2018年06月23日公開
2024年07月20日更新
日本酒で熱燗におすすめのお酒をランキングで紹介!作り方と器具は?
日本酒ほど、幅広い温度で飲まれるアルコールは、他にありません。冷やして良し、常温で良し、熱燗でまた良しと、自由自在に愛飲されています。その日本酒を熱燗で飲むにあたって、熱燗にうってつけの、おすすめの日本酒をランキングで紹介します。また、熱燗と一口に言っても、どんな器具で、どんな作り方をしたらよいのか、けっこう奥が深そうです。そのあたりもふくめて、日本酒を最適な熱燗にする作り方や、美味しく飲む方法を調べてみます。
熱燗で日本酒を飲もう
秋から冬にかけての季節ならもちろん、そうでなくても肴によっては、熱燗で日本酒を飲みたくなります。よくぞ男子に生まれけり、などと言うと、どこぞから差別!と叱られそうです。最近では、女性も日本酒を愛でるようになってきて、日本酒ブームなるものも起きているようです。和食料理店で、美味しい肴と、ちょうどよくついた熱燗とを、楽しむのもけっこうです。
自宅で、熱燗の作り方から、自分ですべて行って、手軽な肴で、しみじみ飲むのも乙なものです。その熱燗も、それに合う日本酒は?熱燗の作り方は?どんな器具を使えば?などと、疑問はいっぱいです。ここからは、それらの疑問に、詳しくお答えしていくつもりです。
熱燗におすすめの日本酒ランキング
日本酒は、大きく「純米酒」と「本醸造酒」に分けられます。米、米こうじだけで造られる「純米酒」。醸造用アルコールを添加する「本醸造酒」です。この分け方にたいして、米の精米歩合によって「大吟醸」「吟醸」「特別」の3つに分けられています。それぞれの組み合わせで「純米大吟醸酒」とか「特別本醸造酒」とか、たくさんの種類の日本酒の標示が生まれてきます。
なお、添加する醸造用アルコールの量が、10%未満のものを「本醸造酒」といい、それ以上のものを「普通酒」として分けています。
熱燗で飲むなら純米酒系や本醸造系がおすすめ
日本酒を熱燗で飲むにあたって、おすすめなのは上のグラフにあるように、酸度が高めの芳醇タイプです。日本酒度も+の辛口タイプが向いています。あくまで一般論ですが、純米系や本醸造系の日本酒のほうが、吟醸系よりは熱燗向きと思います。しかし、向き不向きは、好みの問題になりますから、一つの目安として考えてください。日本酒は、1本1本が個性を持っていますので、自分にあった熱燗を見つけ出すことも楽しみとしましょう。
熱燗向きの日本酒をみつける、もう一つの目安は、ラベルに記さている「生酛造り」や「山廃仕込み」という文字です。この「生酛造り」や「山廃仕込み」の日本酒が、熱燗になぜ向くかというと、手間暇がかかる、この醸造法によって、アミノ酸度などの旨みが格段に増すからです。熱燗にすることで、その酸味や旨味がより豊かになります。熱燗に向く日本酒かどうかは、簡単に言えば、冷やと熱燗を比べてみればよいのです。
1本の日本酒を、まず冷やで飲んでみて、それから熱燗にして飲み比べるのです。この利き酒をすることで、その日本酒が熱燗におすすめかどうか判断できます。米が醸し出す酸味や旨味などが、燗をつけることによって、花開くように広がりを感じられたら、熱燗向きです。こういう酒を「燗あがり」する、と言います。なかには、熱燗にすることで、冷やの時にあった香りや酸味、旨味がぼやけてしまう日本酒も、たしかにあるのです。
第15位名前どおりの熱燗向けの酒「あつ燗本醸造」
ランキング第15位、福井県鯖江市の豊酒造の本醸造酒です。「あつ燗本醸造」は、搾った生酒を低温熟成させた一品です。福井の水と米で作った、少量生産の、文字通りの素朴な地酒です。熱燗(45~55度)で飲むために作られた、あつ燗本醸造酒で、米の旨みを感じられる、しっかりしたボディの日本酒です。
第14位魚介の刺身に合う辛口の「司牡丹船中八策純米酒」
ランキング第14位、今さら知らぬ人はいない、土佐の人気銘酒、「司牡丹船中八策純米酒」です。酒造所みずから、超辛口と謳っているように、辛口で酸味もアミノ酸度も高い日本酒です。当然、熱燗で悪いわけはありません。土佐の名物である鰹をはじめとする、魚介類との相性は抜群です。キレの良さからくる、その後口には、すっきりとした潔さがあります。
第13位米の甘みと旨味をどっしりと感じる「梅乃宿純米酒愠」
ランキング第13位、奈良県は葛城の、梅乃宿酒造から送り出された、「梅乃宿純米酒愠」です。冷やでもOKなのですが、熱燗にした時の、甘味や辛味、酸味、苦味、渋味すべてのバランスがよく、飲み飽きの来ない日本酒です。コストパフォーマンスもよくて、晩酌は日本酒という人には、おすすめの一品になっています。口当りがよいので、日本酒が苦手な人でも問題のない酒です。
第12位生酛作りのきれいで繊細な酸味「白隠正宗純米生酛」
ランキング第12位、静岡県は沼津の地酒、高嶋酒造が生酛造りで送り出した「白隠正宗純米生酛」です。蔵元の社長は「長くダラダラと飲める酒」を、と言っています。そのコンセプトどおり、強烈なインパクトこそありませんが、爽やかな香りと、穏やかな酒質とが、飲み飽きしない日本酒に仕上がっています。冷やでも飲める、その味はスマートさが際立っていますが、熱燗にすると、米の甘みがまろやかに立ち上がってくるのです。
第11位ぬる燗で飲めば丸い甘味が広がる「一ノ蔵特別純米酒辛口」
ランキング第11位、宮城県の一ノ蔵が作る「一ノ蔵特別純米酒辛口」です。一押しの飲み方は、ぬる燗(40~45度)ですが、花冷えでも冷やでも、熱燗でもオールラウンドに、飲むことができます。米本来の旨みを、上品に醸し出す日本酒です。冷やせば、すっきりとしたのど越しの、飲み口になり、燗をつければ米の香りと旨味が、口中に広がります。後から、ほど良い酸味が追いかけてきて、爽やかです。
第10位強烈な酸味を楽しむ「花巴山廃純米」
ランキング第10位、奈良県の美吉野醸造が作る、「花巴山廃純米」です。特徴は、その強い酸味です。これぞ山廃仕込みという、酸味が襲ってきます。酸度は、2.8あります。通常は、1.0台ですから、数値的にも酸味が強いのはわかります。酸味ばかりではなく、典型的な芳醇辛口タイプですから、米の旨味も十分にもっています。燗をつけると、隠れていた甘味や旨味がふくらんできて、しっかりしたボディを感じます。適温はぬる燗です。
第9位上燗で美味しいどっしりした「神亀純米酒」
ランキング第9位、日本で最初に、全量を純米酒にした、埼玉県の神亀酒造が送り出す、「神亀純米酒」です。2年以上の常温熟成を経てから出荷する、どっしりとした味わいの日本酒といえます。おすすめの温度は、ほんとうの熱燗(50度前後)です。燗をつけると、どっしり感がすっきり感に変わります。ただ、吟醸酒系を飲みなれている人には、少しクセが感じられるようです。食中酒として、最適の日本酒になります。
第8位マスカットを思わせる吟醸香の「鳳凰美田純米吟醸」
ランキング第8位、栃木県の小林酒造が作る、「鳳凰美田純米吟醸」です。メロンを思わせる吟醸香がありますが、それでいて、ぬる燗にしたら、ほど良い酸味と旨味が湧き出てきて、爽やかで軽快な熱燗の日本酒になります。吟醸酒は、熱燗に向かないと言われますが、鳳凰美田は、キレとスッキリで、辛口好きな人にもそうでない人にも、おすすめできる優れた日本酒に仕上がっています。
第7位ぬる燗ならどっしりとした生酛の「大七純米生酛」
ランキング第7位、福島県は二本松市の大七酒造が作る、「大七純米生酛」です。そのまま、冷やで飲んでも美味しいのですが、ぬる燗にすると、「燗あがり」する日本酒の代表選手みたいです。生酛造り特有の酸味はもちろん、他の旨みも豊富なうえに、うまくからみ合いながら、しかもまとまっています。評判の酒のなかにも、脂濃い料理に負けてしまうものが多いなかで、大七は、酒の旨みが崩れないボディを兼ね備えています。
第6位酒の精が感じられる熱燗「男山生酛純米」
ランキング第6位、北海道は旭川市の男山が作る、「男山生酛純米」です。熱燗は、生酛造りか山廃仕込みかといわれますが、この男山も、生酛の日本酒です。辛口ですが、それ以上に芳醇です。米も旨味もとがったところはなく、北海道そのもののように、安心感のある、まろやかさがあります。懐深く、肴を選ぶようなこともしません。飲める温度帯も広く、飲み飽きの来ない日本酒です。
第5位芳醇な辛口「秋鹿純米吟醸大辛口火入原酒」
ランキング第5位、大阪府も丹波篠山に近い、秋鹿酒造で作る、「秋鹿純米吟醸大辛口火入原酒」です。日本酒度は、+14、酸度2.4、アルコール度、17度で、超辛口、超芳醇の日本酒です。だから、この秋鹿を一口飲み干すと、ゴクリと旨味がのど元を通過します。つづいて、キレのある辛味が襲ってきます。酒は辛口、という人には、たまらない一瞬です。辛味も酸味も数値ほどとがっていなくて、重々しさのないまとまった酒です。
第4位芳醇な旨味と酸味と香りの「天狗舞山廃仕込純米酒」
ランキング第4位、石川県は白山市の車多酒造が作る、ご存じ「天狗舞山廃仕込純米酒」です。山廃といえば天狗舞、天狗舞といえば山廃仕込みです。冷やから熱燗までの、幅広いオールラウンドプレーヤーですが、山廃はやはり熱燗でしょう。濃厚な旨味と酸味に、立つ香りも捨てがたいものがあります。燗につけた時の、山廃仕込みの芳醇さが、奥深い天狗舞を演出してくれます。
第3位食事の間ずっと連れ添える「〆張鶴純」
ランキング第3位、新潟県は村上市の宮尾酒造で作る、「〆張鶴純」です。鮭の遡上で知られる、三面川の伏流水で仕込まれた〆張鶴は、端麗旨口の酒として評判である。冷やでも燗でも遜色のない、融通無碍な日本酒です。肴との相性もよく、魚料理はもちろん、塩辛でも漬物でも無難にこなします。風味もコクもあり、冷やでも燗でもそれは、損なわれません。食事中に、ずっと連れ添わしておきたい一品です。
第2位バランスの良いインパクト「龍力特別純米生酛仕込み」
ランキング第2位、兵庫県の本田商店が作る、「龍力特別純米生酛仕込み」です。山田錦といえば、今や酒米の王様です。龍力は、その山田錦の主生産地に位置して、山田錦にこだわった日本酒です。甘味、辛味、酸味のバランスがよい米としても、知られています。そんな山田錦を使用した龍力の味は?といえば、ぬる燗で良し、熱燗で良しと非の打ちどころがないのです。肴との相性も、濃い味にも、あっさりの魚介にも対応できます。
第1位吟醸酒を超える本醸造酒「磯自慢本醸造」
ランキング第1位、花冷え(10℃~)で飲んでも、冷や(20℃~)で飲んでも、ぬる燗(40℃~)で飲んでも、熱燗(50℃~)で飲んでも、すべてに耐えます。冷やとぬる燗の違いを言えば、燗をつけると、甘味、酸味、旨味が解き放たれたように、ふわっと口中に広がります。だから、燗をつけても旨いのですが、燗酒だけの日本酒ではありません。花冷えや冷やで飲めば、耐え忍ぶかような甘味、酸味、旨味がゆっくりと花開きます。
本醸造酒のボディをいささかも崩すことなく、吟醸酒の味も香りも漂わせる日本一の本醸造酒です。惜しむらくは、静岡県内の限定販売になっていることです。しかし、うかつに全国区になると、プレミアムな値が付いたり、入手がきわめて困難になるなど、良いことはあまりありません。酒飲みファンとしては、このままでよいと思います。
日本酒熱燗の作り方
熱燗の温度は50度前後
日本酒は、温度によって異なる表情を見せる酒です。だから、燗をつけるといっても、さまざまな燗があります。温度による、日本酒の状態の、呼び名を紹介します。まず、冷蔵状態から常温状態までは、0℃~みぞれ酒、5℃~雪冷え(ゆきひえ)、10℃~花冷え(はなひえ)、15℃~涼冷え(すずひえ)、20℃~冷や、の5段階になります。だから、俗に言う冷やというのは、冷蔵状態ではなく、常温状態の酒のことをいいます。
ここからは、いわゆる燗をつける状態です。30℃~日向燗(ひなたかん)、35℃~人肌燗(ひとはだかん)、40℃~ぬる燗、45℃~上燗(じょうかん)、50℃~熱燗(あつかん)、55℃~飛びきり燗(とびきりかん)、の6段階になります。冷や酒は、飲みやすいので、ハイペースになりがちです。燗酒は腸での吸収が早く、呑んだ量に応じて酔いが回るので、体への負担は軽くなります。しかし、熱すぎる燗は、胃壁に悪影響があります。
前の章で、ランキング第1位に挙げた、「磯自慢本醸造」などは、花冷えから冷や、熱燗にまで対応できる自在性をもっていて、なお、それぞれの温度に応じて微妙に風味を変える日本酒です。吟醸酒系の酒は、花冷えや涼冷えで飲むのに適していて、一般的に熱燗には向かないでしょう。これにたいして、ランキング第15位の「あつ燗本醸造」とか第9位の「神亀純米酒」は、熱燗にして、本領を発揮するタイプの日本酒です。
飛びきり燗の日本酒として、おすすめしておきたい1本があります。奈良県の久保本家酒造が作る、「生もとのどぶにごり酒」です。55度を越えるような温度帯での酒といえば、普通酒くらいしかおすすめできません。この久保本家酒造のにごり酒は、トロリとしてはいますが、けっして甘くはなく、どぶという名前に反して、きれいな辛口です。落ち着いた旨味と、キレの良さもあり、飛びきり燗の優等生です。
手順とポイントをおさえよう
日本酒にかぎらず、アルコールを飲んだときに、腸で吸収されるためには、体温近辺までアルコールが上昇する必要があります。冷たいアルコールを飲んだ場合に、しばらくは、あまり酔いを感じないのは、この理由によります。しかし、時間が経過すれば、飲んだ分のアルコールは、かならず一気に吸収されます。これが、悪酔いや二日酔の原因ともなるのです。即座に、アルコールが吸収される熱燗は、この意味で体に優しいのです。
ということで、その熱燗の作り方を紹介していきます。家庭での熱燗の作り方といえば、普通の家庭の場合は、お家に専用の器具はないでしょうから、鍋などで湯を沸かすか、電子レンジが主な手段になると思います。まずは、鍋を使用した、熱燗の作り方から紹介します。ここで、細かな注意点を言いますと、燗をつける鍋は、できるだけ厚手のものを用意してください。急な温度変化を避けるためです。
鍋を用意する前に、できたら熱燗にする日本酒を冷蔵庫から出して、常温に近づけておいたほうがよいでしょう。熱燗にする時間を、少しでも短縮して、アルコールや酒の香りが、余分に飛んでしまうのを防ぐためです。これも、旨い熱燗の作り方のポイントです。鍋に水を入れたら、火にかける前に、水深を計ってください。熱燗にする徳利の、肩くらいまでの水深に調整します。これで、鍋を火にかけて、沸騰させます。
その間に、熱燗にする徳利へ、日本酒をそそぎます。9分目で止めてください。そして、徳利の口をラップで覆うか、画像のように、徳利の口へ丁度よい猪口をかぶせてください。このほうが、徳利と同時に、猪口も一緒に温まって、合理的です。鍋の湯が沸騰したら、火を止めてください。ここが、旨い熱燗の作り方の、重要なポイントです。火をつけたまま、けっして徳利を湯に入れてはいけません。
理由は、日本酒に燗をつけるためであって、日本酒を煮るためではないからです。火を止めたら、徳利を湯舟に浸けてください。浸ける時間は、湯の量や徳利の大きさ、厚さにもよりますが、1分半~2分で上燗から熱燗につくはずです。徳利を持ち上げて、徳利の底を触ってみて、触れられないほどではないが熱い、と感じたらOKです。一度経験したら、後はそれを基準に、自分の好みの熱燗の作り方に仕上げてください。
慣れない人は、酒燗計を使っても、むろんけっこうです。この後に、電子レンジでの熱燗の作り方も紹介しますが、一度、マスターすれば、この安上がりで原始的な熱燗の作り方が、楽しくて旨い熱燗にたどりつく、一番の方法だと、お分かりになると思います。日本酒の風味も、電子レンジよりは柔らかく感じます。さて、電子レンジという器具を使用した、熱燗の作り方を紹介する前に、ここでも注意したいポイントがあります。
まず、用意するものです。徳利のように、先が狭くなっているうつわではなく、マグカップなどの間口の広い器と、バースプーンかマドラーなどのかき混ぜるための道具、大きめの丼です。熱燗にする日本酒をマグカップに、8~9分目そそいで、ラップをかけておきます。お使いの電子レンジで、希望の温度よりわずかに高めに設定して、加熱します。丼には、マグカップが水浴びできるくらいの水を、張っておきます。
電子レンジで加熱した、マグカップを取り出して、丼の水に浸けます。レンジでの加熱は、日本酒の味にカドを作るので、穏やかに少し温度を下げることで、酒が落ち着かせます。この時に、マドラーなどで酒をステアします。レンジでつけた燗酒は、温度にムラもできているので、これで均一にします。こうして、猪口にそそいで飲みますが、徳利に移して優雅にと、考える人は、べつに徳利を温めておいてマグカップから移してください。
熱燗作りに必要な器具
大がかりな燗どうこなどの、業務用の器具はいかにも便利そうです。けれども、お家ではいかにも、場違いになってしまいます。家庭用に、おすすめできる器具を紹介します。丸山技研の「電気式酒燗器2.5合」です。電気式の器具ですから、プラグを差し込むだけの便利な器具です。温度調節も簡単で、2.5合を熱燗にできるので大人数の際にも助かる、おすすめの器具になります。
サンシンの「卓上酒燗器ミニかんすけ」です。陶器に湯をそそぐだけの、かんたんな器具です。27,000円と少し値が張りますが、湯の量で燗の温度調節を計ることができ、そのまま保温もできる、おすすめの器具になります。
「陶器製燗冷器3点セットうでぃ」です。燗冷器の中に湯を入れて、コンロの中のローソクに火を付けて、酒に燗をつける器具です。なんとなく風情もあり、身も心も温まるような、おすすめの器具になります。
日本酒は好みの温度を見つけて楽しもう
日本酒を熱燗で飲む魅力を、たっぷり紹介してきました。いろいろな温度の熱燗を楽しむ、さまざまな銘酒から、旨い熱燗の作り方や、それを作る器具など、十分に参考となったのではないでしょうか。秋や冬の夜長ばかりじゃなく、自分好みの温度の熱燗で、今夜も仕事の疲れを癒しましょう。