2018年07月27日公開
2024年07月26日更新
電気ケトルの掃除方法はクエン酸と重曹で簡単に!酢やレモンの効果は?
電気ケトルは必要不可欠な電化製品となった今、普段使われている電気ケトルはこまめに掃除をしていますでしょうか?普段使い慣れないクエン酸や重曹の使い方はもちろん、酢やレモンの効果はどのようなものがあるかなど、忙しくて中々掃除に時間を作れない方でも簡単に出来る掃除方法を紹介して行きます。定期的な掃除を行えば安心して電気ケトルを使う事ができますので、是非参考にしてみてください。
目次
電気ケトルの掃除方法が知りたい
電気ケトルを覘いて見ると、白い斑点のような汚れがつく事があります。これは水道水などに含まれている、ミネラルやカリウムなどが結晶化したものです。また茶色い汚れは、水道水に含まれている不純物が熱でこびり付いたものと言われています。
一人暮らしの方はもちろん、お子様がいる家庭などは特に直接口にする飲み物や食べ物に使用する家電なので、内側も外側も常に清潔にしておいた方が良さそうです。さらに汚れを放置し続けると、お湯の沸き時間にも影響が出てしまう場合もあるようです。
電気ケトルはキッチンに置かれている場合が多いので、調理などで飛び散った油汚れや調味料の飛び散り、手垢、水垢など、内側も外側も知らず知らずの内に汚れている場合がほとんどです。これらの汚れを放置すると、簡単な掃除で汚れが落ちなくなってしまうので注意が必要です。
電気ケトルが汚れる理由
ミネラルウォーターを沸した時の汚れ
電気ケトルでミネラルウォーターを沸かす際は、水道水よりもミネラルが白く結晶化しやすくなっています。よって、水道水より早く電気ケトルの内側が汚れる原因となってしまいます。これらを放っておくとポンプ詰まりなどの症状も起こってしまう為、こまめな掃除が必要になってきます。
洗剤では水垢を落としきれない
一般的に使用されている洗剤は、中性からアルカリ性で出来ている為、ミネラル分を落とし難くなっています。その為これらのミネラル分は酸性のもので落とす必要があります。酸性の物が家にない方でも、100円ショップやドラッグストアで簡単に入手出来ますので、お買い物のついでに購入されてみてはいかがでしょうか?
クエン酸を使った電気ケトルの掃除方法
近年ではクエン酸を使った掃除が大変人気となっています。家電製品はもちろん衣類や家具まで、掃除に使用できる用途があるクエン酸ですが、そもそもクエン酸とは一体何か?クエン酸の使用方法はどうすれば良いか?など、電気ケトルの掃除方法と一緒に紹介して行きます。
クエン酸とは何か?
クエン酸とは、レモンや梅干しなどに含まれている酸っぱい成分です。また、疲労回復やアンチエイジングなどにも効果のある成分として知られています。美容や健康、更には掃除などの幅広い分野で活用されているのがクエン酸です。
クエン酸を使った電気ケトルの掃除方法
それでは実際にどのように電気ケトルを掃除して行くのかを紹介して行きます。用意するものはクエン酸があれば大丈夫です。まず水を満タンに入れ、クエン酸を30〜50gを入れ沸騰させます。沸騰したら1〜2時間程度放置します。
時間が経ったら中のお湯を捨て、綺麗な水ですすぎます。この時白い汚れが落ちていない場合は、柔らかいスポンジでこすります。金属製のたわしを使用すると、容器に傷が付きカビの発生などの恐れもあるので使用しないでください。最後に再度満水にし、沸騰させてすすいだら終了です。
他にも使えるクエン酸の活用方法
粉末のクエン酸、水、空のスプレー容器を用意します。500mlの水にクエン酸を小さじ2〜2.5杯をよく溶かしスプレー容器に入れるだけで、リビングのカーテンやソファーのタバコのヤニ汚れ、お風呂場の石鹸カス、トイレの黄ばみやアンモニア臭など、様々な汚れに使う事ができます。
重曹を使った電気ケトルの掃除方法
重曹もクエン酸に並び、近年ではとても話題となっています。キッチン、浴室、トイレ、更には洗濯にも使用できると評判も高く、水に溶けやすく使い勝手が良いのも人気の理由となっているようです。そんな重曹とは一体どのようなものなのでしょう。
重曹とは何か?
重曹は化学名で炭酸水素ナトリウムと言い、弱いアルカリ性です。人体に無害な物質の為、食品添加物や衣料品として古くから利用されてきました。弱アルカリ性である為、油汚れを落とす事ができる他、生ゴミや靴などの酸性の匂いも中和し消臭する事ができます。
重曹を使った電気ケトルの掃除方法
それでは実際に重曹を使った電気ケトルの掃除方法を紹介して行きます。水100mlに対し重曹1杯程度を入れお湯を沸かします。沸騰したら1〜2時間程度放置します。その後中のお湯を捨て水ですすぎます。重曹水をつけた布巾で外側を拭けば、電気ケトルを丸ごと綺麗にする事が出来ます。
他にも使える重曹の活用方法
重曹を大さじ3〜5杯をボウルに入れ、少量の水を加えながらペースト状にして行きます。この時一気に水を入れず、少量を足しながら入れ歯磨き粉ほどの硬さにします。そうすると自家製のクレンザーができます。これを不要になった歯ブラシ等につけ、水回りを掃除すると水垢などを綺麗にする事ができます。
酢を使った電気ケトルの掃除方法
お酢の主成分は酢酸です。お酢は糖質を含む食材を原料としており、それをアルコール発酵させた後酢酸発酵をさせた液体調味料の事です。その為主成分は酢酸となっています。主原料は主に穀類、果実などを使用しています。
酢を使った電気ケトルの掃除方法
それではお酢を使った電気ケトルの掃除方法を紹介して行きます。まず電気ケトルいっぱいに、水と大さじ1杯の酢を入れます。その後沸騰させ、お湯が沸いたら数時間放置します。お湯を捨て水ですすいだら掃除の完了です。
他にも使える酢の活用方法
スプレー容器に水100mlに対してお酢を50ml入れよく振って混ぜれば、お酢のスプレーができます。この時使用するお酢は穀物酢を使用するようにしてください。このスプレーも様々なところに使用する事ができます。匂い残りが心配な方もいると思いますが、基本的には匂いは消えますので安心して使う事ができます。
レモンを使った電気ケトルの掃除方法
レモンは様々な料理などに使われるイメージがあると思いますが、掃除にも使えるのをご存知でしょうか?さらにレモンにはウイルスを除去してくれる物質を含んでいるので、様々な場所での掃除に使う事ができ、体にも環境にも良いととても人気の掃除方法となっています。
レモンを使った電気ケトルの掃除方法
この掃除で使用するのはもちろんレモンでも良いのですが、レモン果汁を使用するとコストを抑える事ができるのでオススメです。掃除方法は、電気ケトル内にレモンの絞り汁を大さじ3杯ほど入れ、水を100〜150mlほど入れます。容器の中をよく混ぜ6〜7時間放置し、水を100ml〜150ml足してお湯を沸かします。沸騰し数時間放置したら中のお湯を捨て、水ですすいだら掃除完了です。
他にも使えるレモンの活用方法
使用したレモンの皮は、他の掃除にも使えます!絞りきったレモンの皮でシンク周りをゴシゴシ磨くと水垢を落とせます。またガラス製品をレモンの皮で磨いて水洗いすると、くもりが取れピカピカにする事が出来ます。最後まで使い切れるのもレモン掃除の魅力です。
意外と汚れる電気ケトルの外側の掃除方法
外側の汚れの正体
電気ケトルの内側と同様、気づいたら外側も汚れている事があります。内側とは違い外側の主な汚れは、手垢、油の飛び散りなどが主な原因となっています。衛生面を考えても、こまめな掃除が必要となってきます。
電気ケトルの外側の掃除方法
電気ケトルの外側の掃除方法は、これまでに紹介した、クエン酸、重曹、酢、レモンなどの酸性のもので綺麗にする事が出来ます。いらなくなった布巾や歯ブラシを使用し、汚れを拭き取るだけで綺麗にする事ができるので、内側の掃除と一緒に行うことをオススメします。
電気ケトルはどの位のペースで掃除するのが良いか?
毎日内側も外側も掃除をするのは面倒という方も多いのではないでしょうか?特に内側の掃除は毎日行う必要はありません。基本的に1ヶ月に1回程度を目安に掃除をしていくのが良さそうです。外側は内側と一緒に掃除するのはもちろんですが、気付いたらこまめに拭くと頑固な汚れにならないので、使ったらサッと拭くと良さそうです。
こんな症状があったら専門業者に相談
こまめに掃除を行えば電気ケトル自体の寿命を長持ちさせる事は出来ますが、次のような症状が出た場合には専門の業者に相談してみてください。お湯が沸かせない、パッキンが変色してきた、電源が入らない、寒い場所に放置し凍ってしまったなど。製品の保証がきく場合などがありますので、不安に思ったら連絡してみましょう。
電気ケトルの掃除方法についてのまとめ
様々な掃除方法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?身近にあるもので簡単に掃除できることもあり、近年ではとても人気の掃除方法となっているものばかりです。特に口に入ってしまっても安全なものなので、お子様やお年寄りのいる家庭でも安心して掃除できるのではないでしょうか?
出典: http://gahag.net
電気ケトルは大変便利で使用頻度もとても高いので、汚れるスピードも早いのが現実です。放置しておくと汚れはこびりつき、中々落ちなくなってしまうこともあるためこまめな掃除が必要となってきます。今回紹介した掃除方法はかかる手間もコストも少ないので、少し時間が空いたら掃除してみてはいかがでしょうか。