを生クリームにかえましょう。ほんの少し生クリームを足しただけでも十分なコクが出て、クリームシチューの味わいが濃厚になりより本格的な味に仕上がります。生クリームを加えるテクニックは他のクリームシチューレシピでも応用できますので、特別な日のシチューにはぜひ試してみましょう。

忙しい毎日でもコトコト煮込んだおいしいシチューが食べたい！そんな人におすすめなのが、シチューの素やルーで作る簡単白菜シチューのレシピです。シチューの素やルーを使えば大味になりそうなんて思っていませんか？ちょっとした調理のコツで、市販のルーやシチューの素を使いながらも本格的な白菜シチューができあがります。ぜひ各レシピを参考にしてみてください。

市販のシチューの素でつくる、とろとろの白菜シチューレシピについて紹介します。甘くておいしいパスタやパンにもぴったりのクリームシチューレシピです。シチューの素を使っているので、思いついたときにすぐ手軽に作れます。では、作り方を説明しましょう。まず、白菜は食べやすい大きさに切ります。しめじは石づきを切り、ベーコンは1cm幅に切ります。次に、油をひいたフライパンで、白菜、しめじ、ベーコンを炒めます。

白菜が透き通ってきたら、シチューの素の箱に記載されている分量の水から200cc程減らして水を足し、煮ていきます。白菜が好みの柔らかさになったら、一旦火を止めてシチューのルーを入れ溶かします。その後、分量通りの牛乳を入れ、とろみが付くまで加熱したら出来上がりです。白菜から水分がたくさん出るので水分量を加減するのがこのレシピのポイントです。コーンやパスタをトッピングしてもおいしいです。

こちらもシチューの素、ルーを使った白菜シチューのレシピです。冬に美味しい鮭と白菜の組み合わせに、生姜を使ったレシピは、体が芯から温まりそうで、寒い日にぴったりです。バターのコクが鮭と白菜によく合います。作り方はまず、白菜、人参、さつまいも、玉ねぎを好みの大きさに切ります。さつまいもは熱湯につけ、あく抜きをしておきましょう。1口サイズに切った鮭は粗びき胡椒を振って片栗粉をまぶしておきます。

次に、鍋にバターとおろし生姜を入れ、鮭の両面を軽く焼きます。鮭を一度取り出し、水、ブイヨン、コンソメを入れて沸騰したら野菜を加え、強火で10分程フタをして蒸します。野菜がしんなりとしてきたら、牛乳と鮭を加え、中火で5分ほど煮込みます。弱火にし、シチューのルーを入れて溶かします。半分ほど溶けたら火を止めてルーをかき混ぜながら溶かし完成です。きのこ類を入れてもおいしいレシピです。

鮭に下味をつけて小麦粉を振り、先に軽く表面を焼いておくことで臭みが気になりません。また、さつまいものかわりにじゃがいもを使って作ってもおいしいでしょう。牛乳をたっぷり使っているところも、コクうまシチューを作るポイントです。

クリームシチューの素、ルーを使った白菜シチューのレシピ、3つめはすぐにできるのがポイントのクイックレシピです。火が通りやすい野菜だからこそ、シチューの素やルーを使えばこその、忙しい日に大助かりのメニューです。煮込み時間が大幅に短縮できます。作り方は次の通りです。まず、白菜は芯の部分を1センチ幅に切り、葉は3センチ程度に切ります。

鍋に野菜の固い部分から入れ、ウインナーや白菜の葉は後からいれてそれぞれ炒めます。水を加え10分程煮込みます。火が通ったらシチューの素を入れ、少し煮込み、ルーが全部溶けたら牛乳を加え、とろけるチーズを足して1分ほど加熱します。最後に好みで黒胡椒やパセリをふって出来上がりです。シチューの素やルーがあれば15分でできてしまう簡単レシピです。

ひとりランチや、休日のランチにもおすすめなのがこちらのレシピ「白菜のクリームシチューパスタ」です。とろとろに煮えた白菜がおいしいクリームシチューをパスタにからめて食べます。作り方も簡単ですぐに出来上がりますので、お腹が空いたときにササっと作れるのもうれしいレシピです。では、作り化を説明しましょう。まず、白菜は1センチくらいに切ります。にんじんはピーラーで薄くして切ります。

菜ばなは小さく刻んでおきます。次に、鍋に油を熱しウインナーを炒めます。白菜、にんじん、菜ばなも加え炒めます。豆乳を加え、弱火にして煮込みます。コンソメ、シチューのルーを溶かしさらに煮込みます。できたクリームシチューを茹でたパスタにからめて完成です。このレシピは苦手野菜の菜ばなを克服するために生まれたそうですが、菜ばなの代わりにほうれん草やアスパラガスを使うなど身近な緑野菜を使うのもおすすめです。

白菜のシチューと聞いて、みなさんがまず思い浮かべるのは白菜のクリームシチューではないでしょうか？確かにクリームシチューのホワイトソースと白菜は抜群の相性でとてもおいしい組み合わせです。しかしながら、実は白菜はビーフシチューなどブラウンシチューにもよく合う野菜なのを知っていますか？意外にも思えるこの組み合わせ、以下に人気レシピを集めましたので、ぜひ一度レシピを参考に作ってみてください。

白菜がたっぷり入ったブラウンシチューのレシピを紹介します。ブラウンシチューと言えば、代表的な材料はビーフですが、このレシピではあえてポークを使っています。豚肉の旨味と甘みが白菜によく合うおいしいレシピです。では、作り方を説明しましょう。まず、フライパンにバターを熱し、豚肉と玉ねぎ、にんじんをよく炒めます。次に水を加え、大きな鍋に移し、沸騰したら丁寧にアクを取り除きます。

中火で15分くらい煮込んだら、ひと口大に切ったじゃがいも、白菜の芯の部分とコンソメを加え、さらに弱火で10分ほど煮込みます。野菜が柔らかくなったら、白菜の葉とケチャップを加え、さらに5分煮込みます。火を止め、ビーフシチューのルーを溶かし、トロミがつくまで10分ほど弱火で煮込んだらできあがりです。ルーの他にケチャップとコンソメを隠し味にいれるところがポイントです。

特別な材料がなくても、家にある材料でできてしまう白菜シチューレシピを紹介します。「白菜とツナの簡単ビーフシチュー」はお肉のかわりにツナ缶を使用しています。白菜をたっぷり使うので白菜が余っているときに作ってみてはいかがですか？作り方も簡単です。まず、白菜をざく切りにし、水を沸騰させて白菜を入れ、しんなりするまで煮込みます。白菜がしんなりしたら、油をきったツナを加えます。

そこに、ビーフシチューのルーとケチャップ、ソース、砂糖を入れて、時々かきまぜながらトロミがつくまで煮込みます。器に盛り付け、コーヒーフレッシュをかければできあがりです。ツナ缶があればできてしまうので、お肉が冷蔵庫にストックされていないときや、非常時にもおすすめのシチューレシピです。

白菜のとろけるような食感と、薄切り牛肉の相性がとてもいい白菜入りビーフシチューのレシピを紹介します。作り方は次の通りです。まず、牛薄切り肉はひと口大に切り、塩コショウで下味をつけておきます。にんじんは乱切り、じゃがいもは6等分、白菜は縦半分に切ってざく切りにします。牛肉に小麦粉をまぶしてから、油を熱したフライパンで炒め、野菜も加えて全体を炒めます。

水を加えてアクを取り、白菜を入れてフタをし、弱火で15分煮込みます。じゃがいもが柔らかくなったらドミグラスソースを加え、塩コショウで味をととのえます。全体に味がなじむまで5分ほど煮たら完成です。ドミグラスソースはたっぷりの野菜を加えることで、そのクセを減らすことができます。

さて、ここからは白菜のシチューを作るときのコツについて解説していきます。できるだけ多くの栄養素を残したままで白菜のシチューを食べるにはどうしたらいいのでしょうか？また、よりおいしく食べられる調理のコツはどんなところにあるのでしょうか？気になるポイントをまとめてみました。

まず、白菜に含まれる栄養成分について説明しましょう。白菜は、9割以上が水分でできており、そのカロリーは100gあたり14kcalと大変低カロリーである野菜です。含まれる栄養成分としては、ビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウム、食物繊維があります。また、白菜に含まれている栄養素で最近注目されているのは、イソチオシアネートというアブラナ科の野菜特有の成分で、ガン予防の効果があることが報告されています。

白菜に含まれているビタミンCは、風邪の予防や美肌対策に必要不可欠な栄養素です。カリウムは体内にあるよぶんなナトリウムを排出する作用があり、高血圧の予防にも期待できる栄養素です。また、白菜に多く含まれている食物繊維は整腸作用があり、ダイエットにも効果がある栄養素です。全体として白菜はバランスよく栄養素が含まれている野菜であると言えるでしょう。

白菜の栄養素はシチューにすると失われてしまうのでしょうか？残念ながら風邪予防にもなるビタミンCは加熱すると壊れてしまう性質があります。ビタミンCをできるだけ残して食べたい場合は、加熱時間を減らす必要があります。一方カリウムについては水溶性の性質がありますので、シチューで加熱してもカリウムが溶けた水分ごといただくことができます。また、食物繊維も加熱してもその作用に影響はありません。

白菜をシチューに入れる際に、どんなふうに切り分ければおいしく食べられるのでしょうか？おすすめは、白菜の部位ごとに切り方を変える方法です。切り方を工夫することでうまみを逃さず、とろけるような食感を楽しむことができます。部位ごとに説明しましょう。まず、白菜の芯の部分を切り分けます。芯の部分を食べやすい長さにカットして、繊維に沿って細切りにしましょう。

白い芯の部分は、うまみがたっぷり詰まっています。細切りにしてシチューに入れれば、しっかりと火が通り、とろとろの食感になって食べやすくなるのでおすすめです。芯を細切りにしたら次は、葉の部分です。白菜の葉については大き目にざっくりと切りましょう。葉の部分はすぐに火が通りやすく大きく切っても食べやすいでしょう。ビタミンCをできるだけ壊さず食べたい場合は、サッと火を通す程度で食べても良いかもしれません。

白菜シチューをつくるときのコツの2つ目は「ぐつぐつ煮過ぎないように注意する」です。白菜は火を通せば通すほど溶けていき、形がなくなっていきます。もちろん、白菜があまり好きではないお子さんが食べる分には溶けるぐらい火を通すのも良いでしょう。特に芯の部分は旨味があるのに、厚さがあって火が通りにくいため、溶けるくらいまで加熱すると食べやすくなります。

しかし、一方で、栄養素を保ちながら白菜の食べ応えを楽しむなら、あまり煮過ぎないようにしましょう。特に葉の部分はすぐに火が通りますから、鍋に入れる際にはまずは芯から入れて時間をおいて後から葉を入れるようにしたいものです。白菜は大きく切って煮過ぎないようにすることで、野菜そのものの味を楽しむことができます。基本的には葉の部分は30秒、芯の部分は1分も加熱すれば十分柔らかくなるでしょう。

寒くなってくると食べたくなるのがシチューです。今回は白菜の甘み、とろけるような食感がとてもおいしい白菜のシチューを特集しました。市販のルーやシチューの素を使って簡単に作れる白菜シチューのレシピや、ルーやシチューの素を使わず作る本格的なレシピ、意外と白菜に合うビーフシチューレシピなど、たくさんの人気レシピを紹介しています。ぜひお気に入りのレシピを元においしい白菜シチューを作ってみましょう！