アブサンは禁断の悪魔の酒!アブサンのおすすめ銘柄&飲み方など紹介

アブサンというお酒は禁断のお酒と呼ばれることがありますが、具体的にはどのようなお酒であり、その美味しいおすすめの飲み方とはどうなっているでしょうか?アブサンはお酒好きにはたまらない味が特徴的な種類のお酒で度数もかなり高めですが、だからこそ気になる存在だと言えます。今回は、そんな話題のアブサンに付いてどのようなお酒でありおすすめの飲み方とはどのようなものか、詳しく掘り下げていきます。

アブサンは禁断の悪魔の酒!アブサンのおすすめ銘柄&飲み方など紹介のイメージ

目次

  1. 1アブサンは禁断のお酒?飲むのは危険なお酒なの?
  2. 2アブサンとはどんなお酒?その原材料・味をチェック!
  3. 3アブサンはアルコール度数が高いお酒?
  4. 4アブサンが悪魔のお酒と呼ばれる理由とは?
  5. 5アブサンは一時製造禁止になったお酒?
  6. 6アブサンの文化的側面:アブサンと芸術家のつながり
  7. 7アブサンの文化的側面:アブサンは映画にも登場する酒
  8. 8アブサンは効能・メリットもあるお酒?
  9. 9アブサンは国内産のものも楽しめるお酒?
  10. 10アブサンの種類でおすすめのお酒の銘柄:アブサント55
  11. 11アブサンの種類でおすすめのお酒の銘柄:ヴェルサント ラ・ブランシェ
  12. 12アブサンの種類でおすすめのお酒の銘柄:ハプスブルグゴールドラベル
  13. 13他のお酒と違うアブサンのおすすめの飲み方:ロック
  14. 14他のお酒と違うアブサンのおすすめの飲み方:アブサンスプーンを使う
  15. 15他のお酒と違うアブサンのおすすめの飲み方:カクテル
  16. 16アブサンは強いお酒!アブサンを飲む際の注意点とは?
  17. 17アブサンのお酒が美味しい都内のバー:トラム
  18. 18アブサンのお酒が美味しい都内のバー:バーシーセッドシーセッド
  19. 19アブサンのお酒が美味しい都内のバー:ヴァニラバー
  20. 20【まとめ】アブサンと他のお酒の違いを知り適度に楽しもう!

アブサンは禁断のお酒?飲むのは危険なお酒なの?

アブサンというお酒を普段からよく飲んでいるという人は珍しいと思いますが、それだけ通好みのお酒でもあるようです。アブサンは映画などに登場することも多く一度は飲んでみたい憧れの飲料水であるとも言われていますが、禁断のお酒と呼ばれることもあり、飲むのが危険だという認識もあるようですが、果たしてそれは本当なのでしょうか?

今回は、アブサンが禁断のお酒と呼ばれる理由を含め、あまり知られていないアブサンの秘密について解明していきます。アブサンは素人向けではないと言われる一方で、病みつきになる人は少なくないとも言われています。そんな魅惑の存在であるアブサンとは一体どのようなお酒なのかを知り、そのおすすめの飲み方についてもチェックしましょう。

Thumbスピリタスの飲み方は?最強アルコール度数ウォッカの楽しみ方とポイント紹介 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

アブサンとはどんなお酒?その原材料・味をチェック!

アブサンはさまざまな方面から話題を読んでいるお酒だと言えますが、そもそもどのようなお酒なのでしょうか?数ある飲料水がある中でもその危険度が高いと言われているからにはその原材料に秘密がありそうですが、アブさんの基本的な原材料はニガヨモギ・ウイキョウ・フェンネルなどのハーブ成分やスパイス成分が中心となっているようです。

アブサン以外にも薬草系・香草系のリキュールというのは存在しますが、その中でも特にアブサンはアルコール度数が高い存在として知られています。そんなアブサンは薄い緑色の液体となっていますが、主成分となっているニガヨモギはヨモギとは違う薬草であり、名前の通り強い苦味が特徴ですが、これがアブサン特有の切れ味を生み出しています。

しかし苦味だけでなく甘みも強いのがアブサンの味の特徴であり、複雑な風味をもっています。香りはかなり爽やかであり、香りやその見た目、あるいはリキュールであるという事実だけではかなり飲みやすそうにも思えますが、実はアブサンはウイスキー同様に蒸留によって作られています。そのため、かなりアルコール度数も高いので要注意です。

アブサンはアルコール度数が高いお酒?

アブサンはそのアルコール度数の高さでかなり有名になっているお酒だと言えます。世の中にはさまざまなお酒・飲料水があり、お酒の精製方法などによってもアルコール度数というのはかなり異なるものです。そしてアブサンは薬草系のリキュールであり、一見アルコール度数は低いように思えますが、実はかなり強いお酒に分類されるのです。

気になるアブサンのアルコール度数は70%ほどが一般的となっており、かなり低いものでも40%ほどですが、こちらの方がアブサンの中では珍しいようです。また、高いものであれば89%ほどになるものもあるようですが、このようなアブサンのアルコール度数の高さはその精製方法にあり、ウイスキーなど同様に蒸留によってアブサンは作られます。

焼酎やウイスキー同様に蒸留によって作られるアブサンは薬草系リキュールの中でもかなりアルコール度数が高いものとして知られており、そのために数あるお酒の中でもかなり危険だと言われることもあります。しかし、危険かどうかは飲み方によっても変わりますし、アブサンが悪魔のお酒と呼ばれるのには他にも驚きの理由があるようです。

アブサンが悪魔のお酒と呼ばれる理由とは?

アブサンは悪魔のお酒と呼ばれることがありますが、それは単にアブサンが数あるお酒・飲料水の中でも特にアルコール度数が高いからではありません。アブサンはニガヨモギを主原料のひとつに含みますが、その香味成分であるツヨンという成分に向精神作用があると考えられており、それによって幻覚症状などが起こるとも言われています。

アブサンは特に19世紀にパリなどで大人気となっていた飲料水であり、芸術家たちにも幅広く愛されていました。しかし、その作用によって幻覚などがもたらされるようになったという経緯もあり、一時は製造・流通などが禁止になったことすらあるようです。現在では世界的に解禁となっていますが、悪魔のお酒として恐れられている地域もあります。

また、現在ではツヨンによる幻覚症状などを否定する見解もあり、実際に当時はかなり安価であったことに加えアルコール度数も高いことが原因で中毒者が多かったとも言われています。このようにアブサンが悪魔のお酒と呼ばれているのには興味深い背景があるようですが、製造禁止から解禁までの経緯を紐解くとより興味深い事実が浮かび上がります。

アブサンは一時製造禁止になったお酒?

お伝えしたように数ある飲料水の中でも危険でありその飲み方には十分に注意すべきだとも言われるアブサンは、アルコールが70度を超えることも多い上にその含有成分に危険な作用があるのではと疑問視されることもあります。アブサンは既述の通り一時駅に製造・流通などが禁止になったこともありますが、その経緯はどうなっているでしょうか?

禁止前のアブサンはかなり人気のお酒だった?

アブサンはお伝えした通り19世紀のパリではかなり人気のお酒だったようです。19世紀のパリでは絵画をはじめさまざまな芸術・文化が花開いた場所であり、多くの芸術家の拠点ともなっていました。特にゴッホやロートレックなどの有名な画家もアブさんのとりこになったことで知られており、実際にアブサンを題材にした作品などもあるようです。

一方でこれらの画家たちの中にはアブサンによって身を滅ぼした人もいるようですが、庶民の間でもかなりアブサンは人気のお酒であったようです。当時のアブサンはかなり値段が安かったために誰であっても入手しやすく、その向精神作用の程度にはさまざまな説があるものの、アルコール度数が高いこともあって人気に火がついたようです。

しかしアルコール度数が高く人気だったからこそその飲み方によっては身体にとってメリットというよりもデメリットを引き起こすことも多く、それによってヨーロッパ各国を中心に一時製造・流通・販売が禁止されてしまったようです。当時はアブサンをかなりリスキーな飲み方などで楽しむ芸術家もかなり多かったとされています。

そしてアブサンが楽しまれていた国のひとつであるベルギーの植民地である、コンゴ自由国でアブサンが禁止されたのを皮切りにヨーロッパ諸国やアメリカなどでもアブサンは禁止されていきました。こうして19世紀には大人気の飲料水であったアブサンが、20世紀の初頭に公にはあまり姿をみせなくなったというわけです。

アブサン禁止の経緯と解禁された現在の状態とは?

もちろん当時も密売などがなされ秘密裏にアブサンは禁止中も流通していたと考えられていますが、コンゴ自由国では1898年に製造・販売・流通が禁止になりました。それからアメリカなども含めて世界各国で禁止となったアブサンですが、アメリカでは解禁されたのが1997年と最近の上に、現在でもツヨンの含有率制限などのルールはあります。

アブサンの禁止と再解禁までの経緯は国によっても異なりますが、フランスやスイスなど特にアブサンを楽しむ芸術家が多かった地域ではニガヨモギを使用せずにアブサンに似せて作ったお酒であるパスティスなどが代替品として流通するようになりました。このお酒は、ニガヨモギではなくスターアニスを含めた複数種のハーブが原料となっています。

また、流通自体が禁止されていたとはいえ販売目的でない場合にはそこまで厳しく取り締まられることもなく、自家製のアブサンを作る人は案外多かったようです。また、ヨーロッパの中でもスペインなどは取り締まりが行われなかった数少ない国ですが、日本でもニガヨモギが食品添加物として認められていたために広く親しまれていました。

世界的にも1981年頃からWHOがアブサンの成分を再調査した結果、ツヨンの毒性がそこまで強くないと見直され、ツヨンの残存許容量を10ppm以下と定めた上で解禁となりました。それから数年後にアメリカなどでも解禁となり、以前は大人気だったスイスは他国より長くアブサン禁止の体制を敷いていましたが、2005年に解禁となったようです。

アブサンの文化的側面:アブサンと芸術家のつながり

お伝えしたようにアブサンは19世紀さまざまな芸術がその盛りをみせたパリでもかなりの人気度となっていましたが、そんなアブサンは多くの芸術家と密接なつながりがあることでも知られています。既述の通りゴッホやロートレックなどその苦労した人生で知られている画家たちは特に、アブサン中毒になっていた時期があることでも知られています。

また、アブサンをモチーフにした絵画も数多く残っており、ゴッホやロートレックはもちろんマネやドガなどの大成した画家たちもアブサンを題材にした作品をいくつか残しているようです。当時はサロンなどで酒に溺れた人の絵画はふさわしくないとして酷評を受けたとも言われていますが、絵画の題材になるほどアブサンは一般的なものだったのです。

このように19世紀の画家たちを中心に多くの芸術家たちをとりこにしたというアブサンですが、その影響は文学の世界にも及んでいます。フランスの詩人であるヴェルレーヌもアブサンに病みつきになった一人とされていますが、ヘミングウェイや日本の作家である太宰治なども、作品中でアブサンについて言及しているなど関連性が見受けられます。

このように実に多くの芸術家たちと関連性をもつアブサンですが、中毒者になり身を破滅させたと言われる芸術家たちが、果たしてその含有成分ツヨンの作用の影響を受けたのか、単にアルコール中毒だったのかは定かではありません。ツヨンの作用がどうあれ、そもそもアルコール度数の高いお酒ですから、その飲み方には注意が必要でしょう。

アブサンの文化的側面:アブサンは映画にも登場する酒

アブサンは芸術家たちに愛されており、アブサンを題材にした有名画家の作品なども多数残っています。そのほか、現代人により馴染み深いところでは、映画にアブサンが登場して何らかのモチーフや比喩として使われるという側面も挙げられます。悪魔のお酒と呼ばれる存在であるアブサンは、さまざまな映画に登場して重要な役割を担っています。

2001年の映画であるムーラン・ルージュでは、ボヘミアンの仲間入りを果たした主人公を祝ってアブサンが飲まれるシーンがある上に、アブサンの妖精というキャラクターすら登場するようです。ほかには、1997年のサスペンス映画で、ティム・ロス演じる主人公が愛飲することが作品のミステリアスな雰囲気を醸成する要因のひとつとなりました。

他にも、2001年の映画であるフロム・ヘルは19世紀のロンドンを舞台にしていましたが、アヘンとアブサンを混ぜて飲むというシーンも登場します。実際に19世紀のヨーロッパではアブサンをそのままではなくより危険な方法で楽しむという人も少なくなかったようですが、アブサンの危険性はやはりその飲み方でもかなり変わると言えます。

このように、アブサンは数多くの映画にも登場し、現在でもアブサンが19世紀のヨーロッパなどでどのように扱われていたのかを知ることができそうです。そんなアブサンの味はもちろん一度は自分自身でも体感してみたいという人は多いと思いますが、アブサンを飲む場合にはもちろん過剰摂取を避け適切の飲み方でほどよく楽しみたいものです。

アブサンは効能・メリットもあるお酒?

お伝えしたように悪魔のお酒と呼ばれることもあり、アルコール度数がかなり高い上にその含有成分の向精神作用などにも注意しながら楽しみたいお酒がアブサンだと言えます。そんなアブサンは詳しく後述するおすすめの飲み方も参考にしながらできるだけ安全な方法で楽しみたいものですが、その効能やメリットなどはどうなっているでしょうか?

アブサンの主原料のひとつであるニガヨモギは、防虫や健胃などの効果があるとされており、ヨーロッパを中心に古くから色々な方法で活用されてきました。もちろんそんなニガヨモギの効果をアブサンによって必ずしもダイレクトに受けられるというわけではないかもしれませんが、他にも強壮剤のような作用や胆汁分泌促進なども期待できそうです。

もちろん既述の通りニガヨモギに含まれるツヨンなどの成分は現在アブサンが世界的に解禁になっているとはいえ、やはり過剰摂取は危険だとされていますし、なによりアブサンはアルコール度数が高いお酒です。そのため、あまりお酒が強い人におすすめの種類のお酒というわけではないので、いずれにしても飲み方には工夫が必要でしょう。

アブサンは国内産のものも楽しめるお酒?

お伝えしてきたようにアブサンは日本でも案外広く親しまれてきたという経緯があるようですが、実は現在国内産のアブサンというのはほとんど流通していないとも言われています。以前まではサントリーなどの大手飲料水会社もアブサンを手がけていたとされていますが、以前まで人気だった種類の国内産アブサンはほとんどが販売されていません。

もちろん現在でもヨーロッパを中心にさまざまな種類のアブサンが製造されており、特徴的なアブサンも多いためにぜひさまざまな種類の輸入物のアブサンを楽しみたいものです。また、厳密にはニガヨモギなど本来のアブサンに含まれている原料が含まれていないものの、アブサンに類似した和製のお酒として「和ぶさん」というものがあります。

和ぶさんはニガヨモギの代わりに日本人にとってもかなり馴染み深いヨモギを使用し、柚子などを隠し味にしたリキュールで、アルコール度数は50%強となっています。そんな和ぶさんは、国産アブサン復活のためのプロジェクトとしてクラウドファンディングによって作られた飲料水であり、密かにその認知度・人気度は高まっているようです。

このように本場のアブサンと原料こそ異なるものの国産の人気商品などもあるようですが、やはり主流としてはフランス産などを中心としたヨーロッパのアブサンでしょう。現在では19世紀に人気だったブランドとは流行などがかなり変わっていますが、国内のバーなどでも人気のアブサンはさまざまな形で飲むことができるのでおすすめと言えます。

アブサンの種類でおすすめのお酒の銘柄:アブサント55

お伝えしたように国産のアブサンに類似した飲料水としては、ヨモギを使ったリキュールである和ぶさんというものが挙げられますが、もちろん国産以外のアブサンには実にさまざまなものがあります。数ある種類があるアブサンの中でもまず特におすすめとなる種類を挙げるのであれば、アブサント55というフランス産のアブサンが挙げられます。

ディスティルリ・エ・ドメーヌ・ド・プロヴァンス社が手がけている逸品と名高いこのアブサンは、アブサン解禁とともに日本にまず入荷された商品でもあり、アルコール度数がアブサンにしてはかなり低めで55%となっています。さらにツヨン残存量も基準よりかなり低めのため、数あるアブサンの中でも初心者向けの定番として知られています。

そんなアブサント55はアブサンがどのようなお酒なのか知るためにストレートで試してみたいというときにもおすすめとなりますし、かなり飲みやすいカクテルとして楽しみたいときにも重宝すること間違いなしのお酒となることでしょう。もちろん、アブサント55からスタートしてよりアルコール度数の高いアブサンに挑戦するのもアリです。

アブサンの種類でおすすめのお酒の銘柄:ヴェルサント ラ・ブランシェ

続いて紹介するおすすめのアブサンの種類は、ヴェルサント ラ・ブランシェです。アブサンが初めて作られたのはフランスだともスイスだとも言われていますが、ヴェルサント ラ・ブランシェはスイスの古いレシピを復活させて作ったアブサンとして世界的に人気です。日本でも一番人気のあるアブサンと言われており、その質はピカイチのようです。

ヴェルサント ラ・ブランシェのアルコール度数は55%ほどですが、アブサン特有の緑色をしていないのが特徴的です。これはジンのジュニパーベリーの代わりにニガヨモギを使用して作るため、基本的にはジンのように透明な飲料水となるようです。20種類以上のハーブ成分を使用しており、その複雑な風味は多くのファンを魅了しているようです。

そんなヴェルサント ラ・ブランシェはぜひ色々なレシピで楽しみたいものですが、その注意点としてはツヨン濃度が他のアブサンに比べて3倍ほどの高さになっているという点です。ツヨン濃度はビター系リキュールの場合には35ppm以下であればよいとされていますが、ヴェルサント ラ・ブランシェは33ppmほどの濃度でツヨンが含まれています。

そのため、アルコール度数はアブサンの中ではそこまで高くはないものの、初心者の人は一度に大量に飲まないように注意した方がよいかもしれません。もちろん、数ある種類のアブサンの中でも特に人気となっている銘柄のひとつですから、アブサンを掘り下げたいという人は一度味見してみる価値はあるでしょう。

アブサンの種類でおすすめのお酒の銘柄:ハプスブルグゴールドラベル

アブサンと言っても実にさまざまな種類のものがありますが、数あるアブサンの中でもアルコール度数がダントツで高く89.9度となっています。そのため、アルコール度数が高いというアブサンのイメージを裏切らないような強烈さを体感できるのが特徴的ですが、嗅いだだけで麻痺してしまいそうなほどの強いアルコール感は唯一無二のものです。

そんな高いアルコール度数による刺激を求めてハプスブルグゴールドラベルを飲むというファンも少なくないようですが、このアブサンはもともとブルガリアで作られていたものの、現在ではフランスで作られています。ストレートで飲む場合には喉が焼け付くような感覚に陥りますが、水で割ると複雑な香りを感じれる上に余韻も長いようです。

そのために初心者の場合はさまざまなカクテルで楽しむのがおすすめとなりますが、ストレートで飲むとかなり強烈にも関わらず、カクテルなどにすると案外よい引き立て役となるのが魅力的です。飲み方によっては危険なことは間違いないですが、適切な飲み方であれば他のアブサンでは得られないような感動体験をもたらしてくれることでしょう。

他のお酒と違うアブサンのおすすめの飲み方:ロック

アブサンはかなりアルコール度数の高いお酒であり、簡単に多くの量を飲める飲料水というわけではありません。そんなアブサンですが、まずおすすめしたい飲み方はロックであり、通常のお酒のロックとは一味違った形で楽しめること間違いなしでしょう。初心者の場合には、アブサンの中でもできるだけアルコール度数の低いものを選びましょう。

アブサンは水を加えることで非水溶成分が析出することによって白濁して見えます。アブサンの中には透明のものもあれば薄緑色をしたものもありますが、この色の変化を視覚的なひとつの楽しみとしてアブサンを飲む人もいるようです。ロックであればその変化が徐々に起こるのでより面白いと言われており、水割りよりもおすすめの飲み方なのです。

もちろんロックでもかなりアルコール度数は高くなってしまうので、一気飲みするのは厳禁だと言えますが、なかなか飲みづらいという印象を受けるケースも少なくないでしょう。しかし、その飲みづらさの中に複雑な香りや甘さなどを感じることもあり、アブサンに飲み慣れるほどその違いなども理解が深まるので、飲み比べるのもアリです。

他のお酒と違うアブサンのおすすめの飲み方:アブサンスプーンを使う

世の中にはさまざまな飲料水がありますが、アブサンのようにアルコール度数が高く一度は販売・流通が禁止になったお酒というのはなかなか興味深い存在ではあります。そんなアブサンのおすすめの飲み方の中で、他のお酒ではできないような特別な飲み方として知られているのが、アブサンスプーンを使って着火させて飲む方法です。

アブサンスプーンというのはアブサンを飲む際に使用する特別なスプーンであり、紋様がくり抜かれたデザインとなっています。そのアブサンスプーンをグラスの上に橋渡しするように置き、スプーンの上に角砂糖を置きます。その角砂糖の上にアブサンを垂らした上でマッチの火などで着火させ、それを水で消火してから飲むのが一般的なようです。

着火のパフォーマンスがあればマジックをみているようで初めての人は興奮すること間違いなしですから、初めてアブサンを飲むという人は、まずその魅力を視覚的に体感するのもアリでしょう。水で割った上に砂糖が溶けたアブサンは、他のおすすめの飲み方とはまた異なる唯一無二の味わいとなっていますから、一度は味わっておきたいものです。

他のお酒と違うアブサンのおすすめの飲み方:カクテル

ここまで、アブサンというお酒の味をできるだけダイレクトに味わうためのロックの飲み方や、アブサンスプーンを使って視覚的にもアブサンを楽しむ飲み方などをチェックしてきました。視覚的にも楽しみがあると初めてアブサンに挑戦するというときにも緊張がほぐれそうなものですが、飲みやすさという点ではやはりカクテルがおすすめです。

アブサンは直に飲んでその複雑で独特な香りや甘さを感じ取るのもよいものですが、カクテルにすることで独特の薬草感を含んだ美味しいお酒として楽しむことができます。アブサンのカクテルと言っても使用するシロップや飲料水によってさまざまなものがありますが、アブサンに飲み慣れていないという人にはソーダを使用したものがおすすめです。

アブサンとソーダを使ったカクテルの中にはヨット・クラブ・パンチと呼ばれるものがありますが、これはホワイトラム・グレナデンシロップを3:1で使用したものであり、そこにアブサン・レモンジュース・ソーダを適量加えて作ります。クラッシュド・アイスに注ぎスライスレモンを添えるのが一般的であり、かなり飲みやすいようです。

アブサンは強いお酒!アブサンを飲む際の注意点とは?

ここまでアブサンというお酒の概要や種類、そのおすすめの飲み方などをチェックしてきましたが、数ある飲料水の中でもアブサンはトリッキーな存在であることがわかりました。色々なアルコール飲料水がある中で多くの芸術家たちを狂わせたというアブサンは、そのリスクがあるものの一度は飲んでみたいものですが、飲む際には注意が必要です。

アブサンにはお伝えしたようにさまざまな種類があるので、初心者がアブサンを飲む際の注意点としては、アルコール度数が高いアブサンを意識的に選ばずに低いものから挑戦するということでしょう。もちろんアルコール度数が比較的低めのアブサンであっても他のお酒に比べるとかなり高いので、もちろん一度に大量に飲むのは危険です。

また、ツヨンの残存量も記載されている場合が多いので、それもチェックした上で飲むのが望ましいでしょう。数ある飲料水の中でも幻覚をきたす恐れがあるアルコール飲料水として知られているアブサンですが、解禁されているとはいえやはり注意は必要です。また、カクテルにする場合にも注意点があるものです。

アブサンを数mlだけ使用したカクテルなどはアブサンをロックやストレートで飲む場合に比べるとかなり飲みやすいと言えますが、そんな場合であっても初めてアブサンを飲むというときにはまず少量から始めるのが賢明だと言えます。自分がどれだけアブサンに耐性があるかは慣れるまでわかりませんから、最初は慎重にアブサンを試しましょう。

アブサンのお酒が美味しい都内のバー:トラム

アブサンを飲む際にはその種類やアルコール度数もチェックしてから慎重に飲みたいものですが、そんなアブサンを使ったカクテルなどを楽しめるバーというのは案外身近にもあるものです。中でも恵比寿のトラムというバーは昼間は喫茶店として営まれているものの、夜にはアブサン専門のカクテルバーとして楽しむことができるようです。

アブサン専門店ということで取り揃えているアブサンの種類も他のバーをはるかにしのぎます。そしてそのアブサンと他のお酒や飲料水を使って作られるカクテルの種類もかなり豊富ですから、自分の好きな一杯を見つけることができるかもしれません。まさに初心者にとってアブサンを試すにはうってつけの場所だと言えるのではないでしょうか?

もちろんアブサンについてあまり知識がない状態で訪れたとしても、アルコール度数や風味などごとにさまざまなメニューを用意してくれているので安心でしょう。アブサンというお酒の真髄を体感できる貴重な空間として、お酒が好きな人もそうではない人も一度は足を運ぶ価値がありそうです。

アブサンのお酒が美味しい都内のバー:バーシーセッドシーセッド

バーシーセッドシーセッドは池袋にあるひっそりとしたおしゃれなバーですが、モノトーンを基調とした空間やゆるやかに流れる音楽、女性でも飲みやすいメニューが各種取り揃えられている上にそのクオリティが確かということで名店と名高いお店なのです。そんなバーシーセッドシーセッドでも、アブサンを含んだカクテルなどを飲めるようです。

もちろんバーシーセッドシーセッドではアブサン以外のお酒も実にさまざまな種類を取り揃えているので、まずは自分の好きなお酒を飲んだ上で、ちょっとした変わり種としてアブサンを使用したアルコール飲料水に挑戦するのもアリかもしれません。アブサンも飲みやすいものから通好みまで種類が豊富なようです。

アブサンのお酒が美味しい都内のバー:ヴァニラバー

銀座というと瀟洒な雰囲気のバーが多いようなイメージがあるかもしれませんが、そんな銀座の中でも特に人気度が高いヴァニラバーでも、アブサンを使った美味しいカクテルなどを提供しているようです。特製のファウンテンから水が注がれ、既述のアブサンスプーンを使った伝統的な方法でアブサンを楽しめるようです。

東銀座駅から徒歩3分とアクセスも良好であり、ちょっと特別な気分でお酒を飲みたいときにはうってつけのお店だと言えます。また、「アブサンとシガー」をコンセプトにしているため、葉巻好きの人にもおすすめのバーです。

【まとめ】アブサンと他のお酒の違いを知り適度に楽しもう!

今回は、禁断のお酒と言われるアブサンについて掘り下げてきましたが、いかがでしたでしょうか?アブサンはニガヨモギやアニスなどを主原料とするリキュールの一種であり、ヨーロッパを中心に製造・販売されているようです。そしてアルコール度数は70度を超えることも多い上に、その含有成分が問題視され禁止されていた時期もあるようです。

そんなアブサンは現在日本でも多くのバーで飲むことができますが、独自の飲み方を含めさまざまなスタイルで楽しめるようです。悪魔のお酒と呼ばれることもありなかなか興味をひく存在であるアブサンですが、もちろん飲む際には飲み過ぎに注意したいものです。芸術家たちも愛したアブサンの深い世界を知るのは、なかなか面白いことでしょう。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ