2018年08月21日公開
2024年07月30日更新
漢方ミュージアムの見どころやアクセスは?話題の薬膳ランチも紹介!
日本に世界発の漢方ミュージアムがあることを知っていますか?漢方について見たり聞いたり、レストランでランチをしたりすることができる複合施設です。健康や美容ブームの中、漢方は有名人や美容研究家からも注目されています。品川駅からのアクセスも良いので、食事を楽しみながら健康なライフスタイルづくりを目指しませんか?今回は漢方ミュージアムの説明と、品川駅からのアクセス方法、レストランで人気のランチメニューなども詳しくお伝えします。
目次
品川にある漢方ミュージアムに行ってみたい!
健康や美容はいつの時代も多くの人が関心を寄せるテーマです。近年は、自然の力を取り入れたライフスタイルに注目が集まり、取り入れる人が増えています。また、内側からのケアについてもますます重要視されるようになり、体に良い食品やメニューが多くなってきています。
漢方は、中国の伝統医学をもとに、日本の気候や風土の影響を受けながら独自に発展した医学体系のことを言います。症状や体質を、五感を使ってよく観察することから始まり、人間が本来持っている自然治癒力を高めて病気を治そうとします。そんな漢方について、楽しく学んだり取り入れたりすることのできる場所が品川のニホンドウ漢方ミュージアムです。
ニホンドウ漢方ミュージアムについて
ニホンドウ漢方ミュージアムとは?
ニホンドウ漢方ミュージアムは、世界で初めての漢方養生ライフを提案する複合施設です。運営しているのは漢方相談専門店の薬日本堂株式会社で、カウンセリングやスクール、商品販売等を通して健康や美容をサポートしています。全国各地にブティックやショップがあり、気軽に体の悩みを相談し漢方を取り入れられるようになっています。
ニホンドウ漢方ミュージアムは、ギャラリー、スクール、ブティック、薬膳レストランの4つのスペースで構成されています。品川駅からのアクセスも良く、訪れやすい場所にあります。漢方ミュージアムでは漢方について学んだり相談したり、また漢方やオリジナルの商品を購入したり、レストランで食事をしたりできます。漢方を身近に感じ楽しく体験できるようなしくみになっており、季節に合わせたイベントも開催されています。
ニホンドウ漢方ミュージアムの入場料は?
ニホンドウ漢方ミュージアムの入場は無料です。セルフチェックも無料で、漢方ギャラリーの測定器では体脂肪とストレス度、骨のチェックを、漢方ブティックでは肌年齢や血圧、血流をチェックすることができます。また、漢方ギャラリーの五行テーブルやレストラン入り口のチェックシートで、自分のタイプを知ることもできます。
漢方ミュージアムには漢方専門の相談員がいるので、ちょっとした不調から生活習慣病など幅広い悩みを相談することができます。入場が無料なので、近くまで来たときやちょっとした時間ができたときなどにも気軽に立ち寄ることができます。
ニホンドウ漢方ミュージアムのアクセス方法
ニホンドウ漢方ミュージアムへのアクセスは、品川駅から徒歩3~4分です。JR品川駅の「高輪口」を降りたら、駅前の交差点を渡らずに第一京浜に沿って右手に進みます。品川駅から約300メートルほどの距離にあります。
品川駅は近年注目が集まっているエリアでもあります。山手線や京浜急行の駅になっていますが、2014年度に1日平均乗降人数が100万人を超え利用客が急増しています。品川駅は東京や横浜からのアクセスも良く、さらに、2027年開業予定のリニア中央新幹線の首都圏側の始発駅に決まっているので、漢方ミュージアムは今後名古屋方面からのアクセスも良くなってくるでしょう。
ニホンドウ漢方ミュージアムの主な4施設紹介
ニホンドウ漢方ミュージアムは、漢方ギャラリー、スクール、ブティック、薬膳レストラン「10ZEN」の4つの施設で構成されています。漢方ギャラリーでは陰陽説や五行説についての解説を見たり、漢方について身近に感じ生活に取り入れることができるよう、和漢植物の展示や養生方法などを学んだりすることができます。
漢方ブティックはちょっとした不調から生活習慣病、美容など様々な悩みを相談することができ、漢方に基づいた食材や食品、化粧品などオリジナルの商品を購入することもできます。
スクールでは、漢方を基礎から学べる初心者向けの講座やワンデイセミナーもあり、気軽に参加できます。薬膳レストラン「10ZEN」では、和漢食材や厳選された野菜を使った薬膳がランチ、カフェ、ディナーで楽しめます。
【番外編】茨城にはツムラの漢方記念館があった!
漢方薬品メーカーであるツムラにも記念館があります。茨城県にあるツムラの工場では、製造や品質管理が行われており、漢方の情報発信拠点としてツムラ漢方記念館も併設しています。漢方についての理解を深められるよう、解説や展示を見学したり、実際に原料生薬に触れたりすることができます。
ニホンドウ漢方ミュージアムの見どころは?
漢方について学べる「薬日本堂漢方スクール」
漢方を基礎から学ぶことができる薬日本堂漢方スクールでは、初心者からも学べる通学コースや通信コース、気軽に参加できる一回完結型のワンデイセミナーを開催しています。
漢方の歴史や考え方から、薬膳、運動、占い、マッサージまで内容は多岐にわたり、各分野のスペシャリストから教えてもらうことができます。また、漢方ミュージアムで行われるイベントではワンコインセミナーやワンコイン体験ブースもあり、アロマやハーブを用いて作ることができます。
薬日本堂漢方スクールは、セルフメディケーションや養生方法、美容などについて知識の幅を広げたり、資格取得をしてスキルアップをしたりと様々な活用の方法があり、自分が目指す暮らしを叶える手助けになります。漢方ミュージアム内の漢方スクールの営業時間は10:00~18:00で月曜が定休です。ミュージアムで講座を受ける場合は要予約ですから、ホームページ等で確認して予約をしてから行くようにしましょう。
漢方を見て知る「漢方ギャラリー」
漢方ギャラリーでは、陰陽説や五行説、和漢食材の展示や解説などを通して漢方への理解を深めることができます。「気・血・水」など言葉だけは聞いたことがあるという方も、こちらのパネル展示でその考え方を知ることができます。自然に沿った生活の仕方や養生法、おすすめの食べ物などの紹介もありますので、毎日の暮らしに役立ちます。
無料で体脂肪やストレス度、骨のチェックもできますし、生年月日から「木・火・土・金・水」の自分のタイプを知ることもできます。今の自分の状態を客観的な視点でみる機会はなかなかないので、ぜひチェックしたいですね。漢方ミュージアム内の漢方ギャラリーの営業時間は11:00~20:00で定休日はありません。
自分に合った漢方を見つける「ニホンドウ漢方ブティック」
ニホンドウ漢方ブティックでは、気軽に専門の相談員によるカウンセリングが受けられ、漢方に加えてオリジナルの健康茶や食材、化粧品なども購入することができます。最近は漢方を使った食品が身近なスーパーやコンビニなどでも売られていますが、自分に合ったものを取り入れることは美容や健康に効果的です。仕事や家事に忙しい毎日を送っていると、体調管理がうまくいかないこともあります。
漢方の考え方で日々の生活や体を見直してみませんか?漢方ブティックでは、先ほど紹介した漢方ギャラリーと同様に無料で体のセルフチェックができます。肌年齢、血圧、血流から今の状態を知り、おすすめの漢方や養生法などを相談してみましょう。漢方ミュージアム内の漢方ブティックの営業時間は11:00~20:00で定休日はありません。
ニホンドウ漢方ミュージアムのレストランは要チェック!
漢方ミュージアムのレストラン10ZEN
漢方ミュージアムのレストラン「10ZEN」は医食同源という漢方の理論をベースに、食材や和漢素材にこだわった薬膳を食べることができます。陰陽のバランスを整え気血を養い巡らせる料理は、体を温めることを基本として、スープや薬膳鍋など様々なメニューが揃えられています。
自分の体質、潤いや滋養強壮などの効果からも選ぶことができます。食事のほかにも酵素ドリンクやお茶、アルコールも充実しており、気に入ったお茶は漢方ブティックで購入することもできます。
おすすめは薬膳ランチ
おすすめはランチで、メニューは体質や効果ごとの薬膳カレーやスープ、コース料理があります。特に人気なのが薬膳サラダバーで、旬の野菜にクコの実やハト麦、クルミなど様々な食材をトッピングすることができます。気を巡らせ毒素を排出する効果がありますので、自分の体調や気分に合わせて選びましょう。
薬膳は体に良いことに加え、色や香り、味、見た目を楽しむ料理でもあります。こんなふうに五感からの癒しを得ることができる時間は、とても心地の良いものです。漢方ミュージアム内の薬膳レストラン「10ZEN」のランチ、カフェ利用は平日、土日祝日ともに11時半~15時(ラストオーダー14時半)です。
ディナーは平日は18時から22時45分(最終受付21時15分)、土日祝日は17時から22時(最終受付20時半)です。いずれも定休日はありません。ランチは予約できませんが、ディナーは予約可能です。レストランの入り口には「気・血・水」チェックシートがありますので、ぜひチェックしてみましょう。
品川の漢方ミュージアムに行って漢方を知ろう!
今回はニホンドウ漢方ミュージアムについてお伝えしました。品川駅からのアクセスが良いので、ランチやカフェ、ディナーを楽しみながら訪れてみてはいかがでしょうか?ニホンドウ漢方ミュージアムに足を運ぶことで、漢方に基づく調和やバランスのとれたライフスタイルについて知り、取り入れることができます。自分らしく生き生きと輝くための健康や美しさについて、新たな視点が広がるのではないでしょうか。