空気清浄機の小型で強力な機種は?おすすめ人気をランキングで紹介!
空気清浄機は、いま小型ながらずいぶんと強力な機種が、各メーカーから登場してきています。そんな小型空気清浄機の中から、おすすめの機種を探ってみました。小型空気清浄機を選ぶ際の、能力、運転音、電源タイプ、付加機能といったポイントも、詳しく説明します。その上で、小型で強力な空気清浄機の、おすすめの人気機種をランキングにして紹介します。あなたに、ピッタリの小型空気清浄機が、きっと見つかります。
目次
空気清浄機の小型機種のおすすめは?
いま、家屋内の空気を清浄化することに、さまざま理由から関心が高まっています。ペットやタバコの臭い、病気を引き起こす可能性さえあるハウスダストや花粉、PM2.5などのアレルゲン、これらを効果的に除去してくれる、空気清浄機が求められています。業務用などの大型の機種は、これまでもありましたが、家庭用の機種も最近になって、強力な空気清浄能力を備えた小型の空気清浄機が、各メーカーから数多く発売され始めました。
空気を清浄化する方式によって、空気清浄機は大きく3つのタイプに分かれます。ファン式による空気清浄機、電気式の空気清浄機、イオン発生式の空気清浄機です。これらの方式の違いは、清浄能力の問題や運転音の大小、大切な価格にも直結するものですから、その違いに注意を払う必要があります。また、各メーカーから発売されている空気清浄機は、機種によりいろいろな機能が付加されていて、そのあたりも見極めねばなりません。
各メーカーから発売されている、数多の空気清浄機から、あなたに合ったものを選ぶために、大切なポイントを説明します。そのうえで、小型で強力な空気清浄機を人気ランキングにして、紹介していきます。まずは、おなたが求める空気清浄機を、イメージすることが大事になってきます。どのくらいの広さを空気清浄したいのか?どんな付加機能が欲しいのか?デザインは?なにより価格は?などと、いうことです。
小型空気清浄機の選び方のポイント
適用床面積を確認する
販売されている小型の空気清浄機には、「適用床面積」という表示があります。これは、エアコンなどと同じような意味合いを持っています。日本電機工業会が定めている基準項目です。この基準は、「タバコ5本の煙に含まれる粒子・ガス成分」を、部屋の空気の汚れと見立てたものです。この空気の汚れを、当該の空気清浄機で30分稼働させたとき、キレイにできるのが何畳分か、という客観的な基準になります。
したがって、購入する空気清浄機は、使用する予定の床面積よりも、大きな適用床面積を持つ機種が望ましいことになります。適用床面積が大きいということは、小型空気清浄機の能力が強力ということで、一般的に言えば価格もそれだけ高くなる傾向にあります。そんな費用対効果も考えながら、強力な小型空気清浄機が望ましいのは、空気を清浄化するスピードが速くなるメリットがあるからです。
同じ床面積であるなら、より強力な空気清浄機のほうが、清浄化のスピードが上がることは当然です。室内に舞い上がったホコリは、意外に落下速度は遅いものです。したがって、清浄化のスピードが遅くなるということは、そこに居合わせる人が、より多くホコリを吸引してしまうことにつながります。予算が許すならば、使用床面積<適用床面積の空気清浄機を選びたいものです。
運転音の大きさを確認する
小型の空気清浄機を購入するにあたって、留意したいのはその運転音です。閉め切った室内で使用するのが前提ですから、どの程度の運転音があるのかを、確かめておくことは大切になります。空気清浄機の音がうるさいから使用しなくなった、というのでは本末転倒になります。一般的には、やはりファン式の空気清浄機が運転音が高いことになります。運転音に限るなら、電気式やイオン発生式を選ぶべきでしょう。
けれども、最近では各メーカーとも清浄する方式にかかわらず、静音性の高い機種を投入してきています。もちろん価格との兼ね合いもありますが、通販の機種紹介欄などで静音性もチェックすることができます。小型空気清浄機の能力ばかりではなく、ぜひ運転音も確認してみてください。静音性は、強モードの時のdBと、弱モードの時のdBを、両方チェックする必要があります。
電源タイプを確認する
小型の空気清浄機は、小型ゆえに別の部屋などへ手軽に移動して、使う場面も想定されます。そんな際に、電源のチェックは必須になります。同じ小型でも卓上型の空気清浄機になれば、電源も、より複数の方法が出てきます。「ACアダプター」「カーバッテリーアダプター」「USB」「単3型アルカリ電池」など、あるいは兼用の機種もあります。
アロマ機能があればリラックス効果も
小型の空気清浄機で、通常の清浄機能があるうえに、アロマ機能が付加された空気清浄機も、いろいろな機種が登場しています。空気洗浄器自体にもインテリア性をもたせた、おしゃれな空気清浄機もあります。二重、三重にリラックス効果が望めそうです。また、アロマ機能そのものはありませんが、アロマや芳香などの良香は吸収しないタイプの卓上空気清浄機も発売されています。
空気清浄機の小型で強力な機種おすすめ人気ランキング
【第10位】コンパクトながら13畳までの部屋に対応出来る「ブルーエアブルーピュア411」
ランキング第10位は、スェーデン発のブルーエア、おすすめの「ブルーピュア411」です。独自の粒子イオン化技術とフィルター技術により、パワーフルな清浄力を実現するブルーエア―が、これまでの高価格帯ではなく、2万円を切る小型の空気清浄機を送り出してきました。直径が20cmと、超コンパクトな省スペース設計ながら、適用床面積が13畳と強力な清浄力を備えています。最低稼働した場合の、1日の電気代は、約0.8円です。
カラフルな色が付いた部分が、実はプレフィルターで、ここから360度の角度で吸い込みします。プレフィルターが覆っている内側に、メーンフィルターがあって、その内側に活性炭シートが装備されています。ろ過された空気は、天面から放出されます。
【第9位】ペット臭に特化した空気清浄機「富士通ゼネラルDAS-15E」
ランキング第9位は、富士通ゼネラルの小型空気清浄機「DAS-15E」です。DAS-15Eは、アンモニアに強い触媒を使用して、ペット臭対策を施してあるので、ペットを飼っている人に、おすすめの空気清浄機となります。サイズは、174×178×282mmで、コンパクトにできています。適用床面積は、10畳です。価格14,558円になります。
【第8位】マイナスイオンを浴びる空気清浄機「ツインバードAC-D358PW」
ランキング第8位は、ツインバードの小型空気清浄機、「AC-D358PW」です。AC-D358PWは、部屋でマイナスイオンを浴びるためには最適の空気清浄機です。また、花粉や微細なハウスダストも除去できるし、タバコ臭も除去が可能です。適用床面積も、12畳で、価格が、7,368円と考え合わせると、十分にリーズナブルな、おすすめの空気清浄機です。
【第7位】破格の値段の空気清浄機「アイリスオーヤマIA-114」
ランキング第7位は、アイリスオーヤマのパーソナル空気清浄機、おすすめの「IA-114」です。IA-114の特徴は、破格の5,665円という価格と、奥行きが14cmとスリムなことです。破格の価格なのに、機能はちゃんと備えています。ホコリを取る「プレフィルター」、PM2.5などもキャッチできる「HEPAフィルター」、ペット臭などを除去できる「特殊加工活性炭フィルター」は、申し分がありません。
ただ、適用床面積が、3畳と限定されていますので、ペットサークル周りとかトイレや書斎とかの、狭い空間での利用を考えるべきでしょう。
【第6位】ファンヒーターも扇風機も付いた「ダイソンPureHot+CoolHP02WS」
ランキング第6位は、ダイソンの小型空気清浄機、おすすめの「PureHot+CoolHO02WS」です。HO02WSは、夏には扇風機、冬にはヒーターとして使うことができる、優れモノの空気清浄機です。本来の、空気清浄力も強力なものがあります。PM0.1や花粉、バクテリア、ウイルスなどを、99%除去します。トリス緩衝液を浸透させた活性炭を3倍に増やしたフィルターで、VOC(揮発性化合物)や臭いなども除去できます。
本体サイズも、632×222×222mmで、コンパクトです。リモコンが付いているのも、操作が容易になります。けれども、適用床面積が、8畳であることと、価格が、69,780円という点で、コスパが少し弱いかもしれません。
【第5位】42畳の強力な加湿空気清浄機「日立EP-MVG」
ランキング第5位は、日立の小型加湿空気清浄機、おすすめの「EP-MVG90」です。EP-MVG90は、加湿機能が付いた空気清浄機で、通常運転時の適用床面積は、42畳になります。加湿運転時でも、30畳です。この強力な清浄力が特徴です。そして、加湿機能により、乾燥を防ぐことでウイルスの活性化を妨げて、インフルエンザの罹患を防止することができます。クリーンモニターにより部屋の空気の汚れを、眼で見ることができます。
EP-MVG90には、「自動おそうじ」機能もあって、プレフィルターをあなたの代わりにキレイにしてくれます。価格は、29,800円です。広い空間を空気清浄したい場合に、おすすめの1台となります。
【第4位】高性能低価格の「Levoit空気清浄機LV-H132」
ランキング第4位は、Levoitの小型空気清浄機、おすすめの「LV-H132」です。LV-H132は、プレフィルター、HEPAフィルター、活性炭フィルターの、3層フィルターによって、花粉やPM2.5、アレルゲン、ペット臭、タバコ臭などを、99%除去できます。直径19cmと、このような筒型の空気清浄機タイプの中でも、一番小さなサイズになります。運転音は、36~49dBで、若干高めになります。
「電源」「LEDライト」「フィルターリセット」「風量調整」は、すべてタッチパネル式で操作が容易です。フィルターの交換は、6ヵ月おきです。価格は、7,990円と、コスパは抜群になります。
【第3位】ペット臭もOKの「PureploveCF-8110A」
ランキング第3位は、Pureploveの小型空気清浄機「CF-8110A」です。CF-8110Aは、単純に空気浄化力だけを追及した空気清浄器です。粒子捕集性能の高いHEPAフィルターを採用することで、PM0.1も99%除去します。UV-C除菌技術によって細菌カットも99%可能です。脱臭力を極めた集塵脱臭一体型フィルターによって、ペット臭も除去できます。また、マイナスイオンを発生させることで部屋の空気をリフレッシュさせます。
直径22cmというコンパクトなサイズにもかかわらず、適用床面積は、10畳になります。フィルターの交換寿命は、6~8ヵ月です。弱モードでの運転音は、30dBと少し高めです。価格は、おすすめの10,800円とリーズナブルです。
【第2位】手ごろな価格の薄型清浄器「プラズマクラスターFU-G51」
ランキング第2位は、シャープ小型空気清浄機、おすすめの「プラズマクラスターFU-G51」です。FU-G51は、シャープ独自の空気浄化技術である、プラズマクラスター7000を搭載しています。プラズマクラスターの特徴は、部屋全体にスピード循環気流を起して、遠くのホコリも清浄機の背面全体で集塵します。大きなホコリを防ぐプレフィルター、水洗可能で交換不要な脱臭フィルター、10年間交換不要な静電HEPAフィルター。
以上の3つのフィルターで、しっかり脱臭、集塵します。薄型の空気清浄機のサイズは、182×400×463です。適用床面積は、10畳で、価格は、17,800円になります。静音性は、強モード時が52dBで、弱モード時が16dBです。
【第1位】インテリア性も強力な清浄力もダントツの「カド―LEAF120AP-C120」
出典: https://cado.com
ランキング第1位は、カド―の小型空気清浄機で、おすすめの「LEAF120AP-C120」です。AP-C120は、直径240mm、高さ315mmというコンパクト設計と、「iFデザインアワード2018金賞」を受賞したデザイン性の高さによって、インテリアとして機能性も備えています。花粉やホコリ、タバコの臭い、PM2.5はもちろんPM0.1も、その強力な清浄力によって捕獲、除去します。適用床面積も、15畳とふつうの住宅でしたら十分です。
出典: https://cado.com
ニオイセンサーで空気の汚れも可視化されています。AP-C120は、光触媒でフィルターを自己再生させて、部屋の中も本体もキレイがつづく、空気清浄機です。けれども1年経過後は、フィルター交換が必要になります。価格は、42,120円です。
空気洗浄機の小型機種のおすすめをチェックして自分にぴったりの空気清浄機を見つけよう!
予想した通り、さまざまなタイプの空気清浄機がありました。あなたの部屋にふさわしい空気清浄機は、みつかりましたでしょうか?集塵や脱臭ばかりじゃありませんでした。マイナスイオンを発生させたり、アロマや芳香の機能が搭載された、空気清浄機もありました。なにより、デザイン性に富んだ空気清浄機が多いのも、目につきました。そのまま、室内のインテリアになるようなものや、民芸品やオモチャみたいなのもありました。
けれども、デザイン性や付加されている機能も、もちろん大事ですが、肝心なのは、やはり空気清浄機の能力と価格であることを、お忘れないようにしてください。最初に述べたように、あなたの求める空気清浄機のイメージが固まっていれば、これだけ多種多様な空気清浄機のなかに、きっとピタリと合う機種がみつかるはずです。