バブカとはどんなパンか調査!東京の表参道におすすめの店がある?

ニューヨークのベーカリーを中心に人気の菓子パン、「バブカ」。最近日本でも販売しているお店が増えており、じわじわと人気が広まっています。だけどバブカって、どんなパン?バブカがどのようなパンなのか作り方や歴史を詳しく調査しました。またニューヨークで販売されている有名店のバブカや、東京でバブカが食べれるおすすめベーカリーも紹介し、バブカの魅力を存分にお伝えします。

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目次

  1. 1バブカとはどんなパンか知っている?
  2. 2バブカとは?
  3. 3バブカを購入できる東京のお店は?
  4. 4流行りのバブカがある東京の店舗を訪れてみよう!

バブカとはどんなパンか知っている?

ひそかにブームになっている「バブカ」を知っていますか?中東欧で作られている菓子パンの名前で、伝統的なこのバブカのブームはニューヨークのベーカリーから火が付きました。今人気のニューヨークのバブカのレポートから、表参道「ブレッドワークス」をはじめ、バブカを購入できる東京で人気のベーカリーを詳しく紹介していきます。

バブカとは?

バブカはどんなパン?

バブカはパン生地と、チョコレートなど甘いフィリングの生地をねじねじと編み込み型に入れられて焼き上げた菓子パンです。バブカはウクライナやポーランドの言葉で「おばあさん」という意味です。昔は大きな型にいれて焼かれており、その大きな形がおばあさんがはいているスカートのプリーツの形に似ていたことから「バブカ」と呼ばれるようになりました。もともとはユダヤ系の菓子パンで中東欧周辺の地域で親しまれていました。

食べられ方は地域によって異なるようですが、例えばキリスト教のお祝い事のときは、たっぷりのチョコレートクリームやフルーツなどのトッピングを練り込みスポンジケーキのように大きく丸い方で焼いて食べられます。ユダヤ教の地域では薄いイースト生地にチョコレート生地を混ぜて四角い方で焼き上げます。こちらは季節を問わずに、日常的におやつとして食べられています。
 

バブカは地域で違いがあれどみんなで楽しむ菓子パンとして楽しまれてきました。そんな中東欧で生まれたバブカは現在アメリカ東海岸で人気のパンとして定番になりつつあります。特にニューヨークでは何店舗物有名店が独自のバブカが作られていて、焼き立てを求める多くのお客さんが訪れています。バブカ人気の中心ともいえるニューヨークのベーカリーについてレポートします。

バブカはニューヨークでも大人気

バブカはニューヨークのベーカリーで大人気の商品です。有名ベーカリー「Arcade Bakery」や「ドミニクアンセルベーカリー 」など多くのベーカリーで販売されています。その人気たるやニューヨークにあるベーカリーでNo.1のバブカを決めるコンテストが開かれるほど。まずはそのコンテストでグランプリを獲得したお店、「Breads Bakery」のバブカを紹介します。

ニューヨークの人気ベーカリー「Breads Bakery」。シンプルな外観のお店ですが、店内のパンが生えるガラス張りです。2013年にオープンした比較的新しいベーカリーですが既に大人気で現在ニューヨーク内ではブルックリン・ユニオンスクエア店・リンカーンセンター店・テイクアウトが専門のブライアントパーク店など3店舗のお店があります。このBreads Bakeryはバブカの人気店としても有名です。

ホワイト&ウッド調とブラックボードの店内には所狭しとパンが陳列されています。実はBreads Bakeryはもともとイスラエルに本店を持つベーカリーで、ユダヤ系の菓子パンも多く取り扱いがあります。ユダヤ由来のバブカががおいしいのも頷けます。他にもカフェやサンドウィッチなどが販売されておりニューヨーカーに愛されています。

そんなBreads Bakeryの「ニューヨークで1番おいしいバブカ」謳われるバブカがこちらです。実際に2015年ニューヨークのバブカNo.1を決定するコンテストで見事グランプリを獲得しているのです。Breads Bakeryが2013年オープンですから、わずか2年でバブカの魅力と共にニューヨークの人気ベーカリーとして名を広めました。

こちらの動画ではBreads Bakeryのバブカがどように作られているか紹介されています。長い生地にチョコクリーム、さらにチョコレートチップを練り込んでいます。パン職人が出来上がったバブカ生地を丁寧に編み込んで方にいれていきます。これを見るだけでバブカはいかに濃厚なチョコレートが味わえるパンなのか伝わってきます。

チョコレートがどっしりと入ったバブカ。デニッシュ部分はさくさくで、バターの風味がじんわりと口いっぱいに広がります。Breads Bakeryのバブカはヘーゼルナッツとチョコレートのクリーム、ヌテラも入っておりちょっとほろ苦い風味もたまりません。チョコレートチップもバブカの中にも上にも入っているので、チョコレートの甘さが最初から最後まで楽しめます。
 

バブカ以外にも、三角形のクッキー生地の中にジャムやチョコレート、ポピーシードを入れたお菓子、ハマンタッシュ(Hamantaschen)や、チョコレートのクロワッサン、Rugelach(ルゲラー)などイスラエルや東ヨーロッパの伝統的なジューイッシュ(ユダヤ)料理のペイストリー類が豊富に揃います。

ニューヨーク有名ベーカリーのバブカ

こちらはArcade Bakeryのバブカです。ブリオッシュ生地のふわふわと柔らかい食感がおいしいと人気です。チョコレートだけでなく、ナッツが入ったタイプ、シナモンタイプなどバリエーションに富んでいます。ここのお店はパンを少量ずつ焼いているので、いつでも焼き立てパンを味わいうことが出来ます。

こちらはクロナッツを発明したベーカリーとしても有名なドミニクアンセルベーカリーのバブカ。型からあふれるほどのダークチョコレートのフィリングがおいしそうです。1本がまるまる型に入れられたまま販売されています。綺麗な編み目とつやつやしたパン生地が特徴的です。

ニューヨークのベーカリーカフェでは大きな型に入ったものだけでなく、こんな1人分のバブカも販売されています。イートインで気軽にコーヒーなどと楽しめるのが嬉しいです。ニューヨークでバブカが定番になりつつあるのがよくわかります。チョコレートたっぷりのバブカ、日本でもぜひ味わってみたくないですか?

バブカを購入できる東京のお店は?

東京表参道にある「ブレッドワークス」

ここからは日本でもバブカを食べれる、東京のベーカリーを5店舗紹介します。まず表参道エリアの2店舗から。表参道交差点の通りから、路地裏を1本入ったところにある「ブレッドワークス」。レトロな自転車の看板と緑いっぱいのウッドデッキが目印のシックなお店です。この表参道ブレッドワークスはパン好きの人からは有名なバブカの人気店です。

ブレッドワークスはビールの醸造会社がプロデュースをするベーカリーで、自家製のビール酵母を使用して粉からすべてを自家製しています。ビアブレッドやカンパーニュなどシンプルでデイリーで楽しめるパンが多く、いろいろなお料理と合わせられます。

こちらがブレッドワークスのバブカ。大きめカットで1個280円で販売されています。ブリオッシュ生地の全体にシナモンクリームが塗られており、どこから食べてもチョコチップが詰まっていてたまらないおいしさです。ブレッドワークスのバブカは芸能人のホラン千秋さんも大ファンで「中毒的な旨さ」とTVでも紹介されています。このキッカケもあり表参道ブレッドワークスがはバブカの名店として一躍有名になりました。

ブレッドワークスは表参道だけでなく都内に他2店舗展開しています。アクセスしやすさ抜群の品川駅構内にあるエキュート品川1F、水辺のテラスに構える天王洲です。近い店舗へ買いに行きたいです。

表参道のメルヘンなパン屋さん「ハートブレッドアンティーク」

表参道にはブレッドワークスだけでなくもう1店舗、バブカがおいしいパン屋さんがあります。表参道駅から徒歩3分ほど歩いた場所にあるベーカリー「ハートブレッドアンティーク表参道」。その名の通りアンティーク調の外観やランプが可愛らしいお店です。こちらはテイクアウト専門のお店です。

ハートブレッドアンティークは、思わずわくわくしてしまうような具材やトッピングのパンが自慢。例えば人気の「のび~るとろりんチーズフランス」はゴーダチーズ、シュレットチーズ、モッツアレラチーズなど3種のチーズがたっぷりで、焼き立てを割ってみるとこの通りのチーズの伸び!本当に食べるのが楽しくなってしまいます。

そんなハートブレッドアンティークのバブカがこちら。チョコとパンの生地がドーナツ状に焼かれています。四角い型のバブカとはまた違い、チョコレートのマーブル模様が外側からでも綺麗に見えています。このNYバブカはホール561円 、ハーフ280円で販売されています。なめらかなチョコレートソースと、少し塊が残ったチョコチップが口の中でとろけていく食感がたまりません。

5つ星ホテル自信の味「グルメショップBYマンダリンオリエンタル東京」

次に紹介するのはあのマンダリンオリエンタル東京が手がける手みやげ専門店「グルメショップ」。東京メトロ三越駅から直結の日本橋三井タワーの1Fにあり、日々のおやつから特別な日の贈り物まで、ぜひ味わってほしい手みやげが厳選されています。店内は大理石調のフロアとガラスのショーケースで上品かつスタイリッシュな空間です。

パリのカフェの街角を思わせるようなオープンテラスがあり、極上の自家製ケーキ、パン、サンドイッチをこがわりのコーヒーと共にいただけます。丹精込めて作られるスイーツや総菜パンは見た目も美しく、包装も手が込んでいます。もちろんお持ち帰りも可能です。

マンダリンオリエンタル東京のバブカがこちら。値段は1個324円です。表面はカリカリのクランブルがのせられていて、チョコレートは控えめに入っています。パンというよりは上品なパウンドケーキに近いような見た目をしています。生地はもっちりと柔らかく、ビターチョコレートのさくさくとした食感とのバランスが良いです。季節によっては「マンゴーバブカ」などチョコレート以外のバブカも販売しています。

東京赤坂のおしゃれなカフェレストラン「コーテシー」

コーテシーは赤坂インターシティーAIRの1Fにあるレストラン。緑に囲まれた心地よい環境に開放的のある店内です。食とアートのマリアージュをテーマにクリスタルの彫刻作品が多数展示してあり、ゆっくりと食事やカフェが楽しめます。
 

午前からお昼過ぎの時間帯はDAYTIMEとしてベーカー毎日焼き上げるパンやサンドイッチが提供されています。モーニングからランチ、昼下がりのティータイムにぴったりです。目当てのバブカはこの時間にいただくことができます。ちなみに夜はディナータイムとしてフレンチのコースがふるまわれています。
 

コーテシーのバブカがこちら。ここでは「跳べ!ブブカ」という名前で販売されています。1個300円です。名前だけでなく中身もすごいです。バブカはもともとたっぷりのチョコレートが練り込まれているのが有名ですが、コーテシーのバブカはそれでも多いと思うほどチョコレートがダイナミックに入っています。生地半分以上チョコレートなのでは?と思ってしまうほどです。

アクセス良好!大丸東京「ポール・ボキューズ・ベーカリー」

東京駅八重洲、大丸東京のB1Fにある「ポール・ボキューズ・ベーカリー」。「ポール・ボキューズ」という3つ星のフレンチレストランの、テイクアウト専門のベーカリーです。もともとは高級フレンチですが、テイクアウトのパンはリーズナブルで、バブカをはじめ魅力的なパンがたくさん販売されています。

ポール・ボキューズ・ベーカリーの魅力的なパンを少し紹介します。注目は「オムレツパン」。ころんとした黄色い生地が可愛らしいです。しっかりケチャップもかけてあり本物のオムレツと見間違えるほどです。中身はたまごサラダとクリームチーズが入っています。他にも豪快にシロップが刺さったプレミアムフレンチトーストなど個性的なパンが並びます。
 

そんなポール・ボキューズ・ベーカリーのバブカがこちらです。編まれた生地がドーナツ状に丸い型で焼かれています。1ホール864円、1/4カット216円で販売されています。生地の中のチョコレートはもちろん、上には甘いソースがたっぷりかけられていて甘いもの好きにはたまらない見た目です。1口食べるとふわっとしたパン生地にチョコレートはヘーゼルナッツの香ばしい風味が広がります。アクセントのシナモンもGOODです。
 

流行りのバブカがある東京の店舗を訪れてみよう!

バブカは東欧で生まれてから海を渡りニューヨークでも人気になり、ブレッドワークスをはじめ東京のベーカリーでも話題のパンとなりました。たっぷりのクリームやチョコチップが入ったバブカは世界共通で人々を魅了するおいしさです。色々なお店で独自の作り方をしたバブカが販売されています。

ここまで紹介したようにバブカはブレッドワークスのようなシナモン風味のバブカやマンダリンオリエンタルの砂糖衣、コーテシーのチョコレートたっぷりのものなど東京だけ見てもお店によって違ったおいしさが楽しめます。甘いもの好きのみなさん、東京のベーカリーで自分好みのバブカを探してみてください。

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