固形燃料のおすすめは?炊飯用や鍋コンロの燃焼時間と保存方法も紹介

皆さんは、固形燃料を良く使用しますか?固形燃料は、キャンプをする人などにとってはお馴染みの物ですが、旅館などで皆さん一度は使用したことがあるものだと思います。固形燃料は炊飯に使用出来たりして、便利な物で100均でも購入可能なお手軽なアイテムでもあります。いざという時に固形燃料が使えないという事態にならないように、保存方法などについても紹介していきますので、お手軽で便利な固形燃料について一緒に調査していきましょう。

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目次

  1. 1固形燃料について正しい知識を知っておこう
  2. 2固形燃料のおすすめを紹介
  3. 3固形燃料の燃焼時間や保存方法などについて解説
  4. 4固形燃料を自分で作ってみよう!
  5. 5固形燃料の使い方や保存方法を正しく理解しておこう!

固形燃料について正しい知識を知っておこう

皆さんは、固形燃料を使用することはありますか?固形燃料は、持ち運びが簡単などのメリットがあり、キャンプをする人などにとっては無くてはならないものだと思います。固形燃料は手軽さ故に気軽に使用することが出来るのですが、あまり詳しくは知らずに使っている方も多いかもしれません。実は固形燃料には色々な種類があり、それぞれに特徴があります。

今回の記事では、固形燃料の使い方や、そしてお勧めの物を紹介していきます。身近でありながらあまり使わないという方も多いという固形燃料ですが、炊飯に使用出来たりと、小さいながらも活躍してくれるアイテムです。そのほかにも、気になる固形燃料の保存方法や、炊飯をする時のポイントについて紹介していきます。

また、固形燃料は専門店などで購入することが出来るのはもちろん、自分で作ることも出来てしまいます。ドラグストアなどで専門的な材料を使用して作る方法や、身近な段ボールなどを使用して作る方法などの方法がありますので、興味のある人は固形燃料を自作してみるというのもおすすめです。炊飯にも使える便利な気になる固形燃料について、保存方法などを一緒にチェックしていきましょう!

固形燃料のおすすめを紹介

それでは、まず最初に固形燃料のお勧めの物について紹介していきます。キャンプなどで活躍してくれる固形燃料ですが、保存方法など。意外と詳しいことは知らないという方も多いのではないでしょうか?固形燃料の正しい使い方や、消し方、そしておすすめの物について早速チェックしていきましょう。

固形燃料とは?

固形燃料は、キャンプをする時などに活躍してくれるアイテムですが、キャンパーさん以外の方でも、きっと宴会などで使用したことがある、という方も多いでしょう。丸くて青い固形燃料は、温泉宿の鍋物などでもおなじみだと思います。そんな固形燃料は、主にアルコールを酢酸カルシウムなどで固めて作られたものです。簡単に着火できるので、利便性も高くもち運びにも便利だというメリットがあります。

固形燃料の使い方と消し方

皆さん知っての通り、固形燃料の使い方というのはとても簡単です。一言で言えば火を点けるだけなのですが、ここでは詳しく固形燃料の使い方を見ていきましょう。固形燃料の使い方は、まず固形燃料を使用するコンロの中にセットしましょう。セットしたら、火を近づけて着火します。着火には何を使用しても構いませんが、100均などのライターを使用する際は短くて火を点けにくい場合があります。

ですので、着火の際には100均の短いタイプの物を使うよりも、着火しやすい眺めの物を使用するようにしましょう。火から手も遠くなるので、安全性も高まります。マッチも火から手元モまでの距離はある程度ありますので、固形燃料の着火にはおすすめしたい着火材料です。

それでは、続いて固形燃料の消し方について紹介していきます。固形燃料の消し方には、二つの方法があります。まず一つ目は、自然に固形燃料の火が消えるのを待つ、という方法です。固形燃料はあまり大きくないので、燃焼が終わるのを待ってもそれほど時間はかからないと思います。固形燃料が無くなれば、自然に消化してくるのも固形燃料の魅力の一つです。

後ほど紹介していきますが、固形燃料は大きさで大体の燃焼時間を知る事が出来るので、必要な時間の大きさの固形燃料を最初に選んでおくと良いと思います。時間を計っておかなくても、調理の終了時間の目安となりますので便利に使用することが出来ます。

固形燃料の消し方の二つ目は、酸素の供給を遮断する、という方法です。こういう風に書くと難しく聞こえますが、缶入りタイプの固形燃料ですと蓋を被せるだけ、などとても簡単な方法で消化を行うことが可能です。タブレット式の固形燃料の場合は、蓋などはありませんので市販の火消し蓋を使用しましょう。この火消し蓋は、固形燃料の上に蓋をするように置くだけで安全に消火を行う事が出来るという、とても便利な物です。

固形燃料のおすすめを紹介

それでは、固形燃料のおすすめを紹介していきましょう。固形燃料でおすすめしたいのは、ニチネンなどのメーカーでおなじみの固形燃料です。旅館などでおすすめの青いタイプの固形燃料は、燃やしてモデルすすが少なく、安定した火力を得られるので燃焼時間も一定となっています。株にはアルミホイルが敷かれているので、燃えカスがストーブにひっつくことも少ないので掃除も手間があまり掛かりません。

アルミホイルが付いている物は上記の通りメリットがあるのですが、カップタイプですとメーカーによって、アルミホイルが無い物もあるので気を付けてください。メーカーは、ニチネンやニイタカの物が品質が良いそうです。

コストパフォーマンスの点では、ジェル燃料もおすすめしたいです。カップタイプの固形燃料とは違い、パックに入っているので揮発することが無く、長期保管にも比較的お勧めできます。100均でも購入することが出来、手軽に購入することが出来るので愛用しているという方も多いかもしれません。ただ、二つ折りにして使うのですが、加熱している時に開いてきてしまうことがあるので気を付けましょう。

100均ショップダイソーで販売されている固形燃料について

固形燃料は様々な場所で手に入れることが出来ますが、一番手軽で身近なお店はダイソーを始めとした100均ショップでしょう。100均ショップは近年ラインナップがますますバリエーションに富んだものとなり、固形燃料も手に入れることが可能となっています。まずお試しで固形燃料を購入してみたい、ちょっと興味があって少しだけ使ってみたい、という方は、100均の固形燃料を活用してみましょう!

100均で手に入れることが出来る固形燃料は、旅館などでお馴染みの青い固形燃料のタイプが30gで3個入ったものやパックに入った、ジェル状のものが27gで4個入ったものとを購入することが出来ます。それでは、まずは青色の固形燃料について見ていきましょう。400mlの水を沸騰させるという実験では、3分ほど状態を維持させることが出来たそうです。

続いてパックタイプの固形燃料について見ていきましょう。先程の青色の固形燃料の時と同じように400mlの水を使用した実験では、こちらのパックタイプの固形燃料はなんと、水を沸騰させたあと7分間もの水を沸騰させ続けたそうです。青色のタイプの固形燃料では3分ほどしか出来ませんでしたので、青色の固形燃料よりもパックタイプの固形燃料の方がコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

固形燃料と一緒に使いたいコンロや受け皿について

続いては、固形燃料と一緒に使用したい、コンロや受け皿について紹介していきましょう。コンロを使用すれば、キャンプなどで固形燃料を使用した調理などが可能となります。キャンプを始めたいという人は、固形燃料と合わせてコンロを購入することを是非おすすめします。一口にコンロと言っても様々なものがあり、軽量で折りたたみ可能なタイプなどがあります。

エスビットというメーカーのチタニウムストーブは、3本足でお鍋などを支えるので安定感も抜群です。とてもシンプルな構造となっているので、少し心配になってしまうかもしれませんがその心配がすぐに不要になる位しっかりした商品となっていますので是非おすすめしたいコンロとなっています。

固形燃料を便利に使用するためには、固形燃料用の受け皿があると便利に使用することが出来ます。固形燃料を受け皿に入れてコンロに設置することで、燃料の燃えカスがこの中にたまっていき、この受け皿を掃除すればよいだけになるのでとても便利です。固形燃料を使用する際には、是非使用したいアイテムとなっています。

キャンプでも使える固形燃料のコンロを自作してみよう!

キャンプにあると、とても便利なコンロですが、とりあえず試してみたいけどわざわざ購入するのは、という方も居るかもしれません。また、コンロを自作して使用することで作る楽しみが出来ますし、いざという時の知恵として覚えておくと便利かもしれません。今回は、空き缶を使用して固形燃料用のコンロを自作するという方法を紹介します。

空き缶という捨ててしまうような材料で役に立つコンロが作れるというのは、わざわざコンロを準備する必要もないですしサバイバル能力もアップするかもしれません。それでは、空き缶を準備して早速カッターを使用して切り出してみましょう。まずは、空き缶の上部の部分を切り取るように、カッターを使って輪切りにしていきます。スチール缶では固すぎてカッターが通りませんので、必ずアルミ缶を使用しましょう。

アルミ缶の上部が切り取れたら、上部の部分は要らないので捨ててしまいましょう。大きな部分を持ったら、「ゴトク」と呼ばれる部分を3本作っていきましょう。ゴトクとは、やかんやフライパンを置くための台の事です。まず、缶のボディのカットした上部の部分から底面に向けて、側面を3等分にするようにカットしていきましょう。綺麗に3等分にカットしたら、3等分にカットしたものを縦半分に切っていきます。

この作業が終わると、缶に縦方向に6等分の切れ込みが入っている状態になります。この内の3枚が先ほど紹介したゴトクとなり、ゴトクとならなかった3枚は撤去して吸排気部とします。吸排気部を作るため、不要な3枚をカットしていきましょう。あまり底の方のぎりぎりではなく、少し残した状態でカットしていきましょう。少し残した部分は、内側に折り曲げて強度をアップさせます。

不要な部分をカットしたら、ゴトクとなる部分を半分くらいから内側に織り込んでいきましょう。半分に折り込めたら、縦半分に折り曲げて強度をアップさせます。これで、アルミ缶を使用したコンロはほとんど完成したといっても良いでしょう。続いては、固形燃料用の燃焼皿を作っていきましょう。アルミホイルを適当な大きさにカットし、お皿の形に整えましょう。

アルミホイルで作った燃焼皿をアルミ缶で出来たコンロにセットしたら、この燃焼皿に固形燃料を乗せて着火して使用しましょう。実際に使用する際は、アルミ缶で作ったコンロのゴトクの部分もアルミホイルで包んでしまう事をおすすめします。捨ててしまうアルミ缶とアルミホイルを使用して、オリジナルのコンロを作ってみましょう!

固形燃料の燃焼時間や保存方法などについて解説

続いては、固形燃料の燃焼時間や、保存方法などについて紹介していきます。固形燃料の大体の燃焼時間が分かれば、炊飯などの調理に活用する際も時間が分かるので、便利です。それでは、固形燃料の燃焼時間などについてみていきましょう!

固形燃料10gあたりの燃焼時間の目安は?

それでは、固形燃料の燃焼時間についてみていきましょう。固形燃料10gあたりで、どれくらいの燃焼時間があるのでしょうか?発売されている固形燃料で、15gの物で燃焼時間は約19分となっていますので、固形燃料10gあたりでは約12~13分ほどの燃焼時間だと推測できます。例えば、約20分の加熱が必要な調理をする際は、15gほどの固形燃料を使用すれば燃焼し終わるくらいに丁度調理が終わる計算となります。

100均ショップダイソーの固形燃料一個で炊飯が可能

前述した通り、炊飯にも便利な固形燃料は100均でも購入することが可能です。炊飯にも便利な固形燃料の本格的な物を購入しようと思うと専門的なお店に行かなければいけなかったり、通信販売でも送料や発送までの時間を気にする必要があります。取りあえず、少しでも固形燃料が欲しい、という人にも100均の固形燃料は大活躍です。100均ショップダイソーの固形燃料は、1個で炊飯をすることが可能です。

炊飯用などで使う場合は大きさを目安に選ぼう

炊飯用などで固形燃料を使用する時は、炊飯しようとする量に合わせて固形燃料の量を決めるようにしましょう。炊飯で一合のお米を炊こうとする場合、固形燃料は20gほどあれば美味しいお米を楽しむことが出来ます。炊飯用などで使う場合は、大きさを目安委に選びましょう。

固形燃料の保存方法について

それでは、固形燃料の保存方法について紹介していきましょう。固形燃料に使用されているアルコールは、実はとても気化しやすい物となっているため、保存方法は大切です。そのまま放置しておけば、アルコールが気化してしまって飛んでしまい、燃料として使用することが出来なくなってしまうので保存方法には注意しましょう。

そのため、固形燃料の保存方法は、缶入りタイプの物ならしっかりとふたを閉めておき、冷暗所煮て保存しておくようにしましょう。タブレットタイプなどの場合の保存方法は、固形燃料をしっかりとラップで包み、フリーザーバッグなどの袋に入れて密封してから冷暗所に入れておけば長持ちさせることが出来ます。いざ使うという時になって使えない、という事態にならないように、保存方法はしっかりとしておきましょう。
 

固形燃料を自分で作ってみよう!

今まで市販の固形燃料についていろいろと紹介してきましたが、実は炊飯などにも使える固形燃料は自作することも可能となっています。燃料を自作すると聞くと難しそうですし危なくないのか、と思ってしまうかもしれませんが、実は意外と簡単に固形燃料を自作することが可能です。旅館などでもおなじみの、固形燃料を手作りしてみるのはいかがでしょうか?

固形燃料の材料は?

それでは、まずは固形燃料を作るための材料をチェックしていきましょう。材料は、エタノール、酢酸カルシウム、アルミカップ、ビーカーなどの容器、そしてスポイトなどです。エタノールや酢酸カルシウムなどは、薬局などで購入することが可能です。酢酸と卵の殻から自作することも出来ますが、購入した方が手軽で便利ですのでおすすめです。

固形燃料の作り方

それでは、早速固形燃料の作り方をチェックしていきましょう。固形燃料の作り方はまずは酢酸カルシウムを3倍程度に希釈し、水溶液を作りましょう。結構酢酸カルシウムは溶けにくいのですが、攪拌して出来るだけ多くの酢酸カルシウムを溶かしていきましょう。しばらく根気よく混ぜていくと、そこの方に透明な飽和液が出来ます。これをスポイトで吸い上げたら、アルミカップの1/3くらいまでこの液を入れていきます。

出来た透明な飽和液をアルミカップの1/3くらいまで入れていったら、続いてエタノールをスポイトで吸い上げましょう。スポイトで吸い上げたら、酢酸カルシウムの飽和液を入れたアルミカップに、吸い上げたエタノールを加えていきます。この時、エタノールを加える時は全て混ぜてしまわずに、少しづつ攪拌しながら入れるようにしましょう。カップの擦り切り1杯位のエタノールを注ぐようにしましょう。

そのまま放置しておくと、液体がゼリー状になっていき、だんだんと固まっていきます。そのまま放置して完全に固まれば、自分で作った固体燃料の完成です。基本的には材料を混ぜていくだけですので、簡単に作ることが出来るかと思います。使い方は市販の物と同じで、少して元から火が遠いライターなどを使用して着火しましょう。オリジナルで作ったものも、やはりアルコール分が揮発すると使えなくなります。

固形燃料のつくりかたは、今紹介した作り方の他にも、100均などで入手可能な材料で作れるものもあります。それでは、簡単な材料で作ることが出来る作り方の材料をチェックしていきましょう。空き缶、段ボール、パラフィンワックス、汚れても構わない加熱容器です。パラフィンワックスは、ホームセンターなどで購入可能です。

それでは、続いて作り方をチェックしていきましょう。まずは、使用後の缶詰を用意し、線材できれいに洗います。缶で手を切らないように気を付けながら、綺麗に脂分などを落としていきましょう。続いて、段ボールを缶の高さと同じ高さの帯状に切っておきましょう。空き缶と一緒の高さの帯状にカット出来たら、帯状になった段ボールをくるくると巻いていきましょう。

段ボールは少しきつめに巻いておきましょう。しっかり缶の中に収まるように高さを調節したら、余った段ボールは切り捨てておきます。続いて、パラフィンワックスを溶かしていきましょう。パラフィンワックスをお鍋の中に入れ、湯せんで溶かしていきます。溶けたワックスが冷えて固まると、鍋から綺麗に取れなくなってしまいお鍋が汚れてしまします。お鍋は汚れても構わない、100均などで調達した鍋などを使用しましょう。

溶かしたパラフィンワックスを、先ほど段ボールを詰めた缶に流しこみましょう。あまり一気に流し込まずに、冷やして固めてから流し入れる、という工程を何度か繰り返すのが良いそうです。溶かしたパラフィンを段ポールを詰めた缶の中に流し終えたら、暫くそのままにしておいてパラフィンワックスを固めましょう。完全に固まれば、お手製の固形燃料の完成です。

固形燃料の使い方や保存方法を正しく理解しておこう!

如何でしたでしょうか?固形燃料は炊飯などにも使える身近な燃料ではありますが、保存方法など意外と材料などはあまり知らなかったり、正しい使い方や消し方などを知らなかったという方も居たと思います。固形燃料はもちろん専門ショップで手に入れることが出来ますが、100均でも購入することが出来、簡単な方法で自作することも出来ます。

また、固形燃料を使用する時は、コンロや受け皿などがあると便利です。コンロがあればキャンプなどで調理に活用することが出来ますし、コンロは自分で自作することも出来るので、その場でアルミ缶を利用してコンロを自作するのも楽しいかと思います。受け皿があれば受け皿を洗うだけで済みますし、固形燃料を使用する時には是非活用したいアイテムとなっています。皆さんも、身近な固形燃料を活用してみませんか?

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