枝豆の効果で二日酔い予防が出来る?美容と健康にいいスーパーフード!

アルコールのおつまみに欠かせない枝豆ですが、実は枝豆には二日酔いを予防する効果がありました。他にも枝豆は大豆の未熟豆で、大豆に含まれるイソフラボンやビタミンCといった、美容や健康に良い効能がたくさんあるとされる成分を豊富に含んでいます。枝豆は美容や健康に良いと言われていますが、美味しい枝豆の選び方や茹で方についてや、スーパーフードと言われる効果を紹介していきます。

枝豆の効果で二日酔い予防が出来る?美容と健康にいいスーパーフード!のイメージ

目次

  1. 1枝豆について
  2. 2枝豆に含まれる成分と効果について
  3. 3枝豆と大豆は何が違うの?
  4. 4枝豆を食べると二日酔い予防ができる?効果は?
  5. 5美味しい枝豆の選び方とは?
  6. 6枝豆の美味しい茹で方について
  7. 7枝豆は美容と健康に良いスーパーフード?
  8. 8大豆アレルギーを持っている方は注意が必要!
  9. 9二日酔い予防への効果についてまとめ

枝豆について

枝豆を食べるようになったのは諸説ありますが、奈良時代と言われています。当時は「生大豆」と書き「なままめ」と呼ばれていたそうです。ですが日本で枝豆が広く親しまれるようになったのは江戸時代以降と言われ、当時は枝に付いたまま茹でていたところから「枝付き豆」、「枝成り豆」と呼ばれていたものが派生し枝豆となったそうです。

枝豆の品種は、黒豆、茶豆、青豆に大別され、粒の大きさや収穫時期、味の違い等でも400種類以上品種があると言われています。さらに先祖代々受け継がれてきた地場品種と呼ばれる枝豆があります。この地場品種は希少価値でブランド化されており価格も高いです。ブランド枝豆として有名なのは山形県鶴岡市で栽培されている「だだちゃ豆」です。

枝豆に含まれる成分と効果について

枝豆は大豆と緑黄色野菜のいいとこどり!

枝豆には、健康フード代表である大豆の良い部分と緑黄色野菜の良いところが含まれています。枝豆にはどんな成分が含まれているのか?栄養やその栄養がどのような効能を持っているかについても調べてみます。

二日良いに効く?枝豆のメチオニンにはアルコール分解を助ける効果が

枝豆には高タンパク質に含まれるメチオニンという成分が含まれています。メチオニンはビタミンB1、ビタミンCと共にアルコールを分解する効果、肝機能の働きも助ける効能があるので、二日酔いを抑えてくれる効能があります。まさにアルコールと一緒に摂取するには相性抜群です。枝豆は二日酔い予防にもおつまみとしても、アルコールのお供に欠かせません。二日酔いには枝豆が効果的、覚えておくと役にたつかもしれません。

ビタミンB1にはスタミナ不足を解消する効果が

ビタミンB1にはメチオニンと共に、消化液の分泌を促しアルコールを分解するのを助ける効能があります。糖質をエネルギーに変える効能もあるので、スタミナ不足の解消にも効果的な働きをしてくれます。

むくみ解消に効果的なカリウム

枝豆にはカリウムがたくさん含まれています。カリウムには塩分を外に排出する効能があり、血圧の高い方にも効果があります。利尿作用もあり、体内の水の量を調節する働きがあるので、カリウムはむくみの解消にも効果的をされています。むくみ解消が期待できるのは女性には嬉しいです。

鉄分を多く含んでいるので貧血対策に効果的

枝豆には鉄分と言えば名前が出てくる、ほうれん草、小松菜より多くの鉄分を含んでいる大変健康的な野菜です。100gに鉄分を2.7mgも含んでいます。鉄欠乏性貧血の予防、イライラ防止にも効果があるそうです。妊娠中の栄養補給にも適した食材と言えます。

女性ホルモンを整えてくれるイソフラボンの効果

枝豆には大豆に含まれるイソフラボンが含まれています。イソフラボンはエストロゲンの働きを助け更年期症状や骨粗鬆症の予防にも繋がると言われています。女性ホルモンのバランスの乱れによる月経不順やPMS(月経前症候群)の軽減にも効果があるとされています。

しかし植物性ホルモンの過剰摂取は乳がんなどのリスクが高まるとの示唆もあり、1日摂取目安としては70から75mgと特定保険用食品で30mgの上乗せまで、妊娠中には上乗せなしで70から75mgとされています。ですので枝豆だけでの過剰摂取は考え難いかもしれません。

枝豆と大豆は何が違うの?

枝豆と大豆にはどのような違いがあるのでしょうか?枝豆は大豆の未成豆の状態で、大豆となる前の若いうちに収穫されます。大豆は枝豆が成長してから収穫したものです。大豆は畑の肉、と呼ばれるほどタンパク質を豊富に蓄えて味噌や醤油の主原料としても使われる日本人には欠かせない穀物の一つです。枝豆は大豆より早く収穫しているので、大豆よりはたんぱく質は少ないです、口に含み噛み砕くと特有の甘さと風味があります。

枝豆と大豆は栄養素にも違いがあり、枝豆にはビタミンCが多く含まれているのに対し、大豆は枝豆が成熟するにつれ凝縮されたたんぱく質が枝豆の倍の量にもなります。またカロリーにも違いがあり、100g辺りのカロリー量では枝豆135kcalあるのに対し大豆は433kcalもあります。健康に良いとされる大豆のカロリーが高いのは脂質が多く含まれているからで、大豆は植物性のたんぱく質多いのでダイエットに良いとされています。

枝豆を食べると二日酔い予防ができる?効果は?

飲み会で自分が頼まなくても必ずと言っていいほど注文されるおつまみと言えば、枝豆です。アルコールとの相性も抜群ですし、成分的にも枝豆は高たんぱく質でビタミン1Cもたっぷり含まれているのでアルコールの分解を助ける効能が期待できます。また、アルコールによって失われてしまったカルシウムや葉酸と言った栄養素を補ってくれる効能もあります。まさにアルコールのお供にぴったり存在だったのです。

美味しい枝豆の選び方とは?

美味しい新鮮な枝豆の選び方については、産毛がしっかりと生えているのが美味しいと言われています。身は大きいものは大味の可能性があるので、程よい膨らみの物を選びましょう。また枝が付いている方が切られたものより鮮度が保たれています。枝豆は生の状態だと鮮度が落ちやすいので、すぐに食べないのであれば固めに茹で冷凍保存がおすすめです。冷凍保存でもビタミンとミネラルの含まれる量はさほど変わりません。

枝豆の美味しい茹で方について

枝豆を茹でる時には水の4%の塩を入れます。枝豆を茹でる前に塩が中まで入るように両端を少し切り落とし、使う塩の3分の1くらいの塩で枝豆を揉み、周りに付いている産毛を取ります。沸騰させた水に残りの塩を入れ、塩で揉んだ枝豆をお湯に入れ、湯がこぼれないように火加減を調整します。茹で時間は5〜6分目安です。長時間火にかけていると枝豆のぷりっとした食感が無くなってしまうので火のかけすぎには気をつけましょう。

茹で上がった枝豆は水で冷ますと水っぽくなってしまうので、ザルなどにあけ風通しの良い場所で冷ましましょう。最後に味見をしてお好みで塩を追加します。茹でてから1時間ほど冷まして置いた方が旨味が凝縮するとも言われています。

枝豆は美容と健康に良いスーパーフード?

枝豆は大豆の未熟豆ですので、大豆の成分として有名なイソフラボンを含んでいます。イソフラボンには更年期障害への働きかけや女性ホルモンのバランスを調整してくれます。ポリフェノールの一種であり抗酸化物質でもあり、美肌効果も期待できます。また食物繊維も豊富に含んでいるので腸内健康を整え、腸内のぜんどう運動を促します。枝豆に含まれるモリブデンという成分は老廃物を外へと排出するデトックス効果があります。

脂質の代謝もあげ血液を生成するのを助ける働きもあり、美容にも良いとされています。腸内の環境を整えることにより肌も綺麗になり美肌にも繋がります。代謝が上がり老廃物を排出することを助ける効果があることからダイエットにも繋がります。また枝豆にはコラーゲンの元になるたんぱく質とコラーゲンの生成を助けるビタミンCが含まれています。

コラーゲンの生成は肌を乾燥から守り、保水力向上が期待できます。ビタミンA、B-カロテン、ビタミンB群も含まれているので肌のハリ・乾燥肌対策に適しています。肌の抗酸化・アンチエイジングにも高い効果が見込まれる美容効果の高い食材で、動脈硬化や生活習慣病の予防にも効果的です。枝豆が健康にもよく、美容にも良いスーパーフードどされるのはこのような所以からです。

大豆アレルギーを持っている方は注意が必要!

大豆のたんぱく質の中にはアレルギーを引き起こしやすい、とされるアレルギー物質(大豆アレルゲンたんぱく質)が16種類もあります。アレルギー反応により気管支喘息や蕁麻疹等、様々な植物アレルギー症状を起こし、遂には呼吸困難、生命の危機に関わる全身アレルギー反応、アナフィラキシーショックを起こす恐れもあります。アレルギーは今まで大丈夫だったからと言っても、突然発症するタイプのアレルギーもあります。

それは花粉症のようなもので、昨日まで大丈夫だったものがある日突然アレルギーとなって出てくる、遅延型アレルギーと呼ばれるものです。アレルゲンを含む食材を長年食べ続けていると体内に徐々に蓄積されていき、容量を超えるとアレルギーの症状が現れます。枝豆は大豆の未熟豆なので大豆アレルギーの疑いのある方は健康に良いからと言って食べ過ぎには気をつけましょう。

二日酔い予防への効果についてまとめ

スーパーフード枝豆の美容と健康

今回は枝豆は大豆の未成熟の状態で早めに収穫したもので、枝豆にもイソフラボンが含まれており、抗酸化・アンチエイジングに効果的な食材であること、また食物繊維も含まれデトックス効果も期待できる美容にもダイエットにも良いスーパーフードであることを紹介してきました。また枝豆に含まれるメチオニンにはアルコールを分解し二日酔いをにも効くので、二日酔い防止には枝豆が良いことも調べてわかりました。

ですが大豆アレルギーの疑いがある方は、いつ突発的にアレルギーが起こる可能性もあるので、過剰な摂取は控えることが重要です。これから暖かくなりますが、アルコールと枝豆の需要が高まると思いますが、そんな飲み会での席でふとした時に枝豆の効能について披露してみてください。美容に関心の高い女性、最近では男性でも興味を持たれることと思います。

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