石油ストーブのおすすめ人気を厳選!燃費・価格・選び方も徹底解説!

直接火を使って暖める暖房器具である石油ストーブには、様々な魅力があり、おすすめできる点が多いことを知っているでしょうか?実は燃費もそれほど悪くないことや、価格も安いものから高いものまで種類が豊富なのです。石油ストーブのおすすめポイントや、おすすめの石油ストーブを紹介しながら、石油ストーブの選び方や燃費・価格・適した部屋の広さになど徹底解説しますので、石油ストーブ選びの参考にしてみて下さい。納得の価格でお気に入りの一台が見つかるはずです。

石油ストーブのおすすめ人気を厳選!燃費・価格・選び方も徹底解説!のイメージ

目次

  1. 1石油ストーブのおすすめを知りたい!
  2. 2石油ストーブのおすすめ人気商品を厳選紹介!
  3. 3石油ストーブを選び方・燃費について解説!
  4. 4石油ストーブのおすすめを参考にして選んでみよう!

石油ストーブのおすすめを知りたい!

石油ストーブとは実際には灯油を燃料とした暖房器具ですが、昔は石油と言えば灯油を意味する時代だったため、その名残りのまま現在でも石油ストーブと呼ばれているのです。身体を温めてくれるだけでなく、その柔らかな光の色を見ると心がホッとしたりもします。また、ストーブの上に置かれたやかんから出る蒸気の音も、冬の暖かな部屋を連想させてくれます。

子供の頃に、ストーブの上に母親が煮込み料理の鍋や、おでんの土鍋を置いている光景が当たり前にあった人も少なくないのではないでしょうか?近年では様々な暖房器具の登場で石油ストーブをあまり使わなくなった家庭が増えましたが、それでも石油ストーブをこよなく愛する人たちもまた、少なくないのは石油ストーブには魅力が沢山あるからでしょう。今回は石油ストーブのおすすめを紹介します。

石油ストーブのおすすめ人気商品を厳選紹介!

石油ストーブでおすすめの製品を紹介するにあたり、好みやニーズが様々でしょうから、あらゆる面から見ておすすめの石油ストーブを紹介したいと思います。ただただシンプルで人気のおすすめストーブや、デザインがお洒落で人気のおすすめストーブ、機能が充実して人気のおすすめストーブ、使いやすさが人気のおすすめストーブなどがあります。

また対流式で部屋全体が暖かくて人気のおすすめストーブに、反射式で比較的小さな部屋でも使えて人気のおすすめストーブ、足元を明るく照らすアウトドアでも使えて人気のおすすめストーブと、ざっと取り上げただけでも石油ストーブのおすすめのポイントは沢山あります。紹介できる人気でおすすめの製品は限界がありますが、いくつか紹介したいと思います。

レトロデザインが人気「トヨトミ対流型石油ストーブRainbow」

トヨトミ対流型石油ストーブRainbowは、3種類のスタイルがおすすめで人気の石油ストーブです。RB-25Fはシンプルでクラシックなデザインのストーブで、部屋全体をムラなく暖めてくれます。また、RL-25Fは、ランタンを形どったデザインで足元を明るく照らして暖めてくれます。何と言っても燃費がよくて人気でおすすめなトヨトミの石油ストーブです。

トヨトミレインボーストーブの歴史は、1989年から始まり30年以上のロングセラーで、トヨトミの代表的なストーブの中の一つです。そして1988年には、月明かりのような炎のムーンライターが生まれ、現在のCL-25EClassicにはこの月明かりのような炎と七色の炎が継承されています。

トヨトミは日本製に拘り、全ての石油ストーブを愛知県の工場で生産しています。ステンドグラスの様な抜き型状の天板と唐草模様のガードで、アンティークのような懐かしさのあるストーブです。また遠赤とレインボーの炎の状態が見える、二重加工を施したガラスの燃焼筒で、柔らかい暖かさが伝わってくるところも、おすすめのポイントです。

更におすすめなのが絶妙な濃紺の色合いのボディに、少しだけさりげなく金色を使うことで重厚さと上品で高級な雰囲気で、人気のストーブです。操作も分かり易く手に馴染むつまみが更に、昔から使っていたかのような気持ちにさせてくれます。木造家屋では7畳までで、コンクリート建築では9畳まで対応しています。タンク容量は4.9L、暖房出力2.5~1.25kWです。

ストーブのサイズは、高さ480×幅388×奥行388mmです。七色の優しい炎は、約40Wほどの明るさで、消火の際の臭いの原因の未燃ガスをしっかりと燃やすことで、臭いを抑えてくれるのも、大変おすすめの機能です。燃料タンクは二重構造になっている為、万一転倒しても中の油がこぼれにくくなっています。メーカー希望小売価格は、28,000円です。

RoHS指令という、2006年にEUで施行された人々の健康を損なう物質を排除し、特定の有害物質を家電製品などに使用することを禁じる規制にも対応しています。この指令は、徒弟有害物質制限の国際スタンダードです。水銀・カドミウム・鉛・PBDE・PBB・六価クロムの6種類が規制対象の物質です。この様な製品を購入することで環境保護に協力するのもおすすめします。

定番でおすすめ「コロナ石油ストーブ3.7LRXシリーズ」

石油ストーブの定番でおすすめなのが、コロナの反射式石油ストーブで豊富な種類の中でも人気のあるのが、RXシリーズです。日本製ですので、高品質で安心感があり、電源不要ですから、電池があればどこでも暖房が出来ます。また給油時に手が汚れない、よごれま栓が採用されており、給油タンクの蓋はつまみを引くだけで開き、蓋を押すと閉まります。

給油タンクのキャップと蓋が一体式になっているので、キャップを床に置く必要もなく、手も床も汚れないのがおすすめの点です。また蓋がきっちりとロックされているかは、色での確認と指先で軽く持ち上げて確認することが出来、うっかり灯油がこぼれたということを防いでくれます。手が汚れないところも人気の理由でしょう。

火力調整のポジションマークも見やすくなり、一目で調節位置の確認が可能となりました、また点火ボタンは視認性が高いオレンジ色にし、スピード消化ボタンは凸凹を表面に加工することで、触っただけでもわかるよになっています。暖房可能な部屋の広さは6畳で、ニオイカット消化機能や給油サイン、給油時自動消火の機能が付いています。

このRXシリーズには、8畳用の暖房能力とタンク容量が5Lのものもあります。部屋の広さに応じて選ぶことを、おすすめします。RXシリーズのポータブルサイズが幅452×高さ475×奥行324mmで、大きめの8畳用が幅618×高さ467×奥行324mmです。価格はポータブルサイズの方がネットショップで10,000円前後の価格で購入できます。

8畳用の5Lタンクも、ネットショップで10,000円前後の価格で購入できます。こちらの暖房出力は2.87~2.29kwで、3.7Lタンクのポータブルサイズの暖房出力は2.24kwで燃焼継続時間17時間です。燃費がいいのは小さい方ですが、広い部屋を小さな石油ストーブで温めていると、常に大きな火力が必要ですので、逆に燃費が悪くなりますので適したサイズがおすすめです。

独特の存在感がお洒落なアラジン ブルーフレームヒーター

80年以上もの昔から石油ストーブを作り続けてきたイギリスのアラジン社が発売する、ブルーフレームヒーターは、クラシックなその佇まいと、しっかりと炎に酸素を供給することで良い燃焼状態で青い炎を保ち、ムラなく灯油を気化していることがおすすめの石油ストーブです。またブルーフレームヒーターのデザインは、懐かしさと親しみを感じさせるデザインとなっており、洋室だけでなく和室で使われるのにも違和感がないので、おすすめできます。

存在感はあるのですが、コンパクトな造りとなっているので、日本の家でも邪魔にならないサイズでおしゃれに空間を演出してくれます。更にデザインだけでなく、機能が充実しているのもおすすめの一つで、燃焼中の臭いは勿論のこと、点火時や消火時の際の臭いも、ブルーの炎が燃焼することで、未燃ガスの発生が起こりにくいのであまり感じることがありません。

そして、ブルーフレームの耐震自動消火装置は、セットレバーと芯を上げる作業のみでセットされる芯降下式ですので、所定の地震動を内蔵の感震器が敏感にキャッチして、瞬時に消化が行われる安心設計です。深度5の地震の中間で作動するように設定されており、急な地震が起こっても安心できるところも、おすすめです。

また一酸化炭素や臭いの基になる炭化水素を、排ガス浄化触媒が低減してくれる機能まで付いているので、更に安心感が増すおすすめの石油ストーブと言えるでしょう。カラーはグリーン・ホワイト・ブラックの三色があり、暖房出力は2.68kW/h、暖房の目安は木造が7畳でコンクリートが10畳です。本体のサイズは幅388×高さ551×奥行405mmです。

本体重量は8.5kg、タンク容量が4.1L、燃焼持続時間15時間、燃料消費量が0.26Lです。つまり、燃料タンクを満タンにしておけば約16時間は連続使用が出来るということです。価格はネットショップで54,000円前後の価格帯から購入できます。性能の高さも十分ですが、シックでレトロな佇まいが人気を集め続けている石油ストーブです。

因みに、アラジンのブルーフレームヒーターの燃費は、最新のストーブほど燃費が良いとは言えませんが、とりたてて燃費が悪いということもありません。暖房器具全体から考えると妥当と言える燃費でしょう。

日本の高品質アウトドアブランドsow peak レインボーストーブKH-001BK

アウトドアブランドのスノーピークが造ったレンボーストーブは、キャンプで使用する際でも、足元を明るくてらしてくれるように、シェードがつけられています。また、燃焼筒の硝子には特殊な加工がしてあり、七色のグラデーションに見える美しい炎を眺めることが出来、より暖かさを感じることが出来ます。

また、安全性を保つために水平機が標準搭載されており、耐震自動消火装置は、しん降下式です。自然通気型開放式で、自然対流型ですので、空間全体をムラなく暖めてくれます。点火方式は電池式で、最大燃焼量は2.5kw、暖房出力は2.5kw、燃焼継続時間は約20時間と燃費のいい石油ストーブです。

本体のサイズは、幅388×高さ485.7×奥行388mmとコンパクトなサイズです。また、スノーピーク製のシェルター(リビングシェルターなど)や、2ルームシェルター内でも、このストーブは使用が可能ですので、キャンプでも災害時でもスノーピーク製のテントと共に揃えておくと、防災対策にもなります。

価格はネットショップなどで、33,600円前後で購入できます。一家に一台持っていれば、暖房器具の付いていない部屋でも持ち込んで使用できますし、ランタンの様なデザインも人気で、様々なシーンで利用が可能ですから、石油ストーブの中でおすすめの一台です。

因みに、スノーピークのこのストーブの燃費は、平均的な燃費と言えまが、アウトドアでも家庭でも、使用用途が広いですから、満足度は充分なストーブとしておすすめできるでしょう。

レトロでお洒落好きに人気のトヨトミRL-25F

ランタンタイプのデザインなら、こちらもレトロな雰囲気が人気でおすすめの、トヨトミのRL-25Fです。本体サイズは幅388×炊かあ48.5×奥行388mmと、スノーピークのレインボーストーブとほぼ同じサイズです。重量も6.4kgですので石油ストーブの中では比較的持ち運びしやすいでしょう。

ランタンタイプのですから、足元を照らすところや、約40ワットの明るさで七色の炎が浮かび上がるところもおすすめです。またトヨトミの石油ストーブは、ニオイセーブ消化機能でゆっくり炎を消すことで、未燃焼ガスを燃やしきり臭いを抑えてくれます。油のこぼれにくい二重タンク構造に、ローズ指令対応の地球にやさしい石油ストーブです。

対応の部屋の広さは木造で7畳、コンクリート建築で9畳までです。燃料タンクは4.9Lとたっぷり入ります。暖房出力が2.5~1.25kwで、本体の重量が6.2キロと軽量なのも、人気でおすすめのポイントです。価格は、メーカー希望小売価格が28,000円です。ユーザーの評価も高評価が多く、石油ストーブとしての機能だけでなく、様々な用途も兼ねているようです。

たとえば、冬の夜のリラックスタインクには部屋の明かりを消し、トヨトミのストーブの足元を明るく照らしてくれる灯りで、バーボンなどのお酒を愉しんだり、キャンプの際には暖を取りながら、ランタンの役割も果たしてくれると人気です。また、室内では煙が出る為に出来ない燻製なども、ベランダで出来るなど家でも外でも大活躍のようでおすすめと言えるでしょう。

因みに、トヨトミのこのRL-25の燃費は、細かい灯油消費量の調節が出来て燃費の良いストーブと言えるでしょう。またタンク容量が大きいので、燃焼持続時間が驚異的なところも燃費とともに、おすすめできるポイントと言えるでしょう。

反射式石油ストーブならコロナの3.7L RX-2215Y(HD)

次に紹介するおすすめの石油ストーブは、コロナの反射式石油ストーブの3.7L RX-2215Yです。木造なら8畳まで、コンクリート建築なら10畳まで対応できます。暖房出力は2.87~2.29kwです。本体サイズは幅618×高さ467×奥行324mmで、重量は9.3kgです。ニオイカット消化機能や、給油時自動消火機能などが付いています。

また給油サインや、タンク容量も5Lと大容量です。耐震自動消火装置も付いており安全です。このタイプよりも少し小さいRX-2217Yは、木造で6畳、コンクリートで8畳までの対応の石油ストーブもありますので、部屋の広さによって選ぶことをおすすめします。価格はネットショップで10,800円から購入できます。小さいタイプの方は先に紹介してあります。

コロナのストーブは価格が安いので家族が多く、何台か購入を考えている家庭では初期投資が少なくて助かることでしょうから、とにかく価格重視で購入を検討されているなら、このストーブは機能的にも問題がありませんし、納得の価格かと思われます。

船舶の停泊灯を基にデザインされたニッセンのゴールドフレーム

次におすすめなのは、ニッセンの石油ストーブ ゴールドフレームです。舟が停泊中に使われる油用の白燈をイメージしたデザインで、真鍮とガラスから造られており、使うほどに味わいが増す石油ストーブです。最高級の真鍮板で肉厚が0.8ミリのものを使用しているので、耐久性も充分あるところも、おすすめできるポイントです。

オレンジ色の美しい炎が、優しく部屋を照らし、波型の硝子部分に乱反射した炎がなんとも言えず、電気では再現しにくい照明の役割も果たしてくれます。静かに夜を過ごしたい日には、このストーブの灯りだけでゆっくりとくつろぐことを、おすすめします。また、読書が出来るほどの明るさがありますので、停電時でも暖と灯りを確保できるのもおすすめです。

自然燃焼方式によて、嫌な臭いも軽減してくれますし、地震の振動を感知して消化する、耐震自動消火装置も搭載されていて安心できます。開放式自然通気型で、タンク容量は3L、燃料消費量は0.26L/hですので、燃費も悪くありません。暖房出力2.68kwで発熱量は2150kcal/hです。木造では7畳まで、コンクリートでは9畳まで対応できます。

本体サイズは幅が40センチ、高さが52.5センチで、重量は6.2kgです。また、国が定めた安全基準を満たしたPSCマークも表示されていて安心なところも、おすすめできます。価格はネットショップで70,000円前後から購入できます。

価格はかなり高価ですが、綺麗な炎を眺めるのが好きな人には大変おすすめのストーブです。手入れをするのも一つの愉しみに出来るので大変おすすめです。

石油ストーブおすすめのポイントまとめ

人気でおすすめの石油ストーブをいくつか紹介しましたが、石油ストーブのおすすめのポイントをまとめて紹介しておきます。まず石油ストーブでおすすめなのは、コンセントが要らないことです。乾電池での着火のものが殆どですので、コードがなくスッキリしているのも、おすすめのポイントです。また、電気が必要ないので停電時でも使えるのもおすすめのポイントです。

そして、石油ストーブの次のおすすめのポイントは、空気を対流させるので部屋全体が暖められることです。自然に対流を起こすことで電気代がかからないのも、おすすめのポイントと言えるでしょう。更に、電気を使わないので音が静かなのも、おすすめ出来る点でしょう。それから、灯油を使うストーブは空気の乾燥が無いということも、おすすめできます。

また空気を対流させますが、風は発生しませんから埃や菌が舞い上がらないのも、大変おすすめのポイントでしょう。やかんや水を張った鍋を乗せておけば、加湿器の代わりも出来ることも、おすすめと言えるでしょう。他にも軽量のものであれば、アウトドアに使うこともおすすめできますし、災害時にも暖を取れるのは本当に、おすすめしたいポイントです。

また、石油ストーブは鍋を乗せると火力として調理までできてしまう点もおすすめですし、冬の屋外でのイベントや作業時にも持ち出して使えて、電源が要らないのも便利でおすすめのポイントでしょう。このように、扱い方さえきちんと守っていれば、沢山のおすすめポイントのある石油ストーブです。

おすすめポイントが沢山の石油ストーブには、他の暖房器具にはない最大のおすすめがあります。それは、暖炉のように薪の準備やストックをせずに、炎を直接見ながら身体と空間を暖められ、心まで暖まるところでしょう。

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石油ストーブを選び方・燃費について解説!

石油ストーブの燃費はどれくらい?

石油ストーブの燃費の計算式は、灯油1リットル当たりの値段×1時間あたりの灯油の消費量です。石油ストーブは火加減の調節はできますが、常に燃えている状態です。しかし電力など他のエネルギーは必要としませんので、シンプルに燃費の計算ができます。また灯油さえあれば災害時に電気が止まっていても暖をとることが可能ですし、簡単な調理も出来ます。

石油ストーブの燃費は、1時間に燃焼する灯油の量×1リットルあたりの灯油の価格で、石油ストーブの1時間あたりの灯油代が計算できます。1時間あたりの灯油代が分かれば、一日に石油ストーブを何時間使うかによって、一日の灯油代や一か月の灯油代の計算も出来ます。

石油ストーブの対流式と反射式について

まず石油ストーブには大きく分けると、対流式と反射式があります。石油ファンヒーターのようにファンを使って暖めた熱風を吐き出すのとは違い、自然な空気の流れを利用して部屋船体を暖めるので、部屋全体が暖まるまでには少し時間がかかりますが、ファンが無いので静かですし、マッチやライターがあれば電気が無くても点火が出来ます。

電子制御なども必要なく造りがシンプルですので、故障もしにくく安価なのも石油ストーブの魅力でしょう。さて、対流式の石油ストーブですが、ストーブ本体が縦に長い円柱になっており、との筒の中央に燃焼筒があり360℃全体から熱が放射されて、空間を暖めます。また側面の360℃だけでなく、ストーブの上に向かっても放熱されるため対流の力が大きいのが特徴です。

対流式ストーブを使う部屋は比較的広い部屋がおすすめで、部屋の真ん中に置くとより、暖房効果を効率的に得ることができます。そして、反射式の石油ストーブですが、本体は長方形のものが多く、中央に置かれた燃焼筒の背面と側面が反射板になっており、主にストーブの全面に熱が反射されます。

反射板に対面する個所は、離れたところでもかなり暖かくなりますので、部屋の端に置いて使用することをおすすめします。また対流の力がやや弱いため、広い部屋を暖めるのには適していません。建物が木造かコンクリートかなどや気密性によっても差はありますが、10畳くらいまでの部屋であれば反射式でも十分かと思われます。

10畳から15畳くらいの部屋では、対流式が効率的に暖めてくれるのですが、対流式の石油ストーブは部屋の真ん中に置く必要があるため、部屋のスペースに問題が出てきます。15畳以上ある広い部屋であれば、対流式の石油ストーブがおすすめでしょう。

石油ストーブは使う部屋の広さで選ぼう!

石油ストーブには、それぞれ暖房能力の差があります。暖房能力の目安は説明書や石油ストーブ本体などに、スペックなが記載されていますので、そちらを参考にして何畳までの部屋の広さに対応できるかや、木造建築かコンクリート建築かなどによっても違います。使用する部屋の広さに合わせて選ぶことが基本ですが、気密性が高いか低いかも考慮しなくてはいけません。

6畳の部屋なら8畳用以上、8畳の部屋なら10畳用以上と2畳くらいの余裕があったほうが、おすすめと言えるでしょう。しかし、必要以上に暖房能力の高い石油ストーブを小さな部屋で使用すると、暑くなりすぎますので程々の余裕に留めておきましょう。石油ストーブは温度調節機能もなく、手動で火力の調整をしなければいけませんが、それも魅力の一つなのです。

耐震自動消火装置が付いているもの

石油ストーブは、灯油を燃焼させて火力によって部屋の空気を暖めていますから、炎が常に燃えている状態です。災害時や人がぶつかって倒れたりなどすると、火災が起こる確率の高い暖房器具です。衝撃によって自動消火してくれる耐震自動消火装置は必須です。ほとんどの石油ストーブに付いていますが、作動するかどうかを念のために確認しておきましょう。

給油できる量で選ぼう

石油ストーブは、灯油が無くなると給油の必要があります。この作業がなかなか面倒くさかったり、うっかり灯油をこぼしてしまったりと大変な作業でもあります。給油タンクの容量が大きいほど給油の回数も少なくてすみます。しかし、給油タンクが大きくなるということは、ストーブ本体も大きくなるので、スペースも考慮しなければいけません。

また、通常は給油タンクが本体から取り外し可能ですが、中には給油タンクが外せない一体型の石油ストーブもあります。このタイプは移動が大変ですので、工場アウトドアなど外で使用する場合は別として、チェックしておくことをおすすめします。

着火方法で選ぶ

石油ストーブは本体に乾電池を入れる個所があり、火花を出すことで着火します。またマッチやライターでの着火も勿論可能です。メーカーによっては、乾電池もマッチが無くても着火できるモデルがありますので、災害時の備えとしてこういったモデルの石油ストーブを一台持っておくことは、大変おすすめと言えるでしょう。

デザインも拘って暖かさを演出する石油ストーブを選ぼう

石油ストーブのデザインは暖かさや機能とは全く関係が無いように思われがちですが、私たち人間は五感というものを備え持っています。視覚・触覚・嗅覚・聴覚・味覚ですが、この五感の中でも最も影響力を与えているのが、全体の87%を締める視覚なのです。料理も色鮮やかに盛り付けがされていると、美味しそうと感じます。

それと同じ様に、暖かさも視覚で感じる部分が実に大きく影響します。分かり易いのは寒色系の青や緑を見ると、水や木々を連想し涼しそうと感じます。また暖色系の赤や黄色、橙をみると太陽や炎を連想し暖かいと感じます。インテリアの色だけで、体感温度に3度影響するとも言われています。

では、暖房器具を真っ赤や濃い黄色や橙にすればいいかと言うと、それでは印象が強すぎる為に、落ち着けません。山家事や家が火事になった時の炎は大きく、真っ赤な色でかなりの勢いでゆらめきます。これは逆に脅威を感じてしまいます。暖色系でも薄めの色のベージュやブラウンなど柔らかい印象の色は、人の心を落ち着かせてくれます。

この作用は、炎や明かりも同じで、白熱灯や強い光で照らされるよりも、暖かみのある優しい光が、小さく揺らめくと穏やかでリラックスできます。蝋燭や暖炉の炎が人の心を落ち着かせてくれるのも感覚的に良くわかるかと思います。寒色系の色でも濃紺やモスグリーンなど深みのある色味であれば、寒色系の色と上手く調和されます。

また触感で感じる温もりは、暖かい素材のラグであったりもしますが、炎の暖かさは肌にじんわりと暖かさを伝えてくれます。また聴覚や嗅覚では石油ストーブの上に乗せた煮込み料理の鍋のコトコトという音や、漂ってくる臭いで温もりを感じることができます。この様に、石油ストーブは人の五感にフルに温もりを伝えてくれます。

最初の視覚から与えられる温もりに話を戻しますが、石油ストーブは燃えている炎を直接目で見ることが出来るので、視覚的に暖かさを感じることが出来ます。またデザイン性の高い石油ストーブから好みのモノを選んで使うと愛着も沸いてきて、より大事に扱うようになれるのもおすすめの理由の一つです。

石油ストーブを使うにあたって気をつけること

今回は石油ストーブの魅力を知ってもらう為と、どういう点がおすすめで人気があるのかを紹介する為に、石油ストーブの良いところを主に紹介しましたが、使用するにあたって注意をして欲しい点も紹介しておきます。石油ストーブは炎によって暖める暖房器具ですから、火災に発展する可能性が高いことを理解しておいて下さい。

まずカーテンなどの燃えやすいものの近くには石油ストーブを置かないことを、おすすめします。それから、洗濯物などを部屋干しする際には石油ストーブの近くに干さないことも、おすすめします。また、石油ストーブは本体が非常に熱くなりますので、火傷の危険性もあります。人の通り道には置かないことも、おすすめします。

さらに、小さな子供やお年寄りの居られる部屋で使用されることは、あまりおすすめ出来ません。またタイマーが無い為、ついうたた寝をしてしまうと、予測のつかない事態となることも忘れてはいけません。就寝時にかかわらず、石油ストーブを点けたまま寝ることは、おすすめできません。

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石油ストーブのおすすめを参考にして選んでみよう!

石油ストーブのおすすめ商品や、石油ストーブのおすすめできるポイントなどを紹介しながら、選び方なども解説してきました。石油ストーブを選ぶ際の参考にして、お気に入りのストーブを選んでみて下さい。また今回は主に石油ストーブのおすすめの点を沢山紹介しました。

また石油ストーブを使ったことのない人に安全に石油ストーブを使ってもらいたいですから、石油ストーブの危険性も簡単に紹介しておきました。炎を扱える動物は人間だけです。炎の魅力を知っているのも人間だけです。魅力のあるモノには、危険性も伴います。正しい取り扱いを守って、是非とも炎の魅力を堪能できる石油ストーブを愉しんでみて下さい。

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