2018年07月12日公開
2024年07月24日更新
カスクートとはどんなサンドイッチ?簡単レシピやカロリーも調査!
皆さんはカスクートとはどんな食べものか知っていますか?カスクートとはバゲットに新鮮な野菜や卵などを挟んだフランスのパリ生まれのサンドイッチのことを指します。最近は日本でも食べられるお店が増えてきており、おしゃれなサンドイッチとして有名になってきています。今回はカスクートのカロリーや中に入っている食材などを徹底調査しました。また家でも簡単に作れるカスクートの簡単レシピなども調査しましたので、参考にしてください。
カスクートは今おしゃれと話題のサンドイッチ!
皆さんはカスクートという料理を知っていますか?カスクートとはフランスのパリ生まれのサンドイッチのことを指します。通常、日本のサンドイッチといえば、スライスした食パンにマーガリンなどを塗り、その上にレタスやたまごサラダ、ハムやスライスしたトマトなどお好みの具材をのせ、最後に上からスライスした食パンをかぶせて挟んだ簡単で手軽に食べられる料理です。
日本ではサンドイッチは食べやすい大きさなどに切って販売されていることが多く、片手で簡単に食べられるので軽食として、軽いお昼ご飯として食べられることが多い料理になっています。また、サンドイッチを包丁で食べやすい大きさに切ると、パンとパンの間に挟んだたっぷりの新鮮な野菜やハムなどが断面に現れ、見た目もきれいな上に、とても華やかで、ボリュームのある美味しい料理となっています。
レタスやトマトなどの野菜のみをたっぷり使っているサンドイッチも販売されているので、食べるとかなりボリュームがあるが、お肉などが入っていないのため、カロリーがとても低いので、小腹が空いたときなどの軽食に食べてもあまり抵抗がないので、女性をはじめ、ダイエットをしている人にも手軽に食べることができます。
カスクートとはどんなサンドイッチなのかを解説!
日本のサンドイッチは上記で記載した通り食パンにレタスやハムを挟んでいますが、フランスのパリ生まれのサンドイッチ、カスクートとはいったいどんなサンドイッチなのでしょうか?カスクートというサンドイッチやカスクートに使われている中の具材などを調査しました。
カスクートとはどんなサンドイッチ?
カスクートとはフランス生まれのサンドイッチのことで、バゲットというフランスパンがフランスで誕生してから発生した言葉になります。カスクートはサンドイッチなので、毎日のお仕事の昼食に、また旅行に行った時のお弁当として親しまれており、好きな大きさにカットしてサンドイッチにすることができます。
そのため、各家庭のお弁当箱に合わせて入れることができるため、フランスでは日本のおにぎりのように親しみやすい料理になっています。「カスクート」と呼ばれるようになった由来は、カスクートが発売された40年前の発売当時までさかのぼります。
しかし発音が「カスクルート:casse-croute」の方がよりフランス語に近いため、カスクートと呼ばれている他にも、最近はカスクルートやカスクートサンドとも呼ばれるようになりました。
カスクートの語源は「カッセ・ラ・クルート:casser-la-croute」からきており、「カッセ:casser」は砕く、「ラ・クルート:la-crout」はパンの皮、固いパンの肩という意味になっていることから、「固いパンを砕く」という意味になっています。カスクートサンドはバゲットの皮をバリバリと横に割ってその中に具材を挟んで食べたことから、カスクートサンドと呼ばれるようになりました。
フランスではバゲットを使って手軽に食べられることから、ピクニックに行く際などお外で食べる軽食に用いられる馴染みのある料理になっています。フランスでカスクートはサンドイッチや軽食という意味としても使われるようになっている、とてもポピュラーな料理です。
カスクートに使われるパンの種類
カスクートに使われているパンはバゲットというパンです。街中のパン屋さんやスーパーではバゲットをフランスパンという名前で販売している所もあります。皆さんは「フランスパン」と「バゲット」の違いを知っていますか?パン屋さんやスーパーに売られているフランスパンやバゲットという名前のパンは似ているが微妙に違う役割をもっています。フランスパンとバゲットの違いは種類になります。
フランスパンとは数ある種類のパンの一部の総称のことをいい、バゲットはフランスパンというパンの総称の中の一つの種類の名称のことをいいます。フランスパンを作る際に使用する材料は、小麦粉、水、塩、イースト菌のみで作られており、フランスで生まれたパンということでフランスパンとして呼ばれるようになりました。フランスパンはパンの生地の外側が少し硬いという特徴があるパンのこといいます。
ではフランスパンの一種のバゲットとはどのようなパンなのでしょうか?フランスパンの一種のバゲットはパンの長さが全長約70cm~80cm、重量が300g~400g前後あるフランスパンのことを指し、バゲットの特徴としては比較的細長い分類のパンで、外側がやや硬めのパリパリした食感でありながら、中側はフワフワした食感が特徴で、さらに食べると塩味が風味漂うパンになっています。
また、バゲットという名前の由来については「バゲット」はフランス語で「杖」という意味から長いフランスパンの一種でそう名付けられたともいわれています。日本でもバゲットを食べる家庭が多く、私たちにとっても親しみのあるパンとなっています。
カスクートにおすすめの具材は?
カスクートはどの材料を入れてもとても美味しく食べられますが、その中でもカスクートに入れるととても美味しいおすすめの具材はクリームチーズになります。濃厚なクリームチーズと食べ応えがあるバゲットを一緒に食べると、濃厚なクリームチーズがバゲットに染み込んでとても美味しく食べられます。
クリームチーズのみでも十分美味しく食べられますが、濃厚過ぎて口の中がくどく感じてしまう場合にレタスやトマトなどさっぱりした食材を入れることで、こってりしているクリームチーズと、さっぱりしているレタスやトマトが交わうため、相乗効果が高まり最後まで美味しく食べることができます。
クリームチーズは糖質が低く、さらに、レタスやトマトなどといった野菜はカロリーが低いため、糖質制限ダイエットをしている人でも気兼ねなく食べることができます。
カスクートはレタスやトマトなどのさっぱりする野菜の他にも肉やエビなどにも、とても合います。バゲットにクリームチーズを塗り、その上にボイルしたエビやスライスした玉ねぎ、さらにはアボカドなどのせ、最後にマヨネーズなどで味付けをするとまた違ったカスクートサンドが完成します。バゲットに入れる食材は好きな材料を好きなだけ入れて自分好みのカスクートを作って楽しみましょう。
カスクートはセブンイレブンでも大人気!
カスクートサンドは通常だとパン屋さんかパンが豊富に販売されているスーパーなどで見かけるが、近くにパン屋さんが無かったり、スーパーで売っていなかったり、帰りが遅くなってパン屋さんやスーパーが閉まっていたりして食べたいのに食べれない時でも、コンビニなどで手軽に食べることができます。
カスクートサンドはセブンイレブンでも購入することができます。24時間営業しているセブンイレブンは仕事帰りに、またお腹が空いた時などに手軽によることができるので、とてもおすすめです。
さらにカロリーも低いので、カロリーを気にしなくても気軽に食べることができます。また、なかなかパン屋さんに入りづらい人も一度セブンイレブンのカスクートサンドを食べてみてはどうでしょうか?
カスクートのカロリーは?
セブンイレブンのカスクートサンドはバゲットの真ん中に厚めにスライスした濃厚なクリームチーズと脂身の少ないボリューム満点のベーコンを挟み、さらにはインパクトのあるペッパーピクルスソースで仕上げたボリュームがあり、素材の味をふんだんに味わえるサンドイッチです。
パンに使われているバゲットは噛み応えがあるしっかりとした食感に仕上がっています。サンドイッチや総菜パンなどはカロリーが高いため、ダイエット中でカロリーを計算している人などにはあまり、人気のない料理ですが、、セブンイレブンのカスクートサンドはボリュームがあるのにカロリーがとても低く、1袋食べると結構お腹いっぱいになるので、セブンイレブンのカスクートサンドはおすすめの一品になっています。
セブンイレブンで販売されているカスクートサンドのカロリーは1食あたり269カロリーと一般的な総菜パンに比べてカロリーが低い食べ物になっています。また、カスクートサンドに使用されているパンは歯ごたえのあるパンになっているので、1袋食べるだけで満腹になります。
カスクートの簡単レシピを紹介!
上記の記事ではカスクートの紹介や食べられる場所や具材を紹介しました。カスクートサンドはパン屋さんやスーパー、セブンイレブンで販売されていますが、実はカスクートサンドは自分で作ることもできます。いつものサンドイッチに使われているパンをバゲットにするだけで簡単にカスクートサンドになります。新鮮な野菜や食べたいお肉や濃厚なチーズなどを挟んで簡単で美味しいカスクートサンドを作りましょう。
今回は簡単に作れて美味しいカスクートサンドの簡単レシピを紹介します。カスクートサンドのレシピを覚えるだけで簡単に作ることができるので参考にしてください。
ワサビマヨネーズで大人の味「エビと野菜とハムのカスクート」
今回のレシピはワサビマヨネーズを使った和風のカスクートサンドのレシピを紹介します。新鮮なエビと野菜を使った美味しいカスクートサンドです。エビと野菜とハムのカスクートサンドの材料は、バゲット・1/2本、冷凍エビ・7個、新玉ねぎ(普通の玉ねぎでも可)・1/3個、ピーマン・1個、マヨネーズ・少々、ワサビ(チューブ)・少々、ハム・2枚を用意します。
まず、下ごしらえですが、新玉ねぎの皮をむき、包丁で薄くスライスします。次に、ピーマンを包丁で半分に切り、ピーマンの中の種を取り除きます。ピーマンの種を取り除いたら細切りにカットします。耐熱タッパーなどの容器にスライスした新玉ねぎ、細切りにしたピーマン、冷凍エビ7個を入れ、電子レンジ500wで約4分~5分加熱します。
加熱している間にワサビマヨネーズを作りましょう。ワサビマヨネーズの作り方は容器にマヨネーズ少々とワサビ少々を加えてムラなく混ぜあわせておきます。電子レンジに入れておいた材料が温まったら、電子レンジから取り出し、冷凍エビや新玉ねぎででた水気を捨て、さらに材料を絞って水気を切ります。水気を切ったエビや野菜に、先ほど混ぜておいたワサビマヨネーズを加えて全体に行き届くように混ぜます。
次はバゲットを用意します。バゲットは1/2本を包丁で縦に2等分に切ります。縦半分に切ったバゲットを今度は横半分に切り込みを入れます。横半分に切る際は具材が入る程度にきり、全部は切らないでください。ここまで来たらもう少しで完成です。切り込みを入れたバゲットを開き、一番下にハムを敷き、その上にワサビマヨネーズで味付けをしたエビと野菜をのせ、上からバゲットを挟んだらカスクートサンドの完成です。
もう一つのバゲットも上記と同じようにカスクートサンドにして食べてください。ワサビマヨネーズを使うことで、さっぱり飽きない味付けで食べることができ、カスクートサンドに使用している材料もお肉を使っていないため、カロリーもとても低いので、安心して食べられるレシピになっています。ぜひ、試してみてはどうでしょうか?
ボリューミー!「リンゴと生ハムのカスクート」
続いてのレシピはリンゴと生ハムのカスクートのレシピを紹介します。ボリューム満点で食べ応えがあるレシピになっています。用意する材料は、4人分になっています。バゲット・2本、生ハムの切り落とし・1パック、リーフレタス(通常のレタスでも可)・1袋、クリームチーズ・4個、リンゴ・1個、マーガリン(バターでも可)・適量、マヨネーズ・適量です。今回使うクリームチーズは1つ1つ個別に包装されているものを使います。
では、作っていきましょう。まず初めにバゲット1本を包丁で半分に切ります。バゲット1本につき2つ作ります。バゲットを包丁で半分に切ったら、次にバゲットの横半分(サイド)に切り込みを入れ、具を挟めるところを作っておきます。切ったバゲットをオーブントースターに入れて約3分焼きます。焼いている間に中に入れる具材を作ります。
ピーラーや包丁でリンゴの皮をむき、向き終わったリンゴを半分に切り、包丁でリンゴの芯を取り除きます。取り除いたリンゴをさらに半分に切り1/4のサイズにしたら食べやすい大きさに包丁でスライスします。スライスしたリンゴをボウルに入れ、リンゴの入ったボウルに水を加え、さらに塩を加えて塩水にして、リンゴをさらしておきます。塩水にさらす時間は約1分ぐらいで、あまり時間をかけてさらす必要はありません。
お皿やバットの上にキッチンペーパーを敷き、その上に塩水につけておいたリンゴを一つ一つのせて、リンゴの水分をとります。リンゴの水分をとっている間に他の材料も準備しておきましょう。リーフレタスは、袋から出し、水で洗い、食べやすい大きさにちぎっておきます。クリームチーズはアルミからだし、食べやすい大きさにちぎります。これでカスクートサンドの具材の準備は終了です。
では挟んでいきましょう。オーブントースターで焼いてパリッとさせておいたバゲットの中に、マーガリン適量を塗ります。マーガリンを塗ったバゲットの中にまず、リーフレタスを入れます。次に塩水につけて水気を切ったリンゴをのせ、その上にちぎったクリームチーズをのせ、最後に生ハムを好きなだけのせたら完成です。
リンゴは大体カスクート1個につきスライスしたリンゴ6枚ぐらい入れると、ちょうどよい量になります。リンゴと生ハムのカスクートを作る際はバゲットをオーブントースターで一回焼いてから作ると、パンがパリッとするのでおすすめです。
意外な組み合わせ!「肉みそカスクート」
通常のカスクートは濃厚なクリームチーズやプリップリのエビ、噛めば噛むほど味が出てくる生ハムなどの具材をを加えて食べることが多いですが、今回紹介するレシピは今まで紹介してきたレシピとは少し違う、意外なカスクートレシピを紹介します。その名も「肉みそカスクート」です。
肉みそといえば、普段はご飯の上にのせて丼ぶりなどで楽しむ料理になっており、食べ盛りのお子さんやパパっと食べたい時にすぐ作ることができる手軽なレシピです。今回はその肉みそをバゲットと合わせた、肉みそカスクートレシピを紹介します。
用意する材料は、鶏ひき肉・約250g、みそ・50g、砂糖・40g、みりん・40g、しょうゆ・大さじ1/2(9g)、粉唐辛子(お好みで)・ひとつまみ、しょうがすりおろし(お好みで)・少々、水・50cc、乾燥パン粉(肉みその10%重量)30g~40g、バゲット・1本、お好きな野菜(今回はレタス、キャベツ、きゅうりを使います)・適量、マヨネーズ・適量です。
まず、肉みそを作っていきましょう。肉みその作り方は、鍋に味噌、砂糖、みりん、しょうゆ、粉唐辛子、しょうがすりおろし、水を入れて鍋に火をつけ、加熱します。鍋に入れた調味料が煮立って、溶けてきたら、鶏ひき肉を鍋の中に加え、鶏ひき肉をほぐすようにかき混ぜます。ある程度鶏ひき肉がほぐれてきたら、火加減を中火~弱火にし、さらに加熱します。
鍋で煮詰めている肉みそを少しスプーンですくって肉みそがポテッとしたら完成です。熱いうちは緩いですが、固まると少し硬くなるのであまり、やり過ぎる必要はありません。鍋に入っている肉みそが冷めたらポリ袋に入れます。肉みそをすべてポリ袋に入れ終えたら、量り器で肉みその重さを量り、そのグラムの10%の重量のパン粉を肉みそが入っているポリ袋に加えます。
肉みそとパン粉が入ったポリ袋を上からやさしく揉んで肉みそとパン粉をなじませ、なじんだら、そのまま肉みそを冷蔵庫に入れて一晩寝かせてさらに味をなじませます。これで肉みその工程は終わりです。続いてはカスクートに挟む野菜やパンの下準備をしましょう。レタスは食べる分だけ取り、水で洗い、食べやすい大きさにちぎります。きゅうりは水で洗い、包丁で薄くスライスし、キャベツも水で洗い、薄い千切りにします。
バゲットは1本を包丁で半分に切ります。半分に切ったバゲットの横を包丁ですべて切ります。これで野菜とバゲットの工程は終了です。バゲットの内側の一番下にお好みでバターを塗ります。一番下にバターを塗ったら、その上にレタスをのせ、その上にマヨネーズをかけます。マヨネーズは多めにかけるととても美味しいです。
少し抵抗がある人はカロリーハーフのマヨネーズを使うことをおすすめします。マヨネーズをかけたらその上にカットキャベツをたっぷりのせ、その上に一晩寝かせて味が染み込んでいる肉みそをたっぷりのせます。最後にバゲットを肉みその上にのせたら完成です。ボリューム満点の肉みそカスクート意外な組み合わせですが、とても美味しいレシピなっているので、ぜひ試してみてください。
カスクートを美味しさを確かめてみよう!
今回はカスクートについて紹介しましたがどうでしたか?カスクートはフランスのパリで愛されているサンドイッチです。カスクートに使われているパンは主にフランスパン中の一種でバゲットというパンが使われていて、フランスではカスクートに挟まっている具材はクリームチーズをはじめ、生ハムやレタスなどが使われています。
しかし日本では、フランスと違い、日本ならではのいろいろな具材が使われていてどれもとても美味しそうなカスクートばかりです。カスクートは簡単に作ることができるので、ピクニックやお花見などに手軽に持っていくことができます。
また、バゲットに挟む野菜によってカロリーも調節できるので、楽しく食べることができます。今回紹介したレシピの他にもたくさんのレシピがあるので、オリジナルの具材でカスクートを楽しんでみてはどうでしょうか?