大阪のとんかつ店おすすめランキングTOP25！有名人気店No.1は？

喰いどころ大阪のとんかつ店となれば、数もさることながら、味の選別も厳しいものがあります。そんな味の激戦区大阪で生き延びてきた、とんかつの有名店を調べてみます。マンジェという名も、遠くまで聞こえてきます。マンジェのとんかつは日本一、いやマンジェがなんぼのもん？というところまで含めて、大阪のとんかつ店を詳しく探ろうと思っています。大阪のとんかつ店ですから、きっと、奥も深く幅も広いにちがいありません。

大阪市内のみならず、大阪府内にまで足を延ばして、大阪のとんかつ店を探ってきました。数多のとんかつ店から、おすすめの25店を厳選し、ランキングにして紹介したいと思います。いずれも有名な人気店ですが、No.1に輝くとんかつ店はどこか？詳しく調べた結果をお知らせいたします。

大阪は日本橋のとんかつ店、ランキング25位の「仙豆」は、地下鉄「日本橋駅」から徒歩で3分です。営業時間は、ランチが、11:00～15:00で、ディナーが、17:00～23:00です。定休日は、木曜です。予算は、2,000円になります。「ロースかつ定食」が、1,080円です。安いのは、けっこうなのだが、揚げ方、切り方、キャベツはざく切りなど、なぜ仙豆が人気店なのか、首をかしげたくなりました。

大阪は阪急三番街のとんかつ店、ランキング24位の「とんかつKYK阪急三番街店」は、阪急梅田駅から徒歩で1分です。営業時間は、月～金が、11:00～22:30で、土、日、祝日が、10:30～22:30です。定休日は、不定休です。予算は、2,000円になります。大阪では有名なとんかつチェーン店です。「鹿児島県産黒豚ロースとんかつ膳」110gが、1,700円です。肉にわずかにしろ臭みが感じられるのが、気になります。

大阪は、寝屋川のとんかつ店、ランキング23位の「かつ辰本店」は、四条畷駅から深北緑地公園へ向かって、徒歩で10分です。営業時間は、11:00～22:30で、年中無休です。予算は、2,000円です。和豚もつ豚を使用した「特上リブロ―スかつ」が、1,796円です。甘味のある脂身が特徴のとんかつです。岩塩、辛子醤油、甘口と辛口のタレを、好みによって味わえます。

大阪は備後町のとんかつ店、ランキング22位の「とん正」は、地下鉄堺筋線「堺筋本町駅」より徒歩で5分です。営業時間は、平日が11:00～22:00で、土曜が、11:00～15:00です。定休日は、日、祝日になります。予算は、3,000円です。「ロースカツ定食」が、1,200円です。タレは、「ソース」「味噌」「みぞれ」から選びます。大きめなとんかつが、大阪で懐かしいタイプのとんかつ店として、有名なとん正です。

大阪は天王寺のとんかつ店、ランキング21位「とんかつこおち上本町店」は、地下鉄谷町線・近鉄「上本町駅」の直近です。営業時間は、11:30～21:30で、年中無休です。予算は、2,000円になります。島根ケンポローポークを使用した「上ロースとんかつ膳」180gが、1,500円です。塩で食べるロースとんかつは、それなりに美味しいのですが、店推奨のタレが少々お粗末な味なのが残念です。

大阪は京橋のとんかつ店、ランキング20位の「とんかつ三谷」は、JR大阪環状線「京橋駅」から徒歩で1分です。営業時間は、11:15～23:00です。定休日は、不定休になります。予算は、2,000円です。「熟成ロースとんかつ定食」が930円です。熟成とは、輸入豚を指しているようです。もちろん、イベリコ豚とかのブランド豚では、ないでしょう。

大阪は住之江のとんかつ店、ランキング19位の「とんかつ一番住之江店」は、地下鉄「北加賀屋駅」から徒歩で5分です。営業時間は、火～日が、11:00～21:00で、定休日は、月曜になります。予算は、2,000円です。「一番ヒレとんかつ」が、1,620円です。このとんかつも、デミグラソースを掛けるタイプです。

大阪は日本橋のとんかつ店、ランキング18位の「とんかつ吉兆」は、近鉄「日本橋駅」から300Mです。営業時間は、11:30～20:30で、定休日は、水曜です。予算は、2,000円になります。「ロースとんかつ定食150g」が、1,300円です。洋食屋風にデミグラソースが掛けられます。

大阪は豊中のとんかつ店、ランキング17位の「チャールスとん」は、大阪モノレール「小路駅」から徒歩で13分です。営業時間は、ランチが、11:30～14:00で、ディナーが、17:00～21:30です。定休日は、火曜になります。予算は、2,000円です。鹿児島県の南洲ナチュラルポークを使用した「厚切りローストンカツ定食」が、1,430円です。衣サクサクなのだが、ロースにしては脂が少なすぎます。

大阪は東梅田のとんかつ店、ランキング16位の「涿屋」は、地下鉄「東梅田駅」から224Mです。営業時間は、18:00～22:30で、定休日は、日曜です。予算は、8,000円になります。とんかつ店というよりも、豚料理を扱う店です。豚の「ロース」「ヒレ」「トロ」3種類を、低温で長時間をかけて揚げる、とんかつです。夜の営業だけですから、このとんかつは当然つまみとして出されます。まさに、創作豚活（とんかつ）です。

この涿屋は、ランチ営業をしていない居酒屋としての性格が強い店のようで、ランキングの評価がむつかしかったです。外はカリカリ、中はジューシーという、とんかつとして魅力はあります。

大阪は東大阪市のとんかつ店、ランキング15位の「ひれかつの店とん文」は、近鉄奈良線「小阪駅」から徒歩にて2分です。営業時間は、ランチが、11:30～14:30で、ディナーが、17:30～21:00です。定休日は、月、火、水曜になります。予算は、2,000円です。「ひれとんかつ定食」が、880円です。

大阪は茨木市のとんかつ店、ランキング14位の「とんかつ上善」は、阪急「茨木市駅」から徒歩にて約20分です。営業時間は、ランチが、11:00～15:00で、ディナーが、17:30～22:15です。定休日は、水曜になります。予算は、2,000円です。「厚切り上ロース定食」が、1,350円です。なかなかコスパのよい、とんかつを食べさせてくれます。

大阪は天王寺のとんかつ店、ランキング13位の「とん亭」は、JR大阪環状線「寺田町駅」から徒歩にて4分です。営業時間は、ランチが、11:30～15:30で、ディナーが、17:30～20:30です。定休日は、月および第２、3火曜になります。予算は、2,000円です。「ロースかつ定食」が、1,100円です。値段が安いのはありがたいのですが、以前のような美味しいとんかつではなくなっています。

大阪は岸和田のとんかつ店、ランキング12位の「そ！これこれ豚肉屋」は、JR阪和線久米田駅から徒歩で5分です。営業時間は、ランチが、11:00～14:00で、ディナーが、17:30～21:30です。定休日は、水曜および第2、4木曜です。予算は、4,000円になります。岸和田では有名なとんかつ店です。「黒豚ロースとんかつ定食」が、1,200円です。添えられた塩が、黒豚の脂身から甘味を引き出してくれる、コスパの良いとんかつです。

大阪は梅田のとんかつ店、ランキング11位の「本かつ喜」は、阪急「梅田駅」から徒歩2分です。営業時間は、月～木と日が、11:00～22:00で、金、土、祝前日が、11:00～23:00です。定休日は、不定休です。予算は、4,000円になります。「飛騨なっとく豚」が、1,880円です。とんかつは、もちろん旨いのですが、出されるご飯が、また旨いとの評判です。豚の種類も豊富で、TOKYOU-Xも用意されています。

大阪は吹田のとんかつ店、ランキング10位の「エペクープ」は、JR「吹田駅」から徒歩にて1分です。営業時間は、ランチが、11:00～15:00で、ディナーが、17:00～21:00です。定休日は、不定休です。予算は、4,000円になります。epais特有の、みごとな揚げっぷりの「山形豚特選サーロインロースカツ定食」が、1,900円です。姉妹店同様に有名な人気店のうえ、6席しかないため、なかなか席が確保しずらいのが難点です。

姉妹店というのは、品質にばらつきが出るのが一般的ですが、このepaisは、その点がよく訓練されています。人気店かならずしも優良店ならず、という定説をくつがえしています。他店と同じように、塩もソースも取りそろっています。
 

大阪は東大阪市のとんかつ店、ランキング9位の「とんかつひろ喜徳庵本店」は、JR学研都市線「徳庵駅」から徒歩にて10分です。営業時間は、ランチが。11:30～14:00で、ディナーが、17:00～21:00です。定休日は、日、祝日になります。予算は、2,000円です。「特選ロースとんかつ定食」が、800円です。驚きの値段です。もう一点驚くのは、とんかつだけではなく。すべてにデミグラソースが掛けられて提供されることです。

このひろ喜は、大阪のまちがいなく人気の有名店です。それが故に、このランキングにおいても、上位に取り上げたわけですが、「とんかつ」としてのおすすめを考えたとき、少しばかり如何なものかな？という気はいたします。そのあたりも含めて、これをお読みの方の判断に委ねたいと思います。

大阪は梅田の老舗とんかつ店、ランキング8位の「とんかつ小林」は、阪急梅田駅から徒歩で3分です。営業時間は、ランチが、11:30～15:00で、ディナーが、17:00～22:00です。定休日は、不定休です。予算は、2,000円です。岐阜県産厳選ポークを使用した「ロースかつM（160g）」が、1,859円です。小林では、メニューの価格表示は単品ですが、すべてに「ご飯」「キャベツ」「味噌汁」「漬物」が付いた価格です。

とんかつの中心部がわずかに赤いレアな状態で、肉の柔らかさを強調する揚げ方をするのが小林の特徴です。マンジェやepaisの揚げ方に、似ていないこともありません。ロースは塩とオリーブオイルで、ヘレはタルタルソースがおすすめの食べ方です。昭和の初めから続く、有名老舗店のとんかつを味わってみてください。

大阪は関目の人気とんかつ店、ランキング7位の「epais関目高殿店」は、地下鉄谷町線「関目高殿駅3号出口」より徒歩にて1分です。営業時間は、ランチが、11:00～15:00で、ディナーが、17:00～21:00です。定休日は、不定休になっています。予算は、3,000円です。「鹿児島産茶美豚ロースカツ定食」が、1,460円です。豚の銘柄も、鹿児島産茶美豚から東京エックスまで、いろいろ用意されています。

用意されている塩も、トリュフ塩をはじめ10種類以上あり、ソースも4種類ほどあります。epais本店とともに、いま、大阪で新しいスタイルが有名なとんかつ店です。

大阪は西天満のとんかつ店、ランキング6位の「とんかつ真」は、京阪「なにわ橋駅」から徒歩で1分です。営業時間は、ランチが、11:30～14:00で、ディナーが18:00～21:00です。定休日は、土曜です。予算は、2,000円になります。「厚切り上ロースカツ定食」が、1,450円です。出されるタレは、ソースとポン酢です。塩を言われなくても出さないのは、マイナス点ですね。衣もサクサクして、揚げ方も十分です。

10席くらいしかない、小規模な店で、ここも席の確保に苦労しそうです。渋い感じは良いのだけれど、有名な人気店だけに、そのあたりが気になります。

大阪は天王寺のとんかつ店、ランキング5位の「とんかつたわら」は、近鉄難波線「桃谷駅」から徒歩で12分です。営業時間は、ランチが、11:00～14:20で、ディナーが、17:00～18:30です。予算は、2,000円になります。「特選ロースカツ定食」が、1,400円です。定食に付く、惣菜は8種類もあって、一回限定の取り放題がリーズナブルです。サクサクとした、ロースカツは塩との相性もぴったりで、美味でした。

マンジェとかepais系のとんかつ店も、むろん良いけれど、この「たわら」とか「ますいや」のようなコスパに優れたとんかつ店も、捨てがたいですね。いずれにしても、人気のとんかつ店として、すべて大阪で有名な店です。

大阪は天神橋のとんかつ店、ランキング4位の「喜多呂」は、地下鉄「天神橋六丁目駅」より徒歩にて8分です。営業時間は、ランチが、11:00～14:30で、ディナーが、17:00～21:00です。定休日は、日曜です。予算は、2,000円です。ロースカツの場合は、作る前に脂を多めにしますか？と、聴いてくるのはうれしいことです。えびすもち豚を使用して作る「特選ロースとんかつ定食」が、1,836円です。

値段的にはふつうです。ボリュームたっぷりのとんかつの出来は、上の部にはいりますが、出される塩が自然塩ではないようです。ソースもトマトケチャップが多めの、工夫が感じられません。

大阪は北新地のとんかつ店、ランキング3位の「epais」は、JR「北新地駅」から徒歩にて8分です。営業時間は、月～土のランチが、11:00～15:00で、ディナーが、18:00～22:00です。定休日は、日、祝日になります。予算は、4,000円です。これまで、姉妹店を取り上げてきましたが、ここ北新地のepaisが、本店といってよい存在になります。シックな造りの店内には、ジャズが流れて、食べる前からムードは高まります。

「山形豚ロースカツ」が、3,000円です。とんかつが供される前に、前菜が3品出されます。ジャズを聴きながら待つ時間は、それほど待たされ感がありません。味もさることながら、演出もたしかです。厚みのあるロースカツが、このepais独特の、切断面を見せる形で提供されます。甘い豚肉です。塩がそれを、いっそう引き立てます。ここepaisでは、とんかつが、何かそれ以上の食べ物に昇華されたようです。

大阪は鶴見のとんかつ店、ランキング2位の「とんかつますいや」は、地下鉄長堀鶴見緑地線「今福鶴見駅」から徒歩で5分です。営業時間は、ランチが、11:30～14:30で、ディナーが、17:00～21:00です。定休日は、火曜です。予算は、2,000円になります。「特選ロースカツ」が、1,500円です。この、ますいやは、場所的にも地味めなところにあって、店の構えも落ち着きすぎている感もあります。

けれども、知る人ぞ知る人気店なのです。派手さはありませんが、地に足の着いたファンに強力に支えられている気がします。店に長蛇の列ができるほどでもないけれど、客足は引きも切らず途切れません。理想的ではないでしょうか。これは、店のみならず、客との呼吸がかみ合っていないと成り立ちません。

大阪は八尾のとんかつ店、ランキング1位の「とんかつマンジェ」は、JR関西本線「八尾駅」北口から徒歩で5分です。営業時間は、ランチが、11:30～14:00で、ディナーが、17:00～21:00です。定休日は、月、火曜になります。マンジェの予算は3,000円です。マンジェは、予約不可の人気店のため、現地で順番待ちをするほかはありません。鹿児島県産か山形県産の豚を使用した、マンジェの「上ロースとんかつ」が1,510円です。

マンジェのとんかつは、単品の値段です。定食にするには、490円追加の支払いが必要です。しかし、定食にせねばならないワケがあります。このマンジェのご飯も味噌汁も、ただ者ではないからです。塩もソースもチョイスできるようになっていますが、マンジェの豚の銘柄もそうそうたるものがそろっています。「TOKYO-X」2,850円を筆頭に、「イベリコ豚」3,300円、「鹿児島産黒豚」2,270円、「宮崎県産あじ豚」1,740円など。

マンジェのシェフからの指南では、とんかつにEVオリーブオイルをつけてから、黒炭ソルトをつけて食べると、一段と味がアップするそうです。しかし、ここまで旨いマンジェのとんかつは、塩だけで食べるのがベストだと思います。ヘレはともかくロース肉は塩に限ります。それにしても、美味しいとんかつにたどり着くのに、マンジェのように人気店の宿命である2～3時間待ちが当たり前は、どうにかならないものでしょうか。

食い倒れの大阪は、さすがにとんかつ店一つとっても、星の数ほどありました。けれども、ここに紹介したおすすめのとんかつ店を見ていて、あらためて気づかされることがあります。大阪の都心には、人気の有名店が意外に、少ないということです。ひとつ思い当たるのは、とんかつというのは、一人当たり単価がけっして高いとは言えません。したがって、高価な立地条件では、成り立ちにくい食べ物商売ではないでしょうか？

郊外もしくは郊外に近い所で、人気店、有名店は、厳しい競争にさらされながら、企業努力を重ねながら頑張っているわけです。ここで1位に推したマンジェなども、例外ではないはずです。そんなとんかつ店が作る美味しいとんかつを、食べ比べながら応援してみませんか？