サバ缶がマツコの知らない世界で話題に！紹介された6品をご紹介！

「マツコの知らないサバ缶の世界」では、サバジェンヌこと池田陽子さんが厳選したサバ缶を紹介しました。以前、池田さんは出版社働いて毎日不規則な生活が続いていたそうです。30代も半ばになった頃、その不規則な生活がボロボロな肌を作ってしまうことになりました。その後化粧品を買い漁っていたところ、サバ缶と出会い、それからサバ缶が美容にも良いとされ魅力されていったそうです。

TV番組でサバ缶がダイエットに効くと放送されてから、ツナ缶を抜きサバ缶が売上げトップになりました。サバ缶は手軽な価格でダイエット効果もあり、さらに栄養豊富と三拍子揃っています。またそのまま食べても調理してもどちらでも利用できるのも魅力です。サバ缶を使った人気のレシピは「パスタ」「炊き込みご飯」「カレー」また「サラダ」や「スープ」など食卓に並ぶものばかりです。

お肉より単価の高い魚を食べる人が減ってきているのが現状です。そんな中でどうしてサバ缶は売れ行きを延ばしたのでしょうか？お肉に比べ調理する際に下処理が面倒な上、臭いが気になったり、また長期保存も難しい魚ですが、缶詰なら長期保存はもちろん、味付けがされていてアレンジが豊富なところから売れ行きが伸びてきました。何より健康志向が高まっている中、魚の栄養が気になり始めている様です。

さばは1年と通じて約半分が旬とも言える魚です。安価で求めやすくさらに骨まで入っている缶詰めは栄養も豊富です。多くの野菜は加熱処理をすることで栄養素が逃げてしまうことが多いのですが、このサバ缶は生のまま缶詰に入れられ加熱処理をするため、栄養が詰ったまま缶詰にされています。また調理の際に生臭さが付いてしまうこともなく手軽に美味しく食べられるのも魅力です。

サバ缶の売り上げが前年比の4割も伸びていて更に人気が出ています。スーパーやコンビニなど、どこでも安く購入できるのがサバ缶の魅力ですが、更に美味しく食べる方法があります。番組の中でも紹介していましたが、缶詰は作りたてより少し時間を置いた方がより美味しなるそうです。いわゆる熟成させるということです。約2年ほど寝かせることで旨味が凝縮し、風味も増してより美味しく食べられます。
 

骨まで食べれることから生のサバよりサバ缶の方が栄養が豊富です。生のさばに比べ、カルシウムが43倍、ビタミンが2倍、DHAとEPAもそれぞれぞれ2倍栄養が多く含まれています。また、新陳代謝を高めシワを防ぐ効果もあります。缶汁にも栄養がたっぷり含まれるているので、是非汁まで利用してください。

池田さんのピンチも救った美容効果の高いサバ缶は、具体的にどの様な効果がでるのでしょうか？サバには多くのたんぱく質やDHA、EPA,GLP-1といった栄養が含まれています。タンパク質は美肌には不可欠な栄養素です。不足すると肌荒れや体調不良の原因になりかねません。そしてよく耳にするDHAやEPAには中性脂肪を減らし、血行促進や代謝を高める効果があり美肌には必要不可欠な栄養なのです。

聞きなれないGP-1とは、食後体内の分泌量が増えるホルモンの満腹中枢や血糖値の上昇を抑える効果が絶大にあります。満腹中枢を抑えることで過剰な食欲を無くし、血糖値の上昇を抑えると中性脂肪がつきにくい体になり、自然とダイエット効果へと繋がります。また、EPAには紫外線からの刺激に強い肌質に変わりトラブル防止にもなります。血行促進は血流を良くし、肌に透明感が生まれクマなどの予防にも効果があります。
 

そしてDHAは視力の回復を促します。また、記憶力や判断力、理解力を高める効果もあり、脳内の細胞を柔らかくすることで伝達力や集中力が高まる効果まであります。DHAを多く摂取するとアルツハイマー病やうつなどの予防にも良いとされており、また視力の回復へと繋がります。脳を活性化することでいつまでも若々しくいることができるのです。

日本のブランドさばと言えばさばの大様、大分県の「せきさば」が有名です。一般的なさばより脂ノリがよくさば好きにとても人気の魚です。また岩手県三陸沖産の「金華さば」、青森県八戸沖の「前沖さば」高知県の「清水さば」和歌山県「紀さば」また東京湾でとれるさばも人気があり、日本全国で水揚げされています。

日本全国にブランドさばが普及されていますが、キングオブブランドさばと言えば大分のせきさばです。そして現在養殖さばも増えており、有名なのが青森県八戸「前置さば」です。脂がのっていてとてもおいしいと評判です。また、宮崎県の「ひむか本さば」や長崎県の「ハーブさば」鳥取県の「お嬢さば」なども人気が高まっています。どれも適度に脂がのっていて美味しいさばです。

池田さんがサバ缶にハマるきっかけになったのがこの「月花さば味噌煮」です。あまりの美味しさに一気に5個食べてしまったそうです。このサバ缶はコクのある信州みそでじっくり煮込んだ濃いめの味付けが特徴です。マツコさん曰く軽く温めれば、おかずとしてとっても美味しく食べれるそうです。老舗メーカーのマルハニチロが作ったサバ缶は、同じ月花シリーズで水煮と醤油で煮た煮付けも販売しています。

水産加工メーカーのマルハニチロでは月花サバ缶以外にも沢山なサバ缶を販売しています。一般的なスーパーでよくみかけるのが、「マルハニチロさばの水煮」ではないでしょうか？このシリーズは味噌煮と煮付けも販売しており、味付けや好みでアレンジの仕方が豊富にできます。また秘伝のタレにつけ焼きした「さばの照焼」や「さばの塩焼」なども人気です。

変ったところでは「さばのカレー煮」や「さばのトマト煮」などの新商品もあり、にんじんや玉ねぎ、またオリーブオイルとトマトなどの野菜を一緒に煮込んだ缶詰になっています。生臭さが気になるさばも一度脂で揚げているので、臭みもなく食べやすくなっているのが特徴です。さすが水産物に特化したメーカーならではの品揃えです。

サバ缶界の王サバとも言える一品が「千葉県産直焼き塩さば」です。この焼きさばは銚子港で取れた旬のサバを一枚一枚香ばしく焼きあげており、純米酒と海塩のみのシンプルな味付けになっています。。焼きサバではありますが煮汁が入っているので新しい味！とマツコさんも絶賛していました。ツナ缶の様に使えるので、煮汁と一瞬にサバ缶サラダやおにぎりの具にしてもとても良く合うそうです。

パッケージもおしゃれなこのサヴァ缶は3種類の味を販売しています。缶詰めでは珍しい洋風な味付けで女性にも大人気の商品です。白ワインにとてもよく合いイタリアンと言っても過言ではないほど、完成された一品です。こちらのサヴァ缶は発売から7ヶ月で10万缶売れたそうです。

サヴァ缶にはレモンバジルにオリーブオイル漬け、パプリカチリソースと3種類あります。このサヴァ缶を使った人気のレシピがオーブン焼きです。作り方はそれぞれのサヴァ缶をココット皿に入、オリーブオイルにはにんにくとミニトマト、パセリを合わせ、レモンバジルもにんにくとネギにマヨネーズをそれぞれに乗せてオーブンで焼くだけの簡単レシピです。レストランの様な味！とマツコさんも絶賛でした。

サヴァ缶マニアに大流行しているのが、パプリカチリソース味のアレンジです。材料はチーズとパセリとこしょうのみで、他のサヴァ缶同様オーブンで焼くだけです。パプリカチリソースはマツコさんが一番絶賛しており、レストランで出てもおかしくない！とまで褒めていました。煮汁は少しスパイシーでサバとの相性も良く、缶詰め自体の味付けが美味しい様です。

洋食な味付けでオリーブオイルを使用しているサヴァ缶はパスタとの相性も抜群です。まずはレモンバジルのサヴァ缶で作るパスタを紹介します。作り方はパスタを茹で、その間サヴァ缶のオイルと鷹の爪、にんにくを入れて炒めます。続いてサヴァ缶の身をほぐしながらパスタと一緒に和えるだけの簡単レシピです。好みで塩コショウを加えてください。ペペロンチーノ風でシンプルな味付けのパスタが評判です。

オリーブオイル漬けでサヴァ缶を使ったレシピです。パスタを茹でている間に大根おろしを作ります。レモンバジルのサヴァ缶と同様にオイルごとサヴァ缶をフライパンで炒めます。続いてパスタを入れ和えます。その上に大根おろしを乗せるだけのこちらも簡単なレシピです。このみでポン酢など合わせても美味しくなります。さっぱりと食べれるパスタを是非試してみてください。

サバ缶界のロマネ・コンティと言わるほどで、青森県の八戸港で取れた新鮮なサバだけを使用している究極なサバ缶です。10年以上の手詰めマイスターの皆さんが、ひとつひとつ手作業で丁寧に詰めており、開けた時の見た目までとてもキレイです。このサバ缶はさばの旨味が凝縮しており煮ている煮汁まで美味しく食べられます。実は水煮が苦手なマツコさん、美味しいとは言っていましたがやはり濃いめの味付けが好みの様でした。

池田さんが属する「全日本サバ連行会」がおすすめする方法が、水煮の煮汁を熱燗に少しだけ入れて飲む方法です。ヒレ酒とは、ヒレを焙り熱燗に入れて飲むのですが、ヒレを入れた直後蓋などで一旦香りを閉じ込めてからお酒を楽しむ方法です。煮汁でも十分サバの香りを味わえますので、ヒレ酒と同様な雰囲気が楽しめます。変わったサバ缶の楽しみ方です。

秋冬の旬なさばのみ使用し作った究極のサバ缶が「千葉県産直とろさば水煮」です。さば本来の味が出やすいのが水煮です。なので素材にはとことんこだわっています。純国産平釜塩と純米富士酢を1%のみ使用し作っています。こちらのサバ缶も寝かせることで旨味が凝縮しより美味しくなります。

ちょっと贅沢でご褒美的なサバ缶が「木の屋石巻水産金華さば味噌煮缶詰」です。宮城県石巻産の金貨さばで、脂がのった500グラム以上のみ使用。缶詰ができあがるまでのスピードで、水揚げから缶詰になるまで4時間で完成します。鮮度にこだわったサバ缶は、生をそのまま詰めることで旨味がそのままいかされ、ほろりとした味わいが特徴です。珍しいブランドさばの缶詰も食べてみてください。

金華地元の仙台味噌とお砂糖にもこだわっています。砂糖はさとうきびの最初のもののみを使用しているのと、味噌にも雑味が全くありません。。ご飯のお供というより素材の味を楽むため、お酒と一緒に一品料理としてじっくり味わってみてください。厳選された旬なサバを缶詰めにしているので、期間限定の販売になります。

TVでも紹介していた万能スープです。チャイニーズスープは血行促進に効果があり、冷え性の方も向いているスープです。また、このチャイニーズスープは美白や血行促進、肩こりやクマに効き目があり美容にとっても良いスープです。材料は黒ゴマ、玉ねぎ、パプリカ、黒きくらげ、にら、にんにくとサバ缶を入れて煮るだけです。栄養価はもちろん旨味が出るのでだしが不要です。簡単にできてしまうスープなので是非試してみてください。
 

続いてトマトを使ったスープです。材料はお好みの野菜、キャベツやアスパラ、にんじんに玉ねぎ、パプリカなどサイコロサイズにカットします。お鍋にオリーブオイルとパプリカなどの野菜を入れて炒めます。しんなりしたところで、水とコンソメ、ホールトマト、サバ缶を入れ煮込むだけです。色々な野菜の旨味が出てとても美味しいスープです。プラスサバ缶の出汁がプラスされよりコクのあるスープになります。

豆乳を使ったスープを紹介します。材料はサバ味噌煮缶にゴボウ、にんじん、ブロッコリーの野菜と豆乳を用意します。ゴボウとにんじんは3㎜の半月切りにしブロッコリーも食べやすい多きさに切ります。鍋に野菜を軽く炒め、水と豆乳、サバ味噌煮缶を入れて柔らかく煮込みます。後は味を整えるためお味噌を少し加えれば出来上がりです。豆乳と野菜、サバ缶の旨味が出たスープです。

スープを一から本格的に作るとなると、多くの材料や、時間など手間が非常にかかります。そこでサバ缶を使うことで、サバ缶自体旨味が凝縮されているため短時間で美味しいくなります。紹介するのは宮城県の郷土料理冷や汁です。材料はサバの味噌煮缶ときゅうり、ネギ、みょうが、大葉、おろししょうが、味噌、ゴマ、だし汁をボールに入れて混ぜるだけの簡単レシピです。暑い夏に是非作ってみてください。

サバ缶の水煮とパプリカ、じめじを用意します。パプリカとしめじは食べやすい大きさにカットしてください。作り方は、オリーブオイル、またはバターでサバ缶と具材を炒めるだけの簡単レシピです。ブラックペッパーを使うと味がしまって美味しいくなります。缶詰め自体に味がしっかり付いているので、簡単で楽に出来上がります。そして何よりパプリカとさばの相性が抜群です。旬なパプリカを沢山使うとより美味しいです。

味付けはサバ缶のみの簡単レシピです。材料はサバ缶、玉ねぎ、トマト、パプリカ（黄色と赤）ほうれん草、小松菜、にんじん、の材料をオリーブオイルで軽く炒め、サバ缶を汁ごと入れワインと唐辛子を入れて10分程煮込むだけでできあがりでです。サバ缶の栄養はもちろん、パプリカなど夏野菜もたっぷり入れるど、バランスがよく美味しいです。
 

大きめのクロワッサンやバゲットなどお好みのパン用意します。トマトとパプリカ、レタスの野菜を食べやすい大きさにします。サバの水煮缶にオリーブオイルとブラックペッパを入れよく和えたものを野菜とサンドすれば出来上がりです。手軽で簡単なレシピで出来るサバサンドです。サバ缶で作るレシピは和風洋風と無限に広がります。また、パプリカなど夏野菜を沢山入れるとより美味しく出来上がります。

マツコさんが少し苦手なサバの水煮缶を使ってカレーレシピを紹介します。マツコの知らない世界で紹介したサバの水煮缶は塩味だけのシンプルな味付けになっており、サバの旨味が凝縮されているのでアレンジしやすいのも特徴です。

また、缶詰めメーカー各社サバカレーを販売している所も多く、それだけ食べやすくて美味しいというのが分かります。手作りサバ缶カレーのレシピは、サバの水煮缶としょうがを水で煮込みます。続けてカレールー、長ネギの千切りを入れ煮立てたら出来上がりです。サバの旨味たっぷりの和風サバカレーの完成です。通常お肉やえびやホタテなどのシーフードが多いですが、珍しいサバ缶カレーにも挑戦してみてください。

こんなに可愛いパッケージのサバ缶があります。マルハニチロから販売している「ラ・カンティーヌさばフィレ缶」です。ノルウェー産のさばを丁寧に下処理しエキストラバージンオイルに漬け込んだ商品です。簡単レシピだと、さばをお皿に並べブラックペッパーとレモンを絞っるだけで本格フレンチの出来上がりです。

フランス、ブルターニュ地方の老舗サバ缶メーカー「キャプテンクック」が手掛ける高級なサバ缶です。なんと1缶1,300円以上します。11種類もある味はとても評判で、粒マスタードやはちみつ＆タイム、ガーリックチリクリームとどれもおしゃれです。中身は半身が2枚入っていて身が引き締まっていながら口にいれるとふわっと柔らかいそうです。そのままでもまた、パスタに絡めても絶品です。

番組の中でも少し紹介しましたが、紹介した缶詰めは全て手作業で作られていたのです。一般的に安価に購入できるものは、缶詰用の魚に流れ作業で大量に生産しているイメージでした。今回紹介した缶詰はどれも厳選されたサバを丁寧にした処理し、手作業で缶に詰めています。またフタを閉めてから加熱処理しているので安全に殺菌され腐敗を防ぐ効果もあります。缶詰の安い、大量というイメージは全くどこにもありませんでした。

缶詰は長期保存ができる食べ物をいうイメージがありますが、みなさんはどの様に保存していますか？生ものとは違い乱雑にキッチンの片隅にしまったりしていることも多いと思います。加熱加工処理しているとはいえ、高温多湿な場所に保存すると、品質も低下してしまいせっかくの味が台無しになってしまいます。缶詰だからではなく、きちんと冷暗な場所を選んで保存してください。また、開封後はなるべく早く食べるようにしてください。

一時期100円の缶詰めブームがありましたが、最近は高級な缶詰めが人気の様です。おつまみ缶詰めなども流行り、缶詰はどこまで進化しているのでしょうか？缶詰めにしては少し高級ですが、手間がかからずすぐに食べられる便利さからプチ贅沢な一品で購入する人が増えて言ったようです。

東日本大震災後、保存食として人気が高まり、その後缶詰が日常多く食べられるようになりました。缶詰め人気が高まり手軽なだけではなく、品質や味にもこだわりはじめ現在の高級な缶詰ブームが来たようです。缶詰めはそのままはもちろんアレンジし多くのレシピにも変化できることも注目された要因ひとつです。

マツコの知らないサバ缶の世界ではサバ缶の魅力がたっぷりわかりました。ひとつのものに魅了された人がおすすめすると、すぐに買ってみたくなります。そしてこだわりのサバ缶やレシピの多さにも驚きました。手軽に購入でき栄養価が高く、美容にも効き目があるサバは万能な食材です。だれでもどこにでも手に入り安価なものから多くの種類があるのも魅力です。