サイゼリヤはクレジットカードは使える？電子マネーなどお得な支払方法

サイゼリヤは現在国内に1000店舗以上もあるファミレスチェーンの1つで、イタリアンが気軽に楽しめるお店です。学生や子供連れのファミリー層を中心に老若男女問わず人気で、よく「サイゼ」の愛称で親しまれています。なんといっても徹底したコストダウンによって実現された低価格メニューが最大の魅力です。また、本格的なイタリアン食材にもこだわっているのもポイントです。

サイゼリヤといえば思い浮かべるコスパ最強のメニューです。アツアツできたてのドリアが299円で食べられます。粉チーズやタバスコなどの無料調味料で自分好みの味にカスタマイズしてもいいですし、トッピングの半熟卵などをプラスしてもおいしいです。

低価格が売りのサイゼリヤですが、イタリアン食材にもこだわっています。まずは、プロシュート399円。サイゼリヤのメニューの中では高く感じますが、パルマハムをイタリアから輸入、自社工場でスライスしてお店に届けているそうです。付け合わせのフォッカチオと食べると塩気がマイルドになりとても美味しいです。

フレッシュチーズとトマトのサラダやエスカルゴも人気メニューです。こちらも本場イタリアのメーカーから仕入れた高品質の食材を使っているそうです。こんな低価格で本格イタリアンが楽しめてお得です。

ハウスワイン杯100円からグラスワインを楽しむことができます。その他役20種類とボトルメニューが充実、1000円払えば気軽におつまみとワインでチョイ飲みができます。さらに一部の店舗では裏ワインリストが存在しています。

該当の店舗をホームページで検索し「ワインが豊富」のマークがついているか確認してみましょう。「ワインリストお願いします」といえば、店員さんが裏メニューを持ってきてくれます。他のレストランに比べると安い値段でグレード高めのワインも楽しめるかもしれません。

サイゼリヤではクレジットカードでの支払いができませんが、一部商業施設にある店舗では一部使えるお店もあります。サイゼリヤが入っている商業施設の方針でクレジットカードに対応している場合があるからです。必ずしも商業施設の中にあるからクレジットカードが使えるというわけではありませんので、ご注意ください。もし、そういうお店に出会えたらラッキーですので、積極的に使ってみてはいかがでしょうか？

サイゼリヤでは電子マネーもクレジットカード同様、Suica等の交通系電子マネー、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICKPayなど種類を問わず、使うことができません。駅ナカであれば交通系電子マネー、商業施設であればnanacoやWAONなどの電子マネーで支払いができるお店が存在しているようです。ただし、こちらもすべての駅ナカや商業施設の中で使えるわけではありません。ご注意いただくようにお願いします。

飲食店で使える商品券といえばシェフグルメカードです。全国35000店舗以上の加盟店で利用できる外食産業最大のお食事券であり、額面500円で手軽に利用できる商品券です。使えるお店を調べてみましたが、サイゼリヤの名前はありませんでしたので、サイゼリヤではシェフグルメカードによる支払いができません。

JCBやVISAなどのクレジットカード会社のギフトカードや商品券も加盟店であれば使用することができますが、各ギフトカードや商品券の加盟店について調べてみてもサイゼリヤの名前はありませんでした。つまり、サイゼリヤではギフトカードや商品を券使うことができません。また、クオカードも加盟店ではありませんでしたので、使うことができません。

Tポイントやポンタ、楽天ポイントなど連携しているポイントカードがあるか調べてみました。やはり、提携しているポイントカードはありませんでしたので、ポイントをためることもポイントによる支払いもできません。

残念ながら食事が安くなる食事券などの株主優待はありません。サイゼリヤの株主優待はイタリアンレストランらしくイタリアン食材セットです。100株で2000円相当、500株で10000円相当、1000株で20000円相当の食材セットがもらえます。イタリアン食材、イタリア菓子セット、ワインセットなどが選べるようになっているそうです。興味のある方はサイゼリヤの株主になってみてはいかがでしょうか？

公式のホームページにクーポンは見当たりません。また他のファミレスチェーンのような公式アプリもありません。ホットペッパーやぐるなびのようなサイトを探してみましたが見つかりませんでした。また、価格が安くなるキャンペーン等も見つかりませんでした。サイゼリヤにはクーポンが存在しないのです。

私たちがサイゼリヤでクレジットカードや電子マネーが使えたら便利です。しかし、クレジットカードを使えるようにするためには、カードリーダーなどの周辺機器を揃える必要があります。1000店舗以上あるサイゼリヤの店舗の分を揃えるだけでもすごい大きな金額がかかってしまうのです。実際にサイゼリヤのレジ周りにはカードリーダーやクレジットカード対応の表示がなく、とてもすっきり片付いています。

例えば、クレジットカードを使って1000円支払った場合、お店側は1000円をクレジットカード会社から受け取ります。クレジットカード会社は決済手数料2％～5％程度をお店側へ請求します。例でいうと20円～50円です。

結果、クレジットカードを使われるとお店の手元に入ってくるお金が現金での支払いよりも少なくなってしまうのです。お店側にとっては損なシステムですが、クレジットカードなどの決済手段が使えるということによって差別化しているファミレスもあります。

ファミリーレストランやファーストフードなどでアルバイトした経験のあるかたも多いのではないでしょうか？クレジットカードや電子マネーなどのたくさんの決済手段があるとレジの打ち方ひとつ覚えるのにも時間がかかります。現金のみであれば新人パート・アルバイトでもお金の確認をして、レジに打ち込むだけなので簡単に対応できるのです。

つまり、パートやアルバイトの教育に時間や費用をかけたくないという考えなのではないでしょうか。また、本業である料理を作ったり、サービスを提供する業務に従業員の方々が集中できる環境を作っているのです。

現在他のファミリーレストランではクレジットカードや電子マネーの導入でキャッシュレス化が広まってきています。日本ではまだまだ利用する人は少ない状況ですが、海外ではキャッシュレス化が進んでいる国や地域も多いです。

2020年の東京オリンピックの影響で来日客への対応としてキャッシュレス化していく機運は高まっています。サイゼリヤでもいずれ導入することもあるかもしれません。気になるかたは今後の動向をチェックしてみてください。

サイゼリヤにはクーポンやお得になるキャンペーンはありませんが、ランチメニューは通常メニューよりお得な値段設定になっています。提供時間は平日の午前11時から午後3時までで、サラダとお替り自由のスープがついて税込み500円と大変お得です。ドリンクバーは110円で追加できます。

2018年4月23日にリニューアルが行われ、スパゲッティメニューにはセットプチフォッカが2つが値段変わらずについてきます。ぜひ利用してみてください。

サイゼリヤでは基本クレジットカードや電子マネーをつかうことができず、現金のみしか使うことができませんでした。クレジットカードや電子マネーにかかる「余計なコスト」を徹底的に省くことによって低価格でおいしい料理を提供しているのです。そして、クーポンがなくても十分にお得な値段設定なのです。

私たち利用客にとってはクレジットカードや電子マネーが使えたらとても便利になりますが、その便利さと引き換えに値上げしてしまったらとても残念です。サイゼリヤには安さを求めて利用する学生やファミリー層が多いので、現金以外の支払いができなくてもストレスに感じない人が多いのではないでしょうか。