ダイエットにいい食べ物21選!成功するための食事メニューも紹介!

ダイエットをしている人はかなり多いと思いますが、なかなか体重が減らなかったり、リバウンドしてしまったり、体を壊してしまったりとトラブルが多いのも事実です。ダイエットを効果的に行うためには、栄養のバランスよく低カロリーな食べ物を取ることが基本と言われています。そのために、ダイエットにいい食べ物を知りたいものです。そこで、今回はダイエットにいい食べ物の21選を紹介します。それらを使ったダイエットを成功させるための食事メニューも紹介するので、参考にしてみてください。

 ダイエットにいい食べ物21選!成功するための食事メニューも紹介!のイメージ

目次

  1. 1ダイエットにいい食べ物をみてみよう!
  2. 2ダイエットにいい食べ物選りすぐりの21品を紹介!
  3. 3ダイエットを成功させるための食事メニューとは?
  4. 4ダイエットにいい食べ物をより効果的にする方法
  5. 5ダイエットにいい食べ物で目指せダイエット成功!

ダイエットにいい食べ物をみてみよう!

ダイエットを成功させるためには、効果的な方法を知って最短距離で目標を達成することが1番です。その方法の1つに食事方法があります。ダイエットにいい食べ物を知って、栄養バランスよくそれらを摂取し、きれいに健康的に痩せたいものです。無理な食事制限をしてのダイエットでは体を壊したり、体重は減っても筋肉量が減ってしまったり、いい結果にはなりません。

また、ダイエットにいい食べ物を知ることは目標達成後も無理なくそれらを食べることにより、リバンド防止にも役立つはずです。健康的な食生活をおくることはダイエットをしていなくても体のためにはいいことですので、そんなダイエットにいい食べ物を見てみましょう。

ダイエットにいい食べ物選りすぐりの21品を紹介!

ダイエットにいい食べ物は、大前提としてカロリーが低いことが挙げられます。それプラス、栄養がある食べ物だったり、カロリーは低いのに美味しいといったものです。また、最近は働く女性が増えてきたので、ローカロリーで料理しやすい食べ物も人気が高いです。そんなダイエットにいい食べ物を紹介します。

食物繊維たっぷりで満腹感もありの「バナナ」

バナナは皮を手で剥けばすぐに食べられる食べ物です。また、甘くて食べやすく、腹持ちもいいです。食物繊維が豊富に含まれているので、便秘の解消にもなります。ヨーグルトと一緒に食べれば、カルシウムも摂取できます。牛乳と一緒にしてミキサーにかければバナナミルクになります。ダイエット中に甘いおやつが食べたくなった場合、バナナを潰してケーキなどの生地に入れれば、砂糖の代わりにもなります。

食物繊維とカルシウムたっぷりの温野菜「ブロッコリー」

ブロッコリーは多くの栄養素が含まれますが、ダイエットに嬉しいものとして、食物繊維が挙げられます。食物繊維は摂取することにより、腸の働きが活発になって代謝が上がり、結果的に体脂肪が燃えやすくなり、ダイエットに繋がります。便秘の方であれば、その解消にもなります。そして体のむくみなども解消されます。

ブロッコリーにはカルシウムも多く含まれています。カルシウムが不足すると肥満を招くこともあると言われていますので、ぜひ摂取しておきたい栄養素です。食べ方はレンジ加熱をし、マヨネーズなどをつけてそのまま食べるのが簡単でシンプルに美味しいです。お弁当に入れれば、緑の色合いがきれいです。その他、中華料理の炒め物に入れても美味しいです。

便秘とむくみの解消に役立つ「セロリ」

セロリは成分のほとんどが水の食べ物なのでカロリーが低いです。そして栄養素にはカリウムと食物繊維が含まれています。カリウムは体にたまった余分な水分を排出してくれて、塩分の摂り過ぎで起こる体のむくみも解消する効果があると言われています。また、食物繊維は腸を活発にしてくれるので、代謝が上がり、便秘の解消になります。これもまた、ダイエットにいい食べ物と言えます。

食事メニューに取り入れるには、生で食べる場合はサラダに入れて食べるのがおすすめです。加熱すると、セロリ独特の香りが強くなりますが、それを利用し、エスニック風の炒め物やスープに入れても美味しく食べれます。

元気にダイエットするのに欠かせない「アスパラガス」

アスパラガスには「アスパラギン酸」というアミノ酸の一種が含まれています。これは栄養ドリンクに用いられるほど、体が元気になる栄養素の1つです。具体的には、代謝の促進、疲労回復、スタミナ増強、水分の取りすぎによるむくみ解消などの効果が見込めます。これらはダイエットを元気に行い、成功に導くために必要なものです。

食べ方は茹でたり、レンジ加熱し、温野菜としてサラダに入れて食べたり、炒め物にしたり、ブロッコリー同様シンプルなメニューが美味しいです。穂先には特に栄養素がたくさん詰まっていますので、温めすぎには注意してください。加熱しすぎると栄養素が壊れてしまいます。アスパラガスは皮を剥く必要がありませんので、手軽に取りやすい野菜です。

満腹になりやすい野菜「キャベツ」

キャベツは、レタスと違い硬めの葉野菜なので、よく噛んで食べることになります。カサもありますので、食べればお腹が膨らみやすく、消化にパワーが必要です。また、キャベツには食物繊維も多く含まれているので、腸の働きを活発にして便秘をは解消し、代謝を上げることができます。キャベツはスーパーなどで年中買える食べ物ですので、ダイエット時の食事に使ってみてください。

食べ方は、千切りにして生のまま食べてもいいですし、スープなどに入れてもいいですし、肉巻きなどに使えば、少ない肉でも満腹感が得られます。

血液サラサラ食材「レンコン」

レンコンには、カリウムやカルシウムが豊富に含まれている野菜です。これらの栄養素は肥満やむくみに効果が高いと言われています。また、レンコンにはポリフェノールも含まれており、これは血液をサラサラにして血流を良くする効果があると言われています。血流が良くなると代謝が上がり、体脂肪が燃えやすい体になります。こりこりとした食感も楽しめますので、食事のメニューに取り入れてみてください。

食べ方は煮物にしたり、きんぴらにしたりが定番の食べ方ですが、ハンバーグやつくねなどの肉に混ぜて食べるのがおすすめです。かさが増えて満腹感が増し、肉の代わりにカロリーを下げてくれます。そしてこりこりの食感が美味しいメニューになります。

幅広いメニューに大活躍の「玉ねぎ」

玉ねぎには「ケルセチン」というポリフェノールの一種を含んでいます。これは脂肪の吸収を抑制し、燃焼を促進させてくれ、余分な脂肪を排出してくれるといった、ダイエットをする人にとっては嬉しい効果がある食べ物と言われています。ただ、糖質が比較的に多いので、糖質ダイエットをされている方は食べ過ぎに注意してください。

玉ねぎもスーパーなどで年間売られている野菜です。常備野菜として買っておいても長持ちしますし、食事メニューに使いやすい食材です。生で食べるならサラダに混ぜてください。加熱するならスープや味噌汁、ハンバーグの中に混ぜたり、野菜炒め、チャーハン、パスタなど幅広く食事に活用できます。

リコピンが体内の活性酸素を除去「トマト」

トマトにはリコピンが豊富に含まれています。これは老化やがんの原因になる活性酸素を体内から除去してくれる効果があります。さらに血糖値を下げて、血液中のコレステロールを抑える効果があるので、健康的で代謝の高い体をつくることができます。ダイエットには関係なく、健康のためにぜひ食事に取り入れてもらいたい野菜の1つです。

リコピンは、トマトジュースにも多く含まれています。ジュースなら、調理もいりませんので手軽です。トマトの食べかたは、まずは生のままサラダにしたり、冷やしトマトで食べてください。生なまま食べるのか1番栄養を効率的に摂取できます。ただし、トマトは夏野菜なので体を冷やす食べ物です。冬場など寒い時期には温めてスープやパスタ、炒め物、煮物などのメニューにして食べることをおすすめします。

良質の脂が豊富に含まれる「アボカド」

アボカドは体脂肪を落とすのに、素晴らしい効果を発揮してくれる食べ物です。アボカドに含まれている不和脂肪酸は良質な油で、血液中のコレステロールを抑えて、血液をサラサラにして代謝を上げてくれます。また、L-カルニチンやビタミンB群、ビタミンEなども含まれており、これらは脂肪の燃焼効果を高めてくれます。

その他、アボカドに含まれている栄養素で食物繊維は整腸作用、カリウムは体の余分な塩分を排出してむくみの解消に役立ちます。アボカドのカロリーはほかの食べ物と比べて少し高めですが、食べ過ぎずに上手に食べることで、ダイエットを成功に導く大切な食材です。食べ方は生のままサラダに入れたり、パンに挟んでハンバーガーやサンドイッチにしたり、潰してペースト状にしてクラッカーに乗せて食べても美味しいです。

ダイエット最強食材「えのき茸」

えのき茸は最強のダイエット食材といわれるほどの効果を発揮する食べ物です。えのき茸に含まれる、エノキタケリノール酸は脂肪を燃焼し、キノコキトサンは脂肪の吸収を抑える成分を含んでいます。これらはダイエットする人にとってはとてもありがたい効果です。また、えのき茸にはカルシウムの吸収を助ける効果もあるので、カルシウムを含んだ食べ物と一緒に食べると、より効果が期待できます。

えのきも年中売られている食材ですし、値段が比較的安定していますので、財布にも嬉しいです。また、幅広く料理のメニューに取り入れられます。例えば、豆腐と一緒に味噌汁に入れたり、炒め物にしたり、炒め物にしたり、パスタいにしたり積極的に食事に取り入れてください。

アレンジ次第で色々な料理になる「豆腐」

豆腐はダイエットにいい食べ物と言われています。その理由は、豆腐はカロリーが低く、タンパク質が豊富に含まれているからです。タンパク質はダイエットをするに当たって、絶対に摂取しておきたい重要な栄養素です。タンパク質は、筋肉や皮膚、内臓などの体の基礎を作るものです。不足すると、体のあらゆるところに不調が出てきます。また、豆腐のダイエットにいい点は、アレンジメニューがしやすいということです。

例えば、冷奴としてそのまま食べてもいいですし、味噌汁の具にもなります。鍋に入れると、体が温まります。またひき肉に水を切った豆腐を入れてハンバーグにすれば、カロリーダウンになります。それと、値段が比較的安く、手に入りやすいというのも豆腐のいいところです。

ダイエット中のおやつに便利な「おから」

おからはご存知、大豆から豆乳をつくる時にできる絞りカスです。おからは豆腐を食べた時に似た効果があります。それはタンパク質やイソフラボンといった栄養素が含まれています。おからを使ったメニューでは煮物などが思い浮かびますが、おすすめしたいのがお菓子類です。ダイエット中でも甘いお菓子が食べたくなります。そんな時に小麦粉の代わりにおからを混ぜることによってカロリーダウンになります。

 

クッキーやケーキなどのメニューに使えます。ただ、豆腐よりはカロリーが高い食べ物なので、気をつけて取り入れてください。

高たんぱくで美容にも良い「鶏のささみ」

鶏のささみ肉といえば、低カロリー高タンパク質の食べ物として有名です。ダイエット中の人はもちろん、アスリートも積極的に摂取したい食材です。牛や豚の肉を食べることが多い人は、鶏のささみ肉を食べるようすると、かなりダイエット効果が得られます。

 

食べ方としては塩胡椒して焼くだけでもシンプルに美味しいですが、茹でて細く裂いてサラダに入れたり、バンバンジーソースで食べてもいいです。スープに入れたり、とろろに混ぜて食べても美味しいです。ダイエット中は食事のメイン食材としてよく食べることになる鶏ささみですが、和洋中、いろいろなメニューに使えますので、飽きないように工夫してみてください。

脂肪の燃焼率が高い「赤身の肉」

赤身のお肉にはL-カルニチンやビタミンB群が含まれています。この栄養素のおかげで、脂肪の燃焼効果が高く、もちろんタンパク質豊富なので、とてもダイエットにいい食べ物です。タンパク質は体の筋肉を作ってくれる栄養素ですので、運動をした後に赤身のお肉を食べれば筋肉が成長します。筋肉が増えれば、代謝が上がりますので、太りにくく痩せやすい体をつくることができます。

赤身の肉はステーキなどにして焼いて食べたり、肉じゃがやカレーやハヤシライスなどの煮込み料理のメニューでもいいですが、しゃぶしゃぶで食べれば、さらに油分を落としてくれてヘルシーメニューになります。ダイエット中は良質なタンパク質を摂取することが健康的なダイエットが成功するには非常に大切になります。

オメガ3たっぷり「イワシ・サケ・マグロ」

イワシやサケ、マグロには、オメガ3という不和脂肪酸の一種を豊富に含んでいます。これは血液中のコレステロールや脂質を抑える効果があって、血液をサラサラにして血流を良くし、代謝を上げる効果があります。これはダイエットに有効なだけでなく、成人病防止効果もあります。魚は赤身のお肉と同様で、運動をした後に食べて筋肉量が増えれば、代謝を上げてくれる食べ物です。

魚もまた良質なタンパク質を含む食べ物となりますので、ダイエット中はぜひ摂取したいです。食べ方は刺身で食べてもいいですし、塩焼きやホイル焼きなど、和食メニューを中心に幅広く食事に取り入れられます。

代替え食品としても大活躍の「こんにゃく」

こんにゃくは、カロリーが低いだけでなく食物繊維が豊富で、脂肪やコレステロールの蓄積を防ぎ、便通を良くするというダイエット中にはありがたい食べ物です。しかも、お腹が膨らみやすくなるので、食べ過ぎを予防してくれる効果もあります。

糖質制限ダイエットをしている人のために、近年こんにゃくを使った代替え食品が多く売られています。例えば、こんにゃく米、こんにゃく麺などです。これらも活用しながらダイエットを成功に導いてください。こんにゃくの食べ方は、おでんや煮物、味噌田楽にしてもいいです。

鉄分やカルシウムも含んでローカロリー「春雨」

春雨は麺類の代わりにするとカロリーダウンになります。春雨はふやかすと乾燥状態の4倍に膨らみます。そのためお腹が膨れやすいです。この頃はカップに入った春雨スープがコンビニなどで手軽に手に入りますので、ダイエットにいい食べ物として女性を中心に人気があります。春雨は緑豆やじゃがいもから取れるでんぷん質から作られていますが、鉄やカルシウムも多く含まれています。

鉄分は特に女性には必要な栄養素なので、春雨もダイエット中に積極的に取りたい食品の1つと言えます。スープなどのいるものに入れるだけで食べられますので、その簡単さも人気です。そのほか、春雨サラダやチャプチェなどの炒め物など、食事メニューに幅広く使えるのも嬉しいです。

ダイエット中、小腹が空いた時の「アーモンド」

アーモンドは脂肪分もカロリーも高く、ダイエットには向かないように思いますが、食べる量を抑えればダイエット効果の高い食べ物です。アーモンドにはビタミンB2、ビタミンE、食物繊維、不和脂肪酸(オレイン酸)が含まれています。これには脂肪燃焼や代謝が上がる、血液サラサラ効果、整腸作用などの効果があり、ダイエットにはありがたい食べ物です。

ただしカロリーが高いので1日25粒程に抑えて食べてください。食べ方はそのまま食べるのが1番ですが、砕いてヨーグルトに蜂蜜と一緒にかけたり、サラダにかけて食事に取り入れてください。アーモンドは小腹が空いた時にも手軽に食べれますので、おやつがわりにしてもいいです。

食欲を抑制してくれる香りの「グレープフルーツ」

グレープフルーツには、トマトと同様にリコピンが含まれています。このため血液中の血糖値とコレステロールを抑える効果がグレープフルーツにはあるので、代謝を上げて脂肪をためにくくしてくれます。またグレープフルーツの香りは、食欲を抑える効果もあるそうです。ビタミンももちろん取れて、口もさっぱりしますので、朝食時やおやつなどに食べてください。

グレープフルーツは年間いつでも手に入りやすく、価格もそれほど高くないので、ダイエットに取り入れやすい食べ物です。そのまま食べるのが1番ですが、寒天やゼラチンで固めて低カロリーデザートにしてもいいです。

コスパ抜群!夏にぴったり「パイナップル」

パイナップルは、ビタミンB1、ビタミンC、食物繊維を豊富に含む食べ物です。ビタミンC1は血液中の糖質をエネルギーに変えて脂肪をたまりにくくしてくれます。ビタミンCは風邪の予防や肌荒れ予防の効果がありますので、美しく痩せたい人にはぴったりの栄養素です。食物繊維は整腸作用、便秘改善の効果を得ることができます。

パイナップルも年間通して手に入れやすく、1つで300円くらいと案外安くて大きくてコストパフォーマンスのいい食べ物です。そのまま食べたり、チャーハンやサラダに入れて食べると南国風の食事になります。また、パイナップルの酵素のおかげで肉と一緒に調理すると、肉が柔らかくなります。

夜寝る前に大さじ1杯食べるだけの「はちみつ」

はちみつにはビタミンB群やミネラル、そしてアミノ酸を豊富に含んでいる食べ物です。それらが、脂肪の燃焼効果を高めて、体にたまった脂肪を落とすという痩せたい人には嬉しい効果があります。はちみつは、夜就寝前に大さじ1杯を食べるのが効果的です。脂肪燃焼効果にプラスして、体の若々しさを保つ成長ホルモンが就寝中に分泌されやすくなるそうです。

体が若々しくなれば、基礎代謝も上がり、健康できれいな体を手に入れることができます。料理にも砂糖を使いたい場面ではちみつを使うのも有効です。肉料理にもはちみつは合いますので、試してみてください。

ダイエットを成功させるための食事メニューとは?

ダイエット中はたんぱく質を意識しよう

ダイエットしている間は、むやみやたらと食べる物を減らすと体を壊しかねません。太りにくい体を作るにはたんぱく質を意識的に摂取する必要があります。それはたんぱく質が体をつくる材料になる栄養素だからです。筋肉、骨、皮膚、臓器、爪、髪などは、たんぱく質からできています。よってたんぱく質を摂取することで筋肉量を増やすことで基礎代謝が上がり、その結果脂肪が燃焼してくれます。

そういう意味ではたんぱく質はダイエット成功の鍵となる栄養素です。たんぱく質が多く含まれる食べ物は肉類、魚介類、豆・豆製品(大豆、豆腐、納豆など)、卵、乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)などが挙げられます。この中で低カロリーなものを選ぶようにして、ダイエットを成功に導きましょう。

野菜中心のメニューで食物繊維をとろう

ダイエット中に野菜を積極的に食べたい理由は3つあります。1つ目は食事に野菜をたっぷり取り入れることで、かさが増えて満腹感を得ることができ、食事全体のカロリーを抑えられるからです。もう1つが、どんな野菜にも植物繊維が豊富に含まれているので、ダイエット中になりがちな便秘解消にも役立つからです。そして最後に野菜には五大栄養素のうちビタミンとミネラルが多く含まれます。これらは代謝の効率を上げてくれます。

ダイエット中はカロリーに注目しがちですが、実はカロリーよりも食事の内容のほうが重要で、同じカロリーの食事ならば、ビタミンやミネラルが多い野菜、きのこ類、海藻類、果物などが多い食事のほうが体に脂肪をためにくく、太りにくい食事ということができます。積極的に摂取したい野菜についてはすでに記載しましたので、それを参考にしてください。

バランスの摂れたメニューを心がけよう

たんぱく質・脂質・糖質、ビタミン、ミネラルを加えた五大栄養素は体が本能的に「摂取すべき」と判断するもので、どれか一つでも欠けると満足感が得られないため、他の栄養素の食べ物を大量に摂取したくなるそうです。つまり、毎回の食事に五大栄養素が揃っていれれば、量は少なくても満足感を得やすいということです。食事の栄養バランスが大事と言われる理由には、このような理由が隠されていたのです。

具体的に食事を摂る時に気をつけたいことを説明します。食事の回数は1日3回摂るようにしましょう。摂取カロリーを抑えるために朝食を抜き、1日2回の食事にするといった方法は、体脂肪を落とす上ではマイナスになる理想は、そして食事のバランスとしては、糖質が60%、脂質が25%、たんぱく質が15%と言われていますが、運動をこまめに行っている場合はたんぱく質の量を少し増やすようにしてください。

1日の摂取カロリーの目安を1500キロカロリーとした場合、3食のバランスは朝食に300、昼食に400、夕食に800のように、夕食に重きを置いてはいけません。夕食後は寝るまでにあまり時間がなく、エネルギーが消費されにくいので、カロリーの摂取量が多ければそれだけ脂肪になって体に蓄積されやすいのです。理想的なカロリー配分は、朝食600、昼食500、夕食400です。

ダイエット中とはいえ栄養バランスが偏ってしまうと、栄養に飢えていることが通常の状態になり、口にした食べ物が急激に体へ吸収されてしまい、太りやすい体質になってしまうこともあるそうです。これではいくら食事制限をしてもダイエットが成功することはありません。それ以外にもビタミン、ミネラル不足になれば味覚障害や脚気、やる気がでない、疲れやすくなるなど様々な病気になることも考えられます。

たんぱく質不足からは筋肉量が減ってしまうので、体脂肪は落ちずに、だんだんと代謝の悪い体になることで、脂肪の溜め込みやすい体になってしまいます。そのようなことがないように食事のバランスには注意し、ダイエットの成功を目指してください。

生姜で体あったか効果「ズッキーニと鶏ささみの生姜焼き」

ダイエット中、最強の味方になってダイエットを成功に導いてくれる鶏ささみのレシピです。生姜は体も温めてくれますので、よりヘルシーです。生姜がしっかり効いていて、ご飯に合うおかずです。満腹感が出るように2色のキャベツを添えました。紫キャベツとキャベツはよく水洗いをして千切りにしておきます。ズッキーニには水洗いした後2.3ミリ厚にスライスします。油揚げは幅2cmくらいにスライスしておきます。

ボールに醤油、生姜、ごま油を入れよく混ぜ合わせた後に、一口大に切った鶏ささみ入れてよく混ぜます。中火にかけたフライパンにオリーブオイル入れて、ズッキーニから炒めていきます。次に油揚げと調味液ごと鶏ささみを入れ炒めます。火が通ったら、お皿に先ほどのキャベツを盛り付けます。キャベツの上に焼きあがったズッキーニと鶏ささみの生姜焼きを盛り付け、フライパンの中に残った炒め汁を全体にかけたら出来上がりです。

糖質制限ダイエットに「ヘルシー豆腐ハンバーグ」

たんぱく質が摂れてカロリーダウンにもなるダイエットの味方の豆腐ハンバーグです。これは玉ねぎ炒め不要、豆腐水切り不要の簡単レシピです。簡単なのにふわふわの豆腐ハンバーグが出来上がります。まず、玉ねぎはみじん切りにしておきます。先に挽肉だけを白っぽくなるまで手早くこね、ここに木綿豆腐、みじん切りにした玉ねぎ、コンソメ、塩こしょう、ナツメグを入れます。これを素早くこねたらラップをして冷蔵庫で休ませます。

また、タネが十分に冷えたら、丸めて焼いていきます。片面を強火焼き、焼き色が付いたらひっくり返し、弱中火で4分ほど蒸し焼きにします。焼き上がったら皿に取り出します。ハンバーグを焼いたフライパンに合わせた醤油と酢、酒、みりん、砂糖を入れて、中火にかけてアルコール分を飛ばします。大葉と大根おろしをハンバーグにのせて、上からできたてのソースをかければ出来上がりです。

野菜たっぷりでさっぱり食べられる「豚肉と野菜のポン酢ジュレ和え」

食物繊維やビタミンが豊富に含まれる野菜がたっぷり摂れるレシピです。豚肉を使っているのでビタミンBも摂取でき、夏バテや肌の健康ににも効果があります。蒸しものなので、豚肉の余分な油も落ちますのでヘルシーに仕上がります。作り方は、蒸し器にクッキングシートをしき、豚バラ肉、キャベツ、人参、プチトマトをのせて蓋をして20分ほど加熱し、豚肉に火が通るまで蒸します。
 

耐熱容器にポン酢、塩、胡椒、ゼラチンを入れて混ぜ、ラップをして電子レンジ500Wで30~50秒ほど加熱して、よく混ぜます。これを冷蔵庫で冷やし固め、フォークなどでクラッシュしてポン酢ジュレを作ります。大根おろしと葉ネギの小口切りを作り、先ほどの蒸した豚肉と野菜を皿に盛り付け、大根おろしと葉ネギをのせ、作っておいたポン酢ジュレを上にかければ出来上がりです。

豚肉少なめでも食べ応え抜群!「セロリチャンプル」

ゴーヤの代わりにセロリを入れたチャンプルレシピです。セロリの苦手な方でも食べやすく、豚肉を少量にし、野菜や豆腐をたっぷり入れ、低カロリーな料理です。木綿豆腐を手で一口大にちぎり、キッチンペーパーで包んで電子レンジ600Wで1分間加熱し、水気を切っておきます。セロリは、筋を取り1.5cm幅に切ります。フライパンにゴマ油をしき、豚肉に火が通るまで強火で炒めます。

セロリ、ニンジン、モヤシの順に加えて炒めます。野菜に火が通ってきたら、先ほどの豆腐を加えてさっと炒め、醤油、塩、胡椒で味付けをします。セロリの葉を加え、鍋肌に溶き卵を流し、卵が固まってきたら野菜と炒め合わせれば出来上がりです。

糖質控えめ「おからベーグル」

小麦粉の量を減らし、おからを入れた糖質控えめのおからベーグルのレシピです。ベーグルはバターが必要ないパンなのでヘルシーです。おからは食物繊維やタンパク質、カルシウム、イソフラボンが豊富な食べ物です。女性は特に摂取しておきたい栄養素がいっぱいです。

作り方は、大きめのボールの中に、強力粉、おから、てんさい糖、ドライイースト、塩を入れて混ぜ、その後ぬるま湯を3回くらいに分けて少しずつ加えながら全体に水分を行き渡らせます。

この生地を10分程度手でしっかりと捏ねて全体がまとまったら、綺麗に丸くまとめてボールの中で1時間程度休ませます。(ボールはラップをして少し暖かい場所に置きます。)生地が倍程度に膨れ上がったら、10等分にしてそれぞれ丸めます。これを細長く伸ばし、先端をつなげてドーナツ状にします。 オーブンを180℃に予熱します。大きな鍋にたっぷりと湯を沸かし、沸騰したら成形したベーグルを入れ、片面20から30秒ずつ茹でます。

これをオーブンに入れて25分程度焼いたら出来上がりです。当日食べないものは熱いままラップに包んで冷凍してください。

ダイエットにいい食べ物をより効果的にする方法

余分な油を使わず調理しよう

油は脂肪分もカロリーも高いので、ダイエット中にはなるべく控えたい食べ物の1つです。ダイエット中には油を大量に使う揚げ物は避けてください。1番おすすめの調理法は蒸すことです。蒸し物には油は使用する必要がありませんし、肉などの油は落ちてさらにヘルシーになります。肉や魚と一緒に野菜も蒸せば、かなりの量の野菜も食べることができます。蒸し料理のレシピを増やし、ダイエットを成功に導きましょう。

空腹時は野菜から食べよう

ダイエットの成功の秘訣は血糖値の急上昇をいかに抑えるのかということです。食事をすると血液中に糖が流れ、血糖値が上がります。その糖を分解して血糖値を正常に戻すため、膵臓からインスリンが分泌されますが、このインスリンには脂肪を溜めこむ性質があり、大量に分泌されると太りやすくなります。しかし血糖値が上がるのは糖質を摂取した時だけと言われています。

よって、血糖値の上昇を避けるためには、糖質は最後に食べるのがよいです。糖質は主にパンやご飯、麺類など主食と呼ばれるものです。糖値の上昇を抑える食べ方の順番は、食物繊維、たんぱく質、炭水化物の順になります。食物繊維が豊富な野菜を食事の最初に食べることで、血糖値の上昇を抑えるだけではなく、脂質や糖質の吸収も抑える効果が期待できます。

次に筋肉量を減らさないためにたんぱく質を摂り、最後に炭水化物を食べることで炭水化物の食べ過ぎを抑えることができます。

食事はゆっくりと食べよう

食事をゆっくり食べることのメリットは満腹感が得られやすいということです。逆に早食いの人は満腹と感じづらく、食べ過ぎてしまうということがあります。よく噛んでゆっくりと食べることで、よく噛み砕くことができ消化吸収が良くなります。吸収が良いことで血糖値が上昇します。この血糖値が上昇することで必要なエネルギーが吸収されたと感じ満腹中枢が刺激され満腹感が得られやすくなるという仕組みです。

食事時間は20分以上で、1口で30回噛むことを目安にしてみてください。たくさん噛むことで消化が良くなりダイエットになるだけでなく、小顔効果も見込めるそうです。どうしても早く食べてしまうという人は一口食べたら箸やスプーンを置くという方法もあります。ゆっくり食べることもダイエット成功の鍵の1つです。

ダイエットにいい食べ物で目指せダイエット成功!

ダイエットを成功に導いてくれそうな食べ物について紹介してきました。多くの食べ物が、効果的な摂り方でダイエットにいい食べ物になることがわかりました。ダイエットをして健康な体を手に入れる成功のポイントは、炭水化物を後から食べることやゆっくり食べることといったちょっとした工夫もありますが、栄養バランスのいい食生活をし、体を動かすということが基本です。

極端な食事制限はリバウンドしやすくかえってダイエットの妨げになり、体を壊してしまうこともあります。そんなことにならないよう、カロリーを抑えつつもバランスのいい食生活をおくりダイエットを成功させてください。

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