ロメスパとは?話題の極太麺ナポリタン・焼きスパの人気店を調査

ロメスパというものを知っていますか?ロメスパとは、茹でた極太麺をしっかり炒めて作った焼きスパゲッティのことを言います。すでに茹でてある麺を使いナポリタンなどの濃厚な味付けにします。ロメスパは基本的に量が多く、更に大盛や特盛にすることができるガッツリ飯なので、食欲旺盛な若者などから人気です。昔懐かしいナポリタン以外でもガーリックの効いた醤油味やカレー風味を効かせたものまで、幅広くあります。今回はそんな、ロメスパのお店を調査しました。家庭で出来るレシピも紹介しています。

ロメスパとは?話題の極太麺ナポリタン・焼きスパの人気店を調査のイメージ

目次

  1. 1ロメスパとは?
  2. 2ロメスパには三か条がある
  3. 3ロメスパはどこに魅力がある?
  4. 4ロメスパの人気店5選!
  5. 5ロメスパを家で作る簡単レシピ!
  6. 6ロメスパを食べに行こう!

ロメスパとは?

「ロメスパ」という言葉を聞いたことはありますか?最近、テレビや雑誌、ネット上で話題になっているガッツリ系スパゲッティのことです。立ち食い蕎麦のことを「路傍の麺」と言い、通称「路麺(ロメン)」と語られていることから、立ち食い蕎麦のように、安い・うまい・早いということで、手早く提供できる炒めたスパゲッティのことを指して、「路麺のスパゲティ」略して「ロメスパ」と表現されるようになりました。

ロメスパには三か条がある

ロメスパの基本、安い・うまい・早いというスタンスは「ロメスパ三か条」というものがあり、そこに集約されています。どれだけ早く提供できるか、安くてボリュームたっぷりで美味しく食べるかがカギとなり、おしゃれなカフェやイタリアンのお店で提供されるパスタとは一線を画す人気のスパゲッティです。ロメスパはもっちりとした極太麺をしっかりと炒めて、濃厚な味を絡めて出す焼きスパになります。

①茹で置きスパゲティを使う

ロメスパはオーダーが入ってから茹でるのではなく、あらかじめ茹で置きしておいたスパゲッティを注文ごとに具材と共に炒めて味付けしてから提供しています。スパゲッティを茹でる時間分が短縮されるので、かなり素早くテーブルに料理が並ぶことになります。炒めることで香ばしさと食感もよくなり、食欲をそそります。ロメスパなら立ち食い蕎麦の「早い」要素をきちんと取り入れているのでランチにぴったりです。

②極太麺を使う

ロメスパの特徴として欠かせないものは極太麺を使っているということです。極太麺を使うことで見た目も食べた時のボリューム感もかなりインパクトがあり、病みつきになる要素です。茹で置きしたスパゲッティを使うとどうしても麺が伸びるため、それを解消するために極太麺のスパゲッティを使っているのですが、うまく食感と味付けがマッチして、欠点隠し以上に美味しさの方にかじ取りされる結果となっています。

③大盛が基本・更に増量も可能

ロメスパの人気店は揃って大盛スパゲッティの対応です。ほどんどのお店が基本の量でかなりボリュームがあるにも関わらず、大盛対応もできる場合がほとんどです。いかに安く、美味しく食べられるかのポイントにもなっています。麺が太いので食べ応えもかなりあり、それに負けないガッツリ系の味付けが多く、学生さんや若いサラリーマンなど食べ盛りの人でも満足できる量になっています。

ロメスパはどこに魅力がある?

茹で置きの極太麺を使っていてオーダーが入ったら炒めてすぐに料理が提供でき、出てくるまでの時間がとても早いのが特徴です。時間のないサラリーマンのランチにはぴったりです。レトロな雰囲気のお店も多く、昔喫茶店で食べたナポリタンを思い出す味付けも大きな魅力となっています。おしゃれなパスタとは違い、極太麺を炒めた焼きスパゲティで、量も多く味もカロリーも食べ応えもガッツリ系です。

ロメスパの人気店5選!

リトル小岩井

東京メトロ大手町駅の近くに昭和の雰囲気漂う人気の老舗「リトル小岩井」はあります。かなりの人気店で通し営業ですが、特に昼時はいつもかなり混みあっていて相席になることがほとんどのようです。基本で充分量が多めですが、大盛にすることもできます。人気メニューはジャポネで豚肉、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームをニンニクの効いた醤油味で炒めてあり、ムチっとした極太麺が美味しくくせになります。

ナポリタンは外せない人気メニューです。ベーコン、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームとシンプルな具と炒めた麺に昔懐かしい系のケチャップの甘い味付けのナポリタンで、満足度はかなり高いメニューです。店頭ではテイクアウト用のサンドイッチも売られていて、お店で食べる時間がない人にはおすすめです。こちらもハムエッグ、チキンカツサンド、オニオンコーンビーフなどボリューム満点です。

サンドイッチ類だけでなく、スパゲティメニューもテイクアウトできます。なんと、店内で食べるより50円前後安く食べることができます。ただ、店内で一緒に出されるコールスローが付かないので価格が低いようです。人気店で席数が少なくとても込み合う店舗ですので、近くで働いている人などを中心にテイクアウトする人も多くいます。電話予約もできるので、待たずに買えて便利です。

ジャポネ

日本屈指の高級エリアの銀座にロメスパの人気店「ジャポネ」があります。他にもたくさん飲食店がある銀座でランチタイムにはいつも行列ができているロメスパのお店です。ジャポネは何といっても量の多さが群を抜いています。もちろん、レギュラー盛りから麺の量が350gと多いのですが550gのジャンボ、750gの横綱があります。横綱を完食した人には裏メニューとして950gの親方、1150g理事長に進むこともできます。

やはり王道メニュー「ジャポネ」が一番人気のようです。肉、シイタケ、玉ねぎ、小松菜が具材で醤油ベースの味付けになっています。醤油の香りと小松菜がいいアクセントで人気のほどがうなずける味です。ジャポネにエビと大葉、トマトが追加されている「ジャリコ」もおすすめメニューです。エビとトマトのうま味がしっかり効いて、醤油ベースなのにイタリアンの雰囲気も感じる味わいです。

極太麺のスパゲティとしては外せないナポリタンも不動の人気メニューです。ケチャップ味のナポリタンにもエビ、シイタケ、玉ねぎ、小松菜が入っています。ナポリタンで使われる緑の野菜ははピーマンが入っているお店が多いですが、小松菜入りのナポリタンもシャキシャキの歯ごたえで美味しく、いくらでも食べ進めることの出来る味です。粉チーズを掛けて味を変えながらたべると飽きずにおすすめです。

ロメスパバルボア

店名にもロメスパと銘打っている「ロメスパバルボア」は焼きスパ専門店です。ボリュームたっぷりの極太麺を、焼きスパと謳っている通りしっかり炒め焼きにして香ばしさを出しています。有料で温泉卵やキムチ、ガーリックチップスなどのトッピングも色々とあり、自分好みの焼きスパを作り上げることができるお店です。粉チーズやタバスコは無料でテーブルに置いてあるので、トッピングと合わせてアレンジできます。

やはり、定番のナポリタンは人気メニューです。こちらの店も豚肉、玉ねぎ、小松菜が入っています。濃厚なガツンとしたパンチのある味付けで、病みつきになる味です。しょうゆアサリや、ぼっかけという牛スジとコンニャク煮込み、更に青じそトマトなどのこだわり焼きスパもあり、全メニュー制覇したくなるラインナップです。プレミアムメニューの焼きカルボナーラは濃厚なカルボソースがくせになる一品です。

バルボアは日本橋室町店・虎ノ門店・霞ヶ関飯野ビル店・神田小川町店・御徒町アメ横店と現在5店舗展開で営業しています。色々な場所で焼きスパが食べられる店舗が増えると、食べに行ける人も増えれば今まで以上に安くて美味しいロメスパの認知度が上がることでしょう。サイズも並盛り(350g)、大盛り(500g)、特盛り(700g)、メガ盛り(1,000g)とロメスパのイメージ通りのボリューム感です。

ミスターハングリー

地下鉄銀座線虎ノ門駅近くに「焼きスパゲッチミスターハングリー」はあります。普通盛り、大盛、特盛と三種類のサイズです。定番のナポリタンはベーコン、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルーム入りです。ケチャップと大きく切ったベーコンの味とマッチして昔懐かしい系の味わいです。焼きスパゲッチとあるように、しっかりとフライパンで炒り焼きしているので、麺がこんがりとして香ばしさがあり美味しい焼きスパです。

こちらは、メインの焼きスパゲッチ以外にもサラダや野菜のソテー、フライ物などサイドメニューも充実しています。焼きスパを頼むと付け合わせにキャベツの酢漬けが付き満足できるボリュームですが、サイドメニューもかなり安価なのでついつい頼んでしまいます。サラダも10品目の野菜を使ったものやポテトサラダや、キャベツとコーンビーフのソテーなどもあり食欲と健康どちらも満たされるメニュー構成です。

テイクアウト用焼きスパがあり、なんと店舗で食べるより100円値段が安くなっています。サラダもテイクアウトでき、場所柄サラリーマンがランチ用や残業前の腹ごしらえ用にとテイクアウトする姿が多くみられます。なお、パーティ用のテイクアウトセットも予約販売されていて、好きなスパゲティやサラダを選んで注文することができます。ボリュームたっぷりのセットなのでホームパーティなどにもおすすめです。

ボーノボーノ

JR東京駅からほど近い高架下に「ロメスパ専門店ボーノボーノ」はあります。並、大、特の三種類のサイズ展開です。高架下というロケーションに加え、ボリュームがありガッツリ系の味付けでロメスパの概念をしっかりと感じるお店で、ランチ時以外でもサラリーマンを中心にお客さんが流れています。

人気のナポリタンはエビ、玉ねぎ、キノコ、小松菜入りです。濃厚なケチャップ味のナポリタンは飽きることなく食べられます。醤油味のジャポネスタは豚肉、玉ねぎ、キノコ、小松菜が入り香りもいいメニューです。塩味のサルソは豚肉、エビ、玉ねぎ、キノコ、トマト、大葉、小松菜とかなりボリュームのあるメニューになっています。

ボーノボーノのミートソースは、ソースが麺の上に乗って提供されます。ロメスパは炒めて提供するものなので味を絡めて出されるものがほとんどですが、こちらはジャポネスタの豚肉がない状態で作った上にミートソースがかかっています。麺にしっかり味が付いた上に、ミートソースもかかっているので濃厚な味わいです。

ロメスパを家で作る簡単レシピ!

普通のスパゲッティは1.7~1.9mm程度のものをいいますが太さ2mm以上のパスタはスパゲットーニと言われるものです。スパゲットーニは店舗用に使われることがほとんどで、あまりスーパーなどで見ることはありませんでしたが最近、ロメスパや名古屋のあんかけスパゲティなどで極太麺を使用する場合もあり、スーパーなどでも見かけるようになってきました。ぜひロメスパを作るなら極太麺を使ってください。

ロメスパの定番ナポリタン

2mm以上の極太麺なら15分程度茹でます。熱したフライパンに油を引き、スライスした玉ねぎ、ウインナーを軽く炒めます。玉ねぎがしんなりしたらスライスピーマンと茹で麺を加え更にしっかりと炒めます。麺に具材が絡まったらケチャップ大さじ4、ウスターソース大さじ1、砂糖小さじ1を混ぜて加えて混ぜます。しっかりソースが絡まったら完成です。粉チーズを振って食べましょう。

ケチャップ味を濃厚にしたい場合は、野菜を炒める段階でケチャップの半分を入れて味を絡めながら炒めます。そして、麺を加えて最後に残りのすべての調味料を加えます。ケチャップで味付けしてから玉ねぎなどを炒めると焦げ付きやすくなりますが、香りや甘みも出て美味しくなります。

ジャポネ風

ガーリック醤油味のロメスパはナポリタンと人気を二分しているメニューです。醤油の香りの和風味ですが、ガーリックが効いて食欲をそそるパンチのある味になります。豚バラ肉を使うことで肉の甘みも加わり、極太麺によく絡みくせになる美味しさです。

豚バラ肉を一口大に切り、スライス玉ねぎ、拍子木状に切ったエリンギを炒めます。玉ねぎがしんなりしてきたら洗って5~6cm程度に切った小松菜と茹でておいた極太麺を入れ、しっかりと炒めます。和風顆粒だし小さじ1、水、醤油各大さじ1、チューブニンニク小さじ1を合わせて麺にかけて、少し水分が飛ぶまでしっかり混ぜながら炒めれば完成です。

野菜たっぷり焼きスパ

人気メニュージャポネよりも野菜を更に増やせばバランスを考えた食事になります。ベーコン2枚分を一口大に切り塩コショウしてフライパンでよく炒めます。スライス玉ねぎ、薄切りにした人参をレンジで1分程度加熱したら一口大に切ったキャベツと一緒にフライパンに加え炒めます。炒めた具材を一度取り出して置き、そのままのフライパンに油大さじ1を追加し、茹でた麺をしっかりと炒めれば麺がこんがりした焼きスパになります。

麺の表面が油でコーティンされたら具材を絡めてフライパンに広げ、2~3分程度軽くほぐしながら焼いていきます。スパゲティがチリチリと焼ける音がしてきたら、だし醤油を回しかけて完成です。好みで、麺を焼く前にバターをひとかけ絡めるとコクが出て濃厚な美味しさです。自宅で作るなら野菜を多く入れてヘルシーかつ、ボリュームもアップするので育ち盛りの子供にもピッタリの焼きスパです。

ロメスパを食べに行こう!

今回紹介したお店以外でも美味しいロメスパを提供するお店もが増えています。ロメスパ専門のお店でなくても、老舗喫茶店や洋食屋さんなどでは、今でもケチャップの甘さが美味しいナポリタンも健在です。ぜひお店でインパクトもボリュームもあるロメスパを味わってください。

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