2018年07月05日公開
2024年07月23日更新
ビスコのカロリーは高い?発酵バター仕立てなどの栄養も調査!
みなさんはビスコというお菓子を知っていますか?ビスコはグリコから発売されているビスケットのお菓子でその歴史にも古いものがあります。パッケージに描かれている坊やのイラストが特徴的なお菓子でもあります。昭和8年~描かれている坊やのイラストはどんどん変わっていっているということも知っていたでしょうか?そんなビスコですが、カロリーを気にしたことがありますか?ビスコは体にいいお菓子というイメージ高いですが、果たしてカロリーは高いのでしょうか?
ビスコはのカロリーを気にしたことある?
みなさんはビスコのカロリーを気にしたことはあるでしょうか?ビスコはグリコから発売されているビスケットのお菓子です。ビスケットに挟まれて、白いクリームが挟まっています。そんなグリコのパッケージには、男の子の坊やのイラストが描かれています。実は、このグリコ坊やのイラストも変わっていることを知っていたでしょうか?
昭和8年からのイラストの移り変わりを見るだけでも、ビスコに長いレ式があることがわかります。現在のイラストの坊やは5代目になり、その時代に合わせた坊やへと変身しているようです。そんなビスコは乳酸菌がたくさんはいっているということで、体にいいお菓子というイメージがあります。体にいいお菓子なのだからダイエット中の方やカロリーを意識しているという方の中には、罪悪感もなく食べてしまっているという方もいるかもしれません。
そんなビスコもお菓子となりますので、もちろんカロリーは存在します。ビスコのカロリーは一体どのくらいなのでしょうか?ダイエット中のお菓子としてビスコは成り立つのでしょうか?今回は気になるビスコのカロリーを調べてみます。ビスコのカロリーは高いのか、ビスコの発酵バターや小麦胚芽、ミニパックビスコ、いちご味など調査してみました。
ビスコのカロリーは高いのかを解説!
ビスコのカロリーは実際のところ高いのでしょうか?乳酸菌が入っているので体にはいいんだとうというイメージはあるでしょう。また栄養成分も入っているため体にいいというイメージもあります。まずは、ビスコのカロリーはどのくらいあるのかをしっかりと知っていきましょう。また、ビスコの歴史も紹介していきます。
ビスコは子供の健康を願って作られたお菓子
ビスコの販売が開始されたのは、1933年のまだまだ栄養の少なかった時代です。ビスコ1箱は10銭で販売が開始されました。発売当初のビスコは、酵母入りクリームサンドビスケットとして、商品名は酵母ビスケットという名称でした。栄養の少ない時代の当時に、酵母の栄養効果が注目されており、その栄養効果の注目される酵母を入れたお菓子としてビスコが誕生しました。
商品の名称も、酵母ビスケットから、酵母ビスケットを略してコービスと呼ばれるようになり、その後現在の名称でもある、ビスコという商品名になりました。ビスコの誕生は、栄養の少なかった時代に栄養効果の注目されていた酵母を入れることで栄養を取らせようという優しい気持ちから誕生したお菓子でした。
ビスコの歴史を少しだけ紹介!
栄養の少ない時代に栄養効果の注目されていた酵母ビスケットを発売したグリコですが、戦争中にはその生産をストップしていた歴史があります。1951年に、戦争中に中断していた生産を再開させました。その際にはパッケージの坊やのイラストは2代目坊やになっていました。昭和26年から2代目坊やとなっています。そして、2代目坊やは、1956年、昭和31年から3代目のビスコ坊やになりました。
1979年には、子どもたちや親御さんの意見に応えてビスコの大きなリニューアルが行われました。ビスコのおいしさと栄養が大幅にアップし、栄養成分も強化されました。今までの硬かったビスコの生地は現在の軽い生地に変更され、レモン味のクリームには、隠し味でいちごが追加されました。乳酸菌はもちろんのころ、ビタミンやカルシウムという西洋成分も強化されました。
1982年、昭和57年からは、4代目ビスコ坊やへと変更され、1995年には、ビスコミニパックの発売が開始されました。2001年には、家族で食べられるビスコ大箱が発売されました。2002年には、ビスコの小麦胚芽が発売されました。
2005年には、ビスコ2回目の大きなリニューアルが行われました。そのリニューアルは、ビスケットの製造過程で使用していた油を見直すことで、まず口溶け感が増しました。さらに、ビスケット部分を薄くし、クリーム部分を20パーセント増やしたことによってクリーミーに進化したのです。それだけでなく、乳酸菌の個数も従来の4000個から1億個に増えました。
このような2005年の大きなリニューアルによってビスコはさらに美味しく、そして健康的なお菓子へと進化したのです。2007年には災害時のときなどにも保存ができるように、ビスコ保存館が発売されました。ビスコの保存館は2010年に宇宙ステーションにももちこまれたようです。
2013年には、ビスコの発売80周年を記念してスマイルビスコというサービスが始まりました。このサービスは、ビスコという文字の部分を自分の名前や好きな文字に変えられたり、坊やのイラスト部分を好きな顔に変えることができるというサービスです。世界に1つだけのオリジナルビスコを作ることができ、プレゼントにも面白いサービスです。
2015年には、発酵バター仕立てのビスコが定番商品になりました。発酵バター仕立ては期間限定・数量限定で発売されていたのですが、また食べたいという多くの声に応える形で、発酵バター仕立てが定番商品となりました。そして2018年には、新たなビスコの商品焼きショコラ味も発売されています。
ビスコミニパックにはいちごやカフェオレが登場!
ビスコの商品には、ちょっと食べたいというときにいいビスコのミニパックがという商品があります。ビスコミニパックは食べきりサイズとなっており、5枚入りのミニ商品です。ビスコミニパックの種類は、ビスコミニパック・ビスコ小麦胚芽入りミニパック・ビスコいちごミニパック・ビスコカフェオレミニパックの4つに種類です。いちごのミニパックはピンク色のパッケージでいちごの写真がついたかわいいパッケージとなっています。
2018年焼きショコラ味が登場!
2018年にビスコの新シい種類が発売が開始されました。その味はビスコ焼きショコラ味です。濃厚なショコラの味をビスコで楽しむことができます。ブルーを基調としたパッケージにショコラ色に焼かれたビスコの写真が載っています。
ビスコのカロリーを種類ごとに紹介
ビスコが体にいいお菓子ということはわかりましたが、気になるのはビスコのカロリーが高いのかということです。体にいいということでパクパク食べても太るということはないのでしょうか?いちごのビスコなどのカロリーは一体どのくらいなのでしょうか?発酵バター仕立てのカロリーは高いのかも気になります。
まずは、ノーマルなビスコのカロリーです。カロリーは1袋21gあたり99kcalで、糖質は3.80gとなっています。また、ビスコ1袋8gのものはカロリー39kcalで、糖質は5.0gです。続いては、ビスコの発酵バター仕立てです。ビスコの発酵バター仕立てのカロリーは1パック5枚あたり109kcalです。発酵バター仕立ての糖質は1.50gとなっています。
続いては、ビスコの小麦胚芽のカロリーを見ていきましょう。小麦胚芽のカロリーは109kcalです。そして小麦胚芽の糖質は5.20gとなっています。続くビスコのいちご味のカロリーを見てみましょう。ビスコのいちご味のカロリーは98kcalです。そしていちご味の糖質は3.70gとなっています。こうしてみるち一番低カロリーで低糖質なのは、ビスコのいちごということになるのでしょうか?
ビスコ発酵バター仕立てなどの栄養について
ビスコの栄養成分にはどのようなものが入っているのでしょうか?カロリーばかりに注目がいってしまいますが、ビスコのその他の栄養成分でも見逃せないものがあります。
ビスコに含まれている栄養は?
まずは、ビスコに含まれる栄養成分を見ていきましょう。数値はビスコ1袋分に入っている5枚分の栄養成分となっています。ビスコの栄養成分は、エネルギー・タンパク質・脂質・炭水化物・ナトリウム・カルシウム・ビタミンD・ビタミンB1・ビタミンB2となっています。
エネルギー98Kcal・タンパク質1.3g・脂質3.7g・炭水化物14.8g・ナトリウム47mg・カルシウム117mg・ビタミンD0.5μg・ビタミンB1が0.08mg・ビタミンB2は0.09mgとなっています。
ビスコには1億個のスポロ乳酸菌が入っている!
ビスコに乳酸菌が入っているということは、ビスコが好きな方はほとんどが知っていることでしょう。ビスコにはスポロ乳酸菌という乳酸菌が1億個も入っています。これは1袋5枚入りのビスコだとしたら、1枚に対して2000万個入っているということになります。スポロ乳酸菌は、グリコがその名前をつけたものになります。
スポロ乳酸菌は、体の中に入り人間の体温であったり酸の刺激を受けると乳酸菌が目を覚まします。もう少し詳しくスポロ乳酸菌について調べてみると、スポロ乳酸菌は、胞子を作ることのできる有胞子性乳酸菌と呼ばれる乳酸菌になるようです。栄養細胞として活動している状態では、熱や酸に弱くなります。しかし。胞子の状態のままだと熱や酸に強いという性質があります。
胞子の状態のままでも、環境が整うと栄養細胞として発芽し活動をし始めます。ビスコでは、クリームの部分に乳酸菌がたくさん生きたままの状態で配合されています。熱や酸に強い胞子の状態のまま、ビスコのクリームに入れることによって生きたまま腸内まで運ばれるようになっています。
体にいいとはわかっている乳酸菌の効果とは一体なんなのでしょうか?乳酸菌の効果は腸内環境と整えるということにあります。腸内環境の改善に効果がありますので、お通じがよくなるという効果があります。
ビスコ発酵バター仕立てについて
ビスコの人気の味、発酵バター仕立ての栄養についてもみていきましょう。ビスコの発酵バター仕立てはもう一度食べたいという声に応えて定番商品になったものです。バターを使用しているのでカロリーは高いイメージがありますが、実際にカロリーは高いのでしょうか?ビスコの発酵バター仕立ての栄養成分は、1袋5枚入りの数値で紹介します。
発酵バター仕立てのカロリーは109kcalです。タンパク質は1.6gとなっています。発酵バター仕立ての糖質は、5g・炭水化物は14.3gです。発酵バター仕立てにはナトリウム・カリウムも含まれており、ナトリウムは88mg・カリウムは117mgとなっています。
ビスコ小麦胚芽入りについて
ビスコの小麦胚芽の栄養成分についても見ていきましょう。小麦胚芽と聞くとカロリーなどはあまり高いというイメージはありません。小麦胚芽のカロリーは高いのでしょうか?小麦胚芽のカロリーは、1袋5枚入りで紹介します。
小麦胚芽のカロリーは109kcalです。小麦胚芽ビスコ1枚に換算し21.8kcalとなります。5枚で109kcalとなると想像よりはカロリーは高いでしょうか?その他の栄養成分は、タンパク質1.6g・脂質5.2g・糖質13.3g・食物繊維1.2g・ナトリウムは112mgです。カルシウム・ビタミンも含まれており、カルシウム127mg・ビタミンD0.6μg・ビタミンB1が0.08mg・ビタミンB2は0.09mgとなっています。
3種類のビスコの栄養やカロリーを比較してみよう
ビスコのノーマル味・発酵バター仕立て・小麦胚芽の3つの種類を比べてみると、カロリーが高そうな発酵バター仕立て、体によさそうな小麦胚芽2つのカロリーはほぼ同じ、他の栄養成分も大差がないようです。小麦胚芽には食物繊維も入っているようです。カロリーは、基本のノーマル味のビスコが一番低いようです。
ビスコいちごの栄養成分もみてみよう
ビスコのいちご味の栄養成分もみていきましょう。ビスコのいちご味の成分は1袋5枚入りで紹介します。まず、ビスコのいちご味のカロリーは98kcalとなっています。ノーマル味のビスコといちご味のビスコのカロリーはほとんど同じようです。ビスコのいちごのタンパク質は1.3g・脂質3.7g・炭水化物14.9g・ナトリウム47mgとなっています。
ビスコはダイエットには不向き?
ビスコは栄養があり、ダイエットに向いていると思われがちなお菓子でもあります。栄養があるのでダイエット中に食べても太らないと思っていてダイエット中のおやつにしているという方もいるかもしれません。ビスコがダイエットに向いているかどうかというと、どちらかというとダイエット中のおやつには不向きとなります。
今回ビスコのカロリーなど紹介していきましたが、決してカロリーは低くありませんでしたよね?ビスコは栄養があるおやつではありますが、カロリーはあるお菓子です。ビスコは栄養はあるけども、カロリーも高いということを分かっていなければ食べ過ぎてしまうという結果につながるでしょう。
ビスコはカロリー管理がしやすい健康的なお菓子
いかがでしょうか?今回はビスコのカロリーや栄養成分について紹介しました。ビスコは決してカロリーの低いお菓子ではありません。栄養もあるけども、カロリーも高いお菓子になります。しかし、ビスコは小分けに入っているため、ダイエット中のカロリー計算などはしやすい食べ物でもあります。栄養もあるお菓子になりますので、1袋あたりのカロリーや栄養を知り美味しく食べましょう。