日本酒の飲みやすい銘柄ランキングTOP25!女性や初心者におすすめなのは?

日本酒は飲み慣れない人からすると強いお酒なのではないか、飲みにくいのではないかと思われがちですが、実は日本酒には初心者でも飲みやすいものもあります。初心者の方ならどんな日本酒を選べばいいのか、女性に人気の品種はどんなものなのか調べてみます。日本酒の飲みやすい銘柄をランキングTOP25を紹介します。これを知れば、日本酒のメニューを見ても困らずにさっと注文できますし、あまり詳しくない人にはおすすめすることもできるようになります。

日本酒の飲みやすい銘柄ランキングTOP25!女性や初心者におすすめなのは?のイメージ

目次

  1. 1日本酒の飲みやすい銘柄って何?
  2. 2日本酒の女性や初心者でも飲みやすい銘柄TOP25を紹介
  3. 3日本酒の飲みやすさを確かめてみよう

日本酒の飲みやすい銘柄って何?

日本酒でいう飲みやすいものってどんなものなのでしょうか。日本酒に詳しくない方だと、味は甘口の方が飲みやすいと思うものです。確かに甘口は辛口の日本酒と比べて飲みやすいものです。しかし、実は辛口の日本酒の中にも甘みを感じやすく、すっと飲みやすいものがあるのです。では果たしてどんな日本酒を選べばいいのでしょうか。

日本酒の甘口と辛口を見分け方

基本的なことですが、日本酒の甘口と辛口を見分け方は、日本酒のラベルに書いてある「酒度」と呼ばれるマイナスとプラスの表記が目安となります。甘口の日本酒はその表記がマイナスとなっていて、味が甘くなるほどにマイナスの数値が高いです。逆に辛口はプラスの数値が高いのです。それを目安に買ってみるのもいいでしょう。

 

しかし、日本酒を飲んで甘いと感じる感覚は、酒度以外にもアルコール度数や酸度によって変わってくるようです。なので、甘口なのに甘さを感じにくいものもあれば、辛口でも飲みやすいものもあるということです。ということは日本酒は飲んでみないとわからないということで、甘口・辛口にこだわらず、一度飲んでみるのが一番ということになります。

初心者や女性でも飲みやすい日本酒とは?

どんなものを選べばいいのかわからないのに、飲んでみろと言われても困るという方がほとんどだと思います。日本酒にはいろんなタイプのものがありますが、その中でもスパークリングタイプのものや大吟醸酒は比較的飲みやすいです。スパークリングタイプはすっきりとした甘口のものが多く、スパークリングワインのような感覚で飲めます。大吟醸は辛口のものが多いですが、すっきりとキレが良く、後味がないというものが多いです。

どちらも飲みやすいタイプのものになりますので、どんどん飲んでしまい飲みすぎることがありますので、特に初心者の方は気をつけるようにしてください。

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日本酒の女性や初心者でも飲みやすい銘柄TOP25を紹介

ランキング25位:フルーティーで飲みやすい 一白水成純米吟醸

秋田県の福禄寿酒造は1688年から続く老舗蔵元で、無色透明、舌ざわりが爽やかな湧き水を日本酒造りに使っています。この一白水成純米吟醸は新酒の時期に発売する袋しぼりたてと同じスペックですが、火入れをし、 約半年寝かせることにより、落ちついた味になり、酒米美山錦のうまみを十分に感じさせる日本酒になっています。

 甘酸っぱい感じのフルーティーさが特徴で、女性好みの飲みやすい日本酒です。価格は1800mlで2916円(税込み)になります。

ランキング24位:いつ飲んでも美味しい酒 「飛露喜(ひろき)純米大吟醸」

福島県会津若松の廣木酒造は、古くから「泉川」の銘柄で親しまれてきました。1999年「飛露喜」(ひろき)を新しい銘柄として売り出しました。これは甘み、旨み、香りが三位一体となった無濾過生原酒です。「濃密な透明感のある、存在感のある酒を造りたい」という言葉通り、飲みやすく食中酒としても存在感のある日本酒です。

食前、食中、食後いつ飲んでも美味しく、辛口ですっきりしていて初心者や女性にも飲みやすいです。価格は720mlで2700円(税抜)になります。

ランキング23位:しぼりたて生酒の旨味「風の森 純米 秋津穂しぼり華」

奈良県油長酒造は慶長年間から始まった歴史と伝統のある蔵です。ここの銘柄「風の森」は水を加えず火入れもしない生原酒にこだわった無濾過の日本酒です。 秋津穂は地元産の酒米で、もろみ日数30日という手間暇をかけて作ります。ほのかな甘みと深い旨味が味わえる日本酒に仕上がり、酒名にある「しぼり華」とは、お酒づくりでもっとも華やかな味と香りがする部分だけを贅沢にビン詰めしたという意味です。

米の甘い香りでフレッシュな味わい。爽やかなラムネのようなニュアンスも感じます。開栓直後は微発泡感が感じられます。大吟醸に近いクオリテイでありながら、純米酒なので価格はリーズナブルです。日本酒初心者でも手が出しやすい商品です。価格は720mlで1050円(税抜)になります。

ランキング22位:ほのかに梅の香りのする「越乃寒梅 別撰 特別本醸造」

新潟県にある明治40年創業の石本酒造で越乃寒梅は作られています。本醸造酒ながら、吟醸にも引けをとらないコクと味わいで多くの人を魅了しています。元祖・幻の銘酒といわれ、落ち着いてじっくり飲むのにふさわしい逸品です。燗にしても、常温や冷やで飲んでも美味しく、ほのかに梅のような香りをたたえるの辛口の日本酒です。

 サラリとした中にも独特の深みがあり、 さすがは越乃寒梅と言えます。日本酒初心者にも飲みやすいお酒です。値段は1800mlで2540円(税抜き)です。

ランキング21位:淡麗辛口で後味すっきり「〆張鶴 純 純米吟醸」

1819年創業の宮尾酒造は新潟県村上にある蔵元です。三面川の伏流水の湧き水を使い、酒米は五百万石です。「〆張鶴 純 純米吟醸」は、数ある〆張鶴シリーズの中でも人気の商品です。香り高い風味としっかりとしたお米の旨味は、飽きのこない日本酒となっています。軽さがあり、のどごしは淡麗辛口で後味さわやかすっきりしています。値段は1800mlで3500円(税抜き)です。

ランキング20位:マスカットのようなフルーティーな飲みやすさ「田酒 特別純米酒」

青森の西田酒造で作られる地酒で、酒造好適米「花吹雪」によってつくられた日本酒通もうなるおいしさです。魚料理など淡白なメニューと一緒に飲めばその美味しさを一層引き立ててくれます。磨きの高い特別純米酒のせいかマスカットのようなフルーティーな香りがあり、時間とともに炊き立てのご飯、つきたての餅のような純米特有の香りがしてきます。口の中で広がる甘みとコクのある辛口は、飽きがきません。
 

飲み方は、冷やして飲むのがおすすめです。初心者や女性のみならず、万人ウケする日本酒です。値段は1800mlで2651円(税込)です。
 

ランキング19位:海外でも人気の「出羽桜 桜花 吟醸酒」

出羽桜酒造は1892年に山形県天童市に創業しました。「出羽桜 桜花 吟醸酒」は1980年の発売以来、数々の品評会でグランプリを獲得している出羽桜の人気商品です。フルーティーな吟醸香と、ふくよかな味わいで飲みやすく、吟醸酒ブームに火をつけました。「この酒で日本酒に目覚めた」という人もいるほどです。

品格のある高い香りは、『マックスファクター化粧品"SK-Ⅱ"の香りサンプル』に選ばれ、「英国最古のワイン商で王室御用達のBB&R社が初めて扱う日本酒」に採用されるなど、国内のみならず海外にもファンが多い日本酒です。飲み方は冷え冷えの冷やがおすすめですが、常温、ぬる燗でもOKです。値段は値段は1800mlで2600円(税抜き)です。

ランキング18位:こだわりの原料と製法で作られた「黒龍 純米吟醸」

黒龍酒造は福井県永平寺にある1804年創業の蔵元です。霊峰白山山系の雪解け水と福井県産五百万石を原料にこだわりの製法で黒龍は作られました。海外のワイン醸造所を研究してつくられた黒龍純米吟醸は、職人の技術と魂が込められた逸品です。五百万石の持つ米の味わいを存分に活かすことで、最大限に旨味を引き出しています。豊かな香りは時間とともにいろいろな香りに変化していくので、飽きることなく飲み進められます。

冷やで飲むのがおすすめです。白味噌を使った料理と非常に相性がいいので、ぜひ試してみてください。価格は1800mlで2700円(税抜)です。

ランキング17位:低アルコール原酒で飲みやすい「賀茂金秀 特別純米13」

「賀茂金秀 特別純米13」は広島の小規模な酒蔵・金光酒造で作られた日本酒です。高級感のあるボトルデザインは一見すると外国ワインのようです。これは低アルコール原酒といわれる日本酒です。低アルコール原酒は作るのに手間、暇がかかるため、製造するのがとても難しいと言われています。アルコール度数を低くするのであれば、水をくわえて薄めるのがもっとも簡単な方法ですが、低アルコール原酒は自然な方法で度数を下げます。

低アルコール原酒は、作り手の技術や努力があってやっと作られた日本酒と言えます。アルコール度数はワインと同じくらいで、お酒に弱い初心者や女性の方にも飲んでいただきたという思いから生まれました。洋食とも相性がいいですので、「賀茂金秀 特別純米13」を試みてください。価格は1800mlで2600円(税抜)です。

ランキング16位:水のようにぐんぐん飲める「白瀧酒造 上善如水 純米吟醸」

白瀧酒造は1855年新潟県越後湯沢で創業しました。湯沢は豪雪地帯でかつ魚沼地域ということで日本有数の米の名産地です。そんな酒造りに好環境である土地で、雪解け水の地下水と新潟県産の米を原料に「上善如水 純米吟醸」は作られました。このお酒はまさに名前の通り、水のようにぐんぐん飲めます。アルコール度数が少し低めということもあり、日本酒が苦手な人や日本酒初心者にも飲みやすい、まろやかな味わいの日本酒です。

 

果実のようなフルーティーな芳香があり、どんな料理にも合わせやすく、さまざまなシーンで活躍します。純米吟醸のお米の甘みとすっきりとした飲み口は、至福のひとときを感じます。冷やで飲むのをおすすめします。女性にも大人気のお酒です。値段は1800mlで2600円(税抜)です。

ランキング15位:常温で飲みたい「鳳凰美田 純米吟醸」

1872年栃木県創業の小林酒造の代表銘柄が「鳳凰美田」です。原料米に富山県産の五百万石を使用し、日光連山の伏流水を仕込み水にして「鳳凰美田 純米吟醸」はできました。メロンにも似たフルーツの香りとほどよい甘さは、日本酒の独特な味が苦手という人にも飲みやすいお酒となっています。芳醇な香りとお米の旨みが口の中に広がっていくので、ワイングラスなどで楽しんでいただきたいみずみずしい地酒です。

 冷やでの味わいも美味ですが、常温はさらに美味しく、旨みが凝縮されます。値段は1800mlで2800円(税抜)です。

ランキング14位:ワインのような飲み口「醸し人九平次 純米大吟醸」

愛知県の萬乗醸造で作られる「九平次 純米大吟醸」はミシュラン三つ星のレストランのワインリストに並ぶほど、国内外にファンがいます。大吟醸ならではのフルーティーな香りと雑味のないすっきりとした飲み口は、女性からも高い人気を得ています。飲んだ人がより元気になり、幸せを感じてもらえるようにという作り手の想いが込められています。

日本酒とは思えないワインのような風味で、ワイングラスに入れてフレンチとともに味わいたい、そんな日本酒です。初心者でももちろん飲みやすい逸品です。価格は1800mlで3881円(税抜)です。

ランキング13位:甘口で濃厚「白川郷 純米にごり酒」

岐阜県の三輪酒造で製造された「白川郷 純米にごり酒」は酒度マイナス25という甘口で、初心者や女性の日本酒入門編に飲むにはピッタリの銘柄です。これは日本酒ですが、にごり酒と言って、酒粕が入っているので真っ白です。どぶろくの製法と酒造米を贅沢に使用した味わいで、見た目通りとても濃厚です。お米本来の旨みを深く味わえます。甘口ですが、砂糖や甘味料の甘味より優しい、自然な感じの甘味です。

おすすめの飲み方は、冷やです。暑い時期は氷をいれてもおいしいですね。常温以上だとクドくなってしまい、飲みにくいです。価格は1800mlで2270円(税抜)です。

ランキング12位:認知度が高く、高級「久保田 萬寿 純米大吟醸」

日本酒の中で久保田はほとんどの人が知る銘柄です。新潟の朝日酒造でつくら、シリーズ展開されているほど根強い人気を誇る商品。高級な梨をイメージさせるフルーティーな香りがあり、女性にもおすすめです。バランスのいい旨味は、冷やや常温がおすすめですが、温めてもおいしく飲めて、日本酒最高ランクという風格です。アルコールの嫌な風味もなく、やわらかな酸味と甘さが味わえる逸品です。

美味しいけれど値段はびっくりするほど高く、1800mlで8110円(税抜)です。これまで紹介してきたものの2倍から3倍はします。

ランキング11位:食中酒に最適「浦霞 禅 純米吟醸」

1724年に宮城県一ノ宮に創業した株式会社佐浦で「浦霞 禅 純米吟醸」は作られました。酒米は山田錦とトヨニシキを使い、辛口ですが、やわらかい口あたりで、スッキリとしたクセのない味わいが飲みやすい日本酒とされています。「浦霞 禅 純米吟醸」の名前は、昭和40年頃のフランスで仏教の禅に注目が集まったことをきっかけに、輸出目的で開発された銘柄です。

ほどよい香りとやわらかな味わいのバランスのとれた純米吟醸酒で食中酒に最適な日本酒です。価格は720ml で2160円(税抜)です。ラベルに描かれている布袋様がほっこりさせてくれます。

ランキング10位:決して飲み飽きない「八海山 純米吟醸」

新潟県南魚沼市の八海醸造で八海山は作られました。豪雪地帯と米の名産地という酒造りに最適な場所です。八海山のおいしい日本酒には、ミネラルを豊富に含んだ雪どけの仕込み水と山田錦、美山錦、五百万石などの酒米を原料にしています。八海山の中でもこの純米吟醸は造り手自身が飲んでも「決して飲み飽きしない。飲むたびに感動し、納得する。」という貴重な日本酒です。

香りは控えめながら、一口含めばとてもまろやかな酒質の中に、ほどよい味のふくらみと幅があって、酸と旨みのバランスも絶妙で、キレの良い辛口純米吟醸に仕上がっています。価格は1800mlで3964円(税込)です。

ランキング9位:木の樽の香り「住吉 銀 特別純米酒 辛口」

樽平酒造は山形県に1695年に創業しました。こだわりの日本酒で、酒米は減農薬・減化学肥料で栽培し、自社で精米した一等米や特等米を使用しています。また、今ではめずらしい木の樽で日本酒をつくっています。日本酒を吉野杉の樽に詰めることで、オリジナリティのある香りと味わいが生まれました。添加物を一切使っていないこだわりのお酒で、独自の樽製法によってお酒は山吹色に輝いています。

芳香な日本酒の香りを楽しめるため、好き嫌いはわかれますが、ファンからは熱く支持され、住吉を飲むものは住吉以外飲まないとさえ言われています。辛口ですが、口当たりは軟らかくて幅があり、喉越しの良さが魅力の純米原酒です。飲み方は冷酒、特に常温・人肌燗はより美味しさが引き立ちます。価格は1800mlで2445円(税込)です。

ランキング8位:コストパフォーマンス抜群「越後桜酒造 純米酒」

越後桜酒造は新潟県阿賀野市にある蔵元です。「越後桜酒造 純米酒」は新潟産の酒米を使い、日本酒の特徴であるお米の旨味をしっかりと味わうことができるお酒で、日本料理によく合います。無添加の純米酒は、口に含むとコクのある味わいと甘くやさしい香りが口の中いっぱいに広がります。しかし辛さも併せ持っており、旨さと辛さのバランスが良いのが特徴です。

冷や、常温、熱燗など、どんな飲み方でもおいしく飲むことができます。価格は1800mlで1469円 (税込)です。コストパフォーマンスも驚くほどいいです。

ランキング7位:飲みやすい甘口の日本酒「鍋島 特別純米酒」

佐賀県にある富久千代酒造が作るのが「鍋島 特別純米酒」です。ここの蔵は有明海に面し、多良岳山系からの良質な地下水と酒米栽培に適した豊かな土壌に恵まれた古くからの酒どころです。佐賀藩主の名のついたこの日本酒は口に含むとパン酵母のような、ほわっとした麹の香りと甘さを引き締めるほのかなガス感を感じます。
 

まろやかな甘みと苦みがしっかりあって、芳醇な味わいの余韻が続きます。燗すると甘みが強く出て、キレがよくなります。甘口の日本酒が好きな女性の方などには特におすすめです。価格は720mlで1434円 (税込)です。

ランキング6位:シャンパン感覚の日本酒「澪 スパークリング清酒」

宝酒造のお酒で、日本酒というよりもシャンパンに近い炭酸ガスの入った日本酒です。甘口で5%と低アルコールで非常に飲みやすいです。また、マスカットのような香りと風味が特徴です。米から作られた日本酒ではありますが、飲んだ感じはフルーツのフレーバーの酎ハイやシードルのような感覚です。日本酒が苦手な女性や初心者でも手軽に楽しめるお酒なので、パーティーでの乾杯用などにおすすめの銘柄です。

ラインナップに澪DRYというすっきりキレのあるタイプもあります。価格は750mlで1187円 (税込)です。

ランキング5位:イチゴのようなフルーティーな香り「東洋美人 純米大吟醸」

山口県萩市の蔵元澄川酒造場で作られているのが「東洋美人 純米大吟醸」です安倍首相とプーチン大統領の、夕食会で振舞われる日本酒です。山口県産の山田錦を使用した「東洋美人 純米大吟醸」。ひとくち飲むとイチゴのようなフルーティーな香りが口の中いっぱいに広がります。酒度はプラスになっていますが、名前の通りお淑やかで品のある味わいで、女性や初心者でも飲みやすいさっぱりとした味です。

JAL国際線ビジネスクラスに搭載されたり、2010年のFIFAワールドカップ南アフリカ大会公認の日本酒にも選定され、日本を代表するような日本酒になっています。ラベルが日本的なので、外国人へのプレゼントにすると喜ばれそうです。価格は720mlで3500円 (税抜)です。

ランキング4位:大人気銘柄のオールラウンダー「獺祭 純米大吟醸50」

山口県岩国市旭酒造で獺祭は作られています。今では国内に止まらず海外でも名前の知られた獺祭ですが、まろやかな甘みと、さらりとした味わいが印象で、多くの人から好評を得ている逸品です。旭酒造の酒造りは、良い酒をつくりたいという職人たちの心意気で支えられています。「獺祭 純米大吟醸50」の日本酒度はプラスと少し辛口ですが、口のなかに甘さを感じる日本酒なので辛口なのに飲みやすく感じます。

山田錦を50%まで磨いて醸した純米大吟醸。日本酒好きから初心者までが楽しめる、オールラウンダーの定番の商品です。価格は1800mlで3078円 (税込)です。

ランキング3位:山形県の原料にこだわった日本酒「出羽桜酒造 純米吟醸 出羽燦々誕生記念」

山形県天童市の蔵元出羽桜酒造で「出羽桜酒造 純米吟醸 出羽燦々誕生記念」は作られました。山形を代表する酒米「出羽燦々」を100%使用し、酵母・麹菌とも山形のものと原料のすべてを山形で開発したというこだわりのお酒でそのまろやかな味となめらかな口あたりは、一度飲んだらやみつきになりそうです。柔らかな旨味と上品な酸のバランスが絶妙です。さらっとした飲みやすい日本酒で初心者にもおすすめです。

 

飲み方は少し冷やして飲むのが一番です。常温でも大丈夫です。価格は1800mlで2900円 (税抜)です。

ランキング2位:超甘口の白ワインのような味「木陰の魚」

岡山県の嘉美心酒造でつくられる「木陰の魚」のは、酒度がマイナス65以上と超甘口の日本酒です。嘉美心酒造は甘口の日本酒作りを得意としており、甘口商品を複数販売しています。「木陰の魚」はアルコール度数も8%と低く、味もまろやかな甘みがあるので、日本酒の味が苦手という人でも飲みやすいです。日本酒というよりも白ワインのような香りも飲みやすさの原因かもしれません。価格は720mlで1242円 (税込)です。

ランキング1位:スパークリング日本酒の先がけ「一ノ蔵発泡清酒 すず音」

宮城県の伝統ある蔵元の一ノ蔵では、伝統を保ちつつも現状と未来を見据え、常に新しいものに取り組んできました。ラインナップは純米大吟醸から低アルコール酒まであり、「一ノ蔵発泡清酒 すず音」は平成10年に発売されたスパークリングタイプの日本酒です。これはスパークリング清酒のさきがけとなりました。ネーミングの由来は、グラスに注いだときの泡の音が、すずの音に聞こえることからきているそうです。

味はやわらかいお米の味わいとほのかな酸味がして、シャンパンのような爽やかな口あたりです。日本酒初心者や女性にもおすすめです。アルコール度数も5%と低いので飲みやすく、カクテルとしてジュースで割ってもおいしく飲めます。価格は300mlで741円 (税抜)です。

 

日本酒の飲みやすさを確かめてみよう

日本酒はアルコール度数が強いという印象がありますが、低アルコールのものがあったり、スパークリングタイプのものは5%ほどとさらに低く、それだけでもお酒に弱い方には飲みやすいと思います。また、味については甘口のものもいくつか紹介しましたが、日本酒の飲みやすさは辛口でキレがあり、後味がすっきり、癖がないというものが飲みやすいということのようです。

香りも大吟醸には多いフルーティーなものというのも飲みやすさに繋がるようです。日本酒が苦手だったり、飲み慣れていない方にとっては、飲みやすい日本酒に巡り会えたら、お酒に対して新しい世界が開けること間違いありません。しかし飲みやすい日本酒はグイグイ飲めてしまいますので、くれぐれも飲みすぎにはご注意ください。

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