たこ焼き器を使ったアレンジ料理とは？スイーツなどのレシピも！

みなさんのおうちにたこ焼き器はありますか？大阪では一家に一台は必ずあるという必需品ですが、家族や友達とワイワイ言いながらたこ焼きパーティを楽しむことが一般的になり、たこ焼き器を持っている人が増えています。一台あるとメイン料理が作れるので、おもてなしにもぴったりです。今はカラフルなものや、お洒落なデザインのたこ焼き器も登場し、たこ焼き器はすっかり市民権を得た調理器具へと進化しています。

そんなたこ焼き器ですが、たこ焼きを作る専用の器具と決めつけていませんか？実はたこ焼き器は丸い形状を生かした料理の楽しみ方があるんです。たこ焼き器を使えば手間のかかるアヒージョやキッシュもラクラクに調理できたり、丸くてコロコロした形のオムライスやスイーツなどのアレンジもできます。今回はたこ焼き器で作るたこ焼き以外のおすすめアレンジを大特集します。たこ焼き器の新しい魅力に出会ってください。

たこ焼き器を手に入れたら、まずは作りたい基本のたこ焼きの作り方から紹介します。まだ「おうちたこ焼き」を作ったことがない、という方はぜひ参考にしてください。外はカリッ、中はとろーりの絶品たこ焼きを作りましょう！用意する材料は、薄力粉、ベーキングパウダー、顆粒和風だしの素、昆布茶の素、卵、冷水が生地のベースになります。そのほか、たこ、紅ショウガ、青ネギ、天かすなどを揃えましょう。

たこ焼きを家で作るのが初めて、という初心者さんはたこ焼き粉を使うともっと手軽にできます。市販のたこ焼き粉にはだしが入っているため、味付けも手間もいらずおいしいたこ焼きが作れます。たこ焼き粉を使う場合の材料は、たこ焼き粉、卵、冷水だけでOKです。後は好みに合わせて青ネギ、天かす、紅ショウガ、タコなどの具材を用意するとよいでしょう。

では早速たこ焼きを作っていきます。ボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、顆粒和風だしの素、昆布茶の素を入れ、泡だて器でくるくると混ぜてだまをなくします。冷水を数回に分けて入れ、粉気がなくなるまでよく混ぜます。ここに溶き卵を入れてよく混ぜたら出来上がりです。生地の固さの目安は泡だて器で生地をすくってたらしたら、ぽとぽと落ちるくらいのゆるめでOKです。お好み焼きよりさらさらしているのが特徴です。

たこ焼きの生地ができたら、たこ焼き器を熱し、油をしきます。一つ一つの穴に油がいきわたるようキッチンペーパーなどを使うと上手にできます。お玉でたこ焼きの生地を溢れるくらい流し入れ、タコを一粒ずつ入れます。さらに上から紅ショウガ、青ネギ、てんかすを全体に散らし、少し固まってきたら竹串などを底に入れ、くるりと回転してひっくり返します。あとは、ころころ回転させ丸い形に焼き上げたら出来上がりです。

たこ焼きの具材はたこ意外に、どんな具材を入れても楽しめます。例えばおもちを一口大に切って入れると、とろりとした食感が楽しめます。ほかにもピリ辛になるキムチや、みじん切りにしたキャベツやにんじん、子供にはコーンなども人気です。タコの代わりにウィンナーやエビなどにアレンジしてもいいですし、チョコレートを入れてスイーツたこやきにアレンジする人もいます。たこ焼きは具材のアレンジが無限大に楽しめます。

お洒落なホームパーティでの定番、チーズフォンデュも、たこ焼き器を使えばかわいくアレンジできます。パルミジャーノチーズをたこ焼き器に入れて、色とりどりの具材を入れるので、盛り上がること請け合いです。チーズがとろけたタイミングで具材をすくってもいいですし、少しカリッと焼けだしたところを食べても絶品です。レシピはいか1杯分は茹でてスライス、ちくわ4本分はそれぞれ4等分にしておきます。

そのほかミニトマト4個、ブロッコリー、マッシュルームなどの具材を用意し、串に刺しておきます。たこ焼き器を温め、オリーブオイルを入れマッシュルームとブロッコリーに火を通します。ほかのところにパルミジャーノレッジャーノを入れ、ふつふつ溶け出して来たら具材を入れ、好きなタイミングですくっていただきます。熱いのでやけどに注意しながら食べて下さい。フランスパンを一口にちぎったものもおすすめです。

人気のスペイン料理、アヒージョもたこ焼き器で作れば立派なごちそうに早変わりします。お好みの海鮮や野菜を入れて、みんなでわいわいアヒージョパーティを楽しみましょう！ワインやビールがどんどん進みます。レシピは、ブロッコリー、ウィンナー、しめじ、じゃがいも、ずりなど好きな具材をすべて一口大にカットしてお皿に盛り付けます。バケットも同様に一口大にカットし、オーブンで軽く焼いてパリッとさせておきます。

たこ焼き器の穴ににんにくのみじん切りを1片をそれぞれ入れて熱し、ぱちぱち焼けてきたらオリーブオイルを塩を入れて少し熱します。好きな具材を入れて、温めたら出来上がりです。やけどに注意しながらいただきましょう！ウィンナーは子供に、ずりは大人に、と入れる具材によってさまざまなアレンジができるので、ぜひ好きな具材で楽しんでください。最後にパンやパスタを入れてしめにしてもおいしいです。

キッシュといえば、おうちで作るには難易度が高そうなお料理ですが、たこ焼き器を使えば意外と簡単に作れます。こちらのレシピでは餃子の皮をアレンジしてちょっとカリッとした絶品キッシュを楽しみます。子供と一緒に作ってみてはいかがでしょうか？レシピは、ボウルに卵2個、マヨネーズ大さじ1、牛乳50cc、塩こしょう少々を入れ卵液を作っておきます。ブロッコリーは茹でて一口大にカットします。

たこ焼き器を温め、オリーブオイルを熱したら、たこ焼き器の穴にぎょうざの皮をそれぞれ入れ、真ん中に卵液をスプーンですくって7～8分目まで入れます。すぐにコーン、ブロッコリー、ハム、とろけるチーズをトッピングします。表面にオリーブオイルを少し回しかけ、焦がさないように様子を見ながら皮がパリッとしてきたら出来上がりです。晩ごはんのメイン料理にもおつまみにも、お弁当に入れてもおいしいおすすめです。

インド料理の定番といえばカレーと何ですが、たこ焼き器を使って2つをミックスしたナンカレーにアレンジするというユニークなレシピです。手も汚れず、ぱくっと食べられるので、子供にもぴったりです。作り過ぎたカレーが余ってしまった時にもおすすめです。レシピはボウルに強力粉150g、砂糖大さじ1、塩大さじ1/4、ベーキングパウダー大さじ1/2、水90ccを入れてべたつかなくなるまでよく生地を捏ねナン生地を作ります。

打ち粉をして生地を広げ、適当なサイズに等分してクリームチーズ適量と固めのカレーを乗せ、たこ焼き器に入るように包んで丸めます。たこ焼き器にココナッツオイル大さじ3をまんべんなく引いて、ナンカレーを乗せ弱火で通常のたこ焼きを焼くようにコロコロ転がしながら焼いていきます。全体的に焼き色がついたら出来上がりです。ナンを作るのが面倒な方は、ナンの代わりにごはんでアレンジしてもOKです。

イタリア料理の代表格、ピザもたこ焼き器があれば簡単に作れます。包まなくてもいいので不器用な方も安心して作ますし、子供と一緒に作るのもおすすめです。中身の具をアレンジして、しゅうまいパーティを楽しむのもよさそうです！レシピは、玉ねぎ、ピーマン、トマトはあらみじん切りし、小エビは洗っておきます。ウインナーやベーコン、コーンなどお好みの具材を切って準備しておきます。

たこ焼き器に油は引かないで、しゅうまいの皮を形に添って乗せていきます。市販のピザソース一穴ずつ加え、お好みの具材をトッピングしていきます。上からとろけるチーズをのせ、たこ焼き器のフタをして10～15分加熱したら出来上がりです。野菜嫌いの子供もこちらのレシピならおいしいのでたくさん食べてると評判です。野菜を食べなくて困っているママさん、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか？

たこ焼き器でなんと子供にも人気の料理メニュー、オムライスを作ることができます。まあるい形が可愛く、一口サイズで子供の小さな口でも食べやすいのもポイントです。丸めたケチャップライスにたまご液をかけてくるくる、作る工程も楽しいので、ぜひお子様と一緒に作ってみて下さい。レシピは、ケチャップライスをたこ焼き器の穴より小さく丸めておきます。卵液はマヨネーズで味付けしたものを用意します。

たこ焼き器に火をつけ、弱火にし、丸めたケチャップライスを入れ、卵液を投入します。くるくる回しながら卵液を入れるのを2～3回繰り返し、全体的に卵でケチャップライスが覆えたら出来上がりです。仕上げにケチャップとマヨネーズをかけていただきましょう。たくさん作ってランチタイムに、お弁当に入れてもいいですね。ケチャップライスの具はにんじんや玉ねぎ、きのこ、ベーコンなどお好みでアレンジしてください。

たこ焼き器で作るおにぎりをちょっと豪華にアレンジした肉巻きおにぎりのレシピです。子供が大好きな甘辛な味付けで食べ応えがあるので、しっかり料理を食べたい時にもおすすめで、ぱくぱく食が進みそうです。レシピは、ご飯400gを16等分して、1個分(25g)をラップに包んで一口サイズのおにぎりを作り、しゃぶしゃぶ用の豚肉で巻きます。たこ焼き器に油を敷き、肉巻きの巻き終わりを下にして入れくるくる転がしながら焼きます。

豚肉の色が変わったらあらかじめ合わせておいたしょうゆ大さじ1と1/3、みりん大さじ1と1/3、砂糖大さじ1のタレを加え、全体にこんがりとした焼き色がつくまで焼きます。白ごまを振り、器に盛り付けたら出来上がりです。見た目も豪華なごちそうなので、パーティ料理などに出しても喜ばれること間違いなしのレシピです。タレを加えたら焦げないように弱火にするのがおいしくできるコツです。ぜひ作ってみて下さい。

子供ならみんなが大好きな料理のひとつアメリカンドッグをたこ焼き器でアレンジしてはどうでしょうか？コロコロとした一口サイズで食べやすいので、子供も喜んで食べてくれますよ。おやつにもぴったりです。レシピは、ボウルに卵1個、砂糖大さじ2、すりおろし人参1/2本を入れ混ぜます。あわせてふるった小麦粉100gとベーキングパウダー小さじ1と1/2を入れて混ぜ、水50ccも加えて混ぜます。

たこ焼き器を熱し、生地を少なめに入れ、1cmくらいに切ったソーセージを入れ、上からも生地を入れてくるくるたこ焼きの要領で焼いたら出来上がりです。中に入れる具を変えてアレンジし、中身の当てっこをすると盛り上がります。そのまま食べてももちろんおいしいですし、串にさすと片手でも食べやすいので、お弁当やピクニックに持って行っても喜ばれます。ケチャップをかけていただきましょう。

子どもに人気のお料理、ハンバーグもいつもと趣向を変えてたこ焼き器で焼いたら、一口サイズのまんまるハンバーグに早変わりします。お弁当のおかずにしても喜ばれること間違いなしです。たくさん作って冷凍しておいてもOKです。レシピは、玉ねぎ1/4個をみじん切りにし、レンジ600wで2分加熱して冷ましておきます。ボウルにパン粉大さじ2と牛乳大さじ2を入れパン粉をしっかりふやかすまで5分くらい置いておきます。

冷めた玉ねぎとと卵を入れてよく混ぜてから合いびき肉150g、ナツメグ少々、塩胡椒少々を入れ粘りが出るまでよくこねます。たこ焼き器にちょっと盛りぎみにハンバーグのタネを入れ、たこ焼き器を温め始めます。しばらくして周りが白く焼けてきたらひっくり返し、ころころ転がしながら全体に火が通れば完成です。中にクリームチーズやうずら、ミニトマトなどを入れるアレンジもおすすめです。お好みで用意しましょう。

お祭り屋台の定番スイーツ、ベビーカステラもたこ焼き器があればおうちでも簡単に作ることができます。まるで買ってきたみたいな本格的なベビーカステラを作りましょう！材料もシンプルでお財布にも優しいたこ焼き器の新しいアレンジです。レシピは、ボウルにホットケーキミックス200g、卵2個、はちみつ大さじ4、みりん大さじ3、牛乳大さじ4、砂糖大さじ1、サラダ油大さじ1を入れ、よくかき混ぜておきます。

たこ焼き器を温め、半分か少し少ないくらいまで生地を流し込みます。生地がふつふつと膨らんできたら、2つを重ね合わせるようにくっつけ、たこ焼き器の中でコロコロ転がして丸くしたら出来上がりです。生地は焦げやすいので、たこ焼き器に流し込んでからは素早く行うのが鉄則です。焼きたてをいただいても美味しいですし、粗熱を取った後袋に入れて乾燥しないよう6時間程度置いたら味がなじんでさらにおいしくいただけます。

たこ焼き器で人気のスイーツ、プチマフィンを作ってみてはいかがでしょうか？トッピングの具材を変えるといろんなアレンジができるので、お好みで用意してください。レシピは、ボウルに卵1個と砂糖50gをホイッパーでよく混ぜ、サラダ油40gを入れて混ぜ合わせます。牛乳30gを入れて混ぜます。薄力粉100gとベーキングパウダー小さじ1をふるったものを入れ、ゴムベラで切るように混ぜ合わせます。

さらに牛乳30gを入れ、バニラエッセンス適量を入れたら切るように混ぜます。予熱しておいたたこ焼き器にサラダ油を薄く塗り、作った生地を流し入れて焼きます。ナッツやチョコ、ドライフルーツなどお好みの具材をトッピングし、あとはくるくる回して生地がふんわりと膨らんだら出来上がりです。生地にココアを混ぜるアレンジでチョコマフィンもできます。たこ焼き器で作ったとは思えないくらいおいしいスイーツのレシピです。

中華料理の定番スイーツ、ごま団子もたこ焼き器で簡単に作ることができます。もっちりと美味しいお団子に、ぷちぷちとした白ごまの風味が加わって、何個でも食べられそうな絶品スイーツです。レシピはボウルに白玉粉100g、薄力粉100g、お水150ccを入れ、よく混ぜて耳たぶ位の柔らかさにします。小豆餡、サツマイモ餡、南京餡などお好みのあんを丸め、白玉粉の生地で包み、ゴマをまぶします。

ごまはタッパーなどに入れコロコロ転がすようにすると上手に漬けられます。たこ焼き器に小さじ1のサラダ油を入れ、お団子を乗せ、少しずつ回しながら、全体がカリカリするまで焼いたら完成です。油で揚げないのでヘルシーで、おいしい絶品スイーツが完成します。中身のあんはお好みでアレンジしてください。チョコレートやジャムを入れても美味しくいただけます。

スイーツの大定番、ホットケーキもたこ焼き器を使えばいつもとちょっと違ったアレンジで楽しめます。一口サイズなので、小さな子供でもぱくぱく食べられ、おやつやごはん代わりに、軽食に大活躍しそうです。余ったら冷凍して食べる時にチンしてください。レシピは、ボウルにホットケーキミックス200g、卵1個、牛乳100mlを入れよく混ぜ合わせ、ホットケーキ生地を作ります。

たこ焼き器を熱し、ホットケーキ生地を流し入れたらたこ焼きを焼く要領でくるくる回して焼きます。きつね色になって中まで火が通ったら、クッキングシートの上に並べて置いておきます。板チョコ1枚を湯煎で溶かし、焼けた一口ホットケーキの上にコーティングします。カラースプレーやドライフルーツなどお好みのトッピングを乗せ、冷蔵庫でチョコが固まるまで冷やしたらできあがりです。

パンがなくてもパン粉で作れるフレンチトーストのレシピです。たこ焼き器で焼けばかわいいまんまるな一口サイズのフレンチトーストになります。おもてなしスイーツとしても喜ばれること請け合いのおすすめレシピなので、ぜひ作ってみて下さい。レシピは、ボウルに卵1個をよく溶いて牛乳75cc、はちみつ大さじ1、バニラエッセンス少々、パン粉30gを入れて混ぜて約10分おいておきます。

たこ焼き器にバターを塗って作った生地をたっぷりめに入れて焼きます。全体にくるくると焼ききつね色になったらお皿などに取り出します。お好みでメープルシロップなどかけたら出来上がりです。上にかけるトッピングははちみつやチョコレートなどお好みでアレンジしてください。スイーツ好きさんなら生クリームやフルーツを添えるのもおすすめです。簡単に作れて節約にもなる、いちおしスイーツレシピです。

たこ焼き器の活用アレンジをご紹介してきましたが、作りたいレシピはありましたか？たこ焼き器でごちそう料理からスイーツまでこんなにもたくさんのメニューが作れることにびっくりされた方もいるかもしれません。大人も子供もたこ焼き器で作った料理はそれだけでたのしいイベントになるので、たこ焼き器を眠らせておくのはもったいないですよ。休みの日はたこ焼き器をじゃんじゃん活用させましょう。

ここで紹介したたこ焼き器のアレンジレシピはほんの一部です。たこ焼き器にはまだまだ無限の可能性を秘めているので、思いついたらいろんなアイディアで楽しんでみてください。たこ焼き器はたこ焼きを焼くだけではありません。フライパンやお鍋の感覚で使えばもっといろんな料理に使えそうです。早速友達や家族とたこ焼き器を囲んでいろんなレシピを作ってみましょう！