2021年06月23日公開
2024年11月12日更新
パフェは英語ではなくフランス語!サンデーとの違いもリサーチ!
パフェが英語ではない理由について紹介していきます。英語と思われがちなパフェと語源といわれている、フランス語のパルフェの意味をまとめました。また、パフェのスペルやサンデーとの違いについても掲載しています。
パフェが英語ではない理由やサンデーとの違いを解説!
広島県尾道駅から徒歩15分ほどにあるお店「cafeしましま」の、期間限定の「紫陽花パフェ」と、プリンが丸ごとのった「プリンパフェ」✨ pic.twitter.com/8uvBHAREQt
— 極上のスイーツ (@sweetroad5) June 20, 2021
喫茶店やファミリーレストランなどで注文されることが多いパフェですが、多くの人が英語と認識しています。本記事では、パフェが英語ではない理由と語源であるフランス語のパルフェの意味について紹介していきます。
また、パフェのスペルやサンデーとの違いについても掲載しているので、ぜひ新たな知識として役立ててください。
パフェが英語ではないといわれる意味
まずは、英語ではないとされている理由と意味について紹介していきます。また、英語で書く際のスペルや語源のパルフェについても掲載しています。さらに、イギリスでの呼び方についても載せているので、呼び名が気になる場合に役立ててください。
パフェの語源はフランス語の「パルフェ」
【Bistro NOHGA's NEW MENU】
— NOHGA HOTEL UENO TOKYO (@nohgahotel_ueno) February 26, 2019
Bistro NOHGA ではイチゴをふんだんに使用したデザート&ドリンクを3月限定でご提供いたします。
見た目にも楽しいパフェや、フランスの冷菓「パルフェ」をサンドしたマカロンなど、他では味わえない逸品をご用意。
一足早い春を、Bistro NOHGA にて是非お楽しみ下さい。 pic.twitter.com/7l9pxmgtl8
パフェの語源は、フランス語で「完全な」という意味があるparfait(パルフェ)からきたといわれています。さまざまな食材を使っても風味がよく、冷たいのど越しが完璧ということから、パーフェクト・アイスクリームが略され、現在の呼び方になったとされています。
パフェの英語でのスペル・発音は?
キノトヤのオムパフェ。
— こぺる (@coperu100) October 28, 2019
オムパフェのスペル見て気付いたんだけど、日本語のパフェは、フランス語の「Parfait」が語源。
この単語は英語のパーフェクトと同じ。
要は、「完璧」なスイーツということ。 pic.twitter.com/kaasPGYmyw
フランスで生まれたとされているデザートですが、英語圏の国でもparfait(パルフェ)として定着しています。また、日本語のパフェと発音はほとんど同じなため、英語圏のお店で発音しても通じるようです。
イギリスでのパフェの呼び方
【イギリス英語】日本では多分、パフェとか、アイスクリームパフェとかよばれると思うんですが、英国では何とよぶと思いますか?
— Ryohei KAWAI 川合亮平 (@ryoheikawai) March 4, 2018
正解は、Knickerbocker glory(ニッカボッカ・グローリー)。
知らなければ、メニューのKnickerbocker gloryという文字を見て、
パフェは、まず想像できない。 pic.twitter.com/21ELf8nxWU
イギリスのパフェは、knickerbocker glory(ニッカボッカ・グローリー)と呼ばれています。あまり聞きなれない単語ですが、ニッカボッカ・グローリーは1930年代の時に作られたデザートといわれています。当時はアイスクリームが高級品だったため、社交界デビューを果たした子供に振舞っていたデザートだそうです。
また、過去には若い女の子たちの間でニッカボッカと呼ばれている長い靴下が流行っていたしまた。そして、伝統的な白と赤のストライプにデザインが似ていることから、ニッカボッカ・グローリーと呼ばれるようになったそうです。
パフェとサンデーの違い
次は、サンデーとの違いについて紹介していきます。同じようにアイスクリームやフルーツ、フルーツソースなどを使って作られるデザートですが、なぜ呼び名が違うのでしょうか。
サンデーとの大きな違いは発祥地
本日6月28日はパフェの日なんですってよ奥様(・ω・)!
— うさぎのしっぽ。🌲🐇🐈🐿🌲 (@usa_Neco_ris_87) June 27, 2018
1950年の6月28に日本野球界初のパーフェクトゲームが達成された記念日だそうで(思ってたんと違う)
因みにパフェはフランス発祥のデザートでサンデーはアメリカ発祥のデザートだそうでパフェの方が豪華なのかと思ったら言い方が違うだけらしい... pic.twitter.com/zyn1iR3h2m
同じような食材で作られる、サンデーとの大きな違いは発祥地です。サンデーはアメリカ発祥のデザートで綴りはsundae(サンデー)となっています。語源には諸説ありますが、アメリカのアイスクリームショップでアイスにチョコレートソースをかけて発売されていました。
そして、チョコレートソースをかけたアイスクリームの評判は良く、日曜日限定で販売されていたことからサンデーと名付けられたといわれています。さらに、元の綴りはsanday(サンデー)でしたが、キリストの安息日である日曜を商品名にすることに反対した人も多く、綴りを現在のものに変更したともいわれています。
また、何層にも重ねて作られるパフェとは違い、サンデーはチョコレートソースなどをトッピングしたシンプルなデザートの場合が多いです。
日本におけるパフェとサンデーとの違い
フレンドのサンデーは底が細いグラス状の器ですが、
— ともなが (@tmng_777) November 10, 2019
みかづきのサンデー類は底が平たい器が使われています。
意図的に差別化してるのかは分かりませんが面白いですね。 pic.twitter.com/uEXSQF9aBA
日本のファミリーレストランなどでは、両方がメニューに書いてあることも多いです。しかし、両方とも材料は生クリームやアイス、フルーツなどが使われています。日本におけるサンデーとの違いはどこなのでしょうか?
材料などの見た目ではほとんど同じデザートですが、1つ違いを挙げるなら器の形です。パフェは細長いグラスに盛られていることが多いデザートとなっています。対して、サンデーは低くて丸いグラスや器に盛られている商品が多いです。
ただし、お店によっては逆になる場合もあるため、違いといっても非常に曖昧になっています。
パフェは英語ではなくフランス語がルーツ!
“シメパフェ”が楽しめる「喫茶 Largo」阪急うめだ本店に、ショートケーキ風パフェなど - https://t.co/9UPYr3sBrW pic.twitter.com/1h6wRjK2Ah
— Fashion Press (@fashionpressnet) June 21, 2021
パフェは英語ではなく、フランス語が語源といわれています。また、イギリスではニッカボッカ・グローリーとまったく違った呼び名が存在します。さらに、同じような食材を使った作られているサンデーとは、発祥地の違いがあるものの日本における違いはそこまでありません。
ぜひ、ファミリーレストランなどでデザートを注文する際の知識として役立ててください。