マカロニサラダのリメイクレシピ！残り物を美味しく・日持ちさせる方法

マカロニサラダを、付け合わせや、献立にあと一品付けたい時に作るご家庭が多いのではないでしょうか？マカロニサラダに入れる具材は、きゅうり、卵、ハム、人参、玉ねぎ、ツナ缶、コーン、じゃがいもなど、ここでは挙げ切れないほどご家庭によって違います。そんなバラエティー溢れる具材の数々が入っている美味しいマカロニサラダからは炭水化物・野菜・タンパク質など、栄養がバランスよく摂れます。

何かと便利な定番おかず「マカロニサラダ」の基本の作り方を覚えて、美味しく作れるようになりましょう。作り置きしても美味しさが保たれるマカロニサラダを作る時の、大事なポイントがいくつかあるので説明します。

マカロニをたっぷりのお湯（水1リットルに対し、塩を小さじ1）で茹でます。茹でている間に玉ねぎは薄切り、きゅうりは輪切りにし、同じボウルに入れて塩2つまみ程入れて揉み、10分ぐらい置いてしんなりさせます。しんなりとしたら水で軽く洗い、ギュッとしっかり絞って水気を切ってください。ハムは細切りにしておきます。

マカロニが茹で上がったらザルに上げ、冷水にさらし、水気をよく切ってオリーブオイルを絡ませます。塩コショウ・砂糖・お酢・マヨネーズを入れて混ぜ、最後に全ての具を入れて和えれば、美味しいマカロニサラダの出来上がりです。粉チーズがあれば少し入れることをオススメします。ねっとりしたマカロニサラダに仕上がりますよ！

パスタを茹でる時はアルデンテがいいから袋に書いてある時間より短めで茹でるのよね？と思うかもしれませんが、マカロニサラダの場合は、袋に書いてある茹で時間の2倍でマカロニを茹でてください。そうすると時間が経ってもモチモチの弾力のある、プルプル食感のマカロニサラダになります。

市販のマカロニサラダは次の日でもしっとり美味しいのに、家で作るマカロニサラダは時間が経つとボソボソする…そんな悩みは、マカロニを茹で上がった時の工程で解決しますよ。茹で上がったマカロニはすぐに冷水にさらし、冷やしてください！目安は袋に書いてある茹で時間の3倍です。そうすることでマカロニの硬さをちょうどよく保つことができるのです。また、マヨネーズの分離を防ぐこともできます。

その後、加糖ヨールグルトまたは加熱して冷ました牛乳を少々入れると格段に美味しさがアップします。これはマカロニのでんぷんを柔らかく保ってくれる効果があります。旨味のあるまろやかな美味しいマカロニサラダになりますよ。これで時間が経っても美味しいマカロニサラダが出来ます！

冷水にさらしたマカロニは水気をしっかり切り、オリーブオイルを回しかけて全体をコーティングしてください。そうすることでマカロニ同士がくっつくことを防ぎ、さらにはマヨネーズが絡まりやすくなり、しっとりした美味しいマカロニサラダになります。オリーブオイルがない場合はバターでも可能です。

マカロニサラダは大好きだけど、食べるために作るのって意外とめんどくさかったりしませんか？そんな方はたっぷり作り置きしておきましょう。マカロニサラダは日持ちするので、食べたい時にいつでも食べられますよ。

いっぱい作ったのはいいけど、いつまで冷蔵庫のマカロニサラダは食べられるの？と疑問になりますよね。中に入っている具にもよりますが、一般的には5〜7日間日持ちします。見た目や匂いが少しでも変だな〜って思った時は食べないでください。

マカロニサラダは冷凍できます。小分けにしてラップで包み、保存袋にできるだけ平らにして空気が入らないように入れてください。お弁当を作っている人は、お弁当用のカップに入れて一つづつ保存しておくととっても便利です。忙しい朝も冷凍庫から取り出して、お弁当箱に入れるだけで立派なおかずが一品できます。

冷凍したマカロニサラダの解凍方法は、自然解凍がオススメです。お弁当の場合、夏には保冷剤の効果もあって一石二鳥。お昼休みには食べ頃になっていますよ。夜ごはん用でしたら冷蔵庫に移してくださいね。

冷凍したマカロニサラダは、目安としては約1ヶ月間、日持ちします。マヨネーズには酢が入っているので、基本的に腐りにくく、日持ちがしやすいおかずなのです。

マカロニサラダには欠かせないきゅうりは水分が多いため、冷凍するのが難しい野菜のひとつです。そんなきゅうりも「基本のマカロニサラダの作り方」で言及した通り、塩もみしてしっかりと水分を切ることで、冷凍は可能となります。とは言っても多少水っぽくなるので、気になる方はきゅうりを避けて冷凍してください。

人気サラダのマカロニサラダ＋ポテトサラダが一緒になった、ポテトマカロニサラダはボリュームがあってとっても美味しいですよね。じゃがいもの固まりが多いポテトマカロニサラダは残念ながら冷凍できません。じゃがいもを冷凍すると中身がスカスカになってしまい、食感が悪くなってしまいます。冷凍する場合は細かくマッシュしたもので作ってくださいね。

沢山作りすぎてしまったし、5日も日持ちするし、明日も明後日もマカロニサラダを食卓に出すわ。という奥様、ちょっと待ってください！いくら日持ちして美味しいとはいえ、毎日の献立に出てくると、またマカロニサラダ？って言われちゃうかもしれません。そんな時はマカロニサラダをリメイクしてみてください。わざと残してでも作りたくなるようなマカロニサラダのリメイク料理を厳選して紹介します。

残り物のマカロニサラダでグラタンを作りましょう。グラタン皿に残り物のマカロニサラダ、ホワイトソース、ピザ用チーズとパン粉を振りかけて美味しそうな焼き色がつくまで焼いたら完成です。お好みでブロッコリーや、茹でてスライスしたじゃがいもなどを足すと、見た目にも色鮮やかでお腹いっぱいになる豪華な献立になります。

時間がない時はポタージュスープの素で簡単に濃厚なホワイトソースが作れます。その場合、カップスープの素はお湯ではなく温めた牛乳で溶かしてくださいね。濃いめに作って、味をみながら牛乳を足していってください。このグラタン、実は和風の献立にも合います。ホワイトソースに、味噌と顆粒出汁を加えるだけです。味噌とクリーミーなホワイトソースって意外に合うんですよね。

グラタン皿の代わりに、トマトの中をくり抜いて作るトマトカップや、パプリカの上部をカットし種を除いたパプリカカップに詰めて焼くと、お店で出てくるようなおしゃれな献立になります！突然の来客でも、残り物のマカロニサラダがあれば、盛り付けと少しの手間だけであっと言わせちゃうおもてなしレシピですね。

美味しいのにとっても簡単なリメイクレシピです。残り物のマカロニサラダを食パンに乗せ、マヨネーズとスライスチーズを乗せて焼くだけで、美味しいマカロニサラダのトーストの出来上がりです。食べる時にタバスコを少しふりかけるとピザ風になりオススメです。マヨネーズが香ばしく焼けた香りがたまりません！朝の食パンのレパートリーに加えてみてください。

卵を乗せて焼いたり、ほうれん草・ブロッコリーなどの野菜を乗せて焼くのもオススメです。栄養バランスがよくなるのでマカロニサラダトースト1枚で栄養が十分取れますよ。

甘めの味付けのマカロニサラダが余った時にオススメの、サンドウィッチレシピです。パンは軽くトーストし、バターとマヨネーズを塗ります。レタスと残り物のマカロニサラダを詰めて挟めば出来上がり！コンビーフや茹で卵のスライスを入れるとより美味しくボリュームがアップしますよ。甘めのマカロニサラダと、甘みのあるパンがマッチし、とっても優しい味わいになります。ランチの献立にぴったりですね。

簡単！ホットケーキミックスで作れる、残り物のマカロニサラダでなんちゃって惣菜パンレシピです。ホットケーキミックスに水を加え、ひとまとめにしたら、アルミカップの上に丸めて潰した生地を乗せます。残り物のマカロニサラダを乗せて、マヨネーズ・ケチャップなど、お好みの調味料をかけ、生地がぷっくり膨れてくるまでトースターで5分ほど焼くだけです。

一口サイズで可愛いマカロニサラダの惣菜パンは、お子さんと一緒に作っても楽しいですね。

昨日のマカロニサラダが残っていて、今日の献立が決まらなかったらコレ！メイン料理になる、マカロニサラダコロッケにリメイクしましょう。残り物のマカロニサラダをフードプロセッサーなどで細かくします。小麦粉を適量加えて混ぜ、コロッケの形に整えます。小麦粉、卵、パン粉をつけ、170度の油で揚げればマカロニサラダコロッケの完成です。

たっぷりのマヨネーズで和えたマカロニサラダが、クリームのようにトロ〜リとして美味しいですよ。

残り物のマカロニサラダにケチャップを足して、子供がパクパク食べられるナポリタン風にリメイクします。玉ねぎは薄くスライスし、ウインナーは小さく切ります。フライパンに油を入れ、玉ねぎが透明になりしんなりするまで炒め、その後にウインナーを入れて更に炒めます。残り物のマカロニサラダを加え、ケチャップと塩コショウで味を整えます。大人用でしたら最後にタバスコで味を引き締めると美味しいですよ。

ケチャップ味のマカロニサラダはお弁当にぴったりです。お弁当用に小分けにして冷凍しておくのもオススメです。

残り物のマカロニサラダでほっこり温まるスープが出来ます。牛乳と生クリーム、コンソメスープの素を鍋に入れて温めます。温まったらマカロニサラダを入れ、水溶き片栗粉でとろみを付けてスープ皿に盛り付けます。ブラックペッパーを振りかけたら完成です。生クリーム入りなので、濃厚でコクのあるスープに仕上がります。朝ごはんにパッと作れる、オススメレシピです。

もっとヘルシーに飲みたいと思ったら、牛乳を豆乳に、生クリームは入れないで作ってください。さっぱりした口当たりになりますが、美味しくいただけます。豆乳はビタミン類、イソフラボン、タンパク質などの栄養が豊富なので、朝に飲んで栄養チャージしてみてはいかがでしょうか？

春巻きの皮に、残り物のマカロニサラダとお好みの好きな具材を入れ、水溶き小麦粉を糊にして包みます。閉じ目を下にし、160度前後の油でじっくり揚げ、美味しそうなきつね色にカラッと揚がったら出来上がりです。ケチャップやソースなどをつけながら召し上がってくださいね。外はサクッ、中は熱々のマカロニサラだがトロリと出てきて美味しいです。中のマカロニサラダは必ず冷たいものを使ってください。春巻きの皮が破れにくくなります。

マカロニサラダと一緒に入れる具材はとろけるチーズや甘辛く炒めた牛肉、海老など何でもオッケー！もちろんマカロニサラダ単体でも美味しくいただけます。

残り物のマカロニサラダがスパニッシュオムレツ風に変身します。卵、生クリーム、マヨネーズ、塩コショウで卵液を作ります。熱したフライパンにオリーブオイルを敷き、マカロニサラダを軽く炒め、その後卵液を入れてじっくり火を通します。ツナやブロッコリーを入れたら旨味も栄養価も増し、更に美味しいオムレツになります。献立にあと一品足したい時にちょうどいいボリューム感です。

ランチやおやつの献立にいかがですか？残り物のマカロニサラダで簡単パイにリメイクします。オーブンは180度に予熱、冷凍パイシート2枚を常温に戻しておきます。1枚のパイシートを1/3にカットし、真ん中にマカロニサラダを乗せます。もう1枚のカットしたパイシートはそれぞれ真ん中に何本か切り込みを入れ、上にかぶせます。縁をフォークで押してしっかりとくっつけて、卵黄と水を混ぜた液を全体にまんべんなく塗り、180度のオーブンで15分焼いたら出来上がりです。

サクサクのパイ生地とマカロニサラダの相性は最高です。マカロニサラダの入れすぎには注意してくださいね。入れすぎると縁がくっつきにくくなって焼いている間に漏れてしまいます。

今日の献立はコレに決まり！びっくり斬新なマカロニサラダを炒めるというリメイクレシピです。ひき肉をフライパンで炒め、もやしを加えてガーリックパウダー、ケチャップ、ウスターソース、中濃ソースで味付けします。そこに残り物のマカロニサラダを入れ、馴染ませたら主役級のおかずの出来上がりです。残り物のマカロニサラダがメイン料理になる献立なんて驚きですね。濃いめの味が美味しく、ご飯が進みますよ。

マカロニサラダの基本レシピから、残り物のマカロニサラダが美味しく食べられるリメイクレシピを紹介しましたがいかがでしたか？献立の定番おかず、マカロニサラダがこんなにリメイクできるとはびっくりですよね。日持ちがきく、更に冷凍保存もできるマカロニサラダを沢山作って、飽きずにリメイクして、いつもとは違った献立に大変身させて美味しくいただきましょう。