暖房の風向きは下向きが効率的?サーキュレーターでもっと暖かい部屋に!

暖房の設備を使っていると、意外と暖まらなくて困ることがよくあります。そんなときに使用したいのがサーキュレーターです。サーキュレーターを使えば風向きを自由自在に操り、冷暖房機器で暖まりにくかった居室をもっと効率的に暖めることが出来るようです。なかなか一般には使われていない、そんなサーキュレーターを上手につかって、風向きを操り居室空間を快適に過ごすための方法を詳しく調べていきましょう。

暖房の風向きは下向きが効率的?サーキュレーターでもっと暖かい部屋に!のイメージ

目次

  1. 1サーキュレーターを使って冷暖房の風向きを効果的に使う方法!
  2. 2冷暖房と一緒に使うサーキュレータとは?
  3. 3冷暖房機器の風向きでは空気は均一にならない
  4. 4風を起こす家電のサーキュレーターと扇風機どっちがよい?
  5. 5サーキュレーターで風向きを操る使い方
  6. 6サーキュレーターを使うときの効率的な風向き
  7. 7サーキュレーターにはデメリットもある
  8. 8冷暖房の風向きを考え置き場所に注意しよう
  9. 9扇風機での代用は可能か?
  10. 10サーキュレーターで風向きを操り冷暖房を効率的にする方法のまとめ

サーキュレーターを使って冷暖房の風向きを効果的に使う方法!

自宅にいて、暖房設備を使っていると、なんだか暖まりにくいなって思う方も多いはずです。それって本当に暖房設備が悪いのでしょうか?実はそうともいえないかも知れません。と、いうのもサーキュレーターという家具が存在するからなのです。このサーキュレーターという家具を使えば、暖房設備の効果を最大化し、あなたの家の居室空間も見違えるようになるはずです。

冷暖房と一緒に使うサーキュレータとは?

そもそもサーキュレーターっていったい何ぞや?と思った方も多いのではないでしょうか。エアコンやクーラー、扇風機といったような、同じ空気環境を調整する家電と比べても、それらは一家に一台あるといっても過言ではありませんが、サーキュレーターはさすがに持っていないという方も多いと思います。なかなか知名度は低いようです。

サーキュレーターというのは家電の一種で、簡単に言えば空気を発生させ、風向きを変えて空気の循環を行う家電だと思っていただければほとんど間違いはないでしょう。しかし、どうしてそんな機能をもった家電が必要なのでしょうか?そこに、サーキュレーターの魅力がありました。

冷暖房機器の風向きでは空気は均一にならない

当たり前ですが、空気というのは均一にはなりません。理科の実験などでも勉強するように、暖かい空気というのは上に上昇していく性質があり、冷たい空気というものは下に下降していく性質がありました。ですから、普通に暖房やエアコン、クーラーといった家電を使っていても、時間をかければ環境は整いますが非常に効率が悪いです。どうすればうまく暖房機器をしよう出来るのでしょうか?

そんなときにこのサーキュレーターが大活躍するというわけです。サーキュレーターは直線的な風を起こすという特徴があります。ですから、その力によって、風向きを思う存分操ることが出来るのです。このサーキュレーターを使えば空調の力をより効率的に、そして効果的に発揮することが出来るというわけです。これが暖房をうまく使うコツです。

風を起こす家電のサーキュレーターと扇風機どっちがよい?

ここでひとつの疑問がわくのではないでしょうか。それは、風を起こす家電は扇風機もある。買うならばどちらにしようか?という疑問です。これは大変迷うところでしょうから、そのポイントも含めてみていくこととしましょう。

サーキュレーターと扇風機では目的が違う

サーキュレーターと扇風機ではそもそも目的が違います。扇風機とは本来、涼を得るための目的で開発されており、風を起こすことでその目的を達成しています。一方で、サーキュレーターのほうは風を起こすという点では同じですが、その風向きは直線的です。これは風向きを操ることで、居室の空気環境を均一にする目的があるためです。そのため、暖房にも効果があります。

では実際にどちらの家電を買えばよいのでしょうか?それは、はっきりと、目的によるといえます。エアコンとの併用として使おうとお考えの場合は風向きを操るサーキュレーターが適しています。単純にそれ自体の性能で涼しさや暖かさという空気環境を作り出そうとするなら扇風機が向いているといえそうです。

しかし、扇風機をエアコンと併用している方もいらっしゃいますし、その機種の性能や大きさにもよりますのでしっかりと選んだほうがよいでしょう。最近ではサーキュレーターの機能つき扇風機も存在します。

サーキュレーターで風向きを操る使い方

サーキュレーターはどのように使えば効率がよいのでしょうか。実際に空気の流れから考えていくととても簡単に答えが導きだせるのではないでしょうか。サーキュレーターは空気の循環を行うのが主な目的でありますのでまず、その風向きを上に向けて稼動します。

暖房によって作り出された暖かい空気は丈夫にたまっているというのが定説ですので、こうして上部位に風向きをあわせて稼動することで、上部にたまった空気と下降していた空気を混ぜることが出来ます。その様子をサーモグラフィで見てみると、暖かい上部にたまった空気と、下部の冷たい空気が混ざり合うのがよくわかるはずです。

サーキュレーターを使うときの効率的な風向き

サーキュレーターを効率よく使うときには当然冷暖房機器の風向きも重要な要素となっています。この風向きをしっかりと設定していくことが、より冷暖房を使う際のポイントとなります。

冷房の場合

冷房の空気というのは冷たいので、重く下に下降していってしまいます。これでは居室の下部ばかりが冷えてしまい、大変効率が悪い使い方となってしまいます。ですので、使用する際は冷房機器のスイングを上部にむけるとよいでしょう。スイングを上部に固定することで上部にたまった暖かい空気と、冷たい空気が混ざり合います。

仮に、天井付近に暖かい空気がたまると何か問題があるのか?そう思った方もいるかも知れません。天井には人がいないので当然の疑問です。しかし、これは大問題を孕んでいます。というのも、エアコンは大抵の場合、上部に設置されています。ですので上部の気温が高いとそれに反応してしまい、下部が冷えていてもどんどん冷機が出続けてしまうのです。ですのでなるべくスイングは上部に固定する必要があるのです。

暖房の場合

では反対に暖房の場合はスイングをどのように設定すべきでしょうか?当然暖房は暖かい空気が出てきます。暖かい空気は上部にたまりやすいので、下部の方向を向けてスイングを固定するのが基本といえるでしょう。こうすることで、室温の均整を保つことが出来るはずです。また、効率的に使用することで電気代も浮かせることができるようです。暖房機器をうまく使うことができるのです。

しかし、エアコンやクーラーのような冷暖房機器のスイングって、意味は解ってもあまり使い方が解らないという人も多いことでしょう。その使い方はどうすればよいのでしょうか?

なぜ冷房は上で、暖房は下向きがよいのか?

冷房の向きはした、暖房の向きが下に向けるのがなぜよいか?それは空気の重さに関係あります。空気は暖かい空気は上にいき、冷たい空気はしたに向かって流れる法則があるのは説明したとおりです。サーキューレーターを使えばその上や下に溜まった空気を混ぜる効果が期待できますが。エアコンの空気の温度の特性と間逆の方向に向けることでその効果は一層増します。ですから、エアコンの向きは冷たいときが上、暖かいときは下を向けるとよいでしょう。

実はこれには決まりがありません。部屋の大きさ、形、家の間取りによって空気のたまりやすい場所は異なってきます。ですので、ご自身の家の特性をつかみ、暖かい空気は上に溜まるということと、空気は混ぜて均一にすることが効率的だという2つのルールをしっかりと実践し、快適な室内環境を整えましょう。

サーキュレーターにはデメリットもある

これだけ便利なサーキュレーターですが、残念ながらデメリットも存在します。いったいどんなデメリットがあるのでしょうか。

風が強すぎる

サーキュレーターは風向きを使い、室内の空調を整える優れた家電ではあります。最近では愛用している家庭も増えてきました。しかしながら、残念なことにその機能ゆえ、風は大変強いです。もちろんお使いになる機械によってその風の強さはさまざまですが、機能に弱や中といった風の調整が出来るならば、それで十分でしょう。ご自宅の大きさに合わせて使ってみてください。

音がうるさい

風が出ることに伴い、その音はやはりそれなりにおおきなものとなります。最近では音のしにくい商品も出始めているようですが、いくら暖房がうまく使えそうでも購入の際には選択するポイントに加えておくべきでしょう。

冷暖房の風向きを考え置き場所に注意しよう

サーキュレーターをお使いになる場合に特に気をつけなくてはならないのはやはり置き場所でしょう。ご自宅の間取りによっては空気の溜まりやすい場所は変わってきてしまいます。ですので、ご自宅で使用する場合は、しばらくの間、置き場所を変えてみて、快適で効率のよい冷暖房効果を発揮する置き場所を探すのがよいでしょう。

扇風機での代用は可能か?

ご自宅に扇風機を盛っていらっしゃる方は扇風機での代用もお考えになるはず。すでに実践されている方もいらっしゃるのかも知れません。では実際に扇風機で冷暖房の空気調整の代用は可能でしょうか?

これは、結論からいうと、可能です。しかし、そもそも扇風機は人間に風を当てるために作られているので、その風向きのパワーに難があります。ですので、冷暖房の空気の循環といった目的で使うならば、やはりサーキュレーターにはかなわない、といえるのではないでしょうか。

サーキュレーターで風向きを操り冷暖房を効率的にする方法のまとめ

サーキュレーターとはスイング機能のついた冷暖房機器と併用することで、居室の空調を均一にする機械の事でした。扇風機とはよく似ていますが、その目的はまったく別でした。

扇風機はひとに風をあてて涼しくする機械で、風は弱めです。一方でサーキュレーターは空気を混ぜるのでその風は強めでした。どちらを買うか迷ったときは冷暖房機器に使うのかどうかがポイントです。

また、サーキュレーターと冷暖房機器を使うことで効率的に室内環境を整えられるので電気代が浮くというメリットも欠かせないポイントでした。これは扇風機では人に使うのが目的なので代用できても威力が弱いということでした。

便利なサーキュレーターですが、騒音などのデメリットもあるので、その機能をしっかり理解して使うことが必要でした。あなたも、サーキュレーターを使って快適なで効率的な生活を手に入れてみてはいかがでしょうか。

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