オニカサゴの刺身などの捌き方は?仕掛け・餌や竿など釣り方も解説!

オニカサゴは汁物、煮つけ、刺身、どの食べ方でも美味といわれている高級魚です。なので釣れたときの喜びは、はかりしれません。オニカサゴは、スーパーや鮮魚店にもあまり出回らない魚なので、あまりしられていないかも知れません。底網か釣りあげることで目にする魚で、流通量は少ないです。釣りの方では最後までファイトを楽しめる魚で人気があります。ここでは、オニカサゴの釣り方や捌き方の詳細を解説していくので、オニカサゴの釣りや料理にチャレンジしてみてはいかかですか?

オニカサゴの刺身などの捌き方は?仕掛け・餌や竿など釣り方も解説!のイメージ

目次

  1. 1オニカサゴってどんな魚?
  2. 2オニカサゴの刺身などの捌き方と下処理
  3. 3オニカサゴの釣り方
  4. 4オニカサゴの美味しい食べ方
  5. 5オニカサゴの捌き方と釣り方をマスターしよう!

オニカサゴってどんな魚?

特徴

発色の良い赤系の色をしていて、体の表面にトゲが多くあります。気をつけないといけないのは、ヒレのトゲに毒があるので素手で触らないことです。どの魚種でもトゲの毒の危険性には注意しましょう。オニオコゼは、死んでいるから大丈夫と思っていて刺さってしまうと、かなりの痛みがはしる可能性が高いので素手では触らないことです。しかし釣るときの楽しみとしては、かなりのファイト(やり取り)を期待できるのが特徴です。

名前の由来や生息域

オニカサゴの名前の由来は、顔が鬼瓦のように見えたことからが始まりです。しかし、地域によっては、名前の呼び名が違うことがあり、オニガシラ、ガガネ、オキガシラなどで呼ばれることがあります。生息域は、水深約10~200mと幅広くありますが、主に海底付近にいることが多いようです。あまり動きまわることがなく、周囲と一体化しているように見えます。

オニカサゴの主食としては、甲殻類や小魚で動きを止めて、捕食しています。寿命としては、かなり長く生きるようです。年齢をはかる方法は難しいのですが、調査によると約40歳以上のオニオコゼも存在していたそうです。生息地は、岩礁帯、サンゴの生息している周辺の砂地が多く、逃げ隠れできる場所があるところに生息しています。

 

最適な釣期や大きさは

一年通じて釣れるオニカサゴですが、最も適している季節は秋から春ぐらいといわれています。地域や水温で多少のズレが生じるかもしれませんが、冬の鍋食材として、高い評価を得ているオニカサゴです。魚体の大きさは、20~40cmぐらいですが、50cmオーバーも存在しています。

海の資源保護に協力しましょう

昔にくらべてどの魚種も、漁獲量が激減しています。それにより、海の資源を守るために「キャッチ&リリース」という言葉をよく聞くようになりました。名前の通り、釣って海に逃がすことです。オニカサゴは成長に長い期間が要するため、20~25cmクラスは海に逃がすことが推奨されています。乗った船により、船長からリリースの協力依頼をされることもあります。できるだけ、小さいと感じたらリリースをしましょう。

オニカサゴの刺身などの捌き方と下処理

オニカサゴは捌く前に毒針処理をする

オニカサゴの捌き方の説明の前に必ず必要な処理として、毒針のカットが必要になります。オニカサゴの毒針は、硬さがあるのでキッチンハサミや専用ハサミを利用した方が安全です。この処理は、釣りあげたときか、持ち帰って処理するパターンがあります。初めての場合は、持ち帰ってからの方が、焦らずに処理できると思います。オニカサゴが死んでも、針に毒が残るので注意してください。

毒針の捌き方として

上の写真で黄色の〇に毒針があります。「背びれ、腹びれ、尻びれ」の突起した部分に白いトゲが見えます。しかし、エラ部分にもあるようなので、気になる箇所を見つけたらカットすると安全です。毒針の捌き方として、釣り上げたときに処理する場合はペンチなどで掴み、バケツやオケの中で切り落とすと安全です。そして、針を海に捨てることです。

持ち帰っての捌き方としては、切除する方法は一緒で大丈夫ですが、切った針の処理を忘れないようにしましょう。捨てる時にも注意が必要で、新聞紙などに丸めて毒針が飛び出さない袋などに入れて捨てると安全です。釣り道具で、フィシングプライヤー(釣り用ペンチ)があるので、初めての方には使いやすい道具かもしれません。オニオコゼの毒針処理にも使用でき、掴むときや、針外しにも活躍します。

オニカサゴの3枚おろしの捌き方(刺身用にも)

刺身用にもできる3枚おろしをするときの捌き方としては、最初に下処理が必要なので、あったら便利な道具を紹介します。キッチンハサミはヒレカットやエラ取りをするときに、出刃包丁は締めるときや腹部分や頭部分をカットするときに、柳刃包丁で3枚におろすときに、ウロコ取り道具です。オニカサゴを扱いにくい場合は、ゴム手袋をすると便利です。しかし、出刃包丁のみで全ての作業をする方もいるようです。

キッチンハサミで毒針やヒレをカットしたら、次はウロコを取る作業で、今は100円ショップでも売っているので活用すると便利です。他にも、釣具屋さんやスーパーなどでも買うことができます。ウロコ取りの道具の種類も多く販売されています。細かい箇所のウロコを取る場合は、包丁を使用した方が取りやすいです。ウロコを取ったら水で綺麗に洗い流して確認して下さい。

次に胸ヒレの後ろから斜めに包丁を入れて、腹部分の方には包丁を強くいれないまま反対側も同じようにカットし、頭を取り除くと内蔵も一緒に付いてきます。難しそうな場合は頭だけカットでも大丈夫です。頭をカットするときにはタオルなどで押さえると、滑らずにできます。

背ビレから少しづつ包丁を入れていき、中骨に当たるぐらいまでカットし、腹部分も同じようにカットしていきます。尾ビレ部分を持って身を切りはなしていきます。反対側も同じようにカットして、身と中骨を完全に切り離して完成です。刺身には、ハラミとセで切り分けたときの接合部に並ぶ血合い骨をそぎ落とします。尾ビレも食材としての価値があるので、捨てずにおきましょう。

オニカサゴのあらと内臓の処理

あらは頭や中骨やヒレのことで、アラ炊きなどでよく使用されます。頭はキッチンハサミで切ると楽にできますが、切ずらいと感じたら、出刃包丁などで下アゴに当てて押し出すようにカットし、逆にして上アゴの中心からカットし半割にします。そのときには、カマ部分と分けてカットします。

次に内蔵の胃袋と肝の処理ですが、胃袋は半分に割って中の汚れを綺麗に洗い流して肝も洗います。綺麗になった胃袋は塩もみすると、ヌメリが落ちやすいです。あとは調理する大きさに切って完了です。オニカサゴの胃袋と肝は珍味として有名なので、一度味わってみてはいかかですか?

オニカサゴの釣り方

オニカサゴ釣りの仕掛けの方法

オニカサゴの釣り方としては水深の深い場所にいるため、底釣り仕掛けが必要です。オニカサゴがエサを求めたときには浮上してきますが、ほとんど動かず海底にいるため、天ビンの仕掛けの釣り方になります。オニカサゴは動かないエサや魚には興味を持たないのが特徴です。そして、オニカサゴは水圧の変化にも対応した魚なので、強い引きに注意しましょう。

上の図を参考にしてセットすると便利です。50cm前後の片天ビンにハリス7号以上で針はムツ針の17~19号ぐらいがベストです。針は状況によって、2本釣りや3本釣りに変更します。針はオニカサゴ専門針や完成した釣り針セットを購入して使用してもいいと思います。釣る場所によって違いがありますが、オモリは120~150号ぐらい用意しておいた方がいいようです。



 

自分で針から仕掛けを作る場合には、夜行玉をセットしておくほうがいいでしょう。釣具屋でオニカサゴ専用針を購入する場合は、最初からセットされているので大丈夫です。道糸はPE4~6号ぐらいで、サルカンなどをセットします。根釣りになるため、仕掛けが切れてもいいように多く用意しときましょう。何種類かの仕掛けを用意すると、釣果に期待がもてそうです。

オニカサゴ釣りの餌

オニカサゴのエさとしては、2つのパターンがあります。魚の切り身かルアーで釣る方法があります。状況によって変更すると釣果があがるかもしれません。一般的に用意されているのが、サバ、サンマ、サーモン、イカなどの短冊ですが、地域によっては、キビナゴもエサとして使用されます。自分で短冊にする場合は、新鮮なうちに大きめに切りこんでおきます。釣道具屋でも短冊した魚の切り身パックが売っているので便利です。

エサ持ちさせるために塩漬けで用意しても釣ることが可能です。しかし、オニカサゴの喰いつきに違いがあるかもしれません。できるだけ、新鮮なエサで釣る方がいいと思われます。そして、遊漁船にもエサを用意している場合があるので、用意する前に確認した方がいいようです。

オニカサゴの釣り方として、深場釣り用のタコベイトなどを使用するルアー釣りもできます。釣具屋でオニカサゴ専用のルアーを使用することもでき、適応したルアーでも釣れる可能性が高いです。タコベイトを使用するときに半割にして、短冊した生エサと一緒に釣る方法もあります。どうしてもルアーだけでは釣れない場合に、試してみてはいかかですか?

オニカサゴ釣りで使う竿

オニカサゴの釣り方として使用する竿は、長さが約2m前後ぐらいで、調子としては8:2、7:3ぐらいが良いと考えます。釣りメーカーが、オニカサゴ専用の竿も販売しています。専用の竿なら、釣り場がどこでも対応しやすいと思いますが、代用の竿(イカ釣り竿)でも充分に対応できます。しかし、オモリの負荷が100~200号に対応できる竿です。

使用するリールとしては、中型の電動リールが適していると考えられます。底釣り付近が主になるため、手動で巻き上げるだけで疲れがきてしまいます。電動リールは手返しが良いので疲れにくいです。巻きとしては、400~500mがベストです。個人差によって違いがあるので、あとは自分に合うリールを選びましょう。

オニカサゴの釣り方のポイント

釣り方のポイントとしては、仕掛けを投げ入れたあとはオモリが海底に到達したら、余分な糸のタルミを巻きます。タナとしては海底から1mぐらいの間隔で、攻めていきます。オモリが海底に着く振動のトントンというのを感じながら、たまに誘いをかけます。アワセとしては、十分に針を食い込ませた方が確実です。食い込ませたら、根に引っかからないように素早く巻きこみます。

釣り方の最後のポイントは、取り込みにも注意です。オニカサゴは最後まで気を抜けない魚で、激しく抵抗します。なので、タモを使用して慎重に取り込んだ方がいいです。そうしないと、最後のとこで針が外れる可能性も高いです。初心者の方は、船長や熟練の方のアドバイスを参考にすると上達していきます。

オニカサゴの美味しい食べ方

オニカサゴの魅力として、ほとんどの部位を食べることができます。食べ方は個人によって違いますが、処理した(皮つきのまま)オニカサゴを水に濡らしたタオルや新聞紙に包み、一晩寝かせることでうま味がアップするともいわれているそうです。美味といわれている味は、鍋、刺身、煮つけなどがオススメです。釣った方だけが味わえる高級魚のオニカサゴ料理を紹介します。

冬の時期に食べる鍋

冬の定番の鍋は、オニカサゴと相性がバッチリです。アラ入り水炊き鍋や身を薄切りにしたオニカサゴのしゃぶしゃぶ鍋が人気です。オニカサゴを皮付きのまま厚切りにして、身が白くなるぐらいに食べるとベストです。中の身が半生のプリプリした食感を味わえます。オニカサゴの皮と身からでる、濃厚なうま味も味わえる鍋です。頭のアラから出る濃ゆいダシが、汁や野菜に染み込んでいきます。コンブダシとポン酢で味わうと絶品です。

クセのない上質な白身の刺身

新鮮な味や歯ごたえのある食感を味わえるのが、やはり刺身!オニカサゴの白身は、イセエビと似た甘みのある上質な味とコリコリした食感を堪能できます。刺身の切り方としては、薄切りがオススメです。皮を湯引か炙ると、皮と身の間にある脂でうま味がまします。試しに一晩寝かせたオニカサゴの刺身は、違う味の魅力を味わえることができるそうです。なので、試してみてはいかかですか?

うま味が染み込む煮つけ

オニカサゴの煮つけ料理は濃縮したうま味が、そのまま味わえます。皮と身からでる脂のうま味や、骨や頭からでる濃厚なうま味が、煮込むことでさらにアップしていきます。オニカサゴの脂は、しつこさがない脂なので、一匹丸ごとでも食べられる美味さと思います。肝も一緒に煮込むことで、美味しく食べることができます。

オニカサゴの珍味料理

珍味ともいわれている人気の高い料理が、胃袋と肝料理です。胃袋はヌメリや中の汚れを綺麗に取り除き、細切りにして湯に通して、ポン酢や酢味噌で和えて食べると絶品です。肝は料理酒を少し入れて臭みをとりながらボイルして、一緒に食べると濃厚なうま味を味わえる珍味になります。尾ビレを干して、ひれ酒で味わこともできます。

オニカサゴの捌き方と釣り方をマスターしよう!

高級魚といわれるオニカサゴ!釣り方や捌き方をマスターして、味わってみませんか?捌き方には注意が必要ですが、毒針に注意すれば安全に捌くことができます。釣りの醍醐味といわれているパワフルなファイトも楽しめて、美味しく食べることができます。見た目とは違い、うま味たっぷりの刺身、しゃぶしゃぶ鍋、煮つけ、ヒレや肝まで色んな料理で楽しむことができます。

釣りといえば男性の人気が高いといわれていましたが、近年では女性の人気も高くなってきています。50㎝以上のキロオバーに出会えることもあるオニカサゴ釣りは、男性だけではなく女性にも人気の高い釣りとなっています。釣りをしている方に限らず、この機会に初オニカサゴ釣りにチャレンジしてみてはいかかですか?

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