2018年08月28日公開
2024年07月31日更新
乳酸菌飲料の効果と評価は?おすすめ人気を比較ランキング!
「乳酸菌」といえば人間の腸内に存在し、善玉菌の一種として活躍しているのを思い浮かべるのではないでしょうか?日本人は古来より味噌汁や漬物などを通して乳酸菌を体内に摂取して来ました。だからそのような和食を生活の中に取り入れバランスの良い食生活を心がけているのなら、別に「乳酸菌飲料」を飲まなくても良いということになります。しかし実際には「乳酸菌飲料」が普及しています。偏った栄養を補助し、手軽に補給できるこの「乳酸菌飲料」、上手に活用すれば良い健康効果が期待できます。そんな乳酸菌飲料について説明します。
目次
乳酸菌飲料について徹底調査!
「乳酸菌飲料」は全国に広く流通しています。それだけ健康に気を使う人々が多くなっていて、逆にいえば忙しいストレスフルな生活で不健康になっている人が多いことの現れでしょう。しかし乳酸菌飲料の種類は豊富で、いったいどれを選んだらいいのか分からないぐらいです。ここではそれら乳酸菌飲料の効果やおすすめ、種類ごとの比較やランキングなど、徹底調査してみなさんに紹介します。参考にして頂けましたら幸いです。
乳酸菌飲料の効果とは?
乳酸菌は種類がたくさん!
糖分を発酵させ乳酸を作り出す乳酸菌と一口にいってもその種類は豊富です。その乳酸菌の種類の豊富さがそのまま乳酸菌飲料の豊富さに結び付いている面があります。形状も様々で、丸い形の乳酸菌もいれば細長い形をした乳酸菌もいます。もちろん顕微鏡で確認しなければならない程の小ささです。そしてその種類ごとにそれぞれが得意とする働きが存在し、もたらされる健康効果が微妙に違ってくるのです。自分に合った乳酸菌を!
乳酸菌飲料の整腸作用
乳酸菌飲料の主な効果の一つに「整腸作用」があります。整腸作用とは文字通りお腹の調子を整える作用のことですが、これはつまり下痢や便秘などの苦痛から解放してくれる効果を期待できるということです。これは乳酸菌が腸内の善玉菌を増殖して活性化させ、悪玉菌の数と比較してバランスが良くなり、腸内に住み着いている細菌叢(お花畑に見えることから腸内フローラとも)が正常に作用するようになることで改善するものです。
乳酸菌飲料の免疫作用
整腸作用があるということは、それはつまり免疫作用を高めてくれる効果も期待できるということです。免疫というのは腸内が正常に働いてくれているときに向上するものであり、善玉菌である乳酸菌飲料で腸内環境が正常化します。それによって栄養の消化吸収が問題なく行われれば、病原菌やウイルスなどへの抵抗力が増します。有害物質が体内に入り込んで来たとしても素早く対処できるようになるのでおすすめです。
乳酸菌飲料のダイエット効果
乳酸菌にはダイエット効果まであるというと驚きかも知れません。いくら乳酸菌が良いといっても食事をし過ぎたら意味がないと思われるからです。もちろん食べ過ぎは禁物ですが、乳酸菌の働きの一つに、脂質や糖質などの吸収を小腸内で抑制してくれるというのがあります。吸収されなかった肥満になりやすい栄養素はそのまま排出されます。そんな効果があるため乳酸菌を含んだ乳酸菌飲料がダイエットにつながりやすくなるのです。
乳酸菌飲料の睡眠改善効果
睡眠改善効果まであるといわれたらこれも驚きでしょう。これは乳酸菌飲料に含まれる乳酸菌の成分に、睡眠改善効果を期待できるものが含まれているからといわれています。乳酸菌の細胞壁の部分に含まれるものが免疫系や自立神経系へと作用し、その影響が脳に及んでいるのではないかということです。実際に寝付きが良くなったという人は多いです。このようなことから、夜あまり眠れなくて困っている人に乳酸菌飲料がすすめです。
乳酸菌飲料のストレス緩和効果
ストレスの緩和効果もあるといわれたら、「至れり尽くせり」という感慨を抱くかも知れません。しかし何も不思議なことではなく、先に紹介した「整腸作用」のおかげで、腸内環境が整うことで「セロトニン」が分泌されるからです。実は腸というのは「第二の脳」とも呼ばれる重用器官で、脳内神経伝達物質の一つである精神の安定(平常心)を司るセロトニンが腸内において8割以上も生産されているのです。乳酸菌効果は絶大です。
乳酸菌飲料の生活習慣病を改善する効果
乳酸菌飲料に含まれる乳酸菌のおかげで、脂質や糖質などの吸収が抑制され排出へと導かれます。それはダイエットに役立つとも説明しましたが、今現在なんらかの生活習慣病を抱えている場合、それがそのまま症状の改善に一役買います。例えば高血圧や高血糖、脂質異常などの改善効果が期待できるということです。もちろん乳酸菌飲料自体に甘みが付加されているため飲み過ぎては効果が相殺されるということを覚えておきましょう。
乳酸菌飲料の評価を口コミで見てみよう!
青汁とのコラボ!「リアルメイト 乳青(にゅうせい)」
みなさんもよく知っている「青汁」に植物性の乳酸菌を配合した乳酸菌飲料が「乳青(にゅうせい)」です。青汁なので食物繊維がたっぷりと含まれていて、しかも抹茶配合ということで甘く飲みやすくなっています。「粉末状で水に溶かして飲むだけなので簡単・便利♪」「オール植物性で生きて腸まで届くのでお通じが良くなった」「青汁なのに口当たり良く甘くて飲みやすい」という声が多く、評価は上々、評判の良い商品になります。
子どもも飲みやすい!「日清ヨーク りんご乳酸菌 65ml×10」
本品は胃液や胆汁などの影響を受けず、高確率で生存したまま腸まで届くという乳酸菌の一種「カゼイ菌」が配合されています。果汁10%ですがりんご汁を付加していますので、子どもも飲みやすい味に仕上がっています。「65mlという飲みきりサイズだから使いやすい」「後味がスッキリで爽やか」「毎朝これを飲む習慣のおかげで何だか腸の調子が良くなった感じがする」という内容の口コミが多くて、評価の高いおすすめ商品です。
国産みかんと乳酸菌のコラボ!「ヤクルトのおいしいはっ酵果実」
ヤクルトが独自開発した乳酸菌配合の乳酸菌飲料です。国産の温州みかん果汁をヤクルト独自の乳酸菌によって発酵させて作っているところがポイントで、爽やかな酸味と甘みで飲みやすいと評判です。アレルギー特定原材料を使用していないことから、アレルギーが心配な人も安心して飲めるのでおすすめです。「ヤクルトレディにすすめられて購入して美味しかった」「みかんの優しい甘さが良い」との口コミが多く評判が良いです。
乳酸菌飲料のおすすめ人気商品を比較ランキング
ヤクルト系飲料を比較ランキング
乳酸菌飲料といえば「ヤクルト」を真っ先に思い浮かべる人が多いでしょう。全国的な流通網はもちろんのこと、ヤクルトレディによる積極的な営業販売もあり、その知名度はトップクラスといっても良いぐらいです。そんなヤクルトにはおすすめの人気商品が数多くそろっていて、全部紹介するとなれば比較ランキングが長くなります。そのため人気の乳酸菌飲料の中でも5商品だけをピックアップしてここでは紹介したいと思います。
第1位:ヤクルトの目玉商品!乳酸菌シロタ株「ジョア シリーズ」
本品はヤクルトの一押し乳酸菌飲料の一つです。ヤクルトの創始者である代田博士が発見したことから命名された乳酸菌「シロタ株」は、消化液で殺菌されることなく生存したまま腸まで届きます。このジョアシリーズはシロタ株を有効活用した飲むタイプのヨーグルトで、濃厚で飲みやすい味わいとともに悪玉菌を減らしてくれる効果を期待できます。ヤクルトレディもおすすめする商品で、その名を聞いたことのない人は少ないです。
第2位:乳酸菌とオリゴ糖!「シンバイオティクス ヤクルトW」
悪玉菌を減らしてくれる乳酸菌シロタ株と、腸内で善玉菌が増殖するのを手助けしてくれるガラクトオリゴ糖を組み合わせた乳酸菌飲料です。この2つの腸に良い成分で整腸作用を発揮し、免疫力の向上や便通の改善などの助けになってくれます。腸の調子がわりと心配な人におすすめです。また、飲み切りサイズの容器を採用し、適量をコンスタントに飲用できるよう配慮されているため、不必要に飲み過ぎるという心配がありません。
第3位:甘さひかえめ大人におすすめ「ヤクルト Ace(エース)」
本品もヤクルト独自の乳酸菌シロタ株とガラクトオリゴ糖が入っていて、悪玉菌の数を減らして腸内バランスを良くする整腸効果を見込める乳酸菌飲料です。このほかビタミンCやビタミンDなども添加され栄養が強化されています。そして乳酸菌飲料の中では比較的に珍しい「甘さひかえめ」が売りな商品で、どちらかといえば子どもよりも大人におすすめです。あまりに甘ったるい味が苦手な人はこの商品に手を出すとよいでしょう。
第4位:外せないヤクルトの定番商品「ヤクルト400」
ヤクルトといえばこれが定番商品です。しかし定番過ぎて、似たような乳酸菌飲料は他社にも数多くあるため、ランキングの中では比較的に下位に位置づけられます。400というのは乳酸菌シロタ株が400億個も詰まっているという意味です。子どもでも飲みやすい甘さが多くの人に受けています。本品の飲用だけではなく、バランスある食生活を心がけることによって整腸効果が上手く増加するため、食事とも組み合わせて使いましょう。
第5位:ほどよい甘さ「ミルミル 大腸で働くビフィズス菌BY株」
ヤクルト商品の一つで「ミルミル」の名前は知っている人も多いかも知れません。本品もそれなりの知名度があります。本品には乳酸菌シロタ株は入っていないものの、ビフィズス菌BY株が配合されています。乳酸菌シロタ株は小腸で働き、ビフィズス菌BY株は大腸で働きます。「ミルミルを飲んだ後に便通が改善する効果があった」という体験談が多く、しかもほどよい甘さで飲みやすいということで定評がある乳酸菌飲料です。
ヨーグルト系のおすすめ人気商品を比較ランキング
ここからは「飲むヨーグルト」タイプ専門で、おすすめの人気ランキングを紹介します。飲むヨーグルトとは「はっ酵乳」と表示されているもので、ヨーグルトを液状に加工して濃厚さを保ちつつ飲みやすくしたものです。大手メーカーが作るメジャーなものはここでは省略し、ちょっとマイナーで隠れたものを掲載します。「こんな飲むヨーグルトがあったのか!?」と思いうかも知れない面白いランキングをどうぞご覧ください。
第1位:フルヤ乳業の「Bb-12のむヨーグルト プレーン180g」
千葉県内の酪農生産地の近くに工場を構えるフルヤ乳業が作っている商品です。本品は千葉県産の生乳を贅沢に50%も使用し、濃厚でコクのある味わいに仕上げています。ビフィズス菌Bb-12が配合され、この乳酸菌は生きたまま腸管細胞に張り付く確率が高いことで知られています。それで悪玉菌が嫌う酸性へと腸内環境が変わり、腸内バランスが整うことで蠕動運動が活発化し、便通の改善効果を見込めます。三温糖使用でまろやかです。
第2位:生乳80%を使用!「能登ミルク のむヨーグルト」
石川県で事業を行っている会社が作っている商品で、生乳を80%も配合しています。培養して発酵させた乳酸菌がたっぷり配合され、牛乳が苦手な人でもお腹の調子を崩しにくく、腸内環境の改善に優しく貢献します。石川県の自然豊かな環境で生産された商品であり、地元民の間で愛され続けている飲み物です。使用している牧草は化成肥料を使っていませんので、限りなく自然に近い美味しさがギュッと詰まっています。
第3位:函館酪農公社の「たまねぎドリンクヨーグルト UNIO」
本品は北海道産の玉ねぎを植物性乳酸菌で発酵させ、動物性乳酸菌で発酵させた上質なヨーグルトを一緒に混ぜ込んだとてもユニークで好き嫌いの分かれる一品です。それは玉ねぎが苦手という人が多いためですが、本品はそれほど辛味がなくどちらかというと甘いということから、見事にランキング上位に収まっています。玉ねぎの血行を食してくれる効果と乳酸菌の整腸効果で、他の乳酸菌飲料より免疫力の向上が見込めるでしょう。
第4位:安曇野ワイナリーの「安曇野のむヨーグルト」
北アルプスの近く、長野県安曇野氏のワイナリーで作られた飲むヨーグルトです。生乳100%という濃厚さで、しかしクセのない味わいで口あたりよく、飲みやすい逸品です。本品には乳酸菌だけでなくオリゴ糖も加えられていて、乳酸菌の働きをさらに向上させる作用があります。善玉菌が活性化し整腸効果が大きくなるでしょう。長野県の地場産品ですが、遠方の人は通販で購入できます。現地での観光地でも人気の商品です。
第5位:大山乳業の「鳥取大山のむヨーグルト180g」
生活協同組合(生協)に加入している人なら大山乳業の商品をカタログで頻繁に目にしているかも知れません。本品はそんな大山乳業が作った鳥取県産生乳を78%も使用した飲むヨーグルトです。生乳本来の豊かな味わいを大事に作っていますので、とても美味しくて優しい感じです。乳酸菌もたくさん含まれていますので、腸内環境をきちんと整えてくれる効果を期待できます。本品も美味しく体内に摂取できる一品です。
カルピス系のおすすめ人気商品を比較ランキング
今度はみなさんもよく知っているカルピスが作る乳酸菌飲料のランキングを次から紹介します。カルピスといえば「むかし懐かしの味」という感じがするのではないでしょうか?丁寧に包装されたビンの容器の中に、希釈用の原液が入っていたものです。そのままで飲むと甘過ぎて胃があまり受け付けませんでした。そんなカルピスは今でも乳酸菌飲料を次々と販売しています。その中でも人気のランキングをこれより紹介していきます。
第1位:希釈して飲む「カルピス 乳酸菌と酵母の生み出すチカラ」
カルピスといえばズバリ「希釈」です。ランキング堂々の1位に輝いています。本品は470mlしか入っていませんが、表示してあるように5倍に希釈して飲めば実にコップ15杯分の量になります。乳酸菌による腸内環境改善効果が期待できるほか、滋養豊富なこのカルピスの甘さが疲れた体や頭をほっとさせてくれる効果まで見込むことができます。甘いのが好きな人も苦手な人も、自分で希釈する量を調節できるのが本品の良いところです。
第2位:カルピス厳選の乳酸菌配合「守る働く乳酸菌 L-92」
カルピスの味をそのままに、L-92という名前の乳酸菌を配合した乳性飲料です。カルピスの味をそのままにといっても、原液のように甘ったるいわけではなく、誰もが飲みやすい甘さに調節されています。そしてL-92乳酸菌はカルピス社が厳選したもので、免疫細胞のバランスを調整しアレルギーを緩和してくれる効果を期待できるものです。何らかのアレルギーに苦しんでいる人は本品を少し飲むようにするといいかも知れません。
第3位:一風変わった乳酸菌飲料「アルピス酸乳 アミールS」
本品はカルピスには珍しく、やや酸っぱい感じの味に仕上がっています。カルピス酸乳アミールSとは血圧がやや高めの人が飲むことで、それ以上の血圧上昇を抑止し、逆に血圧を正常に戻す働きを期待できます。それは本品に含まれるLTP(ラクトトリペプチド)と呼ばれる成分が、血圧を調節しようという作用に関与してくれるからといわれています。他にも商品のバリエーションがあり、飲用を長く続けやすいよう配慮されています。
第4位:株式会社エルビーが提供する「コラーゲン&カルピス」
本品はカルピスブランドを株式会社エルビーという他社が製造・販売する形を取っています。カルピスという乳酸菌飲料にコラーゲンを加えた商品で、女性にとっては嬉しいでしょう。乳酸菌による腸内環境の改善効果と美容効果を同時に期待できます。味はフルーツテイストで飲みやすくなっていますので、継続したい場合は無理なく飲めるよう工夫されています。そのほか「ビタミン&カルピス」も発売されていて使い分けができます。
第5位:バナナとのコンビ!「乳酸菌とバナナ&カルピス」
ランキング第5位はバナナを組み合わせた乳酸菌飲料です。もともとはインドの「ラッシー」という乳酸菌飲料を参考に作られています。本品にはカルダモンというスパイスが加えられていて、奥深くも飲みやすい感じに仕上がっています。使用している乳酸菌が選び抜かれたものであり、本品の独特な美味しさ飲みやすさのおかげで気軽に乳酸菌を体内に摂りいれることができます。他の乳酸菌飲料は飲み飽きた人におすすめです。
チチヤス系のおすすめ人気商品を比較ランキング
みなさんは「チチヤス」をご存知ですか?広島県廿日市市に本拠を置き、牛乳や乳製品の製造・販売を手がける会社で、明治時代に始まりました。乳酸菌飲料を販売する会社としての知名度は比較的に低いかも知れませんが、その製品はマイナーながらも全国的に流通し、多くのユーザーに根強い人気を誇っています。そんなチチヤスが作る乳酸菌飲料はバラエティー豊かで、その中でもおすすめな乳酸菌飲料の比較ランキングを紹介します。
第1位:懐かしい感じがする「乳酸菌飲料 りんご青森」
りんごジュース感覚の乳酸菌飲料です。果汁は20%ですが、りんごの甘酸っぱい感覚を楽しむことができます。乳酸菌飲料には思えないかも知れませんが、乳酸菌を含んだ乳製品が原材料の一つとしてきちんと配合されています。ヨーグルトが苦手な子どもにおすすめです。大人が飲んでいると懐かしい感じがしてくるでしょう。りんごの栄養と乳酸菌が含まれた乳製品の栄養で、腸内環境の改善効果を期待できます。気軽に飲める商品です。
第2位:生きて届かせる!「元気においしい乳酸菌」
本品に含まれる乳酸菌はプロバイオティクスを使用しています。プロバイオティクス乳酸菌は生存したまま腸に届くことで有名で、届いた先の腸内環境を酸性へと傾かせ、悪玉菌の増殖を抑制し、腸内バランスを整えてくれる効果を見込むことができるものです。ヤクルトのように飲みやすく、しかも飲みきりサイズですから必要以上に飲み過ぎることはありません。比較ランキング上位にくるおすすめで人気の一品になります。
第3位:トリオ乳酸菌「チチヤスヨーグルトで作った3種の乳酸菌」
3種類もの乳酸菌が入った商品です。それぞれ期待できる効果に違いがあり、E・フェカリス菌はアレルギー改善効果、S・サーモフィルス菌は腸内細菌の数のバランスを調整してくれる効果、L・ブルガリクス菌はタンパク質の分解スピードを上げ、その分解されたタンパク質を利用して先のS・サーモフィラス菌を増殖させる効果などを見込まれています。これもヤクルトのように甘く飲みやすいため、子どもにもおすすめできます。
第4位:夏に美味しい!「瀬戸内レモンで美味しい乳酸菌ソーダ」
瀬戸内産のレモンを使ってまろやかに甘酸っぱくした乳酸菌ソーダです。昔懐かしい感じのする優しい味わいで、子どもでもゴクゴクと飲みやすいのでおすすめです。ソーダなので夏場に飲むと特に美味しく感じられる効果があります。他の本格的な乳酸菌飲料と比較するとジュースに近い感じで、甘く美味しく、のどごし爽やかに飲みたい人に向いた乳酸菌飲料です。値段も安くて手に入れやすいことから経済的で長く続けられます。
第5位:甘味料不使用!「甘くない乳酸菌の白い炭酸水」
チチヤスの甘くない乳酸菌飲料です。死菌ではありますが、腸の隅々にまで届く小さなFK-23フェカリス乳酸菌が入っていて、善玉菌を補助して悪玉菌とのバランス調整効果を期待することができます。人工甘味料は入っていませんが、その他いくつかの食品添加物が入っていますので、「無添加」を意味するものではありません。甘い乳酸菌飲料を飲み飽きたという人におすすめです。甘さを求めないビターな大人の乳酸菌飲料です。
無添加系のおすすめ人気商品を比較ランキング
乳酸菌飲料という健康効果を期待して飲んでいるのに、「どうも食品添加物の多さが気になる」という人もいるはずです。それもそのはずで、裏面の原材料表示を見てみると、アセスルファムKやスクラロースなどの人工甘味料、酸味料、香料、遺伝子組み換え原料由来の甘味料など、健康に悪影響を与えそうなもののオンパレードです。毎日摂取するものですから、その点にも気を付けたおすすめ乳酸菌飲料の比較ランキングを紹介します。
第1位:砂糖不使用でも甘い!「麹ぐると 麹の乳酸飲料」
本品は乳酸菌を含む「麹」で発酵させた乳酸菌飲料で、砂糖・食品添加物・27大アレルゲン不使用の体に優しい健康飲料です。原材料は米、玄米・ひえなど使った甘酒、植物性の乳酸菌などです。砂糖は不使用ですが麹菌の作用によりデンプンがブドウ糖へと変化しているため、自然でまろやかな甘さでしかも血糖値が上昇しにくくなっています。味はゆず果汁配合とブルーベリー果汁配合の2種類あり、さらに飲みやすく工夫しています。
第2位:安定剤や香料不使用!「高千穂牧場のむヨーグルト」
宮崎県の「天孫降臨の地」で有名な高千穂にある牧場で作った乳酸菌飲料です。余計な添加物が入っていないおかげで体に優しいばかりか、乳本来の味を味わうことができるのが本品の魅力です。飲みやすくするため砂糖は入っていますが意外にもコクと酸味のバランスが絶妙で、しかも発酵させた真っ白な牛乳の自然な美味しさがたまりません。余計なものを入れず純粋な乳酸菌で腸内環境を優しく整えることができる効果を期待できます。
第3位:山梨県の特産人参を使った「大塚にんじん 乳酸発酵飲料」
山梨県で栽培されている「大塚にんじん」をすりおろし、厳しい基準で選んだ植物性の乳酸菌を使って一晩発酵させ、甜菜糖を甘味料として使用した無添加の乳酸菌飲料です。大塚にんじんは一般的な人参よりも栄養が豊富で、人参の食物繊維と乳酸菌のダブルの作用により、腸内環境を改善してくれる高い効果を見込むことができます。無添加ですから純粋にお腹に良いものだけを摂りこむことができるため安心できるでしょう。
第4位:無農薬の米と米麹と水だけの「米グルト(マイグルト)」
植物性の乳酸菌や麹菌などが発酵させてくれた乳酸菌飲料です。無農薬のお米を使っているというのがポイントで、食品添加物が入っていないばかりが、農薬の心配もせずに飲用することができます。本品はノンアルコールの甘酒のようなものなので、誰にでも優しい口当たりで飲みやすく、子どもにもおすすめです。植物性の乳酸菌ということで腸内において長期間にわたり整腸効果を発揮してくれることが期待でき、免疫力が向上します。
第5位:小岩井ブランド「生乳100%あまくない のむヨーグルト」
「小岩井」と名の付く飲料品を見かけた人は多いでしょう。その小岩井ブランドで砂糖や香料を使用していない無添加の乳酸菌飲料が発売されています。本品は「甘くない」というのが最大の特徴で、生きたまま腸まで届く乳酸菌を含んだ濃厚なコクのある生乳をそのまま摂取することができます。甘くないのが苦手な人にはおすすめできませんが、のむタイプでは珍しい甘くない本品は、胃腸に優しい効果を与えてくれるでしょう。
第6位:ほっこりできる!「あまざけ+乳酸菌 ちほまろ 高千穂」
砂糖が入っていない甘酒を乳酸発酵させたのが本商品です。本品は保存料や着色料など一切使用していません。原材料は宮崎県産の玄米や米糀、植物性乳酸菌のみです。自然の甘みとお米の栄養がギュッと詰まり、非常に栄養価が高いです。そんな豊富な栄養素の中に乳酸菌が含まれていますので、栄養摂取とともに整腸効果も期待できます。どうせ飲むなら安全・安心なこの乳酸菌飲料で本当の健康を手に入れましょう。
乳酸菌飲料は乳酸菌の働きで選ぼう
乳酸菌飲料は自分にあったものを!
乳酸菌飲料と一口にいっても色々なものがあることが分かりました。おすすめと書かれているものを手当たり次第に選ぶというのではなく、自分に合う味や香り、飲みやすさに加え、自分が望む改善効果を期待できる商品を比較しつつ選ぶことが大切です。乳酸菌は色々な種類が開発されていますので、これからその種類ごとの詳しい働きを紹介していきます。無理なく長く飲み続けられる乳酸菌飲料を見つけるための参考にしてください。
ダイエット目的なら「ビフィズス菌SP株」
旧雪印乳業(現雪印メグミルク)が発見した乳酸菌です。それで「Snow Probiotics」と命名され略称して「SP株」と呼びます。人間から発見された乳酸菌で生きたまま大腸に長く住み着き、悪玉菌の数を減少させる効果を見込めます。この整腸作用によって栄養の吸収・排泄が効率的になり、また免疫力の強化にも貢献します。よって必要最小限の食事で十分な栄養摂取ができ、次いで病気にも強くなるため、ダイエットにおすすめです。
便秘解消なら「LB81乳酸菌」
ヨーグルトの本場であるブルガリアから持ってきた2種類の乳酸菌を総称した名前です。この乳酸菌には善玉のビフィズス菌を増加させ、悪玉のクロストリジウムを減少させる作用があり、それに伴い便の状態が理想的になって排便の回数が増えるという効果が実験にて確認されています。便秘の改善効果により肌の健康も取り戻されますので、便秘中の女性にとっては嬉しい連鎖効果ばかりが期待できるため、おすすめの乳酸菌です。
インフルエンザの予防には「R-1」
ブルガリア菌の中で特に優れたものを明治が選んだのが「R-1」です。同社が研究した結果、この乳酸菌を毎日摂取した場合、インフルエンザワクチンの効果を高める傾向があるというのが判明したようです。ですから寒い冬場にはこのR-1を積極的に摂取した方が良いでしょう。しかし、インフルエンザワクチンを打ってウイルス感染する人がいるように、本品を過剰摂取したとしても100%絶対に感染しないということはいえません。
花粉症改善なら「ビフィズス菌BB536」
森永乳業が注目した乳酸菌です。人間の腸内環境に適したもので、消化液にさらされても比較的に生き残りやすく、腸内に住み着いて様々な効果を持続的に発揮してくれるものと期待されています。特に期待され注目されている効果は、花粉症が改善するということです。BB536が腸内にいる免疫細胞を活性化させ、免疫のバランスが良くなり、花粉症をはじめとするアレルギー反応を少しでも和らげてくれる効果を見込むことができます。
血中コレステロール値の低下には「ガセリ菌SP株」
雪印メグミルクが太鼓判を押している乳酸菌です。同社は試験を行い、成人101人にガセリ菌SP株が入ったヨーグルトと入っていないヨーグルトを食べさせると、内臓脂肪の減少に明確な違いが生じたとのことです。もちろん食べてすぐに効果が出るというのではなく、約3ヶ月にわたる試験結果です。効果の現れ方には個人差も関係します。内臓脂肪の減少は血中コレステロール値の低下につながり、生活習慣病の改善が期待できます。
長寿の秘訣は「クレモリス菌FC株」
フジッコの商品「カスピ海ヨーグルト」の中に含まれる乳酸菌の一種です。本品はヨーグルトながらトロトロした液状の要素が強いため、乳酸菌飲料として紹介します。クレモリス菌FC株は毎日のように摂取しなくても約2週間も腸内にて生存することができます。そのため持続的で長期的な腸内環境の改善効果を得ることができ、「カスピ海ヨーグルト」が生まれたコーカサス地方のように長寿な体づくりができることが期待されます。
乳酸菌の大量投入で腸内活性化!「EC-12株」
この乳酸菌は他の乳酸菌と比較してサイズが小さく、さらに凝縮して大量に詰め込めるようになったものをいいます。高密度な乳酸菌がギュッと詰まっているため、一度の摂取で大量の乳酸菌を腸内に摂り入れることができるのです。そのため乳酸菌がもたらしてくれる健康効果を総合的に期待することができ、腸内環境が改善され活性化します。とにかく数の力で腸内を整えることがEC-12株の最大のメリットになります。
乳酸菌飲料は甘くて美味しいのに効果絶大!
これまで乳酸菌飲料の大きな効果やおすすめ商品、種類ごとの比較やランキングなどを見てきてみましたが、いかがでしたでしょうか?乳酸菌自体は味噌汁や漬け物などからも摂取できますが、乳酸菌飲料の良さは「手軽に甘く美味しく摂取できる」ということです。乳酸菌なんて意識したことない、味噌汁や漬物などが苦手という人は、乳酸菌飲料から始めるといいでしょう。そこから乳酸菌食品にまで広げていけるとなお健康的です。