クコの実の食べ方はそのまま?戻し方は?効能や食べる量を徹底解説!

スーパーフードとしても知られ、生活習慣病や美肌・美白効果、ダイエット効果もあることで人気のクコの実。ゴジベリーとも呼ばれるクコの実ですが、その食べ方などを徹底紹介!クコの実のおすすめの食べ方はもちろん、クコの実が持つ驚きの栄養素やそれによってもたらされる効能についてもまとめてみました。また、クコの実の戻し方や一日の摂取量、取り過ぎた場合の副作用についても見ていきましょう。

クコの実の食べ方はそのまま?戻し方は?効能や食べる量を徹底解説!のイメージ

目次

  1. 1クコの実の食べ方にはどんなものがある?
  2. 2クコの実について食べ方などを解説!
  3. 3クコの実の栄養と効果効能について
  4. 4クコの実の美味しい食べ方を試してみよう!

クコの実の食べ方にはどんなものがある?

ゴジベリーの名でも知られるクコの実は、不老長寿・滋養強壮・疲労回復・精力増進効果があるとされ、古くから漢方薬に使われるなどしています。その歴史は古く、日本では平安時代から、中国ではなんと3000年前から利用されてきたのだとか。クコの実は生薬として利用されることもあり、薬膳粥にも入っている素材なのです。

最近になり、その栄養素や効能からスーパーフードとしてますます知られるようになったクコの実。欧米ではフルーツとして親しまれていますが、日本ではまだクコの実をそのままフルーツとして食べる習慣はないのが現実です。しかし、美肌・美白効果などもあり、美容やダイエットにも良いことから芸能人が好んで食べるなどして注目を集めています。

では、クコの実にはどのような食べ方があるのでしょうか?気になるクコの実そのものの味はもちろん、おすすめの食べ方などについても紹介していきたいと思います。さっそく見ていきましょう。

クコの実について食べ方などを解説!

赤い実が特徴的なクコの実。欧米ではそのままフルーツとして食べるなどされていますが、日本で一般的に売られているのはそのままの身ではなく、乾燥させたものです。また、フルーツとしてではなく、中華食材として売られていることがほとんどで、料理などにも使われています。

そのままの実の状態で、料理や杏仁豆腐などのデザートに飾り付けられることや、ドライフルーツとして親しまれているクコの実。そんなクコの実の特徴や人気の理由はもちろん、その食べ方やドライフルーツの状態からの戻し方について見ていきましょう。

クコの実はスーパーフードとして大人気!

欧米ではもちろん、日本でも今やスーパーフードとして大人気のクコの実。古くから漢方に利用されるなどし、健康や美容のためには欠かすことの出来ない栄養素を持つことでも有名ですが、アンチエイジング効果や女性ホルモンのバランスを取ることもできるという理由から、最近では特に女性から注目を集めています。

一粒あたりの量は、それほど大きくないクコの実。しかし、そんなクコの実が持つ栄養素やその驚きの効能から、クコの実はスーパーフードの一つとして話題を集めています。では、実際にクコの実はどのように食べるのが良いのでしょうか?また気になる味についても見ていきましょう。

クコの実はそのまま食べられる?

栄養素が豊富で、その効能も素晴らしいことで話題を集めるクコの実。日本では、そのままの実ではなく乾燥させたクコの実がほとんどですが、インターネット通販などで生のクコの実を手に入れることは可能です。直径1cmほどの可愛らしい赤い実で、その外見はトマトにもよく似ています。

もちろん、そのまま生で食べることは可能ですが、独特の香りや苦みがあるのがクコの実の特徴です。そのため、生の実であっても乾燥させたものであっても、何か料理やデザートと合わせて食べるのがおすすめです。また、そうすることでクコの実が苦手だという方でも比較的食べやすくなるのではないでしょうか?

日本ではドライフルーツや中華食材として、乾燥させた状態で売られていることがほとんどのクコの実。しかし、水を利用した戻し方で、生の状態に近いクコの実を楽しむことも可能です。クコの実の戻し方については後程紹介したいと思います。まずは、クコの実の味について見ていきましょう。

クコの実の味は?

乾燥させたものでも、生のものでもそのまま食べることが可能なクコの実。そんなクコの実の気になる味は、ほんのりとした苦みが特徴的なのだとか。中には干し柿のような味がするという方や、レーズンの味に似ているという方も多いようです。個人差はあるものの、苦みや酸味を感じる方が多い一方で、ほとんど味がしないと感じる方もいるのだとか。

料理やフルーツと合わせるなどせずに、そのまま食べるという場合は好き嫌いが分かれやすい味とも言えそうです。しかし、クコの実はそのままの状態でも乾燥させた状態でも、色々な食べ物やデザートに活用できる食材としても知られています。スーパーフードとも呼ばれるその栄養素や効能を得るためにも、苦手な方でも食べやすいクコの実のおすすめの食べ方などを紹介していきたいと思います。さっそく見ていきましょう。

クコの実の戻し方を知っておこう!

インターネット通販などを利用することで、日本でも生のそのままのクコの実を入手することは可能です。しかし、スーパーなどで手軽に購入することができるのは、乾燥させたクコの実。そんなクコの実ですが、料理やデザートに合わせて、乾燥した状態ではなく水に戻した状態で利用するのもおすすめなのです。さっそく、クコの実の戻し方を見ていきましょう。

クコの実の戻し方は簡単です。まずは、乾燥している状態のクコの実をさっと水で洗います。そのあと、熱湯をかけてクコの実を消毒します。同時に、蓋のついている容器を準備しておき、その容器と蓋も熱湯で消毒しておきます。続いて、その容器にクコの実と適量の水を入れます。量などによっては多少の時間差はありますが、だいたい2~3時間もすればクコの実を戻すことが可能です。

また、クコの実の戻し方でおすすめなのは、水と一緒に少量のお酢を加えておく方法です。この戻し方をすることで、冷蔵庫で1週間程度日持ちするようです。一度にまとめて作って保存しておきたいという方は、少しお酢を加えておくという戻し方も覚えておきましょう。続いては、クコの実のおすすめの食べ方をいくつか紹介していきたいと思います。さっそく見ていきましょう。

クコの実のおすすめの食べ方:オレンジ漬け

クコの実のおすすめの食べ方一つ目は、クコの実のオレンジ漬けです。準備するものは、水で戻したクコの実とオレンジジュースのみです。この二つを鍋に入れて煮詰めれば完成です。また、鍋で煮詰めるのではなく、適当な容器にクコの実とオレンジジュースを入れ、冷蔵庫でしばらく置くだけでも十分です。量は目分量や好みで調節するといいでしょう。

完成したクコの実のオレンジ漬けは、ヨーグルトやシリアルと一緒に食べるととても食べやすく、栄養素も抜群です。お好みでレモン汁やはちみつをかけるのもおすすめです。とても簡単なので、挑戦しやすいのではないでしょうか?

また、クコの実のオレンジ漬けを少しアレンジして、ゼリーなどにするのもおすすめです。オレンジの甘酸っぱさや風味のおかげで、クコの実独特の香りなども比較的感じにくいため、子供やクコの実が少し苦手という方にもおすすめの食べ方の一つです。

クコの実のおすすめの食べ方:リンゴ酢はちみつ漬け

続いて、クコの実のおすすめの食べ方二つ目は、クコの実のリンゴ酢はちみつ漬けです。まず、準備するものはクコの実・リンゴ酢・はちみつです。作りやすい量としては、クコの実100g・リンゴ酢100~150mg・はちみつは小さじ2程度で準備しましょう。はちみつの量は好みに合わせて調節するといいでしょう。

まずは、リンゴ酢とはちみつを合わせます。クコの実は容器に入れておき、そこに合わせておいたリンゴ酢とはちみつを入れ、馴染ませます。そして、容器はきちんと蓋をして冷暗所で一晩時間を置きます。クコの実がリンゴ酢とはちみつを吸い取り、ふっくらとしてきたら完成です。こうして出来たクコの実のリンゴ酢はちみつ漬けは、水やお湯で割ってドリンクとして楽しむこともできます。

もちろん、そのまま食べることも可能です。他にも、ヨーグルトやシリアル、サラダのトッピングとして合わせるのもおすすめです。クコの実のそのままの味や、独特な酸味が苦手だという方はチーズなどと合わせて利用すると、甘みが引き立って食べやすくなります。

クコの実のおすすめの食べ方:ヨーグルトと一緒に

そして、クコの実のおすすめの食べ方であり、定番とも言えるのがヨーグルトとの組み合わせです。乾燥したままのクコの実はもちろん、水で戻した後のクコの実でも問題ありません。プレーンタイプのヨーグルト適量に、クコの実を入れるだけで簡単に作ることができるので、初めてクコの実を食べるという方にもおすすめの食べ方です。また、クコの実の戻し方が分からなくても乾燥した状態で利用することも可能です。

また、クコの実だけだと少し抵抗があるという場合は、バナナやキウイなど他のフルーツと合わせるのもおすすめの食べ方です。クコの実は一粒あたりは小さい実ですが、栄養素を豊富に含んでいるので、毎日食べられるヨーグルトや飲み物などに合わせて摂取するのもいいかもしれません。

クコの実の栄養と効果効能について

古くから漢方などで利用されるなどし、不老長寿・滋養強壮・疲労回復・精力増進効果などの効果があることで知られてきたクコの実。欧米では、ゴジベリーの名でフルーツとして親しまれています。そんなクコの実ですが、最近では海外セレブや日本の芸能人などが、アンチエイジングや美肌・美白効果、ダイエット効果などがあるということで普段から食べているスーパーフードとして再び知名度を上げました。

そんなクコの実ですが、一粒あたりは小さな実です。しかし、その小さな実に驚くべき栄養素と効果効能が詰まっているというのです。ここからは、クコの実に含まれている栄養素と、その栄養素がもたらす効果効能について紹介していきたいと思います。さっそく、見ていきましょう。

クコの実に含まれる栄養とは?

クコの実に含まれている栄養分の中でも特に多いのは、ビタミン・ミネラルです。その量はなんと100種類以上にもなるのだとか。また、ビタミン・ミネラルの他にも、食物繊維・ポリフェノール・ベタイン・カロテノイド類・フィリイエン・必須アミノ酸18種などの栄養素が含まれているのです。これらの栄養素は、クコの実一粒あたりの量でもあり、クコの実の栄養価の高さを思い知ります。

ビタミンは特に豊富で、クコの実にはオレンジの100倍ほどのビタミンが含まれているのだとか。スーパーフードとも呼ばれるほど栄養素が豊富なことでも知られるクコの実。他にも、アサイーベリーやブルーベリーなど、栄養素が豊富で健康に良いとされ、スーパーフードと呼ばれるものがありますが、なんとクコの実はこれらよりも栄養素が豊富であることでも話題を集めています。

ORAC値と呼ばれる抗酸化作用の強さを数値化したもので比較すると、アサイーベリーが18500、ブルーベリーは2400の値に対して、クコの実は25300と驚くほどの数値をあげています。これは、クコの実の栄養価の高さを表しており、クコの実がどれだけ素晴らしいスーパーフードであるかを示しています。栄養素が豊富なことが分かったクコの実。続いてはその効果効能について見ていきましょう。

クコの実の効能:疲労回復・免疫力アップ

クコの実の効能の中でも特に有名なのは、疲労回復・免疫力アップです。古くから漢方として利用されてきたこともあり、疲労回復のためにとクコの実を食べるようになった方も多いのではないでしょうか?クコの実には、鉄分も豊富で貧血の予防にも効果的です。また、ビタミンも豊富なため、風邪の予防はもちろん疲労回復にも効果があります。

中でも、有名なのは眼病予防への効果です。パソコンはもちろんスマートフォンが普及したことで、視力低下や目の酷使が問題となっている現代ですが、そんな方にもクコの実はおすすめです。クコの実に含まれているカロテノイド類が、視力の低下や白内障などにも効果的なのです。また、クコの実は、その効果効能から“飲む目薬”とも呼ばれるほどで、普段からパソコンやスマートフォンを使う方にはおすすめの食材とも言えます。

クコの実の効能:美白美肌効果

続いて、クコの実の効果効能として女性の間で特に話題となっているのが、美白美肌効果です。先ほど紹介した眼病予防にも効果的であるカロテノイド類は、肌荒れや肌のかさつきを予防する効果もあります。また、アミノ酸の一種であるベタインも豊富に含まれています。このベタインは、保湿効果があり保湿剤として化粧品にも添加されている成分の一つで、肌や髪に潤いを与える効果があります。

これだけでも十分に嬉しい栄養素が詰まっているクコの実ですが、やはり嬉しいのは美白効果です。クコの実に含まれる豊富なビタミンが、メラニン合成に関わるチロシナーゼという酵素の働きを抑制し、シミ予防にも効果的だと言われています。また、コラーゲン生成にも役立っており、肌の弾力維持にも適しているのだとか。

また、豊富なポリフェノールやカロテノイド類によって肌の老化を防いでくれるという効果も明らかになっており、アンチエイジング効果が期待できることでもクコの実は話題を集めています。血行を良くする効果もあるため、肌のくすみに悩む女性にもおすすめです。美肌維持には欠かせない栄養素を豊富に含んでいるクコの実。女性には特に魅力的な食材の一つと言えそうです。

クコの実の効能:ダイエット

続いて、女性はもちろん男性にも嬉しいクコの実の効果効能としてあげられるのは、ダイエットに適しているということです。クコの実にはベタインと呼ばれる栄養素が含まれており、髪や肌に潤いを与えるだけではなく、「糖の吸収」・「コレステロール値の上昇」・「血糖値の急上昇」・「脂肪の蓄積」を防ぐ効果があると言われています。

これらの効果により、ダイエットにも適していることが分かったクコの実。そんなクコの実には、ビタミンB群が豊富です。ビタミンB群は、主にレバーや肉類などの動物性食品に含まれていることが多い栄養素ですが、レバーなどが苦手で摂取しにくいという方も多いのではないでしょうか?そうした方にとってもクコの実はおすすめです。

クコの実に豊富に含まれているビタミンB群によって、基礎代謝が上がるため健康的なダイエット効果が得られやすいとも言えます。そのため、健康的で無理のないダイエットを考えているという方は、日常の食事の中にクコの実を取り入れるようにするのもおすすめです。

クコの実の効能:生活習慣病予防

含まれている栄養素やその効能から、ダイエットに適している食材であることが分かったクコの実。これからの栄養とその効能は、同時に、肝硬変などの生活習慣病の予防にも繋がります。「糖の吸収」・「コレステロール値の上昇」・「血糖値の急上昇」・「脂肪の蓄積」を防ぐ効果があるというのは、肥満を防止することはもちろん、糖尿病などの予防にも適しています。

美肌維持やアンチエイジングなどの外面的な部分はもちろん、健康的なダイエットや生活習慣病の予防など内面的な部分も補うほどの豊富な栄養素を含んでいるクコの実。一粒あたりの量は小さいものの、その小ささで驚くほどの魅力を持つクコの実ですが、その適量はだいたいどれくらいなのでしょうか?さっそく見ていきたいと思います。

クコの実の一日の摂取量は?

クコの実の一日の摂取量について調べてみたところ、正確な数字は出てきませんでした。その理由は、クコの実がサプリメントや薬ではなく、食材であるためです。具体的な一日の摂取量は定められていないクコの実。しかし、目安としては一日20粒程度にしておくのがいいと言われています。また、あまり多くはないと言われているようですが、アレルギー反応を起こしてしまう方も稀にいるようです。

そのため、クコの実を初めて食べるという方は食べないようにする必要があります。特に、野菜や果物などの食物性の食材にアレルギーを持つ方などは要注意です。また、クコの実には血圧を下げる作用があるため、体質などから低血圧の人は食べるのを控える必要もあります。

クコの実を食べすぎると副作用はある?

乾燥させたクコの実はもちろん、そのままフルーツとして食べることも可能なクコの実。そんなクコの実の戻し方や食べ方、その効果効能などについて紹介してきましたが、具体的な摂取目安量は明記されていません。では、クコの実を食べ過ぎるとどうなるのでしょうか?副作用などはあるのでしょうか?見ていきましょう。

結論から言うと、クコの実は食べ過ぎるとお腹がゆるくなりやすいと言われています。胃腸が弱い人や消化不良を起こしやすい人は特に要注意です。クコの実は、胃のむかつきや消化不良を起こしやすいとも言われているため、具体的な摂取目安量は決まってないと言えど、多く摂りすぎるのは禁物です。初めてクコの実を食べるという場合には、5粒程度から始めて様子を見るのがおすすめです。

また、その日の体調などを考慮しながらクコの実を食べるようにするのもいいでしょう。ヨーグルトやシリアルのトッピングの他に、ケーキやご飯などと合わせて食べることも可能なクコの実。知らず知らずのうちに摂取し過ぎてしまわないように注意する必要もありそうです。

クコの実の美味しい食べ方を試してみよう!

栄養素が豊富で、ダイエットや美肌維持はもちろん、疲労回復や生活習慣病の予防にも効果的であることが分かったクコの実。そのままフルーツとして楽しむことはもちろん、料理のトッピングや健康食材としても利用することができます。また、日本では乾燥させた状態での販売が主流なクコの実ですが、水を利用した戻し方で生に近いクコの実を楽しむことも可能です。

戻し方にも、水を利用した戻し方やジュースやお酒を利用した戻し方などアレンジ次第で幅広くクコの実を味わうことができます。過剰に摂取するのではなく、一日に少量を毎日続けることで健康や美容にも最適と言われているクコの実。

毎日欠かさずに摂取する飲み物や食べ物、デザートなどに少し加えるなどしてクコの実を摂取するのもおすすめです。同時に、幅広く活用することができるクコの実の美味しい食べ方なども積極的に試してみるのもいいのではないでしょうか?クコの実の栄養素やその効果効能を上手に活用し、健康的で美しい生活を手に入れましょう。

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