コーヒーメーカーは全自動が人気!おすすめランキングTOP20
朝の目覚めの1杯や、食後ゆっくりしたい時のお供にコーヒーが欠かせないという人も多いのではないでしょうか?以前は、美味しいコーヒーはコーヒーショップに行かないと飲めないと思われがちでしたが、近年、性能の良いコーヒーメーカーが登場したことにより、自宅でも本格的なコーヒーが飲めるようになりました。中でも人気なのが、全自動コーヒーメーカーです。今回は、人気の全自動コーヒーメーカーをランキング形式で紹介します。
目次
全自動コーヒーメーカーが人気の理由は?
20歳以上の6割以上が、1日1杯以上コーヒーを飲むという調査結果があります。また、首都圏や関西圏では、コーヒーメーカーの所有世帯は5割を超えているとの調査結果もあります。
全自動コーヒーメーカーは、ドリップ豆の計量や、注水、内部洗浄などを自動で行なってくれます。他の用事をしている間に、挽きたてのコーヒーを入れてくれて掃除までしてくれるというのは、忙しい朝などに便利です。
ドロップ豆の挽き方には3種類ある
豆の挽き方には大きく分けて、刃がプロペラのように高速回転するプロペラ式、上下の歯でドロップ豆をすり潰す臼式、円錐状の刃でドロップ豆を切り刻むコーン式(またはコニカル式)の3種類があります。
プロペラ式はコーヒーの粒が不揃いになりがちで、摩擦熱によって香りが飛びやすいという欠点がありますが安価です。一方、コーン式は摩擦熱が少ないため、香り高いコーヒーを淹れることができますが、高価です。臼式はその中間というイメージです。
手頃な値段でそれなりに美味しいコーヒーが飲みたいのか、ドロップ豆にもこだわった1杯を飲みたいのかでコーヒーメーカーを選ぶ必要があります。今回は、価格やデザイン、お手入れのしやすさなどから、全自動コーヒーメーカーを20位から順にランキング形式で紹介します。
人気の全自動コーヒーメーカー第20〜第18位
第20位:マキタ「充電式コーヒーメーカー」
人気の全自動コーヒーメーカー第20位は、工具メーカーとして有名なマキタの「充電式コーヒーメーカー」です。世界初の充電式ですが、AC電源も利用することができます。
バッテリーは別売りです。18Vのリチウムイオンバッテリーに対応しているため、他のマキタ製品を持っている人であれば新たにバッテリーを購入する必要はありません。1回の充電で抽出できるコーヒーは2〜3杯なので、自宅ではなく屋外など電源が無い時にコーヒーを飲みたい人におすすめです。
第19位:ダイニチ工業「カフェプロ」
人気の全自動コーヒーメーカー第19位は、ダイニチ工業の「カフェプロ」です。焙煎から行うコーヒーメーカーです。豆は焙煎直後から酸化が進んでいきますが、生豆は長期間風味が変わりません。飲む量だけを焙煎し抽出することで、いつまでも同じ味を楽しむことができます。
第18位:ビアレッティ「タジッシマ」
人気の全自動コーヒーメーカー第18位は、ビアレッティのエスプレッソマシン「タジッシマ」です。横から見るとコーヒーカップの形をしたエスプレッソマシンです。正面にはユーモラスなおじさんが描かれています。
エスプレッソはコーヒーの一種ですが、抽出方法が異なります。一般的なコーヒーは、挽いたドロップ豆をドロップすることによって抽出します。エスプレッソマシンは挽いた粉にポンプなどで圧力をかけることによって、短時間で一気に抽出を行います。
タジッシマは、豆、カプセル、カフェドポットからエスプレッソを淹れることができます。カプセルはビアレッティ専用のもの、カフェドポットはどこのメーカーのものを使うことができます。
人気の全自動コーヒーメーカー第17〜第15位
第17位:ネスカフェ「ドルチェグスト」
人気の全自動コーヒーメーカー第17位は、ネスカフェの「ドルチェグスト」です。ドルチェグストは、ドリップ豆ではなく専用のカプセルを使って美味しいコーヒーを楽しむことができます。専用カプセルは、コーヒーだけでなくエスプレッソやラテなど、約20種類のラインナップがあるので、その日の気分に合わせて飲む種類を変えることができます。
給水タンクに水を入れ、カプセルホルダーに飲みたい味のカプセルをセットしたら、スイッチを押すだけなので簡単です。日々のお手入れは、カプセルホルダーを取り外して中身を捨て、カプセルホルダーとマグカップの下のトレイを中性洗剤で洗うだけです。
第16位:イーバランス「ルームカフェエクセレント」
人気の全自動コーヒーメーカー第16位は、イーバランスの「ルームカフェエクセレント」です。24時間タイマー機能付きで、ドリップ後2時間保温可能です。着脱可能なミルとメッシュフィルターが付いており、お手入れも簡単にできます。
第15位:ツインバード
人気の全自動コーヒーメーカー第15位ツインバードの全自動コーヒーメーカーです。プロペラ式のミル、フィルター、給水タンクなど全て取り外して洗うことができます。保温機能やタイマー機能などはついていません。
フィルターは繰り返し使用できるメッシュフィルターが付いていますが、代わりにペーパーフィルターを使うことも可能です。メッシュフィルターだと挽いたコーヒーの粉がフィルターを通過してサーバーの中に入ってしまいます。ペーパーフィルターだと、粉をキャッチしてくれるので、好みに合わせて使い分けることができます。
人気の全自動コーヒーメーカー第14〜第12位
第14位:アイリスオーヤマ
人気の全自動コーヒーメーカー第14位は、アイリスオーヤマの全自動コーヒーメーカーです。豆、粉両方に対応しています。ミルはプロペラ式を、フィルターはステンレスフィルターを採用しています。
保温機能やタイマー機能はついておらず、ポットはガラス製なので、飲みたい時に飲みたい分だけ淹れるのが良いです。部品は全て取り外して丸洗いが可能です。計量スプーンの取手部分が掃除用ブラシになっており、1つで2役を担っているところも嬉しい点です。
第13位:ビタントニオ
人気の全自動コーヒーメーカー第13位は、ビタントニオの全自動コーヒーメーカーです。アイボリーやブラウンの丸みのあるフォルムが特徴的です。豆、粉両方に対応しています。ミルはプロペラ式を、フィルターはステンレスフィルターを採用しています。
ミルや給水タンクも取り外せて中性洗剤で洗うことができます。保温機能やタイマー機能はついていませんが、ポットはステンレス製なので、一定時間は温かいコーヒーを飲むことができます。
第12位:クイジナート「ドリップブリューコーヒーメーカー」
人気の全自動コーヒーメーカー第12位は、クイジナートの「ドリップブリューコーヒーメーカー」です。12杯分を一気に抽出できる大容量のコーヒーメーカーです。ただし最小は2杯分からの抽出になります。タイマー付きなのでコーヒーをたくさん飲むご家庭や、オフィスに向いています。
フィルターは、ゴールドトーンと呼ばれる金属フィルターですが、ペーパーフィルターも併用して使うことができます。
人気の全自動コーヒーメーカー第11〜第9位
第11位:メリタ「オルフィ」
人気の全自動コーヒーメーカー第11位は、メリタの「オルフィ」です。コーヒー粉専用のコーヒーメーカーです。抽出の開始と終了をアラームでお知らせしてくれます。
オルフィには専用の浄水フィルターがついており、カルキを99%以上除去してくれます。またドリッパーは、コーヒーがお湯に浸漬しやすい構造になっています。ポットはサーモスのステンレス製真空二重ポットです。
第10位:ハリオ「V60珈琲王」
人気の全自動コーヒーメーカー第10位は、ハリオの「V60珈琲王」です。こちらもコーヒー粉専用のコーヒーメーカーです。
ハリオのドリッパーは、内側にスパイラル状の溝が掘られており、ペーパーフィルターとドリッパーの間に隙間ができます。珈琲王には蒸らし機能がついているのですが、この隙間のおかげで、蒸らしている間にコーヒー豆がしっかり膨らむことができます。また、ドリッパーの下の穴が大きく豆の雑味が落ちないような構造になっています。
第9位:モカマスター
人気の全自動コーヒーメーカー第9位は、モカマスターの色鮮やかな全自動コーヒーメーカーです。10杯まで抽出できる大容量タイプは8色、1杯ずつ抽出するタイプは5色が揃っています。
コーヒーの抽出性能と風味を検定する「ECBC(ヨーロッパコーヒーブリューイングセンター)」の認定を受けたコーヒーメーカーで、オランダで1台ずつ手作りされています。
人気の全自動コーヒーメーカー第8〜第6位
第8位:無印良品「豆から挽けるコーヒーメーカー」
人気の全自動コーヒーメーカー第8位は、無印良品の「豆から挽けるコーヒーメーカー」です。無印らしいシンプルなデザインが特徴です。豆は、向かい合った刃が間に入ったコーヒー豆を刻む「フラットカッター」という方法で挽かれています。
また、6つの穴から斜めにお湯が出る、シャワードリップという方法でコーヒーをドリップしています。このように斜めにお湯を注ぐことによって、豆の雑味が落ちない仕組みになっています。
第7位:タイガー「カフェバリエ」
人気の全自動コーヒーメーカー第7位は、タイガーの「カフェバリエ」です。カフェバリエは、豆には対応しておらず、粉かカフェドポットを使わなければいけません。カフェドポットは、直径60mmのものに対応しています。
コーヒー粉を入れるフィルターケースは、他のコーヒーメーカーよりも少し深めに設計されています。これは、ドリップする前にしっかりコーヒーを蒸らすためです。ドリップ開始ボタンを押すと、30秒かけてじっくり蒸らされてからドリップが始まります。
付属の真空断熱層ステンレスサーバーは内面が鏡面加工になっており、汚れや匂いがつきにくくなっています。また、サーバーを置くトレイの位置が4段階に変えることができます。淹れるカップの高さに合わせてトレイの位置を変えられるので、コーヒーの飛び跳ねによる汚れや火傷を防ぐことができます。
第6位:サーモス「真空断熱ポットコーヒーメーカー」
人気の全自動コーヒーメーカー第6位は、サーモスの「真空断熱ポットコーヒーメーカー」です。8杯分のコーヒーをまとめて淹れることができるコーヒーメーカーです。操作パネルは、電源ボタン、タイマー設定ボタン、ドリップ開始ボタンしかないシンプルな作りになっています。
カップにコーヒーを淹れることができず、必ず専用の真空断熱のステンレスポットをセットしなければいけないので、オフィスなど複数名でコーヒーを飲むような環境に適したコーヒーメーカーです。ポットには、中栓を外さないままコーヒーを淹れることができます。
人気の全自動コーヒーメーカー第5位:象印
象印「珈琲通」
人気の全自動コーヒーメーカー第5位は、象印の「珈琲通」です。珈琲通は、プロペラ式のミルを採用しており、ドリップ豆を挽く、注湯、ドリップ、保温までが全自動でできるコーヒーメーカーです。挽き分けフィルターがついているので味を変えることも可能です。
珈琲通の特徴は、ドリッパーがステンレス製である点と、ドリッパーとバスケットの間に空気断熱層がある点です。ドリッパーがステンレスのため素早く温まり、空気断熱層によって温かさが逃げにくい構造になっています。また、サーバーもステンレスなのでコーヒーの保温にも適しています。
ミルケース、挽き分けフィルター、フィルターケースなど分解して丸洗いすることができます。給水タンクも取り外しできます。
人気の全自動コーヒーメーカー第4位:シロカ
シロカ「シロカクロスライン」
人気の全自動コーヒーメーカー第4位は、シロカの「シロカクロスライン全自動コーヒーメーカー」です。こちらのコーヒーメーカーは、幅17.3cm、奥行き22cm、高さ27cmと非常にコンパクトなので、1人暮らし用のキッチンやオフィスなど設置場所が限られているところでも使いやすくなっています。
ミルはプロペラ式を、メッシュフィルターはステンレス製を、そして蒸らし機能を採用しています。本体にはスタートボタンとモード切り替えスイッチしかないという非常にシンプルなものになっています。また、ガラスサーバーの下には保温板があり、30分は自動保温してくれます。
シロカのコーヒーメーカーも、ドロップ豆の計量から抽出までは全自動ですが、ミルの洗浄は人の手で行う必要があります。蓋、ミル付きバスケット、メッシュフィルター、ガラスサーバー全て中性洗剤で洗うことが可能です。ただし、給水タンクは取り外すことができません。
人気の全自動コーヒーメーカー第3位:パナソニック
パナソニック「沸騰浄水コーヒーメーカー」
人気の全自動コーヒーメーカー第3位は、パナソニックの「沸騰浄水コーヒーメーカー」です。ドリップ豆を挽くところから抽出、ミルの洗浄まで全て全自動で行なってくれるコーヒーメーカーです。プロペラ式のミルで挽かれたドリップ豆はメッシュフィルターを通って、ペーパーフィルターをセットしたバスケットに落ちる仕組みになっています。そこにお湯を注いでコーヒーを抽出します。
沸騰浄水コーヒーメーカーの特徴は、ドリップ豆から抽出を行う前にあらかじめお湯を沸騰させ、活性炭フィルターに繰り返し通す点です。この作業を行うことによって、カルキを除去することができます。
同じドリップ豆を使っても、メッシュフィルターを変えることによって挽き方を変えたり、ガラスサーバーに付いているミネラルフィルターを調節することによって酸味を調節できたりします。また、ドリップ豆だけではなく、コーヒー粉にも対応しています。付属のガラスサーバーの下には保温版がありますが、コーヒーの煮詰まりを防ぐため保温開始30分後には保温温度が下がり、2時間後には自動でオフされます。
使用後は、給水タンク、メッシュフィルター、バスケット、ガラスサーバーを取り外して手洗いする必要があります。ミルはドリップする際に抽出されるお湯で自動洗浄されるので、自分で洗う必要はありません。3万円以内で洗浄まで行なってくれるコーヒーメーカーとして人気があります。
人気の全自動コーヒーメーカー第2位:デロンギ
デロンギ「マグニフィカS」
人気の全自動コーヒーメーカー第2位は、エスプレッソマシで有名なイタリア生まれのデロンギ「マグニフィカS」です。こちらもドリップ豆やコーヒー粉の計量から内部洗浄まで全自動で行なってくれます。
エスプレッソマシンであるマグニフィカSは、ドロップ豆をコーン式のグラインダーで挽き、抽出ユニットに詰めるダンピングという作業を行います。ここに圧力をかけて短時間で一気に抽出を行います。
日本で販売されているマグニフィカSでは、日本のレギュラーコーヒーにあたる「カフェジャポーネ」が淹れられます。
マグニフィカSの普段のお手入れは、コーヒーかすや、内部洗浄の際に出た水を捨てることと、抽出ユニットを月に1度水洗いすることだけです。ドロップ豆と水だけ用意すれば他に何もいらないという手軽さが魅力です。ただ値段が7万円以上と他のコーヒーメーカーに比べると高めです。
人気の全自動コーヒーメーカー第1位:シロカ
シロカ「コーン式全自動コーヒーメーカー」
人気の全自動コーヒーメーカー第1位は、シロカの「コーン式全自動コーヒーメーカー」です。4位のシロカクロスラインは、プロペラ式のミルを採用していましたが、こちらのコーヒーメーカーはコーン式を採用しています。
タイマー機能が付いているので、飲みたい時間に合わせて挽きたてのコーヒーを飲むことができます。サーバーもステンレス製の真空二重サーバーが採用されており、適温のコーヒーを長く楽しむことができます。
タイマー機能などがついたことにより操作パネルのスイッチの数は増えましたが、直感で押すべきスイッチがわかるシンプルなデザインになっているので、機械に弱い人でも抵抗感なく使えるようになっています。
コーン式全自動コーヒーメーカーもミルの洗浄は人の手でやらなければいけません。ただしサビの原因になってしまうため、水洗いできません。専用のお手入れブラシでこまめに掃除する必要があります。給水タンク、バスケット、コーヒーサーバーは中性洗剤で洗うことが可能です。
人気の全自動コーヒーメーカーで美味しいコーヒーを飲もう!
いかがでしたか?一言で全自動コーヒーメーカーと言っても、豆の挽き方、どのようなフィルターを使っているのか、蒸らし機能やタイマー機能の有無、洗浄方法などコーヒーメーカーによって様々な違いがあることがわかりました。
近年、自宅でプチ贅沢を楽しむ人が増えてきています。かつてはコーヒーショップでしか美味しいコーヒーを飲むことができないと思われていましたが、今では自宅でも楽しめる時代となりました。自分のライフスタイルに合わせて、お気に入りのコーヒーメーカーを見つけてプチ贅沢を楽しみましょう。