生クリームを使うお菓子レシピ集!余ったクリームで作れる簡単人気スイーツ
生クリームはお菓子作りに欠かせない食材となっていますが、そんな生クリームを使ったお菓子としてはどんな人気レシピがあるのでしょうか?生クリームを制するものがお菓子作りを制すると言われるほどお菓子における生クリームの重要性は高いですが、そんな生クリームを使った人気お菓子レシピというのは確実にマスターしたいものです。簡単に作れる生クリームスイーツの定番レシピをみていきましょう。
目次
生クリームを使ったお菓子レシピのおすすめは?
生クリームというのはなめらかな質感とほどよい甘さを加えるためにお菓子作りにおいてかなり重要な存在ですが、実際に生クリームが使用されているお菓子というのはかなり多岐に渡るものです。だからこそ生クリームの正しい使い方を把握しておけばかなり役に立つものですが、生クリームのお菓子にはどんなものがあるのでしょうか?
今回は、生クリームを使うお菓子の簡単人気レシピとして、チョコレート系のスイーツからチーズケーキやプリン類まで、ジャンルごとに特に定番で最もおすすめとなるレシピをチェックしていきます。少し残ってしまった生クリームでも簡単に作ることのできる人気の定番お菓子レシピをチェックし、絶品お菓子を作ってみましょう。
生クリームを使うお菓子レシピ:チョコレートスイーツ
生クリームを使うお菓子としてはまずチョコレートスイーツの存在が挙げられます。チョコレートと生クリームの相性というのは抜群であり、カカオの芳醇な香りに滑らかな質感を生クリームで加えれば美味しいお菓子を簡単に作ることができそうです。生チョコケーキからチョコレートパンナコッタまで、簡単人気レシピをみていきましょう。
簡単で濃厚な「生チョコケーキ」
生クリームを使ったチョコレート系のお菓子でまず作ってみたいのは、生チョコケーキでしょう。しっとりなめらかな質感とチョコレートの濃厚なコクを楽しめるお菓子として、女性人気が特に高いケーキですが、その絶妙な質感と味のバランスをとるのは案外難しそうです。しかし、実は簡単に作れる人気レシピというのが存在するのです。
生クリームは動物性のものを使用し、まずはチョコレートと混ぜ合わせてガナッシュを作ってしまいます。板チョコなどを使用して包丁で細かく刻み、ボウルに入れてレンジでチンした生クリームにチョコレートを投入します。ヘラなどを使ってゆっくりかき混ぜて溶かしていきます。使用するチョコの味によって、甘さや苦さが左右されます。
それから好みに合わせてラム酒などを加え、放置して冷ましておきます。冷蔵庫に入れてしまうと固まりすぎてしまうので要注意です。それからスポンジ生地を作っていきます。ボウルに卵と砂糖を入れてしっかりと混ぜていきます。白っぽくなるまでしっかり泡立てるようにします。最後はハンドミキサーを低速にし、キメを出しましょう。
ここにココアパウダーとホットケーキミックスを数回に分けて入れて混ぜていきます。最終的に粉っぽさがなくなるようにしっかり混ぜましょう。できるだけ均一に混ぜるようにするのがポイントです。あとはシートをしき粉をふるっておいた天板に生地を流し入れます。予熱して200度にしたオーブンに入れて、10分程度焼きましょう。
それから焼き加減を竹串などで調節した上で、ラップを生地に貼り付けて余熱をとります。余熱がとれたあとでガナッシュが適度に冷えていることを確認した上で、スポンジ生地に塗っていきます。全体にムラなく塗るようにして、全体を滑らかなガナッシュで覆うようにしましょう。最後にトップにココアパウダーを振って完成となります。
このように生地とガナッシュを分けて作ると綺麗にできますが、チョコレートと生クリームを卵と薄力粉と混ぜてオーブンで焼き上げる方法もシンプルでおすすめです。その場合には160度で20分程度を目安にするようにしましょう。生チョコレートケーキは、滑らかな質感とチョコレートのコクが出るように、バランスを重視して作ってください。
チョコレート菓子の定番「ガトーショコラ」
チョコレートケーキの定番として男性にも大人気なのが、ガトーショコラです。ガトーショコラは苦味のあるコーヒーとの相性も抜群であり、コーヒータイムを彩ってくれること間違いなしです。そんなガトーショコラは生チョコケーキに比べてスフレのような軽い食感を出すのがポイントで、生クリーム感をいかにおさえるかが重要となります。
もちろん中は生クリーム由来のしっとり感も必要ですが、ややサクッとしたような印象もある外側の生地をいかにうまく作れるかで、ガトーショコラの美味しさは決まるでしょう。そんなガトーショコラは、実は板チョコと卵、生クリームだけで簡単に作ることができます。まずはボウルに卵白のみを入れて、ハンドミキサーでしっかり混ぜます。
角が立つまでしっかりと混ぜたら、放置しておきます。別のボウルに刻んだ板チョコと生クリームを入れてレンジで加熱して溶かします。そのあとでしっかりと混ぜ、そこに卵黄も加えてください。この三つがしっかりと混ざったら、先ほどすでにかき混ぜておいた卵白を、3〜4回に分けて入れます。ここまでで、ミックスの過程は終了です。
あとは、170度のに予熱しておいたオーブンで、20分焼いていくことになります。オーブンシートを敷いた型にボウルの中身を流し込んで均等に広がるようにし、オーブンで焼いていきましょう。20分程度まずは焼いてから、竹串などで固さを確かめて、竹串に何もついてこないような状態であれば美味しいガトーショコラの完成となります。
このように難しいと言われているガトーショコラも生クリームを使えば案外簡単に作ることができます。生クリームの量は30ccに対して卵は3個、板チョコは3枚ほどを使用するようにしましょう。チョコに対して生クリームの割合が高いとどうしても滑らかな質感ばかりが際立ってしまうので、このバランスは好みにも合わせて調節しましょう。
ひんやり美味しい「チョコレートパンナコッタ」
生クリームを使用したチョコレート系のスイーツというのはぜひ色々なタイプのレシピを楽しみたいものですが、生クリームを使ったチョコレートのお菓子の中でも変わり種として作ると喜ばれるのがチョコレートパンナコッタです。チョコレート系のスイーツで自分の実力を示したいというときには、このパンナコッタをぜひ作ってみましょう。
そんなチョコレートパンナコッタを作るときにまず用意するものとしては、ビタータイプの板チョコです。甘さの強いチョコレートよりもビタータイプの方がしっかりとした味わいに仕上がります。この板チョコを一枚使用する場合の他の材料の分量としては、牛乳と生クリームをそれぞれ125cc、ココアパウダー小さじ2杯、ゼラチン3〜4gです。
これらの材料に加えて、ラム酒なども好みに合わせて用意しておきましょう。ふだん使っている小鍋を用意してそこに牛乳・生クリーム・砂糖・ココアパウダーを入れて火にかけます。全体がやや混ざったら、砕いたチョコレートを加えて溶かします。このチョコレートを入れる前に火は止めておき、余熱で溶かしていくようにしてください。
チョコレートが溶けたら、あらかじめふやかしておいたゼラチンをこの段階で加えます。そしてこのゼラチンも余熱で溶かしてしまいましょう。そしてラム酒を入れる場合にはこの段階で適量入れてください。それから、粗熱とって漉します。漉したらプリンの容器など適当な大きさの器に入れて、冷蔵庫で冷やして固めたら完成となります。
食べるときにはチョコレートスライスやココアパウダー、ミントなどをトッピングすると綺麗にみえます。パンナコッタは普段チョコレート味で食べるという人はあまりいないかもしれませんが、実はチョコレートパンナコッタはちょっと変わり種のバレンタインギフトとしてもぴったりであり、男性の胃袋を掴むスイーツとしても人気のようです。
生クリームを使うお菓子レシピ:チーズケーキ
生クリームを使ってぜひとも作りたいお菓子としては、チーズケーキも挙げられます。チーズケーキも余った生クリームを使って簡単に作れるレシピが案外多いものです。チーズケーキといえばベイクドチーズケーキやレアチーズケーキなど色々なタイプがありますが、どんなチーズケーキでも実は生クリームの使い方こそが重要なのです。
大人気の「しっとり濃厚ベイクドチーズケーキ」
チーズ系の生クリームを使ったお菓子の簡単人気レシピとしてまず紹介するのは、しっとり濃厚ベイクドチーズケーキです。焼き上げることでチーズの濃厚さとコクをしっかりと引き出すのがベイクドチーズケーキの極意であり、チーズケーキの中でも特に人気度が高いものです。だからこそ、シンプルな簡単レシピで美味しさを引き出しましょう。
ベイクドチーズケーキではしっとりとした質感だけでなく、ボトム部分のサクサク食感も合わせて楽しみたいものです。それを引き出すためにはクラッカーやクッキーなどをまず砕いていきます。できればプレーンタイプのものを使用して、余計な味が加わらないようにしてください。それから、無塩バターを溶かしてクラッカーにかけます。
クラッカーに対して無塩バターがしっかりと馴染んだら、型の一番下にこのクラッカーを敷き詰めていきます。この部分が、ベイクドチーズケーキのボトム部分となります。スプーンやへらなどでできるだけ水平になるように叩いて整えましょう。その上でからラップを張って手で押して、クラッカーが密着するように整えていきます。
それから、肝心の生地作りに入ります。クリームチーズを常温で溶かしておき、そこにグラニュー糖を混ぜてください。それから、卵をときましょう。白身も黄身もどちらも溶かして構いません。さらにそこに生クリームを入れてしっかり混ぜ合わせます。大体クリームチーズを250g程度使う場合には生クリームの分量は200ccほどにしましょう。
それに対してグラニュー糖は80g程度、卵は2個を使用します。そこに大さじ3杯程度の薄力粉をふるっていきます。さらにレモン汁を大さじ一杯、またはレモン半個分を絞って加えます。ダマにならないようにできるだけ効率よく混ぜ合わせてください。そしてしっかりと混ざったら型に流し入れるようにし、表面をヘラで撫でて整えます。
ここから焼き上げに入ります。オーブンは大体170度に予熱しておき、オーブンでじっくり40分程度焼いていきます。尚、既述の分量の場合には18cmのホールほどの大きさになります。そして焼き上げたら生地のふんわり感・しっとり感を確かめた上で取り出して、冷蔵庫で冷やします。数時間あるいは1日程度寝かせておくと、より美味しくなります。
あとはカットし、皿に盛ったら完成です。生クリームが余っている場合には、ホイップクリームをケーキの上や横などに添えて楽しむのもアリです。その場合にはホイップクリームの甘さで楽しむべくそもそもグラニュー糖の分量を少なめにしてみてください。このようにして生クリームを使った王道のベイクドチーズケーキが完成となります。
混ぜて冷やすだけの簡単な「レアチーズケーキ」
生クリームを使ったチーズケーキの中でも焼き上げるタイプであるベイクドチーズケーキというのは人気度が高いです。しかしより簡単なチーズケーキのレシピを探しているというのであればベイクドチーズケーキとともに人気のレアチーズケーキを作ってみてはいかがでしょうか?レアチーズケーキは、滑らかな質感を楽しむことができます。
レアチーズケーキはチーズの風味を滑らかでしっとりとした質感で楽しむことができるので、レアチーズケーキはベイクドチーズケーキのように焼き上げる過程を含まないので、かなり簡単に作ることができます。クリームチーズを200gほど使う場合には生クリームは100ml、そしてヨーグルトを200gとバターを20g使用しましょう。
まずはクリームチーズとバターを室温で戻しておきます。また、ゼラチンを用意して水でふやかしておきましょう。それからベイクドチーズケーキ同様にボトム部分を作る場合には、ベイクドチーズケーキ同様の方法でクラッカーなどを砕いて作りましょう。砕いてからバターと混ぜ合わせて型に敷き詰めて、水平になるように整えておきます。
それからボールにクリームチーズと砂糖を加えます。砂糖はクリームチーズ200gに対して60〜70g程度を使うようにすると、ほどよい甘さのレアチーズケーキに仕上がるでしょう。泡立て器を使ってしっかりと練っていき、ほどよく練りこむことができたらそこにヨーグルト・生クリーム・大さじ一杯のレモン汁を一つずつ加えていきましょう。
このとき、一つずつ加えてその都度しっかり混ぜていくというのが重要となります。全体がしっかりと混ざって滑らかになったら、あとは型にボウルの中身を流し入れていき、あとは冷やして完成となります。大体冷蔵庫で2〜3時間をまずは冷やしましょう。それでもまだ固めたりないという場合にはさらに30分〜1時間程度冷やしてください。
しっかりと固まったら、あとはカットして食べるだけとなります。生クリームを使って作るレアチーズケーキはこのようにベイクドチーズケーキに比べて手順も煩雑ではなく、初心者でも簡単に作ることができます。チーズケーキでも生クリームのしっとり感が出たレアケーキの方が好きだという人は、まずこちらから始めてみるのもアリでしょう。
生クリームを使うお菓子レシピ:プリン
生クリームの滑らかな質感が顕著に現れるレシピとしては、プリンも挙げられます。プリントいうのはシンプルなだけに実はケーキ類以上に作るのが難しいとも言われていますが、そんなプリンの王道の簡単レシピを知っておけば友人や恋人に振る舞うこともできます。滑らかな口どけを楽しめるプリンの人気簡単レシピはどんなものでしょうか?
有名店の味を自宅で再現できる「なめらかプリン」
生クリームを使って作れる人気の簡単レシピとしては、まず有名店の味を自宅で再現できてしまうというなめらかプリンが挙げられます。プリントいうのは生クリームを使用したデザートの中でも特に小細工のきかないシンプルなものとなりますが、だからこそ分量やちょっとしたコツなどを抑えておけば、上質な舌触りのプリンを作れそうです。
まずプリンを作るときにはカラメルソースとプリン液をそれぞれ別のプロセスで作っていくことになります。まずはカラメルソースを作っていきますが、カラメルソースの材料は砂糖・水・熱湯になります。砂糖は大さじスプーン二杯分、水は小さじで一杯分、熱湯は小さじ一杯から一杯半ほどを用意し、まずは砂糖と水を電子レンジで加熱します。
大体2分未満というのを目安に加熱していき、色づいてきたら加熱をやめて熱湯とともに型に流し入れます。その上で、冷蔵庫に入れて冷やしておきましょう。その間にプリンの方を作っていきます。プリンの方に生クリームを使用することになりますが、生クリーム以外の材料としては牛乳・卵黄・砂糖、そして香りづけのバニラエッセンスが必要です。
牛乳は150ccだとしたら生クリームを100cc、卵黄を2個分、砂糖は好みの甘さに合わせて使い、バニラエッセンスは1〜2滴を加えることになります。まずは牛乳と生クリームを鍋で加熱していきます。焦がさないように弱火で50〜60度ほどになるまで温めたら、その間に卵黄と砂糖をボウルでかき混ぜていきます。泡立ち過ぎないように要注意です。
それからボウルの卵に牛乳と生クリームの混合物を入れて、バニラエッセンスを加えます。あとは茶漉しなどで漉しながら型に流し入れていき、バーナーで軽く炙って気泡を取り除きます。それから鍋に少なめに水を張って沸騰したら型を15分程度温めます。あとはプリンの表面の滑らかさを確認してOKならば、生クリーム入りプリンの完成です。
このような案外簡単な手順で生クリームを含めたなめらかプリントいうのは作れてしまうものです。なめらかプリンといえばパステルが有名ですが、そんなパステルのなめらかプリンのような舌触りと喉越しのある生クリームプリンを家でも作るべく、ぜひこのレシピに挑戦してみてください。
シンプルで簡単な「絹どけプリン」
生クリームを使って作りたいプリンとしては、絹どけプリンも挙げられます。絹どけプリンは卵の風味よりも生クリームや牛乳のなめらかさを前面に押し出したものとして楽しむことができます。口どけを楽しみたい人にはうってつけのプリンとなりますから、ぜひ温度や漉しなどのプロセスを大切にして、ぜひとも美味しいプリンを作ってください。
まずカラメルソースを作っていきます。カラメルソースはグラニュー糖・水・熱湯を組み合わせて作りますが、まずはグラニュー糖と水を鍋で火にかけて溶けて焦げてくるのを待ちましょう。泡が出て香りが立ってきたら火を止めて熱湯をかけましょう。グラニュー糖・水・熱湯の割合は大体4:1:1ほどにし、固まらないうちに型に入れてしまいます。
それから、牛乳と生クリームを鍋にかけて温めていきます。牛乳400gに対して生クリーム100gを使うほどのイメージとなります。50度くらいに温めていきますが、この温度は大体指で触れて触れるもののやや熱いと感じる程度です。牛乳を温め過ぎて膜が張ってしまうと美味しいプリンにならないので要注意となっています。
それから卵の黄身を1個分、それとは別に全卵を2個分用意して、ボウルで砂糖と一緒にすり混ぜていきます。混ぜすぎには要注意であり、途中で温めた生クリームと牛乳を少しずつ流し入れていきます。一気に入れずに徐々に入れて全体をしっかり混ぜましょう。そしてここから漉していきますが、通常のプリンよりもやや丁寧に漉しましょう。
このときどれだけしっかりと漉せるかでプリンのなめらかさが決まります。なめらかに漉せたらカラメルソースの上にそれぞれ適量ずつ移して、その瓶の3分の2ほどの高さまで水を入れた鍋で蒸していきます。温度が90度以上にならないように注意して弱火で蒸します。それから火を止めて粗熱がとれたら冷蔵庫でよく冷やして完成となります。
生クリームを使うお菓子レシピ:アイスクリーム
生クリームを使用して作るお菓子の中でも夏場は特に作るのが楽しくなるお菓子としては、アイスクリームが挙げられます。アイスクリームで涼む時間は至福のひとときですが、そんな幸せタイムを演出してくれる美味しいアイスクリームはどうやって作るのでしょうか?実はアイスクリームにも、簡単な人気レシピが存在するようです。
混ぜるだけで簡単な「ミキサーで1分アイスクリーム」
生クリームを使って作ってみたいスイーツとしてはアイスクリームも挙げられますが、できるだけ簡単にアイスクリームを作りたいと思っている人は多いのではないでしょうか?そんな人におすすめのアイスクリームがミキサーで簡単に1分混ぜると作れるアイスクリームであり、ミキサーで卵と生クリームと砂糖を混ぜ合わせるだけで作れます。
分量としては生クリームを200mlほど作ると3〜4食分ほどが作れますが、それに対して卵を1個、そして砂糖は大さじで2杯分程度使用しましょう。ミキサーにすべてを一気に入れて、あとはスイッチをオンにして一分間ミックスするだけとなります。途中でかき混ぜる必要もなく簡単であり、あとはそれを冷凍OKな容器に流し入れて凍らせます。
一日経過してしっかり凍っていたら完成となります。煩雑な手間などかけずにとにかくシンプルでも簡単に作れるアイスクリームを生クリームで作りたいというときにはこのレシピがおすすめです。バニラビーンズなどを入れても美味しいですが、シンプルな味わいを楽しむためには特に余計な材料などを入れずに冷蔵庫にあるもので作りましょう。
牛乳の代わりに生クリームで「濃厚バニラアイス」
生クリームを使って作るアイスクリームとしては、牛乳の代わりに生クリームを使うことで完成するハーゲンダッツのような濃厚な味わいのアイスクリームも人気となっています。バニラアイスの中でも特にハーゲンダッツのようなリッチな味わいというのは家でも食べたいものですが、実は自家製でもかなり濃厚で美味しいものを作れるのです。
用意するものは生クリーム・卵・グラニュー糖・バニラビーンズ・ラム酒です。生クリームを200ml使用する場合に、この濃厚なアイスの場合は3個もの卵を使用して、グラニュー糖は70gほど加えます。そこにバニラビーンズは一本の半分ほど、ラム酒は小さじで半分ほど加えます。まずはボウルで卵を湯せんにかけて砂糖と混ぜていきます。
それからバニラビーンズを加えて湯せんをやめ、氷水をボウルに当てながら生クリームと砂糖の残りを加えます。このとき数回に分けて生クリームを入れて混ぜてあわ立てていくのがポイントです。最後の段階でラム酒を加えたらあとは冷凍庫で冷やして固まれば完成です。ぜひハーゲンダッツのような濃厚な味わいを楽しんでみてください。
生クリームを使うお菓子:その他の人気レシピ
ここまで生クリームを使うお菓子の人気簡単レシピとして、チョコレートスイーツやチーズケーキ、プリンにアイスとさまざまなジャンルのものをみてきました。この他にも生クリームを使ってぜひとも作りたいお菓子レシピというのは案外多いですから、最近特に流行しているシフォンケーキやパンケーキのレシピもみておきましょう。
SNSでも話題の「生シフォンケーキ」
生クリームを使った王道の簡単レシピとしては、生シフォンケーキに関する生クリームを使った簡単な作り方もぜひ覚えておきたいものです。生シフォンケーキは最近SNSでも簡単なのに絶品だと話題になっているものですが、生シフォンケーキはふわふわなシフォン生地に生クリームの滑らかな質感を加えて楽しむことのできるレシピとなっています。
生シフォンケーキを作るときに用意するものとしては、卵黄・牛乳・薄力粉・ベーキングパウダー・生クリーム・卵白・砂糖類となります。まずは薄力粉とベーキングパウダーをふるっておき、上白糖も粗めにふるいます。そしてまずは卵黄に60gに砂糖30gを加えて白くなるまでしっかり混ぜます。そこにサラダ油をまずは加えましょう。
それから牛乳と生クリームも加えていきます。牛乳は50cc、生クリームは30ccほどでよいです。そしてふるっておいた粉類も加えてよく混ぜ合わせます。それから卵白をかき混ぜてメレンゲを作ります。上白糖を数回に分けて加えながらあわ立てていき、ボウルに入れた生クリームやその他の混合物と混ぜていきます。少しずつ加えて混ぜましょう。
そしてヘラで泡を完全には消さない程度に混ぜていきます。そのあとでシフォンケーキ用の型に一気に流し込みましょう。ドーナツ状の型に全体的にしっかり流し込めるようにして、型ごとゆすった上でならしていきます。あとは170度で予熱しておいたオーブンを180度にして30分をまずは目安に焼き上げ、足りなかったら5分ほどさらに焼きます。
全体的に焼き色がついていれば焼き上がりとなり、あとは型ごと取り出して逆さまにして冷まします。ペットボトルや瓶などを真ん中の穴にさして冷ますとよいでしょう。そしてここからがSNSで話題の生シフォンケーキの真骨頂となる部分であり、シフォンケーキを型から取り出したら菜箸などで適当に上面から穴を数カ所等間隔であけます。
その上でそこから生クリームを絞り入れていきます。そのままで写真をとる場合には生クリームを入れた位置の上面にフルーツなどをトッピングして隠すのがおすすめですが、食べるときにはクリームが均等に分配されるようにして楽しみましょう。シフォンケーキのふわふわ感の中で濃厚でなめらかな生クリームをぜひ味わってみてください。
いつものホットケーキがふわふわな「生クリームパンケーキ」
最近ではまだまだパンケーキ熱が冷めやらぬ状態が続いていますが、いつも家で作るようなホットケーキも生クリーム入りにすることでふわふわで美味しいパンケーキに仕上げることが可能です。用意するものはホットケーキミックスと卵、生クリームと水だけになるのでかなりシンプルなレシピだと言えます。
まずはボウルで卵をといていき、卵白のかたまりを感じなくなるまでしっかりと混ぜます。それから生クリーム、続いて水を入れて混ぜ合わせます。そして最後にホットケーキミックスを入れて混ぜましょう。それぞれの分量は大体ホットケーキミックスが200gほどの場合には卵1個を使用して、生クリームは100ccほど使いましょう。
それぞれの具材を混ぜる度にしっかりと混ぜ合わせたら、フライパンにサラダ油をひいて、そこにボウルで混ぜわせたものを流し入れて弱火で焼いていきます。固めの生地となるので平らになるようにうまく調整しつつ、片面がきつね色になるまで焼いたらひっくり返して反対側も焼きましょう。そしてふっくらと膨らんだで焼けたら完成となります。
大体ホットケーキミックス200gに対して生クリームを100cc程度使用するという割合と、弱火でじっくりと焼き上げるということが生クリームパンケーキをふわふわに仕上げるコツとなります。ぜひ生クリームを使っていつものホットケーキをふわふわ食感で専門店さながらの味わいに仕上げてみてはいかがでしょうか?
生クリームを使うお菓子レシピをマスターしよう!
今回は生クリームを使ったお菓子レシピを各ジャンルとも詳しくみてきましたが、いかがでしたでしょうか?生クリームを使ったお菓子というのは案外簡単に作れるものが多いですが、その中でもチョコレートを使ったケーキ類や定番のチーズケーキやプリントいうのは、王道のレシピを参考にぜひともストレートに美味しいものを楽しみたいものです。
その上で最近SNSでも流行りのパンケーキなども生クリームを使ったスイーツのひとつとしてぜひともそのレシピを知っておきたいものです。生クリームというのはスイーツ作りのキーマンとも言える存在ですが、そんな生クリームを使いこなすことができればスイーツ作りの幅が広がりますから、ぜひとも今回紹介したレシピを実践してみてください。