コーンポタージュ味のお菓子の値段を調査！アレンジも紹介！

「コーンポタージュ味のお菓子」と聞いて何を思い浮かべるかというと、やはり少年・少女の時代によく食べた「駄菓子」ではないでしょうか？特に昭和生まれの人には懐かしく感じることでしょう。まだ子どもだった頃、親から駄賃をもらって近所の駄菓子屋さんにお菓子を買いに行き、そのときコーンポタージュ味のお菓子を手にした人は多いことと思います。そのとき知った味が忘れられなくて、何度も買い続けてきた人は多いはずです。

しかし残念なことに、近年ではそんな駄菓子屋さんの数が軒並み減っています。1980年代からその傾向が激しくなり、今では近所に駄菓子屋さんがある光景をあまり見かけなくなりました。その原因についてここでは詳しく触れませんが、では駄菓子屋さんはどこに行ったのかというと、近くのスーパーや大型ショッピングモールなどにその場所を移しています。それで日常の買い物をするついでに駄菓子を購入するスタイルになりました。

別にお菓子でなくても、コーンポタージュが好きという人は多いでしょう。あのクリーミーな舌触りに腹持ちの良さ、少しだけしょっぱくてコーンのシャキシャキとした歯触りなど、とにかく美味しくて食べやすい、しかも簡単に作れるというのがその理由でしょう。そんなコーンポタージュ味のお菓子が美味しくないわけありません。値段も安くて手に入りやすく、アレンジ商品もたくさんあって飽きが来ない工夫もされているので尚更です。

美味しくて値段が安く、アレンジ商品も多く次から次に手が出てしまう・・・気持ちはよく分かりますが、コーンポタージュ味のお菓子がいくら美味しいといっても、それはあくまで「駄菓子」の部類に入ることが多いので、食べ過ぎには要注意です。単純に太るからという以上に、食品添加物がたくさん使用されているのと、物議を醸している遺伝子組み換え作物も使用されている可能性があるため、健康を害さないよう適度に食べましょう！

ここで紹介するコーンポタージュ味のお菓子の値段の表記は、「税抜き○○円程度」としています。消費税の税率は変わることがありますし、またお菓子を取り扱う販売業者によって値段に多少のバラツキがあることや、メーカー希望小売価格についても変動があることを考慮し、通販業者やメーカーの値段を参考に四捨五入した値で紹介しています。そのことを踏まえご了承ください。基本的に駄菓子が多いので安い値段の商品が多いです。

トップで紹介するのは「うまい棒コーンポタージュ味」です。やはりこれが一番メジャーなのではないでしょうか。サクサクと香ばしく、小分けされた食べやすいサイズ、そして値段は1本あたりなんと税抜き10円ほど、何かの景品としてタダでもらえる場合もあります。株式会社やおきんが販売、このあと紹介するコーンポタージュ味のお菓子を作っているリスカ株式会社が製造していています。よってヒットメーカーが作っている商品です。

たっぷりとお腹一杯に食べられるコーンポタージュ味の定番がこちらの商品です。先ほどのうまい棒を作っているリスカ株式会社が製造しています。一つ一つがちょうど口に入りやすいサイズで、コーンポタージュの味がしっかりと染み込みコクがあるため、次から次へとイケてしまいます。うまい棒と比べてもコーンポタージュの味が濃くて、ガッツリと味わいたい人に向いたお菓子になります。指に付いた粉末まで舐めたくなるでしょう。

リスカコーンポタージュにはサイズのバリエーションがあり、それによって値段も違います。たっぷりと食べたい人にはLサイズがあり、これは75g入っていて値段は税抜き100円程度です。その一方で37gのSサイズもあり、こちらのサイズを子どものとき手にしたという人が多いでしょう。値段にして税抜き45円程度になります。子どもでも買いやすい値段です。そのときのお腹のスキ具合がありますので、サイズを選べるのは便利です。

ホンダ製菓株式会社さんが開発した商品で、コーンポタージュ味のソフトせんべいです。コーンポタージュ味でせんべいのお菓子というのはなかなか珍しいです。本商品には北海道産という産地が明確なトウモロコシを使用していて、隠し味にチーズを混ぜ込みオリジナリティを出しています。せんべいの枚数は15枚入っていて、値段は税抜き200円程度で購入できます。柔らかくもコクを感じさせる程好い味わいはきっとクセになるでしょう。

株式会社かとう製菓が作っている駄菓子商品です。これも「うまい棒」と同様に小分けされた商品であり、ポテトスナックが3枚入っているだけの食べ切りサイズのお菓子です。先ほどの「うまい棒」や「リスカコーンポタージュ」と並ぶ駄菓子商品の定番的存在であり、値段は税抜き30円程度です。トウモロコシの優しくて甘い感じの味が舌の上に広がります。メジャーですから、子どもの頃に味わった体験のある人はきっと多いでしょう。

陽気なＣＭソングで有名な「おやつはカール」ですが、実はこのお菓子にもコーンポタージュ味があるのです。株式会社明治が従来商品をアレンジしたもので、くねっと曲がったスナックが従来の3倍サイズに大きくなっています。スイートコーンを使うことで甘みとコクを出していて、クセになる味に仕上がっています。値段は税抜き120円程度で購入できるお手頃なお菓子です。食べ応えが抜群なので、パーティー時に活躍するでしょう。

上等なお菓子を紹介します。あのもち吉が作っている銘菓に「おまつりこまち」というせんべいがあって、これにコーンポタージュ味があるのです。14枚入りで税抜き350円程度の値段です。手にひらにちょこんと乗るサイズの大きさで食べやすく、コーンポタージュ味はほんのりしていて、米の味がしっかりと主張するように仕上がっています。値段はやや高いですが、買って後悔させないクオリティに満足感がふつふつ湧いてくるでしょう。

わりと有名なので知っている人も多いでしょう。米どころ新潟県の栗山米菓という会社が製造していて、子どもの頃サクサクとしたお米の味と塩味が効いて美味しかったという記憶があるかも知れません。そして本品はそんな大ヒット商品のコーンポタージュ味です。コーンの甘みが加わった新感覚で食べられます。値段は税抜き220円程度、いわゆる駄菓子の部類ではなく、品質の高い立派なお菓子です。お米の味が好きな人にオススメです。

コーンポタージュ味のお菓子にはアレンジされた商品がたくさんあり、飽きが来ないように工夫されています。しかし今から紹介するものは「食べ方」そのものをアレンジしたものであり、とてもユニークで意外性に富むものです。「こんな美味しく食べる方法があったのか！」と思わず目からウロコを落とすことでしょう。コーンポタージュ味のお菓子には値段の安い商品が多いですが、食べ方のアレンジでちょっぴり高級な気分になれます。

うまい棒でクリームコロッケと聞いたら「何じゃそりゃ！？」と思う人が多いでしょう。それもそのはずで、よほど頭が柔軟な人でない限り、普通はそんな奇想天外なことは思いつきません。しかしこれ、正しい作り方を覚えれば、きちんと出来上がります。ジャガイモを湯がく必要がありませんので、そのぶん手間要らずで作れます。しかしコロッケである以上は本格的なレシピですから、「うまい棒」の変身具合にきっと驚くことでしょう。

まず鍋にコーンポタージュ味のうまい棒を4本～5本、大まかにみじん切りした玉ねぎを50gほど、牛乳を250mlぐらい入れます。そして中火で煮込みながらうまい棒をグリグリすり潰していき、沸騰したら弱火、丁寧にかき混ぜながら5分から10分ほど煮詰めましょう。ここで注意すべきは焦げないようにすることです。コロッケにふさわしい粘り気が出て来たのを確認して火を止めます。そして容器を入れ換え冷蔵庫で冷ましましょう。

冷やして固まったものを冷蔵庫から取り出し、作る個数に切り分けます。そしてボウルに卵と水と小麦粉を入れて衣を作り、切り分けたコロッケごとに衣をつけます。そのあと優しくパン粉をまぶして、高温の油の中に入れジュッと揚げましょう。こんがり薄い感じのキツネ色になったところで火を止め、油を切ったら出来上がりです。中までしっかり火を通す必要はありません。とにかく焦げ付かせないよう調理することがポイントです。

「いくらアレンジレシピといっても時間をかけてまで作りたくない！」そんな人にピッタリなレシピがこれです。コーンポタージュ味のお菓子をそのまま「スープにしてしまおう！」というものです。これなら非常に簡単で、手間がほとんどかかりません。もとからコーンポタージュ味が染み込んでいるスナックでスープを作ることができれば、色々な材料を使ってスープを作る手間が省けます。誰でも簡単にできるのでオススメです。

まずコーンポタージュ味のスナックをカップの中に入れ、すり潰して粉末状にします。次に牛乳を適量入れて混ぜ、電子レンジで温めれば出来上がりです。拍子抜けしますがこれだけです。もっと自分でちゃんと「作った感じ」を味わいたいという人は鍋にスナックを入れてすり潰し、コンソメや塩、パセリなどを入れて味を調製し、そのあと牛乳を注いで火にかければ、わりと本格的な味のするコーンポタージュスープが出来上がります。

「フリフリポテト」というのは変な名前ですが、ファーストフードに売っているようなスティック状に揚げたポテトのことです。そうです。今度はコーンポタージュ味のスナックを使ってこのフリフリポテトを作ろうというものです。コロッケが作れるのですから、スティック状のものも当然作れます。本物のポテトと似たような食感を、口の中に広がるコーンポタージュ味とともに楽しむことができる斬新なアレンジレシピがこれになります。

クリームコロッケのときと同様に、まずコーンポタージュ味のスナックを鍋に入れ、牛乳をほんの少しだけ注いで中火にかけます。グリグリすり潰しながらきちんと混ぜこみ、湯がいたジャガイモをすり潰したような感じになるまで煮込みましょう。このとき牛乳が多過ぎるとグチャグチャして形がまとまりにくくなります。また火にかけ過ぎると溶けてしまいますので、これも厳重に注意します。そして冷蔵庫に入れて冷やし固めましょう。

冷蔵庫でやや固まったスナックを取り出し、スティック状になるよう指で形を変えます。地味な作業になりますが、しばらく頑張りましょう。それでたくさん作ることができたら、底が厚めの鍋に160度ぐらいの高温の油を多めに溜め、油ハネに気を付けながら静かにスティックを入れていきます。こんがりキツネ色になりましたら火を止め、綺麗な器に移し替えて全体的に軽く塩をまぶせば、コーンポタージュ味フリフリポテトの完成です。

これが一番簡単なアレンジメニューです。コーンポタージュ味のお菓子「すでにお菓子に味が付いているのにまた染みこませるのか？」と思われるかも知れませんが、これが良いのです。スープの味がさらに染みこむことで濃厚で芳醇な味わいになり、より旨味が増すのです。コーンポタージュの味がとことん好きで、深く味わいながら食べられる、しかも時短で簡単に作れるのが魅力的です。ほんの一工夫で美味しく食べられるメニューです。

使うお菓子はコーンポタージュ味ならなんだって構いません。スープはインスタントでも自分で作ってもどちらでもOKです。自分で作る場合はまずクリームコーン缶を1缶用意し、鍋にバターを熱したあとに流し入れ、牛乳を1カップから1カップ半ぐらい加え混ぜ込みます。そして塩を適量入れ、好みの塩加減にしましょう。最後に刻んだパセリを入れ香味をよくし、そうした上でお菓子を浸けて食べると最高の味わいになるでしょう。

いかがでしたでしょうか？値段も手ごろで味も美味しいコーンポタージュ味のお菓子。それをそのまま食べるのも良いですが、ちょっと一工夫してアレンジすることで、より美味しい食べ方ができることが分かりました。アレンジレシピにはとてもユニークな面白さを感じて頂けたのではないでしょうか？繰り返しになりますが、いくら美味しくても「食べ過ぎ」には注意して、楽しいおやつタイムとして生活の中に上手く取り入れましょう！