換気扇の掃除の仕方は?簡単に汚れを落とす方法や頻度なども解説!

油でギトギトになってしまう換気扇の掃除をどうしていますか?換気扇の汚れを落とすには手間暇がかかるから業者に頼むという方もいます。業者に頼むとなるとそんなに頻繁に行うことができません。でも、自分で簡単に換気扇の汚れを落とす方法があります!そうすれば常に綺麗な換気扇で料理をすることができます。そもそも換気扇の汚れはなぜつくのか、簡単に汚れを落とす方法があるのか、換気扇を掃除する頻度はどれくらいでするべきなのか。そんな疑問にお答えします!また、汚れを防止する方法も紹介します!

換気扇の掃除の仕方は?簡単に汚れを落とす方法や頻度なども解説!のイメージ

目次

  1. 1換気扇の掃除ってどうしてる?
  2. 2換気扇の掃除って必要?
  3. 3換気扇の汚れの原因は?
  4. 4換気扇を掃除しないとどうなるの?
  5. 5換気扇はどれくらいの頻度で掃除すべき?
  6. 6換気扇の掃除は業者にお願いすべき?
  7. 7換気扇とレンジフードの違いは?
  8. 8換気扇の掃除を週に一度簡単に
  9. 9換気扇の掃除を数カ月に一度しっかりと
  10. 10換気扇の掃除をするときの洗剤は?
  11. 11換気扇の掃除をする前に準備しよう!
  12. 12換気扇の部品の取り外し方
  13. 13換気扇のファンの掃除の方法
  14. 14換気扇のフードの掃除の方法
  15. 15換気扇の取り外せない部分の掃除の方法
  16. 16換気扇を重曹を使って掃除する方法
  17. 17換気扇をセスキ炭酸ソーダを使って掃除する方法
  18. 18換気扇を掃除するときの注意点
  19. 19換気扇の掃除の裏技はあるの?
  20. 20換気扇を汚さない予防方法
  21. 21換気扇を掃除して美味しい料理を!

換気扇の掃除ってどうしてる?

油でギトギトになった換気扇って出来たら掃除したくないものの一つです。でも、そのまま放置しておくのも嫌なものでもあります。業者に頼むとお金がかかってしまうし、自分でやるのは面倒で大変と感じておられる方が多くいます。でも、換気扇の掃除は自分で簡単に行うことができます!どのように行えるのか、頻度はどれくらいで行ったらよいか、汚さない予防法も一緒に紹介します。でも、そもそも本当に掃除は必要でしょうか?

換気扇の掃除って必要?

換気扇はそもそも家の中の空気を入れ替えているだけのものです。もしそれだけで汚れがつかないのであれば換気扇の掃除は必要ありません。でも、実際の換気扇は油汚れでギトギトになってしまいます。そうなると絶対に換気扇の掃除は必要です。掃除をしないと健康被害にもつながってしまうことがあります。仮に料理をせず、換気扇が汚れないような生活を送っていたとしても年に一度ぐらいは掃除をしたほうが良いでしょう。

では、そもそも換気扇はなぜ汚れてしまうのでしょうか?換気扇の汚れの原因がわかればその掃除の仕方もわかるはずです。換気扇の掃除の方法を紹介する前に、まずは換気扇の汚れの原因について解説します。

換気扇の汚れの原因は?

換気扇の汚れの原因は油汚れとホコリです。キッチンにある換気扇は主に料理の時に使います。そうすると、調理中に熱せられた食材から食材の成分や油分が蒸気となります。そして、換気扇はそれを外へと出して家の中と外の空気を入れ替えてくれます。その蒸気を外に出すときに蒸気が冷やされてしまい、一部が液体となって換気扇に付着してしまい汚れとなります。

一日に何回か換気扇を付けることによってそのたびに油汚れは蓄積されていってしまいます。そして、空気中には絶えずホコリが存在します。それも一緒に換気扇を通っていきます。その時に油汚れと一緒になり換気扇へと付着してさらに換気扇を汚してしまうことになります。このように換気扇は掃除をしないとどんどん汚れていってしまいます。では、換気扇を掃除しないと害になるのでしょうか?汚れていても問題ないのでしょうか?

換気扇を掃除しないとどうなるの?

換気扇を掃除しないと汚れていくのはわかっていても、換気扇を掃除しなくても生きていけます。そんな風に考える方もいます。でも、換気扇を掃除しないといろいろと害になることを知っていましたか?健康や金銭的にも大きく影響を及ぼすのが換気扇の掃除です。換気扇を掃除しないとどうなってしまうのでしょうか?

換気扇を掃除しないと食中毒の原因に?

換気扇を掃除しないで放置しておくと、換気扇から液体が落ちてきてしまうことがあります。それは換気扇の油汚れが調理中の蒸気によって液状化して垂れてきてしまうのです。それはもちろん油汚れとホコリの塊であり、雑菌やカビ菌が中にはびこっています。それがもしフライパンや鍋の中に入ってしまったらと思うと考えるだけでもゾッとします。

雑菌やカビ菌の入った液体が調理中の料理の上に落ちてきてそれを食べてしまった場合、食中毒の原因ともなりえます。そう考えると換気扇の掃除を放置してしまうと健康被害へとつながることがわかります。ぜひ換気扇を掃除して健康的な毎日を送りましょう。

換気扇を掃除しないと故障の原因に?

油汚れが酸性であることを知っていましたか?酸性であるということは金属を溶かすかもしれないということです。そうなると長年汚れを放置した換気扇はその内部のファンやネジなどの金属が溶かされてしまうかもしれないということでもあります。そうなるともちろん故障につながってしまいます。少しの手間を惜しんで換気扇が壊れてしまったら痛い出費になってしまいます

換気扇を掃除しないと喚起力が弱くなる原因に?

換気扇を掃除しないでいるともちろん汚れは換気扇に付着しっぱなしで、どんどん蓄積されていきます。そうなるとその汚れまみれになってしまっては外との換気がなかなか上手に行えなくなってしまいます。十分に家の中が換気されないと家の中に匂いがこもります。ひどい時にはキッチンだけではなくダイニングやリビングなどの布製品にも匂いが付着する原因ともなってしまいかねません。

換気扇を掃除しないと電気代が高くなる原因に?

換気扇を掃除しないで放置すると換気扇のファンに汚れがどんどん付着、蓄積されていきます。そうなると換気扇のファンがどんどん重くなります。そして、重くなったファンを回すためにはさらにエネルギーが必要になってしまいます。そうなるとそのエネルギーは電力によって作りだされているので、電気代が高くなってしまいます。換気扇の掃除をしないと経済的にも痛手となってしまいます。

換気扇はどれくらいの頻度で掃除すべき?

換気扇は油汚れが付着して蓄積されてしまう前に掃除してしまうととても楽です。なかなか難しいかもしれませんが、できれば毎日、最低でも週に一度で水拭きを行うという簡単な方法で油汚れの付着を防ぐことができます。料理をした後などに、キッチンの周りを拭いたりすると思いますが、その時に一緒に換気扇も簡単に拭いてしまいましょう。わざわざ拭くのは大変ですが、ついでに上にも目を向けて拭くとあまり手間ではありません。

でも、週に一度や毎日の頻度でやるときにはわざわざ分解してまでは行うことが難しいです。なので、週に一度や毎日の頻度でやるときにはレンジフードの周りや分解しないで簡単に水拭きできるところだけ拭くという方法で十分です。そして、頻度としてはできれば年に4回、最低でも3~6カ月に一度は分解して徹底的に掃除する方法で掃除すると良いでしょう。そうすると普段掃除のできないところを掃除することができます。

なかなか頻度良く定期的に掃除ができないという方でも、最低でも夏に一度は分解して徹底的に掃除しましょう。冬の大掃除の時に換気扇を掃除する方も多いですが、油汚れは気温が高いほうが落ちやすいので、換気扇の掃除だけは夏に終わらせておいたほうが楽でしょう。

換気扇の掃除は業者にお願いすべき?

換気扇の掃除は自分でもある程度は行うことが可能です。そうすれば、業者に依頼する分の料金がお得になります。ですが、何年も掃除していなかったりして油汚れがこびりついてしまっているときなどは、自分で部品を分解すること自体が困難になっている場合もあります。そのような時には業者に依頼して一度しっかりと綺麗にしてもらったほうが良いでしょう。そして、自分で週に一度や年に4回など頻度を決めて掃除していきましょう。

でも、自分でしっかりと毎週掃除して、分解掃除も頻度良く行っていたとしても年に一度は業者に頼むと自分たちでは手の届かないところの掃除を行ってくれます。換気扇、特にレンジフードのタイプでは、素人ではなかなか取り外しにくい部分もあります。また、レンジフード本体の内部などはなかなか素人では行うことが難しい部分ですので、年に一度か数年に一度の頻度で業者に頼むのが良いでしょう。

換気扇とレンジフードの違いは?

大きく換気扇と言ってもキッチンには二つのタイプの換気扇があります。よくレンジフードと呼ばれる換気設備はシロッコファンタイプで換気扇と呼ばれるのはプロペラファンタイプになります。大きな違いは空気を循環させるファンの形状と空気を排出するダクトを通すか直接排出するかの二つがあります。

レンジフードタイプの換気設備は見た目にスタイリッシュで最近の住宅にはこちらのタイプの換気設備が使われていることが多いです。プロペラファンタイプの換気扇に比べて電気代も安く、設置場所を選ばないのも選ばれている利点です。でも、レンジフードタイプはファンの羽が多く、部品が多いため汚れが付きやすく、掃除が大変というデメリットもあります。

プロペラファンタイプの換気設備は取り付けが簡単で、直接屋外に排気できるので排気量も大きく簡単に掃除ができるのがメリットです。でも、風が強いと排気量が減ってしまったり、屋外に直接排気している分、外部の音が聞こえたり、外気が家に入ってきたりしてしまうというデメリットもあります。

換気扇の掃除を週に一度簡単に

換気扇に汚れを貯めない一番の方法はこまめに掃除をすることです。でも、毎日するのも大変なので週末などのちょっと時間が空いた時に簡単に雑巾で水拭きをしてください。フィルターやプロペラ、ファンを簡単に拭くだけで汚れの蓄積をだいぶ防ぐことができます。取りづらい汚れがあった時だけ台所用の中性洗剤を付けてこすりましょう。それだけで一週間以内についた汚れはだいたいが落ちます。

汚れは時間が経つと掃除するのが大変になってしまいますが、着いたすぐ後なら比較的簡単に掃除して汚れを落とすことができます。なので、ほとんどは週一回の頻度の掃除で落とすことができますが、揚げ物など油を多く使った料理をした時にはできるだけその日のうちに拭き取っておくと後が楽になります。換気扇掃除のコツは気づいたときにこまめにサッと拭くことです。

換気扇の掃除を数カ月に一度しっかりと

換気扇を週に一度の頻度できちんと行っていたとしても、取りきることのできなかった汚れは蓄積されていってしまいます。なので、数カ月に一度の頻度で徹底的に換気扇を掃除すると良いでしょう。その時にはファンなどの部品も取り外して行ってください。そうすると週に一度ではふき取ることのできなかった部分もしっかりと掃除することができます。それによってずっと綺麗な換気扇を保つことができます。

換気扇の掃除をさぼってしまって、換気扇全体が油汚れで触るのも嫌なほどに汚れがついてしまった換気扇もぜひこれから紹介する掃除の方法を試してみてください。道具とコツを心得れば誰でも簡単に行うことができるので一度チャレンシしてみてください。

換気扇の掃除をするときの洗剤は?

換気扇を掃除しようと思ってドラッグストアやスーパーなどに洗剤を買いに行くと多種多様にいろいろな洗剤が置いてあります。酸性洗剤、中性洗剤、アルカリ性洗剤、家庭用、業務用とあり、どれを買ったらよいか悩みます。では、換気扇の掃除をするのに向いている洗剤はどんな洗剤なのか解説していきます。

油汚れには「アルカリ性洗剤」

油汚れの主成分は「脂肪酸」です。この脂肪酸は強めのアルカリによって分解されます。なので、固まった油汚れがついてしまっている換気扇の掃除には「アルカリ性洗剤」が適しているのです。でも、アルカリはアルミを溶かすほど強力でもあります。なので、素材への負担も大きくなるので、目立たない部分で試してから使うことをお勧めします。また、軽い汚れに対しては中性洗剤を使っても汚れを落とすことができます。

家庭用洗剤と業務用洗剤の違いは?

どんな洗剤を買えばいいのか「家庭用洗剤」か「業務用洗剤」どちらが良いかという部分も迷うことでしょう。この二つの違いははっきり言えば濃さ、濃度の違いです。家庭用洗剤は薄めずにそのまま使われることを想定していて弱アルカリ性のものが多いです。肌に触れてもただれることはないようになっていますが、使用するときには必ずゴム手袋をして使用しましょう。

業務用洗剤はプロの方が使うが薄めて使うことを想定して作られている原液です。なので、肌に触れたり、目に入ったりすると危険です。洗浄力は強くなりますが、危険ですので、もし使うときにはゴム手袋、マスク、ゴーグルの完全防備で換気をしながら必ず使用してください。どの洗剤を使うにしても、必ず使用上の注意をよく確認してから安全に作業するようにしてください。

洗剤を使わず環境にやさしく

洗剤を使わずに環境にも体にもやさしく掃除したい方には「重曹」か「セスキ炭酸ソーダ」をお勧めします。どちらもアルカリ性のため油汚れを掃除するときに使えます。セスキ炭酸ソーダは重曹よりもpHの値が高いのでしつこい油汚れにも使用することができます。どちらも安全で、肌の弱い方以外は手袋なしでも大丈夫です。また、安価で手に入るのも主婦にとってはうれしいポイントです。

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換気扇の掃除をする前に準備しよう!

換気扇の掃除をするためにまずは道具をそろえましょう。道具をそろえるといっても身近にあるもので大丈夫です。また、換気扇の掃除では、ほかにもけがを防ぐために行うべき作業があります。安全に作業するためにも、しっかりと準備していきましょう

換気扇掃除の道具

換気扇を掃除するために必要な道具の一つは上で解説した洗剤です。どれか一つ用意しましょう。その他には、雑巾、割りばし、新聞紙、キッチンペーパー、食品用ラップ、ゴム手袋、マスク、大きめのごみ袋を用意すると良いでしょう。市販品の洗剤を使うときには必ずゴム手袋やマスクをして、洗剤が肌についたり口に入ったりするのを防ぐようにしてください。

換気扇の掃除を始める前に

まずは、換気扇の電源を切って、電源プラグを抜いてください。もし掃除中に誤って換気扇が動いてしまうとけがの原因となってしまいます。

そして、キッチンや床などには新聞紙を必ず敷いておいてください。そうしないと、掃除をしているときに油汚れが下に垂れてキッチンや床を汚してしまって、再度掃除をしなければいけないという手間が発生してしまいます。新聞紙を敷くことによってこの面倒な手間を必ず省きましょう。

準備の最後に、安全な足場の確保を必ずしてください。足場が不安定であったり、弱いものを足場にしていると転倒してしまいけがの原因になってしまいます。必ず安全な足場で、安全に作業を行うようにしましょう。

換気扇の部品の取り外し方

換気扇の掃除をする準備が整ったら部品を外していきましょう。換気扇は素人でも簡単に取り外してはめることができます。簡単にやり方を説明しますが、メーカーなどによってもやり方は変わるので、取り扱い説明書を確認して作業を行ってください。また、無理に力を入れて行おうとすると部品が壊れることにもなりかねますので、無理な力は入れないように気を付けてください。

換気扇タイプ

換気扇のタイプの取り外し方は簡単です。まずカバーがついていたらカバーを外しましょう。それからプロペラを外します。プロペラのフタになっている部分に回す方向が書いてありますので、それに従って回して外していきます。取り外したときにネジなどがあればなくしてしまわないように容器に入れて一か所にまとめておきましょう。

レンジフードタイプ

まずはレンジフードやフィルターを外していきます。ドライバーが必要なものもあります。説明書があれば必ず説明書を見ながら進めていくようにしてください。また、油汚れが固まってしまっているとなかなかネジが回りません。その時にはキチンペーパーに洗剤を染み込ませてネジの部分に置き、5~10程放置してみてください。それでも無理なら、もう一度行うか、ドライヤーで油を溶かしてみましょう。

換気扇のファンの掃除の方法

可能であればシンクや浴室などの水が流れても良い場所にごみ袋を入れます。それが難しい場合には大きいごみ箱や衣装ケースにごみ袋を付けて行うこともできます。そこに外したファンを入れます。そして40度前後のお湯と洗剤をファンがつかるぐらいまで入れます。洗剤の量は説明書を確認すると負いですが、だいたい30回ほどスプレーすると良いでしょう。

頻度良くこまめに掃除している場合は30分程度で汚れが浮いてきますが、汚れがひどい時には2時間かそれ以上放置しておくと良いでしょう。放置してもまだ油汚れが固いと感じたら、さらに放置して油汚れが緩むのを待つと良いです。

放置して油汚れが緩んだところで、ごみ袋から取り出してスポンジで洗っていきます。アルカリ性の洗剤を使用しているので力をあまり使わなくても汚れは落ちます。細かい部分は歯ブラシを使って丁寧に落としていきましょう。

綺麗に油汚れが落ちたら、しっかりと汚れと洗剤を洗い流して、十分に乾かしてください。しっかり乾かさないとカビの原因になるので、注意が必要です。しっかりと乾いたら、あとは取り付けて掃除終了です。

換気扇のフードの掃除の方法

換気扇のフードの部分は大きくて大変な部分です。でも、基本的にはファンと同じように付けおきして油汚れを緩まして洗っていく方法が簡単で綺麗に汚れが落ちます。ただ、その時には電気の部分は必ず取り外してください。故障の原因になってしまいます。

ただ、取り外すのが難しいフードであったり、取り外せてもそれを付け置きできる容器がなかったりする場合もあります。その時にはキッチンペーパーに洗剤を浸してそれを汚れの上に置きます。その上から食品用のラップを巻き付けて洗剤と汚れを密着させてみてください。アルカリ性の洗剤のおかげで汚れが浮き上がって綺麗に汚れが落ちるはずです。

換気扇の取り外せない部分の掃除の方法

レンジフードの本体部分、シロッコファンのケース内部は取り外すことができません。業者の方は固まった汚れをヘラなどでこそぎ落としますが、素人がやると傷をつけてしまいかねません。なので、素人は洗剤をスプレーして放置してからぼろ布などでふき取りましょう。また、キッチンペーパーに洗剤を浸して、汚れ部分にそれを張り、その上からラップをして放置してからふき取りましょう。これで綺麗になるはずです。

長年の換気扇の内部までは掃除せずに油汚れが蓄積してしまっている場合には、素人では行うことが難しいので、一度業者を呼んで徹底的に掃除してもらってください。無理に行うと換気扇が故障してしまったり、傷をつけてしまう原因になります。そして、そのあと定期的に頻度良く掃除を行っていけば、業者を呼ばずに自力で簡単に綺麗にできるようになります。

換気扇を重曹を使って掃除する方法

キッチンは食事を作る場所だからできるだけ洗剤を使いたくないという方もいます。そのような方は食用としも使われることのある重曹を使用してみましょう。重曹も弱アルカリ性なので油汚れに対して効き目を期待できます。ただ、掃除に使うときには「工業用」の重曹を選びましょう。また掃除に使うときには必ずゴム手袋を着用して手荒を防ぐと良いです。また、重曹には研磨剤効果があるので使う素材にも気を付けてください。

換気扇カバーの掃除の方法

換気扇カバーには重曹水を使います。重曹水は水200ccに対して小さじ2~3敗の重曹を入れます。キッチンペーパーをこれに浸して油汚れのひどい部分に張ります。そして、5~10ほど放置してキッチンペーパーを外して水拭きをします。そうすると汚れがスムーズに落ちます。再簿に乾拭きして完全に水分をふき取るのも忘れずに行ってください。重曹水をスプレーして放置してから落とすという方法もあります。

換気扇フィルターの掃除の方法

フィルターを新聞紙の上に置いてフィルター全体に粉末重曹を振りかけます。フィルターの表面が見えないぐらいに振りかけたら2時間ほど放置します。その時に全体に重曹が吸着しているか時々確認してください。吸着していない部分があればそこに重曹を再度振りかけます。その後歯ブラシでこすると簡単に落ちます。落ちないときにはまた重曹を振りかけて行ってください。後はぬるま湯で綺麗に洗い流して完了です。

換気扇ファンの掃除の方法

取り外したファンに粉末の重曹を振りかけて1時間ほど放置します。その後ファンがすっぽり入る鍋に水と重曹1/2~1カップの重曹水で30以上付け置きします。可能であれば煮洗いしてください。それができなければ、付けおき新井だけでも十分です。あとは油が浮いてきたら、スポンジと歯ブラシを使って油を落としていけば綺麗になります。最後にぬるま湯で汚れを洗い落としましょう。

換気扇をセスキ炭酸ソーダを使って掃除する方法

セスキ炭酸ソーダは重曹よりも水に溶けやすく掃除に使いやすいです。また、重曹よりもアルカリ性が強く油汚れに強いです。また、重曹と同じで環境にも手にも優しいので、洗剤を使うことによる健康被害を気にしていいるものの、重曹ではなかなか油汚れが落ちにくいと感じている方は、ぜひセスキ炭酸ソーダを使って掃除してみてください。

取り外せる部分の掃除の方法

換気扇の取り外せる部分はすべて付けおき洗いをしてしまいましょう。バケツなどにごみ袋を張って、そこに水10ℓに対してセスキ炭酸ソーダ60グラムを溶かします。この時水の温度は60度ぐらいにしましょう。そこに取り外した部品を全部入れて1時間ほど放置します。そうすると油が浮いてきて液体が汚れます。しつこい汚れはさらに付け置きます。あとはスポンジや歯ブラシで汚れを落としぬるま湯で洗い流せば、綺麗になっています。

取り外せない部分の掃除の方法

取り外せない部分の掃除は水500mlに対してセスキ炭酸ソーダを5g溶かしてスプレー式ボトルに入れます。それを油汚れのひどいところに吹きかけて5~10ほど放置します。その後キッチンペーパーで拭き取っていくと綺麗に油汚れを拭き取れます。それでも、なかなか落ちない汚れがあったときには、キッチンペーパーにセスキ炭酸ソーダを溶かした水に浸してそれを汚れの部分に張り、ラップして放置してから拭き取っていきましょう。

換気扇を掃除するときの注意点

換気扇の掃除は素人でも頑張って行えば綺麗にできます。ですが、いくつか注意点があります。それを怠ってしまうと、けがや故障の原因になってしまうこともあるので、注意が必要です。

まずは、換気扇といっても電気を通して使うものです。なので、電気パーツには細心の注意を払ってください。電気パーツを水につけてしまったり、水を吹きかけてしまうと故障してしまいます。もし、完全に外すことができたら、外して行うと安全に作業がしやすくなります。

また、洗剤を長時間使うことにもなります。洗剤であっても重曹などの比較的体に良いものを使うにしても必ずゴム手袋を付けて行うようにしましょう。手荒れの原因になります。また、有害物質を吸い込まないようにマスクも忘れずに着用して健康に気を使いながら掃除しましょう。

パーツによって使ってよい洗剤が変わってきます。研磨剤が含まれているもので磨いてしまうと塗料が剥げてしまったり、傷をつけてしまう原因になります。洗剤を使う際には必ず説明書を確認して換気扇を傷つけないように掃除しましょう。また目立たない部分で試してみて換気扇を傷めないかも事前に確認するとさらに良いと思います。

最後に、部品を取り外したり、付けたりするために台の上に上るなどして作業しなければいけません。転倒してけがをしてしまうことのないように、足場の確保には細心の注意を払って安全に作業を行ってください。

換気扇の掃除の裏技はあるの?

換気扇の掃除は意外にも自分たちで簡単に行うことができます。ですが、やはり洗剤を使ったり、付けおき洗いするのは面倒と感じる方もいます。また、レンジフードタイプのファンを付けておくような大きな容器がないから大変という方もいます。では、換気扇の掃除をもっと簡単に行う裏技はあるのでしょうか?

ドライヤーで簡単に掃除しよう!

換気扇の汚れが何年も蓄積されている場合には難しいですが、半年に一度ぐらいの頻度で行っている方の場合はドライヤーで油汚れを浮かして乾いたタオルで拭き取るだけという方法もあります。換気扇の汚れは油汚れなので、熱で溶かすことが可能です。ドライヤーで油汚れを溶かして乾いたタオルでふき取ると意外と綺麗に落ちます。この時濡れたタオルでふき取っても落ちないので必ず乾いたタオルで行ってください。

灯油で油汚れが落ちる?

扱いには細心の注意が必要ですが、ぼろ布に灯油を染み込ませて拭くだけでも簡単に油汚れは落ちます。ただし、使うのは灯油であることを忘れずに、ゴム手袋とマスクをしっかりと装着し、引火したりする危険の内容に注意して行ってください。また、使った灯油の処分の仕方にも注意が必要です。

換気扇を汚さない予防方法

毎日使う換気扇ですが、せっかく綺麗に掃除したのだから、できるだけ綺麗に使って大掃除までの頻度を長くしたいものです。でも、調理をしたら換気扇を使わないわけにはいきません。そして換気扇を使うと換気扇が汚れてしまいます。では、そもそも換気扇の汚れを防ぐ方法はあるのでしょうか?

フィルターを使ってみよう!

換気扇に汚れを防ぐために「フィルター」や「フィルターカバー」を使いましょう。フィルターを使うだけで、換気扇本体への油汚れの付着を防ぐことができます。ただ、一度付けたらずっと放置ではあまり効果はありません。フィルターが黄色く汚れてきたのを目安に必ずコマメに取り換えるようにしてください。フィルターは100均で売っているものもあるので、ご家庭にあったフィルターを探してみてください。

ワックスを塗って汚れを付着させない!

換気扇の掃除が終わったら綺麗なうちにワックスを塗布しておきましょう。そうするとそのワックスの上に油汚れが付着する形になり次回の掃除のときに簡単に汚れが落ちるようになります。この場合のワックスはどのようなものでも大丈夫です。自動車用、靴磨き用のワックスでも大丈夫です。人によっては木工用ボンドを使ったという方もいるみたいです。

換気扇は調理10分前から付ける

換気扇を調理するときに一緒につけるのではなく10分前から付けるだけでも換気扇の汚れ方が変わってきます。あらかじめ風の流れを作ることによって油が飛散せずに換気扇に吸い込まれて、その風によって帰化した油も外へと出て行ってくれます。これだけで換気扇が汚れるのを防ぐことができるなら、簡単です。

頻度を決めてコマメな掃除を

後は掃除の頻度です。頻度を短くすればするほど油汚れの蓄積を防ぐことができます。できれば毎日、それが無理なら週末など週に一度、最低でも月に一度の頻度で水拭きをするだけで、汚れの蓄積度合いがだいぶ違います。ぜひ負担にならない程度の頻度でコマメに掃除するよう心がけてみてください。

換気扇を掃除して美味しい料理を!

油でギトギトしてなかなか掃除をするのにハードルが高い換気扇の掃除ですが、そのまま放置しておくと健康被害、金銭的負担などいろいろな弊害が生じてきてしまいます。それを防ぐためにも換気扇を一度徹底的に掃除してしまいましょう。そのあとは汚れないように予防していくことで換気扇を常に綺麗な状態に保つことができます。ぜひ換気扇を掃除して、綺麗なキッチン気持ちよく、健康でおいしい料理をたくさん作ってください!

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