鶏皮レシピで捨てずに美味しく!簡単にカリカリに仕上げるコツやアレンジも紹介

鶏皮が余ってしまったときはどうしていますか?捨てるのはもったいないけれど、油が多くて食べると健康に悪そうと思う人もいるでしょう。しかし、鶏皮は適量食べればコラーゲンタンパク質豊富で健康に良い食材です。そこで今回は、鶏皮を使った美味しい簡単レシピを紹介します。鶏皮をカリカリに仕上げるコツや鶏皮のアレンジレシピ、鶏皮を炒めたときに出る油である鶏油(ちーゆ)を使ったレシピを豊富に紹介しています。

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目次

  1. 1鶏皮レシピの人気は?
  2. 2鶏皮レシピの人気厳選
  3. 3鶏皮レシピのコツやアレンジ
  4. 4鶏皮レシピに挑戦しよう!

鶏皮レシピの人気は?

鶏むね肉でサラダチキンやチキンカツを作るときに余ってしまった鶏皮はどうしていますか?もったいない!と思いつつも、油が多く高カロリーだから避けてしまう人も多いようです。しかし実は鶏皮は、食べ過ぎなければ簡単に美味しく良質なタンパク質を摂取できる食材です。

なおかつ、焼き鳥屋では酒のおつまみの定番である鶏皮は欠かせません!あのカリっとしてジューシーな美味しい鶏皮お好きな方も多いのではないでしょうか?鶏皮は煮てスープや煮物にしても良し、焼いてカリカリの唐揚げにしても良しでレパートリーも豊富にあります。スーパーでの値段もお手頃で節約・簡単レシピとして重宝するでしょう。

今回は、そんな鶏皮の人気レシピを紹介します。鶏皮レシピはこってり系のイメージが強いかもしれません。でも実は、茹でたり炒めてカリカリにして油を取り除けばヘルシーに仕上げることも可能です。ここでは、人気の鶏皮レシピを丁寧にわかりやすく解説していきます。お酒に合うおつまみも多数紹介予定なので要チェックです。

Thumb鶏皮の栄養成分がすごい!健康の源になる部位の活用方法もご紹介 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

鶏皮レシピの人気厳選

鶏皮はカリっと仕上げると、まるで北京ダックにも見えて高級感がある食材です。二日酔い防止効果のあるナイアシンという成分も含まれており酒のおつまみにはピッタリ。そんな美味しい食材を捨てるのは勿体ない!けれど「どんなレシピを作ればよいの?」という方にもわかりやすく人気レシピを紹介します。参考にしてみてください。

ビールのおつまみに「鶏皮ときゅうりのピリ辛ごま和え」

ビールによく合う!美味しいおつまみ「鶏皮ときゅうりのピリ辛ごま和え」レシピを紹介します。材料は、鶏皮、ショウガ、料理酒、ポン酢、砂糖、ごま油、顆粒だし、白いりごまです。鶏皮にはアルコール分解を促進するナイアシンという成分が入っているため、おつまみにはぴったりです。

鶏皮は余分な脂を洗って取り除いておきましょう。黄色のプニプニした部分は臭みの原因になるため、洗うときに取り除いておくとおすすめです。料理酒、ポン酢、砂糖、ごま油、顆粒だし、白いりごまでたれを作っておきます。茹でた鶏皮と調味料を一緒にあえるだけで完成するのでとても簡単です。

レシピのポイント:下茹して余分な脂をカット

鶏皮の食感をよくするために、下茹でをすると美味しく出来上がります。料理酒とショウガを入れて、沸騰してきたらそのまま5分煮ます。ゆであがったら、水で冷やしてキッチンペーパーで軽く水分をふき取ります。事前に作っておいたたれに30分漬け込んで盛り付けたら完成です。ピリ辛で柔らかい食感が癖になります。

アレンジレシピ:豆腐の上にのせても美味しい

そのまま食べても美味しいですが、豆腐の付け合わせとしてアレンジすることもできます。これで、立派な1品のおかずに大変身です。茹でて余分な脂がないためヘルシーでダイエットにも最適。ポン酢が豆腐と相性ばっちりです。その他に、もやしと合わせてナムル風にもアレンジ可能です。

手羽先風でパリッと美味しい「鶏皮の甘辛タレ」

定番おつまみの甘辛手羽先は癖になる味です。でもあの手羽の骨が食べずらいと思うことはありませんか?実は、あのジューシーな味を鶏皮を使って簡単に再現することができます。鶏皮なら安くて骨なしで簡単、しかも食べやすくなります。材料は、鶏皮、片栗粉、醤油、みりん、白いりゴマです。

レシピのポイント:片栗粉をまぶすとタレがなじむ

適当な大きさに切った鶏皮に片栗粉をなじませます。こうすることで、甘辛たれが鶏皮になじみやすくなり、油でいためるとカリっと仕上がります。ただし、低カロリーを意識するなら、片栗粉は使わずに鶏皮の油をキッチンペーパーで炒めながら取り除いてカリカリに仕上げるとよいです。

レシピの裏ワザ:すき焼きのたれを使ってさらに簡単に

たれの準備が面倒だという場合には、すき焼きのたれで代用ができます。これなら、忙しい日でも簡単に調理できて美味しく仕上がります。ほかにも、焼き肉のたれを活用したり等その時のお好みで味のバリエーションも広がります。たれ自体は、作り置きしておけば1週間程度持つため常備菜としても活用できます。

七味唐辛子で人気おつまみ「スパイシー鶏皮唐揚げ」

カリカリにした鶏皮にレモン汁と七味トウガラシなどのスパイスを加えれば、スパイシーな鶏皮の唐揚げが完成します。これも、お酒のおつまみにはぴったりで食べ始めると箸が止まらなくなります。癖になる味で、人気のおつまみ鶏皮レシピです。

ヘルシーおかず「シャキシャキ水菜と鶏皮の胡麻ポン和え」

鶏皮の油身を中和してくれる葉物野菜を合わせたサラダレシピもおすすめです。おつまみでもう一品欲しいなというときには是非お試しください。材料は、鶏むね肉、水菜、しめじ、塩、すりごま、しょうゆです。鶏皮の油身を取り除くために、塩で下茹でをします。5分程度茹でます。切った水菜とそのほかの調味料と一緒にあえて出来上がりです。

アレンジレシピ:鶏皮をカリカリにしても美味しい

茹でて油を取り除く方法もありますが、もう一つ、炒めて油を出す方法もあります。炒めると自然と油が出てきます。その油をキッチンペーパーで吸い取れば、鶏皮の脂分が抜けてヘルシーでカリカリ食感に仕上がります。もし、サラダやあえ物にカリカリ食感を加えたい場合は、炒めて油を出す方法もおすすめです。

自宅でも焼き鳥!「鶏皮の焼き鳥」

材料は、鶏皮、竹串、カレー粉、塩、酒、塩コショウ、片栗粉、油です。鶏皮は食べやすい大きさにカットして串にさします。酒、塩コショウを少々振りかけます。油できつね色になるまで揚げたら出来上がります。仕上げに七味唐辛子を振りかければ、ピリ辛カリカリの鶏皮おつまみの完成です。お酒のお供に最適です。

鶏皮レシピのコツやアレンジ

さてここからは、鶏皮のレシピで気を付けておくとよいポイントを紹介します。鶏皮は、加熱前はブニブニして、噛み切りにくいというイメージがあります。実際に鶏皮をそのまま軽く炒めて食べてしまうとその食べにくさを感じるでしょう。実はこの食感は、調理方法を工夫するだけで解決します。

より鶏皮の美味しさを楽しむためのポイントと、カリカリに仕上げるコツ、そして鶏皮から出た油の活用方法を解説していきます。片栗粉を使って揚げてしまえば簡単ですが、そうするとカロリーが高くなってしまうため今回は鶏本来の美味しい部分だけを楽しむために、鶏皮をカリカリにする方法を紹介します。

食べる量に注意

さてその前に、鶏皮は炒めると小さく縮んでしまうために、つい食べ過ぎてしまう傾向があります。しかし、そうすると資質の取りすぎで体に悪影響になる場合も。本来鶏皮は美肌、健康に良いとされて豊富なたんぱく質でダイエット効果もあると言われています。加えてナイアシンにはアルコール分解を促す働きがあり二日酔い防止効果があります。

一方で、脂質が高い食品に分類されるために食べ過ぎると太る原因になります。そこで、鶏皮を調理するときには量に注意しましょう。1日の摂取目安は30ℊ程度です。ちょうど鶏むね肉1枚分から取れる鶏皮程度かそれ以下。美味しいためついつい食べてしまいますが、食べすぎには要注意です。

鶏皮特有のブヨブヨ感には塩もみが効果的

鶏皮といえば、あのブニブニした噛み切りにくい食感が苦手という人も多いです。こうなってしまう原因は、調理の時に余分な脂を取り除けていないことから起こります。あの居酒屋さんで食べた鶏皮と違う…と思ったらぜひ試してみてください。鶏皮を調理するときには、まず塩もみをして余分な脂を取り除きましょう。

レシピのコツ:皮をカリカリに仕上げるには?

では、お店で食べたようなカリっとした鶏皮にするにはどのようにすればよいでしょうか?ポイントは、フライパンで油を吸い取りながら炒めること。弱火でじっくり鶏皮を10分程度炒めます。この時にフライパンに押し付けながら焼くとさらにパリパリになります。鶏皮を軽く炒めただけでは、すぐパリパリにはなりません。

そこでおすすめなのが、魚焼きグリルやオーブントースターを使用する方法です。トースターを使えばフライパンで炒めなくても油が自然に落ちてヘルシーに仕上がります。アルミホイルに、適当に切った鶏皮を並べて塩コショウを振り5分~10分程度加熱します。こうすることで、簡単にカリカリで美味しい鶏皮が出来上がりです。

鶏皮の油も料理に使える?

鶏皮をカリカリに仕上げるには油を取り除くことがポイントだと説明しましたが、実は鶏皮を炒めたときに出た油はラーメンの汁や餃子の具に使うとコクがアップすることを知っていますか?ここでは、鶏皮から出た油も捨てるのはもったいないです。簡単に美味しく有効活用しましょう。

カリカリ鶏皮の人気アレンジレシピ

カリカリ鶏皮にすることで余分な脂がカットされてヘルシーなおつまみに大変身します。ここでは、カリカリにした鶏皮のアレンジレシピを紹介します。また、鶏皮を炒めたときに出る油を使ったレシピも併せて紹介します。

焼くだけ簡単!「鶏皮のパリパリせんべい」

まずは、居酒屋のおつまみの定番、鶏皮のパリパリせんべいレシピを紹介します。自宅で作る場合も比較的簡単に作れるレシピでビールによく合い美味しいと評判です。ポイントは、油をひかずに弱火で炒めることです。強火で炒めると焦げてしまい美味しくなくなってしまいます。材料は鶏皮だけのシンプルレシピですが、ここはじっくり炒めましょう。

コンビニでも人気沸騰中!「パリッとジューシー鶏皮餃子」

コンビニチェーンのローソンで人気沸騰中の鶏皮餃子も自宅で簡単に作れます。材料は、鶏皮、合いびき肉、キャベツ、白菜、キノコ類、鶏がらスープの素、おろしにんにく、ごま油、塩コショウです。まず鶏皮をゆでて余分な脂を取ります。スプーンでこそげ取る方法もあります。お好みで簡単な法を使い分けましょう。

あんは、残った野菜をみじん切りにして作ります。粘り気が出るまで、よく混ぜましょう。あんができたら、鶏皮で包んでフライパンで巻いた端を下側にして炒めます。大体10分程度炒めたら完成です。炒めているうちに鶏皮から大量に脂が出てくるため、跳ねてやけどしないようにこまめにふき取りましょう。

エスニックと相性抜群「鶏皮とパクチーのサラダ」

カオマンガイ等の鶏肉を使ったエスニック料理は有名ですが、実は鶏皮をエスニック風に仕上げてもまた美味しいレシピになります。ここでは、エスニック料理の代表で女子ウケ抜群のパクチーを使った鶏皮サラダレシピを紹介します。

材料は、鶏皮、パクチー、ニンニク、鷹の爪、ニンニク、ショウガ、ナンプラー、お酢、砂糖です。まず鶏皮を一口大の大きさに切ります。臭みと食感をよくするために下茹でをします。キッチンペーパーで水気をふき取ります。適当な大きさに切ったパクチーと輪切りにした鷹の爪、ニンニク、ナンプラー、お酢を鶏皮と和えます。

冷蔵庫で冷まして完成です。鶏皮の触感をカリカリにしたい場合は、炒めて油を取り除いてください。お好みで飾りネギを散らしても色どりが良く風味もよくなります。

鶏油(チーユ)の活用レシピ

鶏皮をカリカリに仕上げるために、炒めながら油を出す工程が必要です。そして、炒めたときに鶏皮から出た油はどのように処理すればよいのでしょうか?鶏肉から出た油は、鶏油(チーユ)と呼ばれ中国では昔から調味料として重宝されてきました。ここでは、このチーユを活用したレシピを紹介します。

鶏油(チーユ)入りチャーハン

いつも中華料理を作るときは、鶏がらスープを使い風味を出す人も多いでしょう。実は鶏皮から出た油を保存しておけば、万能調味料の鶏油(チーユ)を活用することができます。この鶏油(チーユ)を使うことでラーメンやチャーハンのコクがぐんとアップします。

鶏皮と鶏油(チーユ)をチャーハンに入れて、コクと食感を楽しめるレシピがあります。こうすることで、鶏の本来のうまみがチャーハンになじんで化学調味料にはない本格的な味が楽しめます。鶏皮だけで簡単に本格中華の味が楽しめるとあっては有効活用するしかありません。

鶏油(チーユ)入りラーメン

鶏皮の油(チーユ)をラーメンの汁として使うとコクが出て美味しくなります。カップラーメンの最後の仕上げとしてスプーン一杯分鶏油(チーユ)を入れる人もいます。もし、鶏皮をカリカリにするときに出た油の処理に悩んだときは、別途保管して次の日のチャーハンやラーメンに有効活用しましょう。捨てるのはもったいないです。

鶏皮レシピに挑戦しよう!

今回の記事では、鶏皮の人気レシピとカリカリに仕上げる方法、鶏皮から出た油の有効活用について紹介しました。煮たり、焼いたりすることで、鶏皮の余分な脂を取り除くことができてヘルシーにすることができます。捨てるぐらいならば、酒のおつまみとして、またはチャーハンやラーメンの調味料として有効活用したほうがとってもお得です。皆さんも、鶏皮の処理に悩んだ時には簡単なのでぜひチャレンジしてみてください。

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