2022年01月31日公開
2024年11月18日更新
チョコパイ(ロッテ)が小さくなったのは本当?理由を徹底解説!
ロッテのチョコパイが小さくなったという話は本当か、その真相を調べてまとめました。チョコパイのサイズの変遷や、小さくなった理由について説明します。本格的なチョコレートケーキなど、チョコパイを使って作れるお菓子レシピも紹介します。
目次
チョコパイのサイズが小さくなったのは本当?
昔から愛され続けているロッテのチョコパイですが、以前よりサイズが小さくなったと感じることはありませんか?
本記事では、チョコパイが本当に小さくなったのか調べてまとめました。チョコパイを美味しく食べられるレシピも紹介しているので、一度目を通してみて下さい。
チョコパイが小さくなったのか検証
小さくなったと感じる人が多い
最近はSNSの発達によって、商品の口コミ情報が昔より得やすくなりました。ロッテのチョコパイの口コミも多く存在しますが、「以前より小さくなった」という声が多数見られます。
気のせいかと自分の記憶を探っている人もいれば、確実に小さくなったと確信している人も多くいるようです。
小さくなったと感じた人の口コミ
ねぇ…またチョコパイ小さくなったよね?
— Picco🍷 (@pleinryoco) July 9, 2021
ミニサイズ買っちゃったかと思ったんだけど普通サイズだった。 pic.twitter.com/6rVLLZnoZR
濃いめのコーヒーをいれてチョコパイをもぐもぐ。
— aqua (@aquajewel44) July 10, 2020
チョコパイも小さくなったしチョコの量も減った気がする・・なんだか世知辛い世の中だわ・・・ pic.twitter.com/0GkxZsiCLD
気のせいかも知らんけど、チョコパイ小さくなった⁉️
— 社畜ピアノ@1000時間突破‼️ (@masa00167581) October 22, 2020
内容量の変遷
2012年8月まで | 33g×6個 |
2012年9月以降 | 32g×6個 |
2019年以降 | 31g×6個 |
チョコパイの実際の内容量の変遷を見てみると、確かに昔よりも量が減っています。1箱に入っている個数は変わらないのですが、チョコパイ1個当たりの量はグラム単位で減っているようです。
ただ、そこまで大幅に減量されているわけではないので、消費者が感じているほどには小さくなっていないのも事実です。
パーティーパックも小さい・個数が少なくなっている
2000年 | 33g×11個 |
2006年以降 | 33g×10個 |
2008年以降 | 33g×9個 |
2012年以降 | 32g×9個 |
2019年以降 | 31g×9個 |
ロッテのチョコパイには、パーティーパックという大袋タイプの商品もあります。こちらの内容量の変遷を見てみると、時代とともに個数とグラム数が少しずつ減っています。
2000年と比較してみると2019年以降は3個も減少しており、通常商品よりも実質的な値上がり率は高くなります。ただ、1個当たりの重量は通常商品と同じで2gしか減っておらず、見た目の変化もそこまで大きくはありません。
チョコパイ以外に小さくなったお菓子
昔から販売されているロングセラー商品には、ロッテのチョコパイのように当初より小さくなったお菓子がいくつかあります。その中でも代表的なお菓子が、不二家が販売しているカントリーマアムです。
カントリーマアムのサイズダウンも1gだけと微量なものですが、やはり口コミでは「小さくなった」という声が多く見られます。
また、高級アイスとして知られるハーゲンダッツも、発売当初より小さくなった商品のひとつです。ハーゲンダッツは発売当初1個当たり120gでしたが、2014年の2月からは110gに減量されています。
チョコパイが小さくなった理由は?
メーカー側(ロッテ)がコストカットしている
お菓子業界では、ステルス値上げやシュリンクフレーションと呼ばれる手法が取られることがあります。商品価格はそのままで内容量だけを減らす方法で、これによりメーカー側はコストカットすることができるのです。
1個1個の減量は微々たるものでも、すべてを合わせれば相当な量になります。チョコレートやクリーム、小麦粉の使用量を減らすことで、メーカー側は原価をおさえることができるのです。
発売当初に子供だった人が大人になっている
チョコパイが小さくなったという口コミにの中には、チョコパイを食べるのが久しぶりである人からの投稿も多く見られます。こういう場合は、自分が大きくなったことでチョコパイが小さくなったと錯覚に陥っていることがあります。
子供からすると大きく感じるチョコパイも、大人が持ってみるとだいぶ小さく感じるものです。また、大人が食べると1個では満足できない大きさでもあるため、昔よりも小さくなったと思ってしまう人もいるようです。
スポンジの厚みがなくなっている
チョコパイが小さくなったと感じる一番の理由は、スポンジの厚みがなくなったことにあります。2012年にチョコパイの重量が1g減ったのと同時にスポンジもリニューアルされ、見るからに厚みがなくなってしまったのです。
直径の大きさは大して変わらないのですが、厚みがないことで「小さくなった」と感じる人が多く出てきてしまったようです。
商品値上げの影響も考えられる
チョコレートや小麦粉などは昔よりも原料価格が高くなり、お菓子メーカーも苦境に立たされることが少なくありません。原価が上がるたびに値上げをしていては売上が落ちてしまうため、苦肉の策として内容量を減らすようにしたのだと考えられます。
チョコパイを美味しく食べられるおすすめレシピ
濃厚チョコレートケーキ
【材料】
- チョコパイ 5個
- チョコレートアイス 60g
- チョコレート 100g
【作り方】
- チョコパイとアイスを耐熱容器に入れて、レンジで30秒〜1分加熱します。
- 1をよく混ぜ、型に流し入れて平らにならします。
- 2を500wのレンジで2〜3分加熱します。
- 加熱したら粗熱を取り、冷蔵庫で1〜2時間冷やします。
- チョコレートを細かく割り、500wのレンジで1〜2分加熱してよく混ぜます。
- 5の粗熱を取り、4の全体に流しかけます。
- 6を冷蔵庫で30分ほど冷やしたら完成です。
チョコパイとアイスの2つの材料だけで簡単に作れる、濃厚なチョコレートケーキのレシピです。電子レンジで加熱するだけで作れるので、お菓子作りが苦手な人でも気軽に挑戦できます。
チョコレートでコーティングしなくても食べられますが、コーティングしたほうがより本格的なケーキに仕上がります。
チョコパイトリュフ
バレンタインのプレゼントにも使える、チョコパイトリュフを紹介します。中にナッツを入れることで食感が変わるので、食べ飽きてしまったチョコパイでも新鮮な気持ちで食べられます。ナッツだけでなく、ドライフルーツなどお好みの食材でアレンジしても良いでしょう。
バナナチョコパイ
チョコパイにバナナを挟むだけで作れる、簡単なアレンジレシピです。チョコパイは一度冷蔵庫で冷やすことで、上の部分が手で簡単に外せるようになります。
バナナだけで手軽なおやつにしても良いですし、いちどなどを挟んで豪華なケーキ風に仕上げることもできます。甘党な人は、バナナと一緒に生クリームやはちみつを加えても良いでしょう。
チョコパイのサイズは小さくなっていた
ロッテのチョコパイは以前より内容量は減っていますが、それほど大きな変化はありません。それにも関わらず「小さくなった」と感じる人が多いのは、スポンジの厚みなどに理由があります。
リニューアルには内容量が減るというデメリットだけでなく、さらに美味しさがアップするというメリットもあります。久しぶりにチョコパイを食べるときは大きさの変化だけでなく、味の変化にも注目してみましょう。