中野の居酒屋ならここ!激戦区で見つけたうまい肴と酒を味わえる店を調査

中野にはとにかく居酒屋が多い!近年の再開発もそれに拍車をかけています。中野が居酒屋の聖地となりつつあるのには、理由があります。中野区の夜間人口は、昼間のそれよりも、3万人近くも多いのです。居酒屋が多いというよりも、居酒屋が多くなるしかない背景があります。そんな激戦区の中野で、うまい肴や酒を出す人気の居酒屋を調べました。東京で稀有の、オールラウンドな繁華街中野で、今おすすめの居酒屋を紹介します。

中野の居酒屋ならここ!激戦区で見つけたうまい肴と酒を味わえる店を調査のイメージ

目次

  1. 1東京の繁華街で居酒屋聖地としての中野の魅力
  2. 2中野の居酒屋一番バッターは「焼とりよね田中野店」
  3. 3中野の居酒屋は原点である立ち飲みの「やきや中野店」
  4. 4中野の居酒屋はうなぎ串の「川二郎」
  5. 5中野の居酒屋は魚料理が自慢の「魚の四文屋」
  6. 6中野の居酒屋は人気のスペインバル「煮込み屋ぐっつ」
  7. 7中野の居酒屋はベトナム料理の「モッハイバー」
  8. 8中野の居酒屋でジンギスカンを堪能「ゆきだるま中野部屋」
  9. 9中野のリーズナブルな居酒屋「打越酒場」
  10. 10中野の絵に描いたような居酒屋「リズ」
  11. 11中野の一品料理が旨い居酒屋「与太呂」
  12. 12中野の居酒屋は洒落た創作料理の「鈴屋」
  13. 13中野の居酒屋は網レバ焼鳥の「居酒屋万喜」
  14. 14中野の日本酒バルと創作料理の居酒屋「中野青二才」
  15. 15中野の居酒屋でおしゃれな餃子は「餃子バルぴこれ」
  16. 16中野のせんべろ系居酒屋を訪ねてみよう
  17. 17中野の立ち飲みながら旨い居酒屋「おかやん」
  18. 18中野にも沖縄がある居酒屋は「海神」
  19. 19中野の居酒屋で鮪を堪能させる「マグロマート」
  20. 20中野で魚介が一押しの居酒屋「第二力酒造」
  21. 21中野の高級料理を味わう居酒屋は「日本料理さくら亭」
  22. 22中野の居酒屋を楽しもう

東京の繁華街で居酒屋聖地としての中野の魅力

東京に数多ある繁華街のなかで、中野は、銀座とはもちろん、新宿、六本木、渋谷、池袋などとも違います。一番の違いは、そこに住む人がそこで酒を飲んでいる感が強い街だからです。もちろん、中野にも、地区外からの人々も、あるいは国外からの人々も大勢います。そんな人々をも含めて、中野の繁華街は、そこに居住する人々が創り出すエネルギーに満ち溢れています。種々雑多なプチ文化が開花するわけです。

その文化の一つが、居酒屋文化です。居酒屋とは、居続けて酒を飲む行為を指して、その名が称されるようになったものです。そうであれば、昼間人口より夜間人口が多い中野に、居酒屋が多いのは不思議なことではなく、当たり前のことなのです。その特徴の一つと言えるのが、中野には超高級料理店はありません。ある意味で、必要とされないからです。中野にあるのは、ありとあらゆる居酒屋です。

中野区には、2,000軒近くの飲食店があります。もちろん、アルコールを提供しないような店も、すべて含めてのことです。調べ甲斐のある軒数です。それらの中から、ふつうの居酒屋、べらぼうに安い居酒屋、ちょいと高いが旨い居酒屋、変わった趣向の居酒屋などを、肝臓を鍛えながら探して、紹介いたします。

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中野の居酒屋一番バッターは「焼とりよね田中野店」

居酒屋を紹介するのに、トップバッターはなぜか焼鳥屋になりました。居酒屋=焼鳥屋の、マインドコントロールが効いていますかね。それはともかく、東京は中野で焼鳥なら、人気の「よね田中野店」をおすすめします。営業時間は、17:00~23:30で、定休が日曜日です。予算は、3,000円です。このよね田では、いろいろな焼鳥串も旨いのだけれども、ジャンボな「つくね」280円「牛すじと大根の煮込み」(小)380円が人気です。

ほとんどの人が、この二つを注文しています。やはり、おじさんが多い店ですが、けっして、女性が不似合いな雰囲気でもありません。ヘルシーな焼鳥で、おじさんにチヤホヤされるのも、たまにはいいかもしれません。中野のよね田は、人気の焼鳥居酒屋です。

中野の居酒屋は原点である立ち飲みの「やきや中野店」

これまた、居酒屋の原風景である、東京は中野の立ち飲み居酒屋「やきや中野店」です。イカ刺し200円が好評のせんべろスタイルです。営業時間が、16:00~23:00で、定休日は、日曜です。予算は、2,000円です。夫婦二人で取り仕切っている店ですが、夫婦の接客態度が好評で、通うファンも多いようです。0次会もしくは1次会でちょい飲みならば、1,000円でしのげます。立ち飲みというのは、意外と大人の飲酒スタイルに思えます。

イカ刺しもですが、イカ塩辛も旨い一品で、イカと陽気な大将がウリの立ち飲み居酒屋、やきやです。この、やきや中野店は、後の章で紹介するつもりの、せんべろ系居酒屋に加えたほうが、よかったかもしれません。やきや中野店は、そんな居酒屋です。

中野の居酒屋はうなぎ串の「川二郎」

居酒屋としては、ちょいと異種類に入るかもしれませんが、東京は中野のうなぎ串焼屋「川二郎」です。人気店ですので、なかなか席に着くのがむつかしいかもしれません。営業時間は、17:00~21:00で、定休日は、日曜です。予約は不可となっています。予算は、3,000円です。この店の流儀は、「ひととおり」という串焼き5本セットを、まずはお願いすることになります。郷に入っては郷に従え、です。

うなぎしかないのは、当たり前ですが、どれもやはり旨い串焼です。開店前に並んで入店を果たすのも、納得の味でした。居酒屋は、旨くて、安くて、人気はそこそこが一般大衆の願いですけれど、まあ、そうもいかないでしょう。

中野の居酒屋は魚料理が自慢の「魚の四文屋」

東京は中野の魚料理がウリの、「魚の四文屋」です。魚の刺身5点盛りが、1,500円です。この日は、鮪、ヤリイカ、ホッキ、赤海老、真蛸でした。営業時間は、15:00~24:00で、年中無休です。予算は、3,000円になります。刺身だけではなく、焼魚、煮魚もうれしい味です。ジューシーな出汁があふれた、出汁巻き卵も絶品です。惣菜ではなく、この卵焼きはおつまみです。営業時間は、15:00~24:00で、年中無休です。

予算は、3,000円になります。やっぱり、魚介にかぎるなら、刺身ばかりではなく、煮魚、焼魚を含めて、ここ魚の四文屋はきわめてリーズナブルです。中野の、魚の四文屋は、魚介がおすすめの人気居酒屋です。

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中野の居酒屋は人気のスペインバル「煮込み屋ぐっつ」

次は、東京は中野の居酒屋、スペインバルの「煮込み屋ぐっつ」です。営業時間は、17:00~24:00で、定休日が、月曜日になります。予算は、4,000円です。店名どおり、もつ、牛頬肉、牛タンなどの煮込み料理が評判です。しかし、煮込み料理ばかりではありません。「つぶ貝にんにくバター」や「アンチョビきゃべつ」など、メニューは豊富で、いずれもがレベル以上の味です。

驚くのは、何十種類とあるメニューのすべてが、800円以下なのです。コスパの良さが、若い男女客を中心に、強い支持を得られる理由でしょう。人気店というのは、安いと旨いが必要条件になるようです。いかにも、中野らしいバル、煮込み屋ぐっつでした。

中野の居酒屋はベトナム料理の「モッハイバー」

東京は中野で、スペインの次には、ベトナムへ飛んでみましょうか。ベトナム料理の「モッハイバー」です。営業時間は、平日が、17:30~23:00で、日曜は、17:30~22:00です。定休日は、月曜になります。モッハイバーは、エスニックを敬遠がちな人にも、受け入れられるベトナム居酒屋です。たっぷりと時間をかけて煮込まれたスープで作るフォーや、手造りの皮で巻く絶品の春巻きなど、代表的なベトナムの料理が自慢の店です。

他にも、ベトナムのお好み焼バインセオやタイ風のトムヤム鍋など、さまざまなアジアンテイストが用意されています。このモッハイバーも、中野らしいおすすめの居酒屋です。予算は、3,000円です。

中野の居酒屋でジンギスカンを堪能「ゆきだるま中野部屋」

東京は中野で、プチ北海道を味わうのなら、「ゆきだるま中野部屋」です。ときどき、無性に食べたくなるのがジンギスカンです。牛でも豚でもなく、羊でなけれないけません。営業時間は、17:00~24:00で、年中無休です。予算は、5,000円になります。使用している肉は、アイスランドシープという、ヘルシーかつ美味な羊だそうです。生食も可という、そのアイスランドシープは能書き通り、良い味を出していました。

飲み放題コースが、4,980円であり、お得感たっぷりです。いま、中野でジンギスカンといえば、一押しのおすすめ店ゆきだるま中野部屋です。人気の居酒屋ですから、予約は必須でしょう。

中野のリーズナブルな居酒屋「打越酒場」

東京は中野のリーズナブルな居酒屋、「打越酒場」です。営業時間は、17:00~翌5:00で、年中無休です。予算は、4,000円になります。この打越酒場は、一押しというおすすめが、実はないのです。メニューは、刺身から煮物、焼物、揚げ物、鮨などと、無いものを探したほうが早いかもしれません。酒も豊富にそろっています。トビッキリもない代わりに、ハズレもありません。すべてが、リーズナブルなのです。

いろいろな意味で、居酒屋らしい居酒屋です。一人でも、小人数でも、プチ宴会でも、すべての場面にOKが出せます。何々を食べに行こう、とはならない場合に、無目的、無計画で飛び込んでも、後悔することのない打越酒場です。こういう、オールラウンドな居酒屋の存在は、意外に貴重だと思います。

中野の絵に描いたような居酒屋「リズ」

東京は中野の居酒屋「リズ」です。営業時間は、17:00~24:00で、定休日が、日、祝日になっています。予算は、4,000円です。リズは、東京も山手線の内側では、絶滅に近くなっている形態の居酒屋です。リズという店名とは、予想外の、おでん、カラオケ、少しワケアリのママがウリの居酒屋といえば、想像がつくでしょうか。中野ならではの、存在ともいえる店です。アゴ出汁のおでんも美味しいけれど、味わうべきは雰囲気です。
 

初見で、一人となると、さすがに敷居をまたぎにくいリズですが、入って靴を脱げば、あとは小太りのママに身をゆだねるだけで、常連気分にさせてくれます。興が乗れば、シャミも弾いてくれますよ。かつては、日本全国津々浦々にあったはずの居酒屋が、ここ中野に有形文化財として保存されています。こんな店を、一軒くらいキープしておくのも、酒のみの嗜みかもしれません。おすすめのリズです。

中野の一品料理が旨い居酒屋「与太呂」

東京は中野の、味で勝負する正統居酒屋「与太呂」です。営業時間は、17:00~24:00で、定休日は、月曜です。予算は、4,000円です。旨いつまみで、美味しい酒をとのぞむなら、ていねいな仕事をする与太呂が、おすすめです。魚介のいろいろな刺身もちろん、「海老のグラタン」や「アンコウの唐揚げ」、魚介たっぷりの「カリブサラダ」など、どの一品もコスパのよい料理に仕上がっています。締めの「鯛めし」は人気の絶品です。

ディナーデートにも接待にも、相手の顔がほころぶことは、まちがいありません。ちょっと上質な居酒屋も、たまにはよろしいのではないでしょうか。それにしても、中野の居酒屋は、レパートリーに富んでいます。こんな店があったら、などと悩むことはありえません。選り取り見取り、すべてそろっています。

中野の居酒屋は洒落た創作料理の「鈴屋」

東京は中野の創作料理居酒屋は、「鈴屋」です。営業時間は、ランチが、11:30~15:00で、ディナーが、17:30~23:30です。定休日は、日曜になります。予算が、8,000円です。少し値段は高めの設定ですが、山形牛や山形豚を使用した、肉料理は質が高く、妥当な気がします。その山形牛の「山形牛炙りステーキ」「姫にぎり」や「山形牛お刺身」は、人気の一品になっています。

「朝摘みグリーンサラダ」とか「焼き立てアップルパイ」「蟹トーストオーブン焼き」などの、女性が喜びそうな一品も、ちゃんと用意されています。店の外観も、大人を惹きつける魅力にあふれています。大人が集う居酒屋なら、中野の鈴屋がおすすめです。

中野の居酒屋は網レバ焼鳥の「居酒屋万喜」

東京は中野の人気有名焼鳥屋は、「居酒屋万喜」です。営業時間は、18:00~24:00で、年中無休です。予算は、3,000円になります。メディア露出も多い店ですから、今さら、紹介の必要もないかもしれません。備長炭と溶岩を組み合わせて、遠赤効果をより強力にした焼鳥で有名です。また、溶岩によって焼かれた「あみレバー」は、知らない人はいないであろう看板メニューです。

一人鍋があるのも、嬉しいですね。「熟成地鶏ちゃんこ鍋」972円~、「モツ鍋」白1,058円~で、それぞれ、鍋の種類も数があります。「鶏カワ」「鶏ハツ」が、97円。看板の「網レバー」は、162円です。焼鳥で、一番高い「手羽先」が、194円です。まずくても文句を言えない値段設定で、旨いからどうしようもありません。安くて旨いのが人気店の必要条件といわれますが、中野の万喜は、地で行ってます。

中野の日本酒バルと創作料理の居酒屋「中野青二才」

東京は中野で、日本酒と創作料理を楽しむのなら、「中野青二才」です。世に創作料理をうたう店は数多ありますが、青二才の料理は創作の二文字に恥じないものです。日本酒の品ぞろえも、半端じゃありません。営業時間は、17:00~翌1:00です。定休日は、不定休です。予算は、5,000円になります。まずは、一押しの「牛すじと根菜の煮込み」です。牛すじの煮込みなら、どこにもあります。取り立てて言うほどのことはありません。

煮込みを一口、食べてみればすぐに了解できます。創業当時よりの継ぎ足しタレの旨さは理屈抜きです。牛筋と根菜を、トッピングした温泉卵とともに、別次元の煮込みに引き上げています。また、「勘八としば漬けの和風カルパッチョ」も、イケる一品です。新鮮な勘八を、昆布やしば漬けによって、刺身ではおさまらない料理に創作しています。ハツという風変わりな素材を用いた「中野青二才レンガ坂メンチ1ケ」も、ゆるせる創作です。

落ち着いた木目調の店内は、大人が飲みかつ食べる場として、ふさわしい雰囲気が保たれています。創作料理も独りよがりなものではなく、コンセプトの日本酒によくマッチしています。中野の日本酒バル青二才は、人気でおすすめの居酒屋となっています。

中野の居酒屋でおしゃれな餃子は「餃子バルぴこれ」

東京は中野の餃子バルは、「餃子バルぴこれ」です。中野のレンガ坂は、おしゃれな飲食店が、集っている感があります。ぴこれも、そんなおしゃれな餃子バルです。営業時間は、月~金が、17:00~23:30で、土、日、祝日が、17:00~23:00です。定休日は、月曜になります。予算は、3,000円です。餃子オンリーの居酒屋は、以前から都会には存在していました。ぴこれは、餃子がメーンですが、他にもおすすめの料理はあります。

ぴこれの餃子の特徴は、ニラやニンニクが使用されていないことです。「山盛りクレソン」などのサラダもうれしいメニューです。インテリアも、ディナーデートや女子会向きの雰囲気です。メニューは、「ぴこれ餃子6ケ」380円~で、ロシアン餃子、水餃子、泡とエビの水餃子、チーズの羽根つきぴこれ餃子、ぴこれ揚げ餃子と、豊富にそろっています。この餃子とビールやワインで、女子会は、中野のぴこれで十分に盛り上がります。

中野のせんべろ系居酒屋を訪ねてみよう

ここで、紹介する居酒屋は、すべて中野のせんべろ系です。一人でスマートに飲むならば、1,000円札1枚と別れるだけですみます。連れと少しはしゃいで飲んでも、夏目漱石2人と別れるだけです。中野の、そんなおすすめの居酒屋をならべてみます。

中野の居酒屋「ゆむゆむ(YumuYumu)」

東京は中野の居酒屋、「ゆむゆむ」です。せんべろ系といっても、ナメたらいけません。ゆむゆむは、中野で知る人ぞ知る、人気の有名店です。「生ビール中ジョッキ」が、380円。「するめいかのわたバター炒め」や「ゴーヤチャンプルー」が、400円。以下同文です。それ以下のものはあっても、それ以上の品はありません。せんべろ協会から、指定店としてリストアップされています。

営業時間は、月~木が、17:00~翌1:00で、金、土が、17:00~翌4:00です。定休日は、日曜です。予算は、不必要だから書きません。独り飲みに、最適店です。男性であろうと、女性であろうと、連れに異性を誘って訪れるのは、避けたほうがよろしいかと、思います。

中野の鶏刺し「丈ちゃん」

東京は中野の焼鳥居酒屋、「丈ちゃん」です。実は、この丈ちゃんを、せんべろ系に入れるかどうかで、迷いました。焼鳥もさることながら、丈ちゃんの刺身類は絶品です。ハツ、とろレバー、砂肝、ささみ、むね霜降りなど、刺身の種類も豊富なのです。つまり、鶏が新鮮であることを、実証しているわけです。それでも、丈ちゃんは鶏肉が無菌ではないことを、注意書きにて客に周知しているのです。良心的と言えます。

「体調がすぐれないないなど、自信のない方はご遠慮ください」というわけです。そんな焼鳥と鶏刺しを目の前にして、せんべろはどだい無理な話です。けれども、客本人が1,000円で納めることは、不可能ではありません。つまり、お客さんしだい、自己責任ということで、せんべろ系に認定したようなわけです。いずれにしても、この丈ちゃんも人気店ですから、予約してからの来店をおすすめします。

営業時間は、17:00~24:00です。定休日は、日、祝日になります。どうしても、丈ちゃんでのおすすめは、鶏刺しに傾きますが、焼鳥も、煮込みも、スープも十二分におすすめですから、念のために申し上げておきます。

中野の立ち飲み居酒屋「パ二パニ」

東京は中野の立ち飲み居酒屋、「パ二パニ」です。営業時間は、月~木が、17:00~24:00で、金、土が、17:00~翌1:00です。定休日は、日曜になります。立ち飲みのせんべろ店です。瓶ビールが、500円と、せんべろとしてはイタいけれど、美味しいつまみが「はねつき餃子」や「パ二パニトースト」など、ほとんどが290~390円です。十分にせんべろでイケます。このパ二パニも、残念ながら超人気店です。

こうなると、あるはずもない、安くて旨くて人気のない店を、探し求めたくもなります。また、パ二パニは、ただ人気があるのではなく、女性が立ち飲みするのに、きわめて自然な店でもあります。このあたりも、中野の居酒屋のディープさかもしれません。いずれにしても、老若男女が一人で飲むのにおすすめの居酒屋が、パ二パニです。

中野の居酒屋はほとんど角打ちの「鎌倉酒店」

東京は中野でほとんど角打ちの世界になる、居酒屋「鎌倉酒店」です。営業時間は、月~土が、16:00~23:00で、日曜が、15:00~22:00です。年中無休です。この店では、「串焼き」100円とビールでも構わないけれど、「前割り焼酎」290円と「肉豆腐」380円が、似合います。前割とは、焼酎をあらかじめ水割りして寝かせています。麦と芋の2種類があって、味がまろやかになるらしいです。

真偽のほどは知りませんが、安いことだけはたしかです。肉豆腐はボリュームもあって、旨い味を出しています。これ一品で、せんべろのベテランなら、相当量の前割りが飲めるはずです。前割りが2杯として、夏目漱石1人と別れる代わりに、小銭がポケットに帰ってきます。中野の人気角打ち、おすすめの鎌倉酒店でした。

中野の準せんべろ系串焼き「ももや」

東京は中野の串焼き居酒屋、「ももや」です。せんべろには、わずかに高めの値段設定の店ですが、工夫次第で、十分にせんべろもイケます。営業時間は、16:00~24:00で、年中無休です。串焼きは、「焼鳥も「焼トン」も1本単位で注文できますし、19:00までは酒を250円で飲めるのが、うれしいですね。早めに行って、安い酒をグイグイ飲んで、サラリと引き上げる、せんべろスタイルに適っています。

中野の準せんべろ居酒屋、ももやでした。客層も老若男女幅広く来店しています。ももやもやはり、人気店です。

中野のせんべろもつ焼「五丁目大衆酒場極楽屋中野店」

東京は中野のもつ焼居酒屋、「極楽屋中野店」です。営業時間は、月~土が、16:00~翌1:00で、日、祝日が、15:00~24:00です。定休日は、不定休です。「焼トン」が、80円~。一品が、250円~。ホッピーセットが、380円。生ビールは、最初の一杯が280円、サワーが19時までは190円です。調子に乗らなければ、十分にせんべろできる。いま、椅子に腰かけて、なおせんべろができる、という店はそれほど多くはありません。

ディープな飲み屋街、中野でおすすめの極楽屋でした。ため息が出るほど、中野の居酒屋の深さ、広さに感心します。もう少し、せんべろ店を探ってみます。

中野から少し離れた荻窪の激安せんべろ「居酒屋とんぼ」

東京は荻窪の激安せんべろ居酒屋は、「居酒屋とんぼ」です。とんぼの何が激安か、というと、つまみではありません。つまみは、通常単価と言ってよいでしょう。生ビールやハイボールだけが、激安なのです。生ビールは、ジョッキ1杯80円です。何杯飲んでも、80円で、飲み残した場合だけ、通常の290円を取られます。それにしても、驚異的です。お通しが、300円と割高ですが、十分に帳消しになります。

営業時間は、月~木が、17:00~翌1:00で、金、土が、17:00~翌5:00、日曜が、17:00~23:00です。年中無休です。お通しだけで、飲み続けたら、せんべろどころか、ワンコインべろになりそうです。中野の飲み屋街とは少し離れますが、特例の激安居酒屋として、とんぼは、生ビールを好きな方に、特におすすめの居酒屋です。

中野の立ち飲みながら旨い居酒屋「おかやん」

東京は中野の立ち飲み居酒屋「おかやん」です。このおかやんは、立ち飲み居酒屋ですが、せんべろ系ではありません。魚介類を中心にした、旨いつまみで飲ませる居酒屋です。営業時間は、17:00~23:00で、定休日が、火、水曜になります。予算は、3,000円です。「刺身おまかせ三点盛」が、600円など、コスパにすぐれています。鯨料理も、出されることがあります。「くじら軟骨胡瓜梅だれ」などは、人気の一品です。

「金目鯛のかぶと煮」や自家製の「小アジの開き中野干し」などの、洒落た一品もあります。立ち飲みのおかやんは、中野でおすすめの居酒屋です。

中野にも沖縄がある居酒屋は「海神」

東京は中野にも沖縄がありました。沖縄料理の居酒屋「海神」です。営業時間は、火~木が、17:00~翌0:30で、金、土曜が、17:00~翌2:30、日曜は、16:00~23:30です。定休日は、月曜です。予算は、4,000円です。「島らっきょうの天ぷら」「ラフテー」「ゴーヤチャンプルー」「海ぶどう」「ソーキそば」などの、定番はそろっています。うれしいのは、本日のおすすめで、北国の刺身が登場することもあります。

「泡盛」と「紅麹豆腐よう」の組み合わせなんかは、たまりませんね。沖縄の明るさが、中野ではじけている感じです。中野で沖縄料理のおすすめ店、海神です。

中野の居酒屋で鮪を堪能させる「マグロマート」

東京は中野の海鮮居酒屋、「マグロマート」です。営業時間は、月~土が、17:00~23:15で、日、祝日が、16:00~22:15です。定休日は、不定休です。予算が、4,000円になっています。「本まぐろマグロマート盛り」880円。手巻き鮨にするための、酢飯と海苔が330円。「カマリブ」880円。「ツナポテサラ」400円。「本まぐろのヒレカマと大根の煮付け」780円。と、箸休めの一品もいろいろあります。

たしかに、リーズナブルな値段です。しかし、コスパが良いかと言われれば、少しだけ首をひねります。テレビ露出が増えたことで、値段が少し上がり、品質は少し下がって、コスパ的に問題を感じました。けれども、人気はあいかわらず高く、マグロマートにはもうひと頑張りしてもらいたいと思います。

中野で魚介が一押しの居酒屋「第二力酒造」

東京の中野で魚介がウリの居酒屋、「第二力酒造」です。第二、となっていますが、第一や第三があるわけではありません。生ビール、瓶ビールはもちろん、日本酒も銘酒をそろえています。「にごり酒」も「ヒレ」酒もあります。けっして安くはありませんが、味はたしかです。営業時間は、14:00~23:30で、定休日は、日曜です。予算は、8,000円になります。

「キンキの煮付け」「子持ちシャコ」「あら煮」「鱚の天ぷら」。「穴子押し寿司」「メゴチ天ぷら」「ふぐさし」「あわびステーキ」。刺身は、鮪、すずき、しまあじ、真鯛、鯵、北寄貝、赤貝、青柳、帆立貝、白イカなど、目移りがします。

「たこわさ」「〆鯖」「生うに」「このわた」「海老塩焼き」「はまぐり焼き」「江戸前穴子白焼き」「川海老唐揚げ」など、無いものを探したほうが早いでしょう。中野の人気居酒屋、おすすめの第二力酒造は、無敵です。

中野の高級料理を味わう居酒屋は「日本料理さくら亭」

東京は中野の高級料理を味わう居酒屋、「日本料理さくら亭」です。さくら亭が居酒屋かどうかという、議論もないわけではないが、安いから居酒屋で高いから居酒屋ではない、という考えも根拠はありません。「酒を居続けて飲む店が居酒屋」であるなら、このさくら亭も、居酒屋と呼ぶのになんの問題もないはずです。営業時間は、17:00~翌2:00で、年中無休になります。予算は、10,000円です。

最高の素材を、最高の技術で賄って客に提供する。それに高い値段がつくのも、ある意味では致し方のないことです。けれども、高いから旨いとの、逆は必ずしも真ではありません。そのあたりの分岐点を見極めるのは、客自身、あなた自身です。誰でもない、あなたが満足すれば、事はそれ以上でも、それ以下でもなく、さくら亭は美味しかった、いや、それほどの味ではなかった、で、済む話です。

お造りにしても、松茸ご飯にしても、美味しいと思われました。素材も活かされていました。それに同意するかは、あなたがさくら亭を訪れて、食べてみるほかはありません。中野のさくら亭は、おすすめの居酒屋です。

中野の居酒屋を楽しもう

中野の居酒屋をまとめたいのですが、どうまとめたらよいのでしょう。中野の居酒屋は、数もむろん多いけれど、その形態も広く、深いものがあります。中野の居酒屋は、これこれこうです、とは、なかなか言い切れません。値段の高い店、ひたすら安い店、旨い店、エスニックな居酒屋、スパニッシュな居酒屋、沖縄料理の店、座敷に座ってじっくり臨む店、立ち飲みの居酒屋、大勢が立ち働く店、おばちゃんが一人の居酒屋、等々。

焼鳥の店、ジンギスカンの居酒屋、鰻の店、餃子だけの店、肉がウリの店、魚がウリの居酒屋、伝統ある老舗の店、創作料理の居酒屋、立ち飲みせんべろ店、立ち飲みの旨い居酒屋、など、数えきれません。これらの、居酒屋がぜんぶそろって、中野の飲み屋街を形成しているのです。中野には、日本一なる店はないかもしれません。しかし、ここ中野にない形態の店もありません。それが中野の魅力です。

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