暖房器具のおすすめを種類別に電気代を比較!コスパがいいのは?

この暑さがピークの時期に暖房器具の話しなんてと思わず、暖房器具を上手に買う時期だということを知っていますか?様々な暖房器具がありますが、一年中発売されている暖房器具とは何かわかりますか?実はエアコンなのです。一部を除いてほとんどのエアコンメーカーは8月から10月にエアコンの価格を一番下げるのです。それからエアコンは暖房器具として大変優れていてコスパもよく、おすすめの暖房器具なのです。その他の暖房器具もそれぞれのおすすめできる点やデメリットなどを解説しますので、是非参考にしてみて下さい。

暖房器具のおすすめを種類別に電気代を比較!コスパがいいのは?のイメージ

目次

  1. 1暖房器具の種類を知ろう
  2. 2対流式と輻射式の暖房器具の違い
  3. 3暖房器具のエネルギーによって比べる
  4. 4エアコンの熱交換率は特殊で例外
  5. 5暖房器具の種類によって得意なことで比較する
  6. 6今年おすすめの暖房器具・エアコンメーカー:三菱
  7. 7今年おすすめの暖房器具・エアコンメーカー:ダイキン
  8. 8おすすめの暖房器具・エアコンメーカー:日立
  9. 9おすすめの暖房器具・エアコンメーカー:パナソニック
  10. 10おすすめの暖房器具・エアコンメーカー:コロナ
  11. 11賢く暖房器具を使って快適な冬を過ごそう!

暖房器具の種類を知ろう

皆さんは冬になると、どの様な暖房器具を使っていますか?そして、その暖房器具は何を基準に選ばれたものでしょうか?なんとなく、暖かそうだから、燃料費が安そうだから、場所をとらないからなど、それなりの理由があって選ばれた暖房器具だとは思います。しかし、全ての暖房器具の特徴や燃費にスペックなどを調べて、一番適していると確信を持っているでしょうか?

勿論、部屋の間取りや世帯の人数など人それぞれで適している暖房器具は違うと思います。今回は、各暖房器具の得意不得意や、どの様な状況に適しているかなど、コスパはいいのか?も含めて比較してみたいと思います。今年の冬に暖房器具の買い替えを検討している人は、参考にしてみて下さい。

暖房器具にはどれだけの種類があるのでしょう?石油ファンヒーター、ガスファンヒーター、エアコン、蓄熱式暖房、石油ストーブ、電気ストーブ、ホットカーペット、こたつ、床暖房(電気・ガス)、カーボンヒーター、ハロゲンヒーター、オイルヒーター、セラミックファンヒーター、パネルヒーター、暖炉など本当に多くの種類があります。

対流式と輻射式の暖房器具の違い

まずは、何を基準に比較して暖房器具を決めたらいいのかを決める為に、あらゆる角度から暖房器具について検証したいと思います。まずは暖房器具を大きく二つに分けると、対流式と輻射式があります。対流式とは空気を暖めて循環させる方式の暖房器具です。もう一方の輻射式とは暖房器具から赤外線などを出し、当たった個所が暖かくなる方式の暖房器具です。

つまり、対流式は空間全体を暖めることが出来ますが、輻射式はピンポイントでしか暖められません。複数の人が同じ部屋で過ごしているならば部屋全体を暖めたいわけですから、対流式が適しており、一人で過ごしている部屋であれば自分がいる場所だけ暖めればいいので輻射式が適しているという具合です。

具体的な暖房器具で説明するならば、ハロゲンストーブは空気を暖めるのではなく、赤外線をストーブが向いている個所に当てて、熱を伝えるので部屋全体を暖めることはには不向きな暖房器具です。逆に石油ストーブは部屋全体を暖められますが、一人だけしかいない空間全体を暖めるには、少々勿体ないといった具合です。

また、輻射式でも床暖房やオイルヒーターなどは部屋全体を暖めることができますし、対流式でも電気式ファンヒーターは、部屋全体を暖めるとまではいきません。対流式と輻射式と合わせて考えたいのが、空間の全体暖房か部分暖房かという点です。

暖房器具のエネルギーによって比べる

暖房器具を動かすのに必要なエネルギーは、一般的にガス・電気・灯油です。このエネルギー源を使って得られる熱量は、一定で変わることはありません。これはエネルギー保存の法則(または熱力学第一法則とも言う)という理学において基本的な法則で、あるエネルギーを別のエネルギーに変換しても、そのエネルギーの総量が変化しないことです。

例えるなら、電気で暖房器具を使用した時に1kWhのエネルギーは860kcalであり、外から別のエネルギーが加わらない限り変化することはありません。通常どれだけ効率のいい暖房器具を使用しても、1kWhの消費電力によって得られる熱量は860kcalを超えることがないということです。これと同じように、ガスや灯油も定量のエネルギーで得られる熱量は決まっています。

ちなみにガス1㎥のエネルギーで得られる熱量は都市ガスの場合で9818kcalで、灯油1Lでは焼く8771kcalです。この法則をもとにすると各エネルギー源1円あたりの熱量を算出できます。電気1円あたりの熱量は35.8kcalで、都市ガス1円あたりの熱量は70.12kcalで、灯油1円あたりの熱量は87.71kcalです。

この計算をするにあたって、基準としたエネルギーの料金は、電気1kWhあたり25円、都市ガス1㎥あたり150円、灯油18Lあたり1800円として計算し、エネルギー交換の際のロスをゼロとして算出したものですが、暖房器具の燃費を計算する際の参考となります。

つまり、灯油を使って熱を生み出す種類の暖房器具は、1円から得られる暖かさが一番多いということです。次いで都市ガス、電気という順番となります。このことから、灯油と都市ガスを使用した種類の暖房器具の効率の差があまりありませんが、電気によって発熱する種類の暖房器具の1円で得られる暖かさは少なく効率の悪い暖房器具と言うことになります。

エアコンの熱交換率は特殊で例外

電気式暖房器具の種類の中でもエアコンはコスパが最強

上記の結果は、エネルギー源だけから見た結果であり、暖房器具の種類による性能やシステムなどの影響は比較の条件に加えられていません。実際に、電気式暖房器具の中で唯一の例外であるのが、エアコンです。エアコンは電気エネルギーを使う種類の暖房器具ですが、自ら熱を作るシステムではなく、ヒートポンプという技術を利用して外からの熱を集めているのです。

このエアコンのヒートポンプ技術とは、エアコンの室外機と室内機の間あるパイプの中に熱を運ぶ役割をする冷媒というものが入れられています。皆さんが馴染みのあるのはエアコンのガスと表現した方が分かり易いかもしれません。つまり、このガスが冷媒ということです。冷媒は、室内機と室外機の間を循環しながら熱を運んでいます。

空気中には‐273℃以下にならない限り、熱エネルギーが沢山含まれています。エアコンのヒートポンプ技術では、この空気中の熱を室外機から吸込み圧縮します。圧縮されることで高温・高圧になり熱エネルギーを放出しやすい状態となり、高温の熱を室内機から放熱したら圧力を下げ、再び熱エネルギーを取り込む為に室外機へと循環するという仕組みです。

熱は暖かいところから冷たい所に移動する性質があるのでこの特徴も利用しています。例えば、熱いスプーンを冷たいスプーンを温かいスープの中に入れると、スプーンが温かくなりませんか?日常に起きている現象ですから、理論で考えずに熱い液体にスプーンを入れれば、そのスプーンも熱くなると体験から人は覚えています。

しかし、これは熱が温かいところから冷たいところへ移動するという特徴を持っているから、起きる現象なのです。ですから、スープとスプーンの温度が同じ温度になった時に熱移動は止まるのです。この熱の特徴を利用して熱を運ぶのがエアコンで使われている冷媒です。室外機で冷媒は熱を乗せ、パイプを通って室内機へと運び、室内へ熱だけを放出するのです。

ですからエアコンの暖房の際に電気エネルギーが使われているのは、ファンを回したり冷媒を循環させること、冷媒に集めた熱を圧縮すること、モーターを回すことであり、熱を生み出すことには電気を使っていません。エアコンの種類にもよりますが、エアコン本体にそのエアコンのスペックが表記されているので、一度自分の家のエアコンでも見てみてください。

暖房標準能力が5.0kWで、暖房標準電力が950Wと表記されているエアコンがあります。これは何を意味するかと言うと、950Wの電気を使用して5000Wの熱を生み出しているということなのです。前述したエネルギー保存の法則では、950Wの電気であれば1kwhにも満たないので、5000Wもの熱エネルギーを生み出すことは通常あり得ません。

しかし、先ほど説明したヒートポンプ技術を利用しているので、少ない電力で効率よく熱を集めて運ぶだけですから、このような非常に効率の良い暖房が可能ということなのです。エアコンの暖房は高いと勘違いしていた人は、これからは少しエアコンの暖房に対しての認識を変えてみてはいががでしょうか?とても省エネな暖房器具です。

暖房器具の種類によって得意なことで比較する

では次は暖房器具の種類ごとのメリット・デメリットを説明したいと思います。それぞれの特徴を理解して比較し、自分のライフスタイルに合っているのはどれかを見つけてください。

エアコンのメリット・デメリット

エアコンのメリットは、空間全体を暖めることができ、電気を使っているので空気が汚れません。また先ほども説明した通り、ヒートポンプ技術により少ない電力で部屋を暖めることが出来ますので大変コスパのいい暖房器具です。また、火を使わないので赤ちゃんやお年寄り、ペットの火傷の心配もありません。

ほとんど高所に設置されているため、場所も取らないというのもメリットと言えるでしょう。次にエアコンのデメリットは、スイッチを入れてから暖かい空気が出るまでに時間がかかることと、部屋の空気が乾燥しやすいので、加湿器などとの併用が必要なことです。それからどうしても足元が寒いことでしょう。

しかし、裏を返せば、加湿器と足元を暖めるこたつやホットカーペットなどを併用することで、デメリットを無くすことが可能ということです。

電気ストーブのメリット・デメリット

電気ストーブのメリットは、部屋全体を暖めていても、手足が冷える時などは小さくても電気ストーブ一つ足元にあるだけで、身体が大変暖かく感じます。また、電源を入れると直ぐのストーブの近くが暖まります。それから直接身体を暖めてくれ、電気が動力ですから空気をよごしません。暖房していないトイレやお風呂の脱衣所など狭いところでも使用が出来ます。

電気ストーブのデメリットは、対流型の暖房器具と比較すると、直接当たったものしか暖められず部屋全体を暖めることは出来ないことでしょう。また、ストーブに触れてしまうと火傷をしてしまうことや、電力を沢山必要とするので、長時間使用の際の電気代が高額となってしまいコスパはあまり良くありません。

ごく短時間使用し、通常暖められている部屋以外のところで一時的に使うのに適していると言えるでしょう。火傷だけでなく、狭いところで使用する際には電気ストーブの近くに燃えやすいものが無いかも、注意しながら使用しなければいけません。

石油やガスストーブのメリット・デメリット

石油やガスストーブのメリットは、灯油やガスを燃やして熱を生み出すので電気代に関してはコスパが良いと言えるでしょう。また点火すると直ぐに暖かい空気が出て、冷え込んだ朝でもすぐに暖まることができます。更に、ストーブの側に行けばピンポイントで身体を暖めることもできますし、部屋全体を暖めることもできます。

他の暖房機器と比較すると、コスパも良くて空間全体もピンポイントでも暖めることのできる暖房機器ですので、大変優秀と言えるでしょう。しかし、石油やガスストーブのデメリットは、灯油やガスを燃やして暖める種類の暖房器具なので、部屋の酸素が減ったり、空気が汚れるので適宜換気が必要なことです。

また、灯油やガスを燃やすと、湿度が上がるという特徴があるため、結露が起こりやすく、直接触れると火傷をするので、注意が必要です。高所に置けないのでスペースの確保も必要となってきます。小さなお子さんの居られる家庭では、近寄れないようにガードを付ける必要があるでしょう。

また、ガスストーブは燃料の補給は必要ありませんが、石油ストーブは灯油を入れる作業が面倒なのと、灯油を購入して保管しておくスペースが必要です。寒い冬に室外に出て給油をするのが、思いのほか辛い作業でもあります。

床暖房のメリット・デメリット

床暖房のメリットは直接床から熱が伝わる為、冷える足元が常に暖かいことと、輻射熱により部屋全体をじんわりと暖めてくれることです。また、ヒートポンプ技術を使用している床暖房であれば、電気代も少なく抑えることができます。対流式と違ってじわっと暖めてくれるので、比較的に自然な暖かさを感じることができます。

床暖房のデメリットは、スイッチを入れてから暖かくなるまでに、少々時間が必要なことと、通常の電気式の床暖房であれば、電気代が高くなるところです。ランニングコストを考えるとヒートポンプ技術を利用した床暖房の方がおすすめと言えるでしょう。また故障の際の修理費用が思いのほか必要となる場合があります。

電気カーペットのメリット・デメリット

電気カーペットのメリットは床暖房と同じ様に、冷える足元から暖めてくれるので、直接足腰を暖めることができますし、床暖房と比較すると特別な工事をせずに、床に敷くだけというのも大きなメリットと言えるでしょう。また、部屋の広さや用途、人数に合わせて様々なサイズがあるのも選択肢が多くてどんな部屋でも使うことが可能です。

また、大きいホットカーペットであっても切り替えによって、暖める個所を絞ることもできるので、電気代を節約しやすいこともメリットでしょう。デメリットとしては、部屋全体を暖めることが出来ない事ですが、寒さの厳しい日にはエアコンなど部屋全体を暖めることができる種類の暖房器具と併用することで暖かく過ごすことが可能です。

それから、長時間ホットカーペットに触れていると、低温火傷の恐れがあるので、ホットカーペットの上で寝ることは出来ません。しかし、ホットカーペットは、ひざ掛けなどを使ったり、切り替え機能や温度調節をすることなど、工夫次第で比較的小さな熱量で暖まることができるのでコスパのいい暖房器具と言えるでしょう。

こたつのメリット・デメリット

沢山の種類がある暖房器具の中で、ストーブと並んで日本人に馴染み深いこたつですが、一つのこたつに家族が向き合って囲み、足を入れるとぽかぽかと暖かく、家族を一つにしてくれる暖房器具と言えるでしょう。このように暖房としてのメリットだけでなく、家族だけでなく人と人の心の距離を縮めてくれるこたつは、他の暖房器具と違った魅力もあります。

しかし、こたつでもデメリットはあり、部屋全体を暖めることができないことから、こたつ布団から出ている個所は大変寒く、手も冷たくなります。部屋全体を暖める暖房器具と併用して使うとをおすすめします。一人でこたつに入る時には、寝転んで首までこたつ布団をかけて暖たたまった経験は、誰にでもあるのではないでしょうか?

それから、こたつは部屋のスペースを狭くしてしまうほど、場所が必要ということがデメリットと言えるでしょう。また掃除の際にはこたつ布団を一度よけるという作業が必要となりますし、液体のものをこぼしてしまうと、こたつ布団のクリーニングが必要となったりします。電力としてのコスパは悪くないのですが、清潔さを保つのが大変かと思います。

種類ごとの暖房器具の電気代・燃料費

では、具体的にどの暖房器具がどれくらいの電気代やガス代、灯油代が必要なのか比較してみましょう。エネルギー源だけで見るコスパは、暖房器具を選ぶ際の一つの比較材料となるでしょう。

エアコン暖房(8~10畳用)の電気代は一時間あたり2.8円~53.5円です。電気ストーブの1時間あたりの電気代は、ハロゲンヒーターが8.91円~27円、カーボンヒーターが12円~24.3円です。電気カーペットの1時間あたりの電気代は、6.2円~8.5円です。こたつの1時間あたりの電気代は、2.2円~4.6円です。ガスファンヒーターの1時間あたりのガス代は約13円~26円です。

また石油ストーブの1時間あたりの灯油代は、価格の変動が激しいので一概に言うことはできませんが、18リットル1500円前後の時であれば、約18円前後となります。これにファンをまわす電気代などを考えるとおおよそ25円くらいでしょう。それからセラミックファンヒーターの1時間あたりの電気代は13.5円~27円です。

またオイルヒーター(8~10畳用)の1時間あたりの電気代は13.5円~32.4円です。パネルヒーターの1時間あたりの電気代は、10.8円~27円です。電気ブランケットや電気ひざ掛けの1時間あたりの電気代は、1.4円です。良く使われていそうな暖房器具の1時間あたりの電気代を紹介してみましたが、電気代だけを見るのではなくどの範囲を暖められるのかも重要です。

暖房器具の種類の特徴を比較して選ぼう

それぞれの種類の暖房器具によって、暖められる場所、エネルギーの量、電気代や灯油代、ガス代がどれだけ必要かなどや、メリットとデメリットも紹介しました。ライフスタイルや家族の人数、部屋の広さや部屋数など家庭によって条件が違いますので、自分に合った暖房器具をいくつか組み合わせることで上手に、暖かく過ごすことが可能です。

これらの情報を頭に入れつつ、暖房器具を比較してみたいと思います。具体的に種類別に暖房器具を紹介しますので、初期投資に比重を置きランニングコストを抑えるのか、少しでも初期投資を減らし日々、光熱費を節約しながら冬を過ごすのか、それぞれの暖房器具の価格とパフォーマンスを比較して、コスパのいい暖房器具を選ぶといいでしょう。

あらゆる情報から比較した結論として、部屋全体を暖めることのできる対流型のものではエアコンが一番コスパが良いと思われます。また、エアコンは夏の時期には冷房として使うので、ほとんどの家庭でエアコンを既に持っておられます。わざわざメインの暖房器具を他に買い足すことこそ、コスパが悪く置き場所や使わない時の収納スペースも必要となります。

どうしても石油ストーブの暖かさの種類が好きであるとか、朝スイッチを入れてすぐに暖まるガスストーブが手放せないなど、人それぞれ好みがあると思いますので、あくまでも参考として読んでください。では、エアコンはどんな種類のものがあるのか、メーカーごとに2018年の最新版のエアコンを紹介します。

今年おすすめの暖房器具・エアコンメーカー:三菱

おすすめの暖房器具エアコン:ズバ暖霧ケ峰

三菱のエアコンは霧ケ峰シリーズが有名ですが、2018年の最新モデルだけで7種類発売されています。三菱の霧ケ峰シリーズの特徴は、温度感知機能とスマホとの連動機能です。数ある霧ケ峰シリーズの中でも暖房機能が充実しておすすめなのが、寒冷地仕様ズバ暖霧ケ峰です。このエアコンは外気温がマイナス25℃であっても運転が可能で最高60℃の温風が出ます。

14畳~23畳まで対応して暖房能力を強化したモデルで大型のリビングにおすすめのできるFDシリーズや、暖房能力も優れており付加機能も充実したリビングにおすすめのZDシリーズ、暖房機能は勿論、コンパクトにした子供部屋や寝室におすすめのXDシリーズがあります。

また、三菱のエアコンの優れた機能は、温度感知機能で、ムーブアイmirAIが搭載されている機種では、AIが住宅の外気温や日射熱の変化、熱源の影響などから暖まりやすさを分析し、快適な室内空間を作ってくれます。また、別売りの無線LANアダプターを使えば、スマホアプリで外出先でもリモコン操作ができ、使い過ぎのメールなども届きます。

自分でエアコンの温度や風量の調節をするよりも、エアコンの自動運転の方が電気代も抑えられるので、このように細かく情報をキャッチして自動運転してくれるエアコンは長期的にみるとコスパのいいエアコンと言えるでしょう。このムーブアイmirAIを世界で初めて搭載した機種は、FZシリーズとZシリーズです。

FZシリーズには更に、世界初で採用されたアクティブスイッチコンプレッサーが搭載されており、2種類のDCモーター結線を自動で切り替えるインバーター回路により、起動時のハイパワー運転も、温度が安定した後の運転でも高効率運転を実現しており、大変おすすめのエアコンです。

今年おすすめの暖房器具・エアコンメーカー:ダイキン

おすすめの暖房器具エアコン:うるさら7

ダイキンの2018年版でおすすめのエアコンは、うるさら7です。乾燥がデメリットであるエアコンにダイキン独自の技術で、エアコンが自動で部屋を加湿してくれる機能が搭載されています。この技術は、外気中にある水分をエアコンが取り込み、部屋にうるおいを届ける仕組みで、給水の必要がありません。これはダイキンだけの技術です。

冬にエアコンで暖房をすると、室温が22℃になるとおおよそ湿度は25%まで低下します。部屋の空気が乾燥すると、喉や目、鼻の粘膜などが乾燥するだけでなく、お肌も乾燥します。ダイキンのエアコンはエアコン自体が加湿してくれるので、もう一台加湿器を購入する費用も要らなくなりますし、加湿器の設置でスペースを奪われることもなくなります。

ただし、このダイキンの加湿技術は外気の湿度によって、加湿量が左右されるので外気相対湿度が20%以下では加湿運転できないことと、外気温度が‐10℃以下でも加湿運転ができません。さらに、エアコン暖房のデメリットである足元が暖まらないことも、ダイキンのうるさら7は、垂直気流によって床面に暖かさを広げることで改善されました。

この垂直気流は、壁と床に暖かい気流を這わせて運ぶことで、身体に風を感じにくく快適に暖房を行ってくれます。そして、床面の温度分布を細かく検知するセンサーで、暖める場所をコントロールし、ムラなく暖めてくれます。運転のはじめはヒートブースト制御で天井付近に熱風を送り人に強い風を当てることなく部屋全体を暖めます。

次に床温度センシングで床面までムラなく暖めます。そして設定温度に到達したら垂直気流に切り替わり、身体に風の当たらない床からの暖房で暖めてくれます。また、身体が冷え切って暖まりたい時などには、高温風モードボタンを押すと、30分間最大60℃の高温風を吹き出して暖めてくれます。さらに、寒冷地でも長時間連続暖房ができるよう性能がアップしました。

更に、新しく低温ブースト制御が搭載され、外気温がマイナス10℃でも6分ほどで温風が吹き出し、暖房の立ち上がりが早くなったそうです。

おすすめの暖房器具・エアコンメーカー:日立

おすすめの暖房器具エアコン:メガ暖白くまくん

日立からもメガ暖白くまくんという、寒冷地向けのおすすめエアコンが発売されています。北海道電力と東北電力が推薦する暖房エアコンで、室外機の凍結防止ヒーターにより、霜取り運転で流出した水が室外機底部分で凍結するのを防いでくれます。そして、熱交換器フィンに親水加工を施すことで、水が流れやすく玉にならないので、霜がつきにくくなっています。

そして室外機の熱交換器の温度と外気温を、常にみはって必要な時だけ、霜取り運転をします。XKシリーズではマイナス30℃の外気温まで、EK・HK・ZD・FDシリーズではマイナス25℃の外気温まで運転が可能です。

日立の公式サイトでは、エアコン選びのサポートしてくれるサービスもあります。日立家電品トップから商品、エアコン、目的で探すスマートセレクトと進んで行くと、エアコンの目的の項目に、省エネ性、内部の清掃、寒くならずに除湿、冷房が苦手な人がいる、風に直接あたりたくない、フィルターは自動でお掃除、洗濯物を部屋干ししたいなど細かい選択肢があります。

他にも、狭い場所に設置したい、間仕切りのある広い部屋、リビング、子供部屋、寝室などと複数の目的を選ぶことも可能です。そして部屋の広さを選んで、該当する機種を表示するボタンをクリックすると、自分に合った機種のエアコンが表示されて大変便利なサービスですし、自分のニーズに合ったエアコンを選ぶこともコスパが良いと感じる条件ですのでおすすめします。

おすすめの暖房器具・エアコンメーカー:パナソニック

おすすめの暖房器具エアコン:エオリア Eolia

パナソニックのおすすめ最新モデル、Eolia(エオリア)にも寒冷地仕様のエアコンがあります。エオリアのこだわり仕様は、暖房チャージシステムという霜取り運転に入る前に、予め部屋の温度を上げておき、霜取り中の室内温度の低下をできるだけ少なくする仕組みです。そして外気温がマイナス20℃まで下がっても、50℃の温風を吹き出すことが可能です。

さらに、外出時などに部屋の暖かさを保ちたい時に、極めて弱い暖房運転が今までは出来ませんでしたが、それが可能となり室温を約10℃で保つ、キープ暖房により部屋の温度が下がり過ぎるのを防いでくれます。また、室外機の底面に凍結防止ヒーターを搭載し、底面の形状を水がすばやく排出できるように工夫されています。

そしてエオリアシリーズは、ナノイーXにより見えない空気の汚れを綺麗にし除菌もしてくれます。また生活臭やたばこ臭などもすばやく脱臭したり、ウィルスの抑制や花粉の無力化までしてくれる、優れた空気清浄機能も搭載されています。またエアコン自体を綺麗に掃除するフィルターお掃除ロボット機能という、込み捨てまで自動排出できる独自の技術が搭載されています。

更に運転後にナノイーXを内部に充満させ、40℃以上の加熱で乾燥をさせる為にカビの成長を抑えます。また温度や湿度をチェックし、カビに適した条件が続いた時には自動で高温加熱と乾燥が行われます。その他にも、親水コーティング、除菌フィルター、防汚・防カビコーティングなど清潔に関して徹底した機能が搭載されているので、おすすめします。

おすすめの暖房器具・エアコンメーカー:コロナ

おすすめの暖房器具エアコン:Wシリーズ

コロナの2018年モデルのエアコンでおすすめなのが、暖房能力の高いWシリーズです。このエアコンは、コロナの他の機種と比較して最も暖房能力が高く、最高温度が55℃の高温風うを効率良く床面全体に送ることで、足元を35℃という暖かい温度にまでパワフルに暖めてくれます。

また暖房運転を継続させたまま、霜取り運転をするノンストップ暖房機能も搭載されていたり、暖速モードという運転開始から約2分で温風を吹き出す機能も搭載されていて大変おすすめでコスパのいいエアコンです。このWシリーズの寒冷地仕様である冬暖には、凍結防止ヒーターが室外機に搭載されており、₋25℃でも暖房運転が可能となっています。

Wシリーズは、暖房だけでなく冷房、除湿など全てのシーズンで、快適な部屋を保つことができるので、一年中活躍してくれるコスパの良さを更に実感できるエアコンの一つでしょう。

賢く暖房器具を使って快適な冬を過ごそう!

各種類ごとに暖房器具の特徴やメリット・デメリットを比較したり、電気代や燃料費の比較、更にコスパの良さなどを紹介してきましたが、自分に合う暖房器具を決めることはできたでしょうか?もし、今の段階でも悩んでいるならば今年の冬はエアコン暖房を試しに利用してみることをおすすめします。

部屋全体を暖めるメインの暖房器具をエアコンにすることで、燃料の補給も必要なく、空気も綺麗に保てます。そして、どうしても足元が寒い日などには電気ひざ掛けを併用して使うと賢く省エネしながら暖かく過ごせます。人数の多い世帯では、ホットカーペットやこたつを併用するのもいいでしょう。

実際に正しいエアコン暖房の使い方をすると、かなりコスパがいいことも実感できると思います。また、エアコンの買い替えを考えているのであれば、ほとんどの家電メーカーでは、8月から10月の間にエアコンが値下げを行う時期ですので、おすすめのエアコンがまだ残っていれば購入のチャンスかもしれません。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ