2018年09月17日公開
2024年08月04日更新
ホットケーキミックスで簡単マフィンのレシピ!しっとり仕上げるには?
ホットケーキミックスは手作りお菓子の定番ですが、最近ではアレンジレシピも豊富にあり、ホットケーキミックスを使ったマフィンやチョコレートケーキ、蒸しパンなど手軽に作ることができます。そんな万能なホットケーキミックスで作るマフィンの新しいレシピを沢山紹介します。プレーンなものから、バターや牛乳不使用なものまで色々な方法でマフィンを作ることができます。是非、参考にしてください。
目次
ホットケーキミックスを使ってマフィンを作ってみたい!
ホットケーキミックスは牛乳と卵を加えるだけで、誰でも美味しいホットケーキを作ることができます。マフィンを一から作ろうとすると、薄力粉やベーキングパウダー、バターなど様々な材料を用意しなくてはならず、お菓子作りに大切な分量もきちんと計らなくてはいけません。しかしホットケーキミックスにはケーキに必要な材料が全て含まれています。ホットケーキはもちろん、色々なレシピへ変化させることができます。
ホットケーキミックスで作る基本のマフィンの作り方
基本のプレーンマフィンの材料と下準備をしよう
ホットケーキミックスを使ってプレーンマフィンの作り方を紹介します。ホットケーキミックスとは、薄力粉やベーキングパウダー、砂糖なとがバランスよく配合された粉です。実際ホットケーキミックスを使わずマフィンを作ろうとすると、薄力粉などの材料をそれぞれに用意し、人数分に合わせて分量を計る必要かあります。この手間をホットケーキミックスは絶妙な配合をしているので誰でも簡単に作れます。
そして何よりケーキを作る時に一番難しいのが、うまく膨らまないなんてことがよくあります。ホットケーキミックスはこの様な失敗をせず簡単に作ることができます。また生地のベースとなる粉なので、色々なアレンジがしやすいのも人気です。また、一つずつ材料を揃えなくて済むためコスパもよく失敗知らずなところが魅力です。
それではホットケーキミックスを使ったプレーンなマフィン7個分の材料を紹介します。①ホットケーキミックス200g、②卵2個、③バター(有塩、無塩はお好みで)70g、④砂糖70g、⑤牛乳70mlです。下準備としてオーブンレンジを180℃の温度で余熱しておいてください。
オーブンレンジをなぜ余熱するのでしょうか?面倒な手間がなくてもいいような気もします。しかしオーブンレンジは本来食材の全体に熱を行き渡らせるためです。余熱して全体を温めることで、食材をはじめから高温で温めることができるらため、味を凝縮したり焼きムラをなくすこてができます。マフィンを美味しくするための大事な人手間なのです。
基本のマフィンの作り方
レシピの紹介です。ボールに卵と牛乳を入れてよく混ぜ合わせます。別のボールでホットケーキミックスと砂糖を入れ混ぜ合わせます。ホットケーキミックスと砂糖が入ったボールに卵と牛乳をゆっくり入れ、ダマにならないように混ぜます。後は生地をマフィンの型に8分目まで流し入れて。180℃の温度で30分間焼きます。焼きあがったら串を刺してみて生地が付いてこなければ出来上がりです。
マフィンをしっとり仕上げるには?
マフィンの美味しい条件としてしっとりなめらかな口あたりが理想です。ホットケーキミックスで作っても同じことです。どのような手順で作ればしっとりしたマフィンが作れるのでしょうか?ポイントさえいくつかおさえるだけで、しっとりした絶品マフィンが簡単に作れます。
全ての材料を常温に戻しておくことがポイントです。最も重要な材料はバターと卵です。作る数時間前から常温にしておきます。目安はバターを触ったときに指で押せるくらいのなめらかさにします。バターが固いままだとクリーム状に混ぜ合わせられず、泡立て器に詰まったり、たまごと合わせた時にも分離してしまう可能性があります。また、バターを混ぜる際も白くふんわりするまで混ぜると簡単に上質ななめらかさに仕上がります。
白くなめらかにしたバターにたまごを合わせていきますが、たまごを何回かに分けて合わせるのもポイントです。バターとたまごがきれいに混ざるかで、口当たりやなめらかさに違いが出ます。バターとたまごは分離しやすい材料なので気をつけてください。たまごをといだボールなどから直接入れるのではなく、スプーンなどで少しずつ入れてみてください。
もしも分離した場合は40~50℃の湯せんの上で混ぜるか、分量内のホットケーキミックスを少し入れて混ぜることでなめらかになります。最後にホットケーキミックスを入れ混ぜる時にては、ゴムベラなどで切るように混ぜてください。ぐるぐる混ぜ合わせてしまうと粘りが出てうまく膨らまず中心部分だけ生焼け状になる場合があります。混ぜ方に注意すると簡単にしっとりしたマフィンに出来上がります。
ホットケーキミックスで作るマフィンの人気アレンジレシピ紹介
ヘルシーレシピ「HMと豆腐でチョコバナナマフィン」
ホットケーキミックスには牛乳を入れることが多いですが、豆腐に変えるだけでヘルシーなマフィンになります。豆腐には栄養も多く含まれており、腸内環境を整えたり基礎代謝を高め、ダイエット効果にも繋がる万能な食材です。ヘルシーな豆乳で作るしっとりマフィンの簡単レシピを紹介します。
ホットケーキミックス200g、板チョコ1枚、絹ごし豆腐150g、バナナ2本、卵1個です。ボールにバナナ2個をフォークで潰します。同じく絹ごし豆腐もなめらかなるまで潰します。バナナ、絹ごし豆腐、卵をよく混ぜます。板チョコは手で割り、トッピング用を残して全て生地と合わせます。カップに生地を入れトッピング用のチョコを乗せたら、180℃で余熱した25分オーブンで焼けば出来上がりです。
HMで作る豆乳とかぼちゃのマフィン
ハロウィンの時期などにぴったりのかぼちゃのマフィンのレシピを紹介します。材料はホットケーキミックス150g、冷凍かぼちゃ100g、豆乳50ml、無塩バター50g、砂糖60g、お好みでかぼちゃの種を少し用意してください。また、冷凍かぼちゃは記載通りに解凍してください。常温に戻すと冷凍かぼちゃは直ぐに食べられるので便利です。冷凍かぼちゃは皮を取りフォークでよく潰しマッシュ状態にします。
マッシュしたかぼちゃの中に豆乳、クリーム状のバター、砂糖の順に入れてよく混ぜあわせます。最後にホットケーキミックスの粉を切るように混ぜながら合わせていきます。この生地をカップの8分目まで流し入れたらトッピングとして、かぼちゃの種を乗せます。後は180℃のオーブンで15分焼いたら出来上がりです。色どりも綺麗なしっとりしたマフィンが作れます。
見た目も可愛いオレオマフィン
ニューヨークのカフェにありそうな可愛いらしいオレオのマフィンのレシピを紹介します。材料はホットケーキミックス150g、オレオ9枚、バター50g、牛乳100ml、卵1個です。オレオは粗く手で割ってください。バター、たまご、砂糖、牛乳の順に入れ最後にホットケーキミックスを合わせよく混ぜます。
よく混ざった生地に手で割ったオレオを入れざっくり混ぜてください。膨らむことを想定してカップの8分目程度流し入れたらトッピングにオレオを少し乗せます。160℃に余熱したオーブンで25分焼いたら出来上がりです。手土産としても喜ばれるオレオのマフィンが出来上がりです。またザクザクした食感も楽しめます。
ココナッツが香るパイナップルのマフィン
爽やかな香りのココナッツとパイナップルのマフィンです。ホットケーキミックス200g、缶詰のパイナップル4~5枚、ココナッツファイン5g、ホワイトチョコチッップ25g、バター50g、砂糖70g、牛乳30ml、卵2個、パイナップルのシロップ小さじ1杯です。ココナッツファインとは、クッキーやパンケーキなどに入っているザクザクした触感のココナッツの粉で、美容成分などが多く含まれているスーパーフードです。
主にダイエットや美肌、便秘など女性の味方でもある成分が多く含まれています。パイナップルは8等分に切り、クリーミーに混ぜたバター、たまご、砂糖を合わせます。続いて牛乳を入れホットケーキミックスをゆっくり混ぜていきます。パイナップルのシロップ、ココナッツファイン、パイナップルと合わせます。180℃に予熱したオーブンで30~35分焼けば簡単に出来上がります。ハワイアンな香り漂うマフィンを作ってみてください。
ホットケーキミックスで作るバター不使用のマフィンの作り方
バターを使わなくてもコクがありなめらかなチョコレートマフィン
バターの代わりに体に良いと言われているオリーブオイルを使ってチョコレートマフィンを作ります。オリーブオイルは美容やアンチエイジング、生活習慣病などに効果があると言われています。食べても塗っても良いオリーブオイルは体にとても良い食材です。材料はホットケーキミックス200g、牛乳120g、ダークチョコレート100g、オリーブオイル30g、卵1個です。
耐熱容器にチョコを割り湯せんで溶かし、溶けたら牛乳も加えて一緒に温めます。別のボールでホットケーキミックスと玉子、オリーブオイルを混ぜ合わせます。最後に2つを合わせ生地をカップに移し入れます。180℃のオーブンで20分焼けば出来上がりです。バターを使わなくてもチョコレートのコクがたっぷりあるしっとりチョコレートマフィンの出来上がりです。お好みで食感を楽しむため砕いたチョコを入れても美味しくなります。
バター不使用でも「優しい甘さのさつまいもマフィン」
スイーツで人気のさつまいものマフィンを紹介します。材料はホットケーキミックス200g、生クリーム200cc、砂糖大さじ3、塩ひとつまみ、さつまいも100g、豆乳50ml、米油大さじ2です。さつまいもは一口大に切り電子レンジで5分チンして潰します。この時少し形が残った方が食感を楽しめます。別のボールに1/3の生クリームをツノがたつ程度ホイップしてください。
1/3ホイップした生クリーム残りの生クリームを足します。続けてさつまいもなど残りの材料を加えよく混ぜ合わせます。8分目ほどカップに入れて180℃で20分焼いてください。自然な甘さのさつまいもマフィンが出来上がります。ポイントはホイップを分けて混ぜ合わせることで、ふんわり且つしっとりしたマフィンが簡単に仕上がります。
バター不使用「フルーツグラノーラのマフィン」
余ってしまうことがあるフルーツグラノーラをマフィンに変身させて、美味しくたべてみてはいかがでしょうか?材料は、ホットケーキミックス100g、フルーツグラノーラ30~40g、玉子1個、砂糖20g、オリーブオイル20g、豆乳50nlです。玉子、砂糖、オリーブオイル、豆乳をよく混ぜ合わせておきます。
続けてホットケーキミックスとフルーツグラノーラを入れて更によく混ぜてください。約6個分のカップに8分目まで生地を流し入れます。後は180℃に熱したオーブンで20~25分焼いて出来上がりです。楊子などで刺して、生地か付かなければ完成です。フルーツグラノーラのザクザクした食感が美味しく、グラノーラなので下処理など不要なためより簡単に作ることができます。甘さも控えめなのでカロリーも抑えされます。
ホットケーキミックスで作る卵不使用のマフィンの作り方レシピ
卵・牛乳なし「しっとりクリームチーズベリーマフィン」
卵や牛乳が無くてもクリームチーズでしっとりしたマフィンに仕上がります。材料はホットケーキミックス200g、クリームチーズ100g、冷凍ブルーベリー大さじ4、砂糖大さじ3、オリーブオイル大さじ1、お水150mlです。ボールにホットケーキミックスとお水を入れ、ダマにならないように混ぜ合わせます。
続いてオリーブオイルと冷凍ブルーベリーを加え混ぜます。オイルての分離がなくなるまで混ざったらカップに移し入れます。8分目まで入れたら真ん中にクリームチーズを乗せ、余熱無しのオーブン190℃で35~40分焼けば完成です。卵や牛乳を使わなくてもしっとり美味しくしっとりしたマフィンが出来上がります。
卵・バターなし「HMでレモンカードマフィン」
今話題のレモンカードを使ったしっとりマフィンを紹介します。レモンカードとは、イギリス発祥のレモンスプレッドのことです。レモンに砂糖や卵、バターを加えたジャムのようなもので、卵やバターが入っているため濃厚な味が特徴です。材料はホットケーキミックス100g、レモンカード85g、マヨネーズ25g、砂糖25g、牛乳60mlを用意してください。
オーブンを180℃の余熱して準備します。まずはマヨネーズに砂糖を入れて混ぜます。続いてレモンカード、牛乳を入れ、最後にホットケーキミックスをゴムベラで切るように合わせます。生地をカップに移し、180℃のオーブンで15分焼けば出来上がりです。次の日に食べてもしっとり味わうことができます。また少量のマヨネーズがポイントです。
卵・バターなし「和の素材が美味しい抹茶と黒豆のマフィン」
和の組み合わせが美味しいマフィンを紹介します。材料はホットケーキミックス200g、絹ごし豆腐150g、黒豆適量、きび砂糖大さじ1、抹茶大さじ1、コーンミール大さじ1です。コーンミールとはとうもろこしを乾燥させ挽いて砕いたもので、各国ではとろみづけや凝固剤として利用されることが多い食品です。
それでは作り方です。ボールに絹ごし豆腐を入てなめらかになるまで泡立て器でクリーム状にします。きび砂糖、抹茶、コーンミールの順で入れ混ぜます。最後にダマにならないようにホットケーキミックスと黒豆を入れカップに移し変えたら170℃で25分焼いたら出来上がりです。しっとり優しい甘さの和スイーツの完成です。
玉子・バターなし「本格りんごとキャラメルのマフィン」
相性抜群のりんごとキャラメルを作ったマフィンを紹介します。材料はホットケーキミックス180g、りんご1/2個、塩キャラメル6個、バター大さじ1、砂糖大さじ2、バターとオリーブオイルを合わせて65g、玉子1個、豆乳と玉子を合わせて110g、豆乳大さじ1、です。まずバター大さじ2と砂糖を火にかけ溶かし、角切りにしたりんごを加えます。りんごに透明感が出てやわらかくなったら冷ましておきます。
耐熱容器にバターとオリーブオイルを合わせたものと別の容器に入れたキャラメルをレンジでチンしバターを溶かします。玉子、豆乳にバターとオリーブオイルを合わせたものを加えホットケーキミックスも合わせます。ここで180℃の余熱を開始。先ほどの生地にキャラメルとりんごも入れカップに分けたら、180℃の温度で15~20分焼いて完成です。ポイントはオリーブオイルよりバター多めにすると風味が良いマフィンになります。
ホットケーキミックスで作るお食事系マフィンのレシピ
お食事系に欠かせないバターについて
ここでバターについて少し説明します。バターには無塩と有塩の2つがあります。無塩バターとはほぼ食塩が入っていないものです。原料の生乳に微量の塩分が含まれているため、「食塩不使用」と記載されていることが最近では多いです。無塩バターはお菓子作やパン作りに適しており、仕上がりに影響がでやすい製菓などに向いています。
逆に有塩バターは料理に使うとコクが出ると言われています。保存期間は食塩不使用の方が1ヶ月ほど短く5ヶ月、有塩バターは半年ほど日持ちします。また未開封の状態であれば冷凍保存が1年間できます。まとめ買いしてしまった時など保存しておくと便利です。開封したものでも1~2ヶ月は保存できます。解凍するときは冷蔵か常温で戻してくだい。冷蔵と解凍を繰り返すと品質が落ちてしまうので注意が必要です。
森永天使のお菓子レシピ掲載!お食事系レシピ「合格マフィン」
勉強を頑張るお子さま向けに作られた、小腹が空いたときにもぴったりの合格マフィンです。マフィンカップ8個分の材料を紹介します。森永ホットケーキミックス150g、牛乳大さじ2、溶かした無塩バター60g、塩小さじ1/2、具材はウインナー6本、玉ねぎ小1/2個、パセリのみじん切り大さじ3、粗挽きこしょう小さじ1/2、ゆで玉子4個を用意します。
まず、ウインナーを5mmの厚さに切り、玉ねぎはみじん切りにします。ボールにホットケーキミックスとパセリ、粗挽きこしょうを入れて軽く混ぜます。続けて玉子、牛乳、溶かしバター、塩を入れまぜたものをカップ半分くらいまで注ぎ入れます。最後にゆで玉子を真ん中に入れたあと残りの生地を8分目まで入れたら、180℃のオーブンに20分焼けば出来上がりです。軽いランチやお弁当でも美味しく食べられます。
カリカリチーズが美味しい「オニオンチーズのマフィン」
簡単に混ぜて焼いているだけとは思えない美味しさのマフィンです。材料はホットケーキミックス150g、玉子1個、牛乳75ml、マヨネーズ大さじ1、コンソメ小さじ1/4、バター10g、ベーコン2枚、玉ねぎ1/4、冷凍コーン大さじ2、チーズ、ケチャップ、パセリを適量用意してください。まずは玉ねぎをみじん切りにし500Wで40秒レンジでチンします。バターも同様レンジで溶かしバターを作ります。
ボールにホットケーキミックスとマヨネーズ、コンソメを入れてゴムベラでざっくり混ぜておきます。別のボールに玉子と牛乳を合わせ先ほどのホットケーキミックスと合わせ混ぜます。具材の玉ねぎ、ベーコン、コーンも入れたらカップに分け、後は180℃に余熱したオーブンで14分焼いてください。おしゃれなカフェのランチに出てきそうなお食事マフィンの出来上がりです。簡単なのに食べごたえもあるマフィンです。
簡単で美味しい「カルボナーラ風マフィン」
材料は、ホットケーキミックス200g、ベーコン1パック、玉ねぎ1/2個、とろけるチーズ100g、玉子1個、牛乳100c、マヨネーズ小さじ1、ハーブソルト小さじ1/2、黒胡椒適量を用意します。ベーコンは短冊切り、玉ねぎはみじん切りにします。ホットケーキミックスから材料を順番に入れていきます。
マフィンの生地を8分目程度流し入れ、180℃のオーブンで25~30分焼けば簡単に出来上がります。混ぜだけの簡単レシピですが、出来上がりは高級なバン屋さんに並んでいそうなマフィンになります。
ホットケーキミックスでマフィン作りにチャレンジしてみよう!
いかがでしたでしょうか?普段はホットケーキのみで利用していた材料ですが、こんなにバラエティー豊かで沢山のレシピに驚きました。また、ホットケーキに使うものなのでスイーツにしかならないと思っていた固定概念が覆され、お食事にも合うマフィンに変わることにも驚きです。ほとんどが混ぜるだけの簡単な方法で美味しいマフィンが作れるのも魅力です。皆さんもオリジナルなマフィンを作ってみてはいかがでしょうか?